「帰っちゃったね、静流さん」
「あぁ」
「お義兄ちゃん、もっといっぱいエッチしたかったんでしょ?」
「変なこと言うなよ」
一夜明けた天江家のリビングで、輝男と瑠奈が会話を交わす。
昨晩、家に泊まり、さっき帰ったばかりの静流について話をしていたのだ。
「ところで、お前、あの娘たちとは上手くやってるか?」
「あの娘たちって?」
「この前、うちに泊まってた純ちゃんと七瀬ちゃんだよ」
「あぁ、純と七瀬ね。ちゃんと仲良くやってるわよ」
「本当か? あの時、色々と大変だったからな」
輝男はそう言いながら、瑠奈の同級生にして友人である純、七瀬とセックスに及び、その件で瑠奈が怒りを爆発させた時のことを思い出す。
とっくに過ぎたこととはいえ、未だに輝男の心にしこりとして残っている。
純、七瀬とのセックスを思い出し、気まずい顔を見せる輝男に、瑠奈は平素の表情を見せる。
「あの時は、アタシも思わず腹を立てたけど、でも、考えてみれば、アタシの方がアイツらよりお義兄ちゃんと一緒にいる時間が多いから。
お義兄ちゃんの件に限って言えば、アタシの方が俄然、優位なわけだから、ここはアタシが余裕を見せなくちゃね」
そこまで言うと、瑠奈の表情は自信に満ちた笑みに変わっていた。
そんな瑠奈を見ると、輝男は思わず呆れ顔でため息を付く。
「お前、何か、色々と勘違いしてるな……」
「え? それってどういうこと?」
「野暮なこと言わせるな」
輝男はそう言うと、一人、リビングを出て行く。
去り際の輝男の言葉に、瑠奈はムッと頬を膨らませる。
「何よもう、お義兄ちゃんったら……!」
輝男のつれない態度に瑠奈が腹を立てると、
「まぁまぁ、輝男さんだって別に悪気があって言ったわけじゃ無いから」
後ろから、真純がやんわりとなだめるように言葉をかける。
すると、瑠奈はすかさず後ろを振り返り、真純とまっすぐに向き合う。
「そんなこと、わかってるわよ。でも……」
そう言うと、瑠奈は寂しそうに表情を曇らせる。
「最近のお義兄ちゃん、何だかアタシに冷たいの……
他の女の子たちとばっかり相手して、アタシのこと、全然、構ってくれない……」
暗くうつむきながら、瑠奈が寂しそうにつぶやく。
純、七瀬、そして、静流…と、自分以外の少女と立て続けにセックスをする義兄を見て、疎外感を抱いているのだ。
真純は、妙な寂しさを抱える瑠奈を柔和な笑みで見つめる。
そして、肩に手を当て、優しく頭を撫でる。
「別に、お義兄さんは瑠奈のことを嫌いになったわけじゃないのよ。
むしろ、瑠奈が好きだからこそ、あえて瑠奈と事に及ぼうとしないだけだから」
「どうして?」
「大事な家族、可愛い義妹(いもうと)だから…よ」
「そんな……。大事な家族だと思ってるなら、なおさら……」
「瑠奈もお義兄さんのことが好きなら、お義兄さんの気持ちもわかってあげて」
優しく語りかける真純に、瑠奈はこれ以上、言い返せない。
義兄への強い思慕に変わりはないが、近親相姦に及ぶことの危険性に対する理解が瑠奈の反論をさえぎっている。
ダメだとわかっていても…否、ダメだとわかっているからこそ、却って気持ちを爆発させ、事に及んでしまう。
容易には解消できないジレンマを抱える瑠奈を、真純は静かに見つめ続ける。
◇ ◇ ◇
「あー、やっと終わった」
とある私室で、私服姿の少女が嬉しそうに声を上げる。
テーブルの上には、参考書や問題集と思しき書籍が広げられている。
テーブルを挟んだ真向かいで、輝男がホッと安堵の吐息を漏らす。
「やっと、ギリギリで間に合ったな」
「うん。今回の課題、いつにも増して難しかったから、もうダメかと思った」
私服姿の少女――すなわち桜月は、安堵の表情を見せながら輝男に言い返す。
二人はついさっきまで、桜月の自室で夏休みの課題を片付けていたところだ。
ようやく課題を終え、安堵と満喫に表情をほころばせる。
ふと、桜月がすぐ傍の机の上にあるデジタル式の時計を見る。
「あ、もうこんな時間」
桜月はそう言いながら腰を上げた。
時計は“PM.0:25”と時刻を表示している。
「ちょっと待ってて、今、お昼ご飯作るから」
桜月はそう言うと、輝男を残して、一人、部屋を出た。
三十分後――
輝男と桜月はリビングで向き合っていた。
テーブルを挟みながら昼食を食べている。
テーブルには、コーンポタージュクリームを添えたスパゲッティが皿の上に盛られている。
その横には、ホットドッグを二個載せた皿が置いてある。
「どうかな? チャチャッとやった程度のものだけど」
「うん、美味しいよ。スパゲッティもちゃんと火が通っているし、クリームもまろやかで」
「よかったぁ、喜んでもらえて」
桜月は笑みをこぼすと、自ら作ったメニューを口にする。
十分ほど経った後――
テーブルに置かれていた皿はすべて空となった。
「あぁ、美味しかった。ごちそうさま」
昼食を食べ終えた輝男が、桜月に言葉をかける。
一呼吸、間を置いた後、今度は桜月が輝男に声をかける。
「ねぇ、輝男君、バイトの方はどうしたの? もう、終わっちゃった?」
「それが……マスターに頼まれて、もう少しほど続けることにしたよ。
学校が休みの日だけなんだけどね」
「私はもう終わったわ」
桜月がそう言うと、リビングを沈黙が覆う。
わずかの間の沈黙の後、再び桜月が口を開く。
「もう、終わりだね、夏休み」
「あぁ、今年は特に色々なことがあったな……」
「そうね……色々とあったもんね……」
桜月は一見、しみじみとしつつも、どこか皮肉めいた調子で相槌を打つ。
今の桜月の一言に、輝男は思わず困惑したかのような顔を見せる。
「何だよ、その言い方」
輝男がため息交じりに言葉を返すと、
「輝男君、女の子にモテモテなのは私も承知してたけど……
さすがに今年の夏休みは、ちょっとモテ過ぎだったんじゃないかな……と」
桜月は半ば、面白くなさそうな顔で輝男に言い返す。
小春、静流…と、この夏休みで輝男が出会った少女たちのことを思い出し、自ずと嫉妬の念をさらけ出してしまう。
輝男はすぐに、桜月が多少なりとも嫉妬していることに気付く。
「君の気持ちもよくわかるよ。
でも、俺も、あの娘たちが俺のことを慕ってくるのをどうしても拒むことができなくて……
それに、この夏休みが終われば、彼女たちとも今までのようにはいかなくなるから……」
輝男は申し訳なさそうに、弁明めいた言葉を桜月にかける。
桜月は輝男の今の言葉に黙って耳を傾ける。
「彼女たちとは、余程の機会がなければ、中々、一緒になれないけど……
君の場合は、学校も一緒だから、状況が許せばいつでも……」
輝男がそこまで言うと、桜月は思わず顔を赤らめる。
「ヤダ、もう、輝男君たら、わざわざそんなことを言わなくても」
桜月が恥ずかしそうに言い返すと、
「だって、中々、俺が相手をしてくれないのが寂しかったんじゃないのか?」
輝男は率直に、桜月が抱えているであろう思いを本人に代わって言う。
すると、桜月は恥じらいに顔を赤らめながら、すっと席を立った。
輝男もまた席を立つと、桜月の方へ歩み寄る。
輝男が間近にまで迫って来ると、桜月はそっと輝男の体に抱き寄せる。
そのまま輝男の胸に顔をうずめると、
「……ねぇ……シてもいいかな……?」
消え入るような声で、輝男に事を申し出る。
桜月の今の申し出に、輝男は唖然として言葉を失う。
しかし、桜月は構わずそのまま言葉を続ける。
「明日からまた学校が始まるけど……でも、それまでもう我慢できない……
私……輝男君が他の女の子たちを抱いていた時も、ずっと我慢してたんだから……」
桜月がそこまで言うと、輝男は何も言わず桜月の体をそっと抱き締める。
自分を強く求める同級生の少女に優しい抱擁で応じる。
そのまましばらくの間、リビングを静寂が覆う……
◇ ◇ ◇
輝男と桜月は、再び、桜月の自室に入った。
夏休み最終日の日中。
家には二人の他には誰もいない。
桜月の父親も母親も、今は仕事で家を空けている。
他に誰もいない静寂の中、輝男と桜月はキスを交わす。
何度か唇を重ねた後、舌先を絡ませ合う。
唾液が跳ねるような音が小さく聞こえ、
「うぅ……んん……」
かすかなうめき声が、絡み合う舌先から漏れる。
輝男はディープキスを続けながら、桜月の背中に両腕を回す。
そして、右手を下の方へ這わせると、デニムの短パンに覆われた桜月の美尻を撫で始める。
「うぅっ……」
尻の方から生じる異様な感触に、桜月は舌を絡ませ合いながらビクンとうめく。
輝男は構わず、短パン越しに桜月の尻を撫で続ける。
デニムの質感とその下から感じる柔らかな肉感が、輝男の右手のひらに伝わる。
やがて、輝男と桜月はディープキスをやめた。
二人の間をつなぐ唾液の糸があえなく千切れると、
「ヤダ、もう……輝男君……ったら……」
桜月は頬をほんのりと赤らめ、恥ずかしそうに声をかける。
輝男は恥ずかしそうな表情で顔を赤らめる桜月を見ると、
「お尻触っただけでこんなに感じちゃうなんて……」
クスッと笑いながら、からかう半分に言葉をかける。
輝男の今の言葉に、桜月は頬を赤らめながらムスッと不機嫌な顔を見せる。
「もう……意地悪……」
可愛らしくもすねたような一言を返す桜月。
すると、輝男は再びキスをしながら、彼女をすぐ横にあるベッドの上にそっと押し倒す。
桜月を押し倒しながら、彼女が着ていたTシャツを脱がせる。
Tシャツの下から、細く引き締まった色白の体と、Cカップはあろう左右のふくらみを覆う白と緑のストライプのブラジャーが姿を現す。
輝男の左右の手が、桜月の胸をブラジャー越しに揉みしだく。
「あぁっ……んぁ……」
輝男の愛撫に、桜月はかすかに喘ぐ。
輝男は二、三回、ブラジャー越しの愛撫を繰り返す。
ブラジャーの質感とその下にある柔らかな肉感を、両方の手のひらで感じ取る。
すると、輝男はブラジャーのカップを上の方へずらし上げた。
ブラジャーの下から、形よいCカップバストがプルンと弾み出る。
輝男は裸の胸を直に揉みながら、胸先を口に含む。
「あっ、あんっ……」
胸先から来る刺激に、桜月はビクンとのけ反りながら喘ぐ。
輝男は裸の胸を揉み続けながら、左右の胸先を舐め回し、指でこねくり回す。
「うぅっ……ヤ、ヤダ……」
執拗に胸先を責める輝男に、桜月は体に電流が流れたかのように身悶え、苦悶に喘ぐ。
輝男は桜月の喘ぎに耳を傾けながら、彼女の胸を愛撫し続ける。
やがて、桜月の胸元に顔をうずめると、赤ん坊のように桜月の胸先の小さな蕾に吸い付くと、
「あっ、あぁ……ハァ、ハァ……」
桜月はのけ反りながら、切なそうな喘ぎと荒い吐息を交互に繰り返す。
桜月の表情は、恍惚の度合いを増しながらも、安らかな雰囲気をかもし出す。
愛しい男が自分の胸を愛撫し、赤ん坊のように甘えようとする様に感じ入っているのだろう。
顔を横向きにさせ、かすかに吐息を繰り返すと、
(輝男君……私のオッパイを貪ってる……でも……とても気持ちいい……)
心の中で恍惚の念を漏らす。
しかし、次の瞬間、輝男は桜月の胸元から顔を離す。
輝男から解放された桜月の胸先は、左右とも先端の蕾が固く突っ立っている。
美乳自体も、熱を帯びたかのようにほんのりと桜色に染まっている。
桜月は胸先を貪る感触が失せたことに気付き、真正面を見上げる。
自分を見下ろす輝男の姿を認めると、細い片手を差し伸ばす。
桜月の手は、輝男のジーンズ越しに彼の股を撫でさする。
「お、おい、桜月……」
「輝男君ばかりズルい……私にも……させて……」
すがり付くような形相を赤らめ、乞うような瞳を震わせながらそっと言葉をかける。
輝男は、桜月の今の言葉に何も言い返さない。
彼女が言わんとしていることをすぐに理解したかのようである。
ベッドの上や床に、Tシャツやジーンズ、短パン、そして、下着が無造作に脱ぎ散らかされている。
輝男は今、生まれたままの姿でベッドの上に仰向けになって寝そべっている。
彼のすぐ目の前には、プリッとした肉付きの美尻が突き付けられている。
輝男はすぐに美尻に顔をうずめ、真ん中に見える秘裂に舌を這わせる。
一方、輝男の股の方では、輝男と同様、生まれたままの姿をさらす桜月が、輝男の股から突き出る陰茎の先端にチュッとキスをした。
すぐに口を開け、陰茎をゆっくりとくわえ込む。
同時に、輝男の舌が桜月の秘裂を隈なく舐め回す。
背後から来るみだらな刺激をまぎらすかのように、桜月は輝男の陰茎をしゃぶり始める。
上下にゆっくりと口を動かす桜月。
生温かい口腔が陰茎に触れる感触が、美尻で視界をふさがれた輝男の神経を直撃する。
股の方から来る刺激を感じ取りながらも、桜月の大事なところを貪り続ける。
桜月もまた、輝男自身を貪るフェラチオの動きをペースアップさせると、
「んっ、んんぅ……んむっ、んうぅっ……んん……」
甘くくぐもった声を、陰茎でふさがれた口元から漏らす。
桜月の艶やかなうめき声を聞き入っていると、輝男は桜月の中から漂う芳醇なメスのにおいを嗅ぎ取った。
鼻をつくようなにおいを嗅ぐと、輝男の舌が水か蜜かわからないような液体を舐め取った。
奥から染み出て来た愛液は、少しずつ桜月の肉の花弁、そして秘裂を潤っていく。
輝男は桜月の愛液を舐め取ろうと、回すようにして舌を動かし続ける。
ざらつく舌の感触が懸命に動く様に、
「んんっ……んぐっ……!」
桜月は陰茎をくわえたまま、ビクッと驚いたかのようにうめく。
それでも、何も無かったかのようにフェラチオを再開する。
唾液が跳ねるような水音と、
「んぐ、んぐ、んんっ、んうぅっ、んぐっ……!」
トーンアップする艶やかなうめき声が、桜月の口元から漏れ出る。
フェラチオがもたらすみだらな二重奏は、輝男の神経に少なからぬ刺激をもたらす。
輝男自身は、桜月の口内で固く、大きさを増していく。
輝男自身が充血するのと同じように、桜月の中から漏れ出る蜜はまったく途切れない。
輝男の舌は桜月の蜜を舐め尽くそうとするが、表面を舐め回し、内側までほじくるかのような舌の動きは、却って、流れ出る蜜の量をいたずらに増していくだけだ。
(ダメだ、このままじゃキリがない。それに……)
ようやく、輝男は自らが行なっている行為の無意味さに気付く。
すると、
「プハァッ……」
桜月はもう我慢できないと言った様子で、輝男の陰茎を口から離した。
荒く息を吐く桜月の視線の先には、固さと大きさを増した剛直が、天を向くように反り返っていた。
膨張しきった剛直に、息詰まるような感覚を覚え、耐えきれずに口を離したのだろう。
「もう、こんなに大きくなっちゃって……」
ほんのりと頬を赤らめながら、嬉しそうな笑みを浮かべて、輝男の剛直を見つめる。
桜月はペロッと舌を出すと、剛直の表面を上から下、下から上…という風に、筋に沿うようにして舌を這わせる。
桜月の舌の動きに、輝男は彼女の秘裂から顔を離す。
輝男の責めから解放された秘裂は蜜で濡れぼそり、芳醇なメスのにおいを漂わせながら引くついている。
「桜月……」
輝男がそっと呼びかけると、桜月は舌で舐め回す行為をやめた。
自らが貪った剛直を優しく握りながら、後ろにいる輝男の方を振り返る。
「どうしたい? このまま続ける? それとも……」
クスッとほほ笑みながら、輝男に問いかける桜月。
しばらくの間、ご無沙汰だったせいか、すぐに事に及ぶ代わりに相手を焦らす策に出る。
お預けを食らったささやかな腹いせに、輝男は思わず呆れる。
「初めから答えがわかっているくせに……
このままの状態で終われば、お互い、気分が悪いのはわかっているだろ?」
「そうじゃなくて……他に言わなきゃならない言葉があるでしょ?」
桜月の今の言葉に、輝男は一瞬、沈黙すると、
「桜月……君と思いっきり……ヤりたい……!」
搾るような声で率直な思いを桜月にぶつける。
輝男の今の言葉に、桜月は笑みを浮かべながらうなずく。
桜月は生まれたままの姿でベッドの上に横たわっている。
仰向けの状態で寝そべりながら、膝立ちの体勢で見下ろす輝男を見つめる。
頬を赤らめ、乞うようなまなざしを震わせると、
「お願い……早く……来て……」
おずおずと股を開きながら、弱々しい声で懇願する。
輝男は、桜月の左右の太ももを開かせ、抑えると、濡れぼそった付け根に剛直をあてがう。
剛直の先端が秘裂に当たるぬめッとした感触に、
「あっ…」
桜月の口から自ずと声が上がる。
次の瞬間、輝男は剛直をゆっくりと差し込んで来た。
桜月はベッドのシーツをギュッとつかみ、のけ反り、身悶えながら、
「あっ、あぁ……!」
声を震わせて、愛しい男を自分の中に受け入れようとする。
輝男はそのまま、桜月の中に向かってゆっくりと腰を進ませる。
そして、桜月の股座に向かって腰をぶつけると、
「あっ、あぁんっ!」
桜月は声を上げてビクンとのけ反った。
桜月の悲鳴を聞くと、輝男はゆっくりと律動を始めた。
輝男の律動に合わせるかのように、桜月はその身を前後に揺らし、
「あっ、あぁ、あんっ、んんっ、うっ、ハァッ、あぁっ、んぁあんっ……」
艶やかな喘ぎを繰り返し発する。
「桜月、どうだ? 久しぶりの俺は?」
輝男は腰を振り続けながら、桜月に呼びかける。
輝男の呼びかけに、桜月はうっすらと目を開ける。
「輝男君が……私の中でちゃんと動いてる……。優しくて…でも、激しくて……」
柔和な笑みを赤らめながら、嬉しそうに言葉を返す。
桜月の今の言葉に、輝男はキスで応じる。
桜月と指を絡ませながら左右の手を握り合わせると、前後運動を再開する。
さっきよりも動きをペースアップさせ、腰を桜月に向けて繰り返しぶつける。
「あっ、あぁんっ! あぁ、んんっ、ハァッ、ハァッ、うぅ……あぁんっ!」
輝男とギュッと手を握り締めながら、その身を大きく押され、けたたましく喘ぐ。
押されるように揺れる肢体の胸元で、色白で形良いCカップバストが絶えず揺れ続ける。
あどけない美貌も徐々に恍惚の度合いを増し、顔も素肌も赤みを帯びて来る。
「さ、桜月……締まってきてる……!」
輝男は腰を動かし続けながら、息を弾ませて独り言を言う。
前後運動を繰り返す輝男の剛直は、桜月のヴァギナが収縮を続けているのを身をもって痛感する。
加えて、内側から染み出る熱と愛液が律動を繰り返す輝男自身に絡み付く。
熱と愛液を潤滑油代わりにして、剛直はその動きを加速させる。
「うっ、うぅんっ! う、くぅっ……!」
桜月は輝男と手を握り合ったまま、のたうち回り、うめき声を上げる。
桜月の今のうめきは、苦痛なのか歓喜によるものか判別しかねる。
心なしか、輝男の手を握る握力が強まっているように感じられる。
「さ、桜月……痛くないか……?」
「ううん……。痛くない……むしろ、気持ちいい……」
恍惚とした調子で輝男に言葉を返すと、すぐにビクンとのけ反る。
「うぅっ……! す、すごい……。輝男君……あたしの中で……ますます大きくなって……」
うっすらと目元に涙をにじませながら、弱々しくも歓喜に満ちた声をかける。
桜月は、自分の中で輝男自身が更に固さと大きさを増していくのを痛感する。
ベッドの上で文字通りに横たわる桜月。
背後にある手が桜月の細く引き締まった左脚を上げさせ、開かれた隙間を男の両脚が交差させる。
桜月の両脚と組み合わさった男の腰が、桜月の股を強く叩く。
「あっ、あぁっ……!」
桜月は声を上げながら、ベッドのシーツをギュッとつかむ。
男の腰が叩き付けられると同時に、固く膨張した一物が、桜月の中を激しく行き来している。
「ど、どうだ? 桜月……!」
「うっ、うぅっ……! す、すごい……すごいよ……!」
いわゆる“松葉崩し”で犯している輝男からの呼びかけに、桜月は熱に浮かされたかのように言葉を返す。
輝男は荒く息を弾ませながら、桜月の中で自らを激しく行き来させる。
彼の引き締まった裸体は、熱を帯びたようにうっすらと赤らみ、絶えず、汗が噴き出ている。
汗を拭うのも忘れて、ますます狭まっていく同級生の生温かい感触を堪能する。
「て、輝男…君……もっと……もっと強く……!」
桜月は背後からその身を押されながら、熱に浮かされたかのようにみだらな懇願を口走る。
狭まるヴァギナと限界まで膨張する固い剛直の摩擦に、自ずと汗をにじませる。
歯を食いしばり、美乳を震わせながらも、苦痛や嫌悪を訴える声は決して上げない。
愛する男の激しい動きを当然のものとして受け入れようとする。
すると、輝男は桜月の左脚を下ろさせ、うつ伏せの体勢に変えると、そのまま腰を引き上げた。
荒く息を吐く桜月は、輝男が自分の体勢を変えたことにまだ気づいていない。
と、次の瞬間、輝男は勢いよく、桜月の美尻に自分の腰を打ち据えた。
「うっ、あぁんっ!!」
桜月は体を大きくのけ反らせ、けたたましく喘ぐ。
桜月の今の悲鳴を合図に、輝男は激しく小刻みに腰を繰り返しぶつける。
水音混じりの肉と肉の衝突音に、
「あっ、うぅっ、んんっ、ハァッ、あんっ、うっ、ハァッ……!」
艶やかな喘ぎと荒い吐息が重なって響く。
輝男は歯を食いしばり、汗を噴き出しながら、懸命に腰をぶつけ続ける。
「桜月……すごいよ……! 俺を……強く締め付けて……!」
律動を繰り返しながら、搾るような声で桜月に話しかける輝男。
桜月のヴァギナは熱量を増し、輝男自身を拒み、あるいは締め付けるかのように収縮を続けている。
輝男の激しい動きに、桜月はこれ以上は無いくらいの握力でベッドのシーツをつかみながら、
「あぁっ! イヤ、ダメ! お、お腹……壊れちゃう……!」
ようやくといった様子で苦痛を訴える。
途切れることの無い律動は、桜月の四方の肉壁を削らんばかりである。
削り落とされる肉壁のかけらの代わりに、蜜のようなものが桜月の秘裂の隙間からこぼれ落ちて来る。
すると、輝男は背後から桜月の両手首をつかむと、手綱を引くような要領で桜月の体をグイッと引き上げた。
絶えず腰をぶつける輝男の動きに応じて、桜月の胸が自ずとプルプル震える。
「す、すごい……! ダメ……! 輝男君の……あたしの中で……いっぱい……!」
桜月の口から、途切れ途切れに、言葉にならない言葉が発せられる。
激しさを増すばかりの責め苦に、上手く言葉をまとめられないようだ。
「て、輝男君……もっと…もっと……あぁっ、ダ、ダメッ!」
更なるみだらを求めて叫ぶ桜月だったが、すぐに拒絶の声を上げる。
背後からの律動を甘受しながらも、その身を震わせる。
「ダ、ダメ……も、もう、イく……イっちゃう……!」
震える声で自らの限界を訴える桜月。
輝男は桜月の哀訴を聞きながら律動を繰り返すと、
「さ、桜月……俺もそろそろ……!」
搾るような声で自らの限界を訴える。
実を言うと、さっきから股の辺りで沸騰感が強くわき上がっている。
しかし、久しぶりの桜月の生温かい感触を味わい尽くしたいために、ギリギリまで我慢していたのだ。
互いに限界間近を訴えたことで、輝男の動きは激しさを増す。
ラストスパートをかけるかのような激しい律動に、輝男と桜月の間から、引っぱたくような乾いた音が響く。
「あ、あ、あ、あ、あ……!」
上ずったようなリズミカルな喘ぎが、桜月の口から発せられる。
桜月の目元から汗と涙が混じり合いながらこぼれて来る。
背後から引っ張り上げられた裸体は赤みを増し、美乳の震えは止まることを知らない。
輝男と桜月のつながった個所からは、汗交じりの蜜がこぼれ続けている。
輝男はギュッとつかむ手首から、桜月の体の震えをしっかりと感じ取っている。
輝男自身もまた、自らの股の震えを認めつつも、限界までこらえようと歯を食いしばる。
「ダ、ダメ……あ、あたし……も、もうダメ……!
イ、イく……イっちゃう……! 早く……早く来て……!」
桜月は涙交じりの声を震わせながら、自らの限界を哀訴する。
「さ、桜月……お、俺も、もう……ダメだ……!」
「う、うん、いいよ……そのまま私の中に……!」
「い、いいのか? でも……」
ここに来て、輝男がようやく理性を取り戻すと、
「いいよ……私、今日は大丈夫だから……」
桜月は汗をにじませながら、恍惚とした笑みを浮かべて言い返す。
愛する男の愛欲をすべて受け入れようとする健気さに、輝男はなおも自らを奮い立たせる。
「ヤ、ヤバい……すごく締まってる……!」
輝男が桜月の中の感触に苦悶の声を上げると、
「うぅっ、ダメ、イく……」
桜月は声を震わせ、自らの限界を告げる。
輝男は何度も小刻みに腰を打ち据えながら、
「さ、桜月……行くぞ……!」
今度こそ本当の限界を桜月に告げる。
「き、来て、来て……私の中に……いっぱい……!」
桜月は弱々しい声で輝男に懇願すると、次の瞬間、体を大きくのけ反らせた。
「あぁっ! あっ! イヤァ――――――!!」
泣くように限界の叫びを上げる桜月。
間も無くして、輝男はギュッと締まった桜月の中に濃厚な白濁を一滴残さず吐き出した……
◇ ◇ ◇
暮れ始めた空が桜月の家を見下ろす。
輝男と桜月は、共に笑顔を見せながら、玄関で向かい合っている。
「じゃあ、また明日」
輝男がそう言うと、桜月は輝男の頬にチュッとキスをした。
「うん、また、明日、学校でね」
柔らかな笑みを浮かべながら、輝男に言葉を返す。
輝男はすぐに日向家を出ると、自転車を走らせながら帰途に着く。
満ち足りたかのような笑みと共に、思い出深い十七の夏休みを終えようとする……