※この作品はR-18です。

天江輝男の日常   作:原野イアン

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“鬼の生徒会長”とまさかの一夜

 星々が遠くきらめく夜空が、一か所だけ明かりの漏れてる黒山家を見下ろしている。

 明かりの内側では、輝男と葵がベッドの上で横たわっている。

 二人とも、生まれたままの姿で汗をにじませ、荒い吐息を繰り返す。

 心地良い疲労とも言うべき表情を見せる輝男のすぐ横で、葵は恍惚とした顔を呆けさせている。

 彼女の左右の太ももの隙間からは、一すじの赤い血が流れ出ている。

 二人はさっきまで激しいセックスに耽っていたのだ。

 葵に至っては、“初めて”を失ってわずかしか経っていない。

 そのまましばらく静止していた後、輝男がゆっくりと体を起こす。

 なおも裸体に汗をにじませながら、端整な容姿に疲労の色を残す。

 

 「黒山……もう大丈夫か……?」

 

 穏やかな声で、葵の様子をうかがう。

 元はと言えば、失恋と盗撮で心がボロボロに傷付けられた葵を癒そうと思い、半ば成り行きで事に及んでしまったのだ。

 恍惚としたまま動こうとしない葵を見て、今、どんな心境にあるのかたずねずにはいられなかった。

 すると、葵はすぐに体をゆっくりと起こした。

 身を屈めるようにして体を起こし、輝男を上目遣いで見る。

 赤らんだ端整な美貌を呆けさせ、胸元からは左右のたわわな肉の果実を垂れさせている。

 自分を見つめる葵と彼女の胸元から垂れる美巨乳に、輝男は思わず顔を赤くして唾を飲み込む。

 葵は輝男をジッと見つめながら口を開く。

 

 「まだ……大丈夫だよね……?」

 

 輝男に向かって静かに呼びかけると、彼の股座に顔を向けた。

 葵の視線の先には、赤い血が表面にこびり付いた肉の棒が見える。

 葵の細い手が肉の棒を優しくつかむ。

 ペロッと舌を出すと、そのまま肉の棒の表面を舐め始めた。

 

 「お、おい、黒山!」

 

 葵の思わぬ行為に、輝男は顔を真っ赤にして驚いた。

 恥じらいと驚愕の入り混じった形相で、自分のモノを舐め回す葵を見つめる。

 他の誰よりも真面目で厳しく、“鬼の級長”、“鬼の生徒会長”とまで言われている黒山葵が、今、誰から勧められたわけでも脅されたわけでもなく、自ら進んで男のモノを貪ろうとする。

 驚き、困惑する輝男を無視して、彼の肉の棒を舐め回す。

 上から下、下から上、360度…わずかな隙間も無く、葵のざらつく舌が輝男自身にまとわりつく。

 一通り舐め終えると、再び輝男を上目遣いで見る。

 葵の目には、心地よさと戸惑いの入り混じった輝男の顔が映る。

 

 「どうしたの? 嫌だった?」

 

 「いや、嫌だったってわけじゃないけど……

 まさか、君がこんなことをするなんて思っても見なかったよ」

 

 「いつ、実践に及んでもいいようにイメージトレーニングしてたから」

 

 「実践?」

 

 「ううん。何でもない」

 

 葵は輝男と言葉を交わすと、そのまま彼の陰茎をくわえ込んだ。

 ゆっくりと前後に口を動かし、彼のモノをしゃぶる。

 深くは追究しなかったが、初恋の相手とも言うべき一年先輩のバスケ部キャプテンといつ事に及んでもいいようにとフェラチオを勉強でもしたのだろう。

 輝男はそんなことを考えながら、今、実際にフェラチオをしてくれる葵の献身を甘受する。

 輝男が見つめる中、葵は少しずつ口の動きをペースアップさせる。

 

 「んっ、んうっ……うぅっ……んむぅ……」

 

 陰茎でふさがれた口元から、甘くくぐもった声が漏れる。

 輝男は、陰茎を通して、葵の生温かい口腔の感触を堪能する。

 葵の口腔は、優しく包み込むかのように輝男の陰茎を撫で続ける。

 しかし、やがて、葵の口の動きは激しくなっていく。

 唾液が跳ねるような音がハッキリと聞こえ、優しく撫でるようだった口腔の動きも、強くしごくそれへと変わっていく。

 口でもって強くしごく葵に、

 

 (初めてにしては上出来……って、何、言ってんだ、俺は!?)

 

 輝男は思わず感嘆しそうになる。

 そんな輝男の陰茎は、葵の口内に強くしごかれながら、ムクムクと固く大きくなっていく。

 きつい雰囲気を漂わす同級生美少女、それもかつてクラスの級長を務め、今や生徒会長である彼女の懸命な奉仕に、輝男自身、否が応にも充血してしまう。

 口だけでは飽き足らず、口からはみ出た個所も細い片手でもって強くしごく。

 

 「んっ……んぐ、んぐ、んぐ……!」

 

 葵の口から息詰まるようなうめき声が漏れる。

 トーンアップするうめき声と水音の二重奏、そして、口と手で強くしごく動きに、

 

 (ヤバい……! このままじゃ、すぐにまたイっちゃう……!)

 

 輝男は内心、戸惑いの声を上げる。

 股の辺りからわき上がって来た沸騰感を何とか必死に抑えている。

 すると、葵がようやく輝男のモノを口から離した。

 荒く息を吐く葵の目の前には、固く突っ立つ剛直が唾液と別の液に表面をまぶされながら反り返っている。

 

 「ヤダ、もう、こんなになっちゃって……」

 

 葵は頬を赤らめながら、自分のせいで固く膨張した男のモノを凝視する。

 葵の今の言葉に、輝男は恥ずかしそうに言葉を詰まらせる。

 すると、葵は体を起こし、輝男の股の上にまたがった。

 

 「おい、黒山、何を!?」

 

 葵の動きに気付いた輝男が、戸惑いながら声を上げる。

 輝男の今の呼びかけに、葵は彼をまっすぐに見つめる。

 

 「天江君、あなたはそのまま何もしなくていいから、私に任せて」

 

 「で、でも……」

 

 「私、今日は生のままでも全然、大丈夫だから。……それに……」

 

 そこまで言うと、葵は顔を紅潮させ、乞うようなまなざしを震わせる。

 

 「今は……天江君……あなたが欲しいの……」

 

 熱に浮かされたような口調で、輝男にそっとささやく。

 

 (か、可愛い……!)

 

 鋭い美貌をときめきで緩ませ、瞳を震わせて来る葵に、輝男は思わずドキッとなる。

 恐らく、誰も見たことの無い葵の顔を、今、自分だけが独占している。

 そんな思いが輝男の心の中で渦を巻く。

 一方、葵は輝男の剛直の先端を自分の秘裂にあてがうと、そのまま腰を沈め始める。

 秘裂が剛直を飲み込むと、思わず顔をしかめる。

 明らかに苦しそうな葵を見て、

 

 「黒山、まだやっぱり痛いか?」

 

 輝男が心配しながらたずねる。

 

 「何もしなくていいって言ったでしょ!? そのまま寝そべってて」

 

 葵はすぐに、叱り付けるように言葉を返す。

 葵にうながされるように仰向けに寝そべる輝男。

 彼の股の上では、

 

 「あ……うぅ……あ……!」

 

 葵が息詰まるようなうめき声を上げながら、腰を沈め続ける。

 初めて蹂躙されて間も無いせいか、葵のヴァギナは固くて大きな一物を受け入れるには不十分のようだ。

 葵の額や頬、胸元、腹周りには汗が噴き出ている。

 このままのペースだと、輝男自身を完全に受け入れるのにどれだけの時間を要するかわかったものではない。

 しかし、次の瞬間、葵は意を決したかのように一気に腰を落とす。

 

 「あっ、あぁっ……!!」

 

 自分の股を輝男の股にぶつけると同時に、体を大きくのけ反らせ、けたたましく叫ぶ。

 葵の今の動きに合わせて、彼女の美巨乳が上下にブルンと波打つ。

 葵は、自分の中に固くて大きな男のモノが再び入ったことに、たまらず声を上げる。

 一方の輝男は、狭い状態を保っているヴァギナが自分自身を飲み込んだことを痛感する。

 額に汗をにじませながら、視線の先にあるものを見上げると、

 

 「あっ、ハァッ、あっ、んっ、んうぅっ、あっ、ハァッ、んあっ……!」

 

 荒い吐息を切なそうな喘ぎを繰り返しながら、上下に腰を振る葵の姿が見える。

 頬を赤らめ、恍惚とした美貌を呆けさせている。

 内側から昂る熱のせいか、色白の肌は薄桜色に染まっている。

 葵の腰の動きに合わせて、葵のEカップバストは絶えず揺れ続ける。

 美少女の恍惚とした美貌と上下に波打つ美巨乳が、輝男の目に容赦無く焼き付かれる。

 普段は鬼よりも怖い生徒会長なのに、今、このベッドの上では、何もかも忘れて心地よい肉欲に耽るメスでいる。

 普段の姿との余りのギャップに、輝男は驚嘆をあらわにするばかりだ。

 

 「あぁ、いい……す、すごい……!」

 

 葵は騎乗位で輝男の剛直を貪りながら、歓喜の念をうわ言のように発する。

 そのまま腰の動きを激しくペースアップさせると、

 

 「あっ、あんっ、んぁっ、あっ、うぅっ、あんっ、あぁっ……!」

 

 無意識の内に艶やかな喘ぎを繰り返す。

 輝男と葵の間に肉と肉がぶつかり合う乾いた音が響き、葵の胸元では美巨乳が弾むように揺れ続ける。

 

 「いい……いいわ……さっきより……気持ちいい……」

 

 腰を振り続けながら恍惚の声を上げる葵。

 すると、

 

 「あ、葵……! 君の中……さっきよりキツく……熱く潤ってる……!」

 

 葵の眼下で、輝男は搾るような声で言葉を返す。

 葵の中では、熱と愛液を帯びたヴァギナが、剛直を締め付けるように収縮を仕掛けて来る。

 狭まるヴァギナが強くこすり付ける動きに、輝男は思わず苦渋の顔を見せる。

 

 「天江君……あなた、どうなの……? 気持ちいい? それとも痛い?」

 

 顔をしかめる輝男を見て、葵がたずねる。

 

 「気持ちいいとも痛いとも言えない……。でも、頭の中が真っ白になりそうな気分なんだ……」

 

 葵の中で生じる摩擦がもたらす刺激に、輝男は曖昧な返答を言うだけである。

 すると、葵の胸元に向かって左右の手を伸ばす。

 絶えず揺れ続ける左右のふくらみが、輝男の両手にガシッとつかまれる。

 輝男はそのまま、葵の美巨乳を優しく揉み始める。

 

 「葵……君のオッパイ……大きくて柔らかくて……温かいよ……」

 

 内側から熱が浸透する大きな柔肉をつかみながら、率直な感想を言う。

 

 「天江君、どうかしら……? 私のオッパイ……大き過ぎないかしら……?」

 

 やはり、自分の大きな胸に対して多少なりともコンプレックスがあるのか、葵は半ば不安げに輝男にたずねる。

 輝男は葵の胸を揉み続けながら、彼女からの今の問いかけを聞くと、

 

 「全然、変じゃない。むしろ綺麗だよ」

 

 葵のコンプレックスを跳ねのけるかのような言葉を返す。

 

 「本当に?」

 

 「あぁ……。君が相手なら、オッパイの大小なんて関係無い」

 

 輝男がそう言うと、葵は感極まったかのように言葉を詰まらせる。

 そして、言葉を返す代わりに、壊れるくらいに腰を小刻みに振っていく。

 葵は肉と肉がぶつかり合う乾いた音を耳にしながら、

 

 「あっ、あっ、あっ、んっ、んんっ、うぁっ! あんっ、んあぁっ!」

 

 体をのけ反らせながら、けたたましい喘ぎを繰り返す。

 そんな葵の胸元を、輝男はしっかりとつかんでいる。

 円を描き、パン生地でもこねるかのように揉みしだきながら、先端の蕾も時折、指でこねくり回す。

 輝男の指は、胸先の蕾が既に固くなっているのを感じ取る。

 すると、輝男は突然、勢いよく体を起こした。

 輝男が体を起こすのと入れ替わるようにして、葵はそのまま仰向けに倒れ込む。

 

 「キャッ!」

 

 倒れ込んだ拍子に、葵が可愛らしい悲鳴を上げる。

 輝男はそのまま葵の左脚を上げさせると、開かれた両脚の付け根に腰を思いっきりぶつける。

 

 「あっ、んあぁっ!」

 

 葵は横たわったまま、自分の中で猛進する剛直の感触に声を上げる。

 

 「ヤ、ヤダ……! 天江君の……奥に当たってる……!」

 

 困惑と恍惚が混ざった声を艶やかに上げる。

 輝男の剛直が、狭まるヴァギナを突き破るようにして、葵の中、最深部に突き当たっているのだ。

 

 「すまん、黒山……。でも、もう、我慢できないんだ……!」

 

 大きく揺れるたわわな肉の果実――

 

 狭まる一方のヴァギナ――

 

 ヴァギナに浸透する熱と愛液――

 

 そして、普段とは大いに違う恍惚とした美貌――

 

 葵が持つものすべてが、輝男の淫欲をいたずらに昂らせる。

 彼としては、これ以上、葵に任せたままでいることなどできないようだ。

 何度も強く、葵の股に自分の股を強くぶつける。

 

 「あぁんっ! イヤッ! ヤダ! す、すごい……!」

 

 悲痛の声を上げたかと思うと、すぐに歓喜の声を上げる葵。

 輝男は何度も腰をぶつけながら、葵のヴァギナが更に狭まっていくのを感じ取る。

 全身に汗をにじませ、息を弾ませながらも、腰の動きを止めようとしない。

 

 「ヤバい……! すごく…締まる……!」

 

 輝男は搾るような声で、驚嘆の念を叫ぶ。

 ギュッと狭まり、締め付けて来るヴァギナの感触に、苦痛と刺激が半々といった感覚を覚える。

 一方、葵は横たわったままベッドのシーツをつかみ、恍惚に赤らむ美貌をしかめる。

 

 「うっ、うぐぅっ……ん、くぅっ……!」

 

 苦しそうにうめいたかと思うと、

 

 「あぁ、いい、すごい……! もっと、もっとぉ―――!!」

 

 狭まる自分の中を蹂躙せんとする輝男の動きに、更なる激しさを求める葵。

 “鬼の生徒会長”とまで呼ばれている黒山葵が、ここまでみだらに耽るとは想像だにしなかったかもしれない。

 

 それも、“初めて”を失ってさほど時間も経たず……

 

 しかも、自ら進んで……

 

 一旦、スイッチが入ると、生徒会長の仕事や勉強と同じくらいに、熱心にセックスに耽るのかもしれない。

 あるいは、元から、激しいエッチを求める気持ちが深く潜んでいたせいなのかもしれない。

 もしかしたら、それら二つすべてのせいなのかもしれない。

 いずれにせよ、葵は輝男の貪欲な動きを進んで甘受する……

 

 

 葵は今、ベッドの上で四つん這いになっている。

 さっきまで、左脚を上げさせられた状態で輝男に犯されていたのだが、その後、左脚を下ろされると同時にうつ伏せになり、そのまま四つん這いとなった次第である。

 葵の背後では、輝男が彼女の美尻を引き上げ、何度も腰を打ち据える。

 輝男と葵の間には、膨張しきった剛直が葵の秘裂に突き刺さっている。

 輝男は背後から葵を犯しつつも、彼女の中が更に狭くなっていくのを感じ取る。

 

 (葵の中……更に激しく締め付けて来る……!)

 

 剛直を通して狭まる一方のヴァギナの感触を痛感すると、

 

 「あっ、んんっ! んっ、うぅっ、ハァッ、んあぁっ!」

 

 トーンアップする葵の喘ぎが、輝男の耳に流れ込む。

 背後からの律動に押されるように、葵は自らの肢体を前後に揺らす。

 胸元から垂れる左右の大きなふくらみも、ブルブルと震え続ける。

 ほんの数時間前まで男を受け入れていなかったのが嘘のように、葵はみだらの極みに浸っているかのようだ。

 すると、

 

 「ヤ、ヤバい……黒山……お、俺…もう……!」

 

 輝男は背後から腰をぶつけ続けながら、搾るような声で限界が近付いたことを告げる。

 ギュッと狭まるヴァギナがもたらす強い摩擦は、輝男の中で沸騰感をいたずらに煽り立てる。

 いつ暴発してもおかしくない状態にありながらも、必死に我慢して、葵の中を味わい尽くそうとする。

 一方の葵は、四つん這いの体勢を保ち、背後からの激しい注挿を甘受しながらも、その身をわなわなと震わせる。

 彼女の身を支える両手、両足も、いささか頼りなさそうな状態にある。

 

 「あっ、うっ、うぐぅっ……! あっ、あぁんっ!」

 

 ここに来て、葵のうめき声と喘ぎにも、若干、苦痛の色が濃くなってくる。

 狭まる一方のヴァギナと限界まで膨張した剛直が、葵に少なからぬ苦痛をもたらしているようだ。

 目元にうっすらと涙がにじみ出て、噴き出る汗も量を増す。

 

 「だ、大丈夫か? 黒山……もう少し、我慢できるか?」

 

 重々しくたずねる輝男に、葵は勢い良く首を横に振る。

 

 「ダメ……! 私……これ以上は無理……! ……イ、イきそう…なの……!」

 

 声を震わせながら、自らの限界を輝男に訴える葵。

 葵の今の言葉に、輝男は激しく小刻みに繰り返される律動で応じる。

 乾いた音を響かせながら、輝男の腰と葵の美尻がぶつかり合う。

 

 「あんっ! んぐっ! うぅっ! ハァッ! ハァッ! ん、あぁっ!!」

 

 葵は荒く息を弾ませながら、けたたましい喘ぎをリズミカルに繰り返す。

 輝男は葵の喘ぎと乾いた衝突音を聞き入ると、

 

 「黒山……君の中……俺に絡み付いて…離してくれない……!

 …てか、このままだと……出る……!」

 

 半ば狼狽するかのように声を上げ、暴発が間近いことを告げる。

 葵のヴァギナは、輝男の剛直を既に強く締め付けている。

 何とか脱出しようともがくも、四方の肉壁に絡まれ、摩擦し合うのが精一杯のようだ。

 剛直が突き刺さったままの秘裂からは、削られた肉壁のかけらの代わりに蜜のようなものがこぼれ出る。

 すると、

 

 「いい、いいわ……! このまま……私の中に全部……!」

 

 葵は背後からの責め苦を甘受しながら、恍惚とした調子で輝男に言い返す。

 輝男は汗を拭うのを忘れて腰を動かし続けながら、

 

 「い、いいのか?」

 

 葵に向かって、不安げに念を押す。

 すると、

 

 「今日は大丈夫だって言ったでしょ?

 私……天江君の熱いほとばしり……全部、受け止めたいの……!」

 

 葵は艶を帯びた声で、輝男のすべてを受け入れる旨を告げて来る。

 ほんの数時間前までは思いもしなかったことに、輝男は否が応にも奮い立つ。

 ラストスパートをかけるかのように激しく小刻みに腰をぶつけながら、

 

 「あ、葵、葵……!」

 

 自らが求める少女の名を何度も繰り返し叫ぶ。

 

 「あぁ、ダメ、ダメ……!来て、来て……早く来て……!」

 

 輝男の叫びに、葵は震える声で彼に求め返す。

 体の震えは更に激しくなり、涙と汗が混ざり合いながら、葵の目元からこぼれ落ちる。

 間も無くして、輝男の腰が葵の美尻に強い一突きを食らわせる。

 次の瞬間、葵は体を思いっきり大きくのけ反らせると、

 

 「あぁっ! あっ……イ、イヤァ――――――!!」

 

 泣くような声で絶頂の叫びを上げた。

 葵が絶頂に達してすぐに、輝男はまた、葵の中にみだらな濁流を一滴残さず流し込んだ……

 

 ◇ ◇ ◇

 

 輝男が葵の中で二度も果ててから三十分後――

 

 「あっ、あぁんっ、ハァッ、あっ、あぅっ、んうぅっ……!」

 

 葵が裸体をさらけ出しながら何度も突き上げを受けている。

 葵の背後であぐらをかいでいる男の裸体が、彼女の左右の太ももを持ち上げ、いきり立つ剛直を真下から突き刺している。

 

 「うぅっ……くぅっ……ハァッ、ハァ……」

 

 輝男はうめき声を上げ、荒く息を弾ませながら、背後から葵の股に向かって腰を突き上げる。

 輝男が突き上げるたびに、葵の体は上下に押され、胸元の美巨乳がブルンと波打つ。

 

 「あぁ、いい……天江君……さっきよりも一段と激しい……!」

 

 葵は剛直の容赦ない突き上げを甘受しながら、背後から犯す男に歓喜の言葉をかける。

 その美貌は紅潮しきっており、絶えず汗がにじみ出ている。

 しかし、葵は顔の汗も赤みもものともせず、恍惚の度合いを増していく。

 背面座位で犯して来る男の激しい動きにその身を委ねている。

 

 「黒山、信じられないよ……! 君がここまで貪欲だったなんて……!」

 

 体中から汗を噴き出し、半ば呆れるかのように輝男が声をかけると、

 

 「男の人に抱かれることがこんなに気持ちよくてすごいことだと知ったから……

 あなたとだったら、いくらでも抱かれてもいいわ……!

 天江君に抱かれるたびに、嫌なこともつらいことも皆、忘れられそうで……!」

 

 葵は何度も激しく突き上げられながらも、セックスがもたらす効果を言ってくる。

 輝男は言葉を返す代わりに、腰の突き上げをペースアップさせる。

 と、同時に、絶えず上下に波打つ美巨乳を背後からつかむ。

 剛直の上下運動と背後からの愛撫が、葵をとらえて離さない。

 

 「あ、天江君って……ホントにオッパイが好きね……」

 

 背後からの愛撫に感嘆しながら、自分の胸を揉み続ける輝男に言葉をかける葵。

 しかし、次の瞬間、ビクッと体を震わせる。

 

 「うっ、ヤダ……! また、イきそ……!」

 

 葵は震える声で自らの限界を訴える。

 輝男は葵の今の言葉に、行為の続行でもって応じる。

 

 「黒山……君のオッパイと中……とても温かいよ……」

 

 「天江君だって……私の中、破けちゃいそうなくらいに固く大きくなって……」

 

 二人はそう言葉を交わしながら、狭まる淫肉と熱を帯びた美巨乳、そして、固く大きな剛直を互いに堪能する。

 真下からの突き上げを甘受していた葵だったが、自らも腰を上下に動かし始める。

 限界が近付く中、自らも動くことで、更なる刺激を得ようと言う狙いなのだろうか……

 

 「お、おい、葵!」

 

 「天江君、遠慮しないでいいから……

 あなたも、私の中に、とびっきり熱くて濃いの…いっぱい流し込んで……!」

 

 限界へ誘うかのような葵の今の言葉に、輝男の中で沸騰感が否応無しに昂る。

 自分が何者なのかを忘れ、ただ本能のまま悦楽を求める葵に、輝男の中で何かが吹っ切れる。

 大きな肉の果実に指を食い込ませるかのように強く胸を揉みしだきながら、激しく小刻みに突き上げを繰り返す。

 葵もまた、上下に腰を振る動きをペースアップさせる。

 二人の耳に、肉と肉の衝突音が高らかに聞こえる。

 

 「あ、葵……イくぞ……!」

 

 「わ、私も……もう……あぁっ!」

 

 葵は輝男に言葉を返そうとした刹那、突然、体を大きく震わせ、声を上げた。

 そして、

 

 「ダ、ダメ……イ、イく――――――!」

 

 真下から一突きを食らわされると同時に、絶頂の叫びを上げた。

 葵が絶頂に達すると同時に、輝男は三度(みたび)、葵の中に濃厚な白濁を吐き出した……

 

 ◇ ◇ ◇

 

 葵と輝男が玄関で向き合っている。

 既に制服に着替え直した輝男とパジャマに着替えた葵からは、今夜だけで幾度も激しく体を重ね合わせた様子はまったく想像できない。

 

 「ごめんなさい。明日もまた学校があるのに、こんなに遅くまで付き合わせて……」

 

 葵が表情を曇らせながら、輝男に詫びの言葉をかける。

 

 「気にするなよ。今からなら何とか終電に間に合いそうだし」

 

 そこまで言うと、輝男は半ば憂いを帯びたような顔を葵に見せる。

 

 「それより、君の方こそ大丈夫か?

 痛みを癒すどころか、純潔まで奪う羽目になっちゃって……」

 

 憂慮と申し訳無さの入り混じった言葉を葵にかける。

 すると、葵が輝男の頬にキスをした。

 突然の思わぬ事態に、輝男は驚き、言葉を失う。

 驚く輝男の目の前には、葵の澄んだ笑顔が見える。

 

 「天江君、今日はありがとう……。あなたのおかげで、少しは元気になれたわ」

 

 笑顔を見せながら感謝の言葉をかける葵に、輝男は自然と笑みをこぼす。

 初めて見た葵の心からの笑顔を、瞳に焼き付かせようとする。

 

 「……でも、このことは私たち二人だけの秘密にしてね……」

 

 「わかってるよ、じゃあな」

 

 葵とそう言葉を交わすと、輝男は黒山家を出た。

 雲一つ無い夜空の下、満たされたような安らかな面持ちで帰途に着こうとする。

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