明朝学園高校の正面校門を多くの人々が行き来する。
校門のすぐ横には、
“第45回 明朝学園高等学校 文化祭”
と、縦書きで記された看板が掲げられている。
今、明朝学園高校を行き来する人々は、文化祭目当てでやって来た近隣の人々やそれ以外の外部の人間、そして、別の学校の生徒たちである。
そこへ、学校の制服と思しき黒のブレザーに同色のひざ丈スカートといういで立ちをした三人の少女が、急ぎ足で校門を潜っていく。
「へぇー、ここがお兄さんの通ってる明朝学園高校か……」
正面に見える校舎を見据えながら、ショートヘアの少女――水無月純が感嘆の声を上げる。
「アタシも中学を出たら、この学校に入ろうかな」
純がそう言葉を続けると、
「アンタの学力じゃ、どうあがいてもこの学校は無理ね」
横にいる制服姿の瑠奈が、半ばからかうかのように言い返す。
すると、純はすかさず、ムッと頬を膨らませながら瑠奈をじろりと見る。
「何よ! そんなのアンタだって同じじゃない!」
「そんなの、まだまだわかりませんよ――だ!」
「それだったら、アタシだって!」
「もう、二人とも、こんなところでケンカはやめて」
口喧嘩を始める瑠奈と純を、傍にいた大人しそうな容姿をした少女――百川七瀬が止めようとする。
「せっかく輝男さんのところの文化祭にお邪魔しに来たんだから、変なケンカはやめて」
「わかってるわよ、そんなこと」
なだめるように言って来る七瀬に瑠奈が応じると、
「さぁ、善は急げよ!」
二人を出し抜くかのように、純が一目散に校舎の中に入ろうとする。
「あぁ、こら、待て――!」
瑠奈は声を上げながら、駆けて行く純の後を急ぎ足で追う。
七瀬は、一人、取り残されたかのように立ち尽くし、ため息を付くと、すぐに二人の後を追う。
校舎内の廊下は、明朝学園高校や他の学校の生徒、そして、それ以外の人々で賑わっている。
絶えず行き交う人の波をかき分けるかのように、瑠奈と純、七瀬は、目的地を目指そうとする。
「あ、あそこ!」
純が指差した先には、“2-A”と横書きで記された札が高く掲げられている。
札の真下、正面ドアには、
“ようこそ カフェ 2-Aへ”
と、手書きで書かれた小さな看板が掲げられている。
「ここが輝男さんがやってるお店ね」
「アンタたち、わかってると思うけど、下手に騒いだりしないでね」
七瀬と瑠奈が続けて言うと、純がすぐにドアを開いた。
ドアの向こう、模擬のカフェに改装されている教室には、大勢の客が入っており、ほぼ満席の状態である。
ただ一つだけ残っている席に、純、そして瑠奈と七瀬が座る。
すると、瑠奈たちのところへ、ワイシャツ、スラックスの上にエプロンを着けた男子生徒が歩み寄って来た。
「いらっしゃいませ……って、瑠奈!?」
注文を聞くためにやって来た輝男は、すぐに瑠奈たちを認めて、驚きの声を上げる。
「あ、お兄さん、久しぶり!」
「お、お久しぶりです……輝男さん……」
純と七瀬が、間を置かずに輝男に挨拶する。
前に会った時と変わらぬ快活な態度を見せる純の横で、七瀬は恥ずかしそうにしている。
「君たちも来ていたのか」
輝男は純と七瀬に言葉を返すと、用紙を手に何やら書き物を始めようとする。
「で、君たち、注文は?」
すぐに店員の顔になると、瑠奈たちから注文を聞こうとする。
途端、純は面白くなさそうに憮然とした顔を見せる。
「えー? せっかく久しぶりに会いに来たのに、お話しぐらいさせてよ」
「そうしたいのは山々だけど、こっちもこっちで色々と忙しいし……
とりあえずは、何を飲みたいの?」
純の不満をやんわりとはねのけると、改めて注文を聞こうとする。
「アタシ、コーラ」
「アタシもコーラ」
「私はストレートティーで」
「かしこまりました。少々、お待ち下さい」
瑠奈たちから注文を聞くと、輝男、後方にあるアクリル板の向こうへと消えていく。
注文を待つ間、瑠奈たちは店内を見渡す。
店内では、店員役の生徒たちが忙しそうに動き回り、着席している客たちは、紙コップに注がれた飲み物を飲んだり、品数限定で出されるスイーツを食べたりしている。
会計カウンターとなっている教卓前で会計を済まそうとする客と入れ替わるようにして、新たに別の客が入ってくる。
「この様子だと、普通に飲み物飲んで、そのまま終わりになりそうね」
「そんなぁ――。それじゃあ、来た意味、全然、無いじゃん」
「何、言ってんの? うちの兄貴の顔を見ただけでも十分でしょうが」
「このアタシがその程度のことで満足できるとでも思ってるの?」
「嫌でも満足して! まさか、アンタ、うちの兄貴に…」
瑠奈と純が激しく言い合っていると、
「私も……何だか、物足りない気がするんだけど……」
七瀬が縮こまりながら、寂しそうに不平の念を漏らす。
「何よもう、七瀬まで……。アンタはお姉ちゃんの陣中見舞いがあるんでしょ」
「それはそうなんだけど……」
呆れ顔でため息を付く瑠奈に、七瀬は重い表情で言い返そうとする。
すると、飲み物が注がれた紙コップを三つ載せた盆が、瑠奈たちの前に差し出された。
「お待ちどおさま、ご注文の品です」
輝男が、盆に載せた飲み物を瑠奈たちの前に差し出す。
「では、ごゆっくりどうぞ」
あくまで店員として振る舞い、瑠奈たちに一礼をすると、
「すみません」
後ろから輝男に呼びかける声が聞こえて来た。
輝男はすぐに後ろを振り返り、声が聞こえて来た方を振り向く。
すると、輝男の目の前に、グレーのワンピースタイプの制服を着用した一人の女子生徒が腰を下ろしていた。
歳にして輝男と同年代くらい――
黒のストレートなセミロング――
歳相応だが奥ゆかしい美貌――
制服を着ていてもハッキリとわかる細く引き締まった肢体――
そして、制服の下から容易に認められる大きな胸のふくらみ――
女子生徒は輝男と顔を合わせるなり、ニコッとほほ笑んだ。
彼女の柔和な笑みに、輝男は思わず顔を赤らめる。
「し、静流……さん……?」
「お久しぶりです、輝男さん」
戸惑い気味に声をかける輝男に、制服姿の最上静流は笑みを絶やさずに挨拶する。
「今日、輝男さんのところで文化祭があると聞きまして、やって参りました」
「そ、そうですか……。ところで、注文は?」
お見合い相手の予期せぬ来訪にドギマギしながらも、店員として注文を聞こうとする。
「緑茶をお願いします」
「はい、かしこまりました」
静流から注文を聞くと、輝男はすぐにまたアクリル板の向こうに消えて行く。
間近の席に座っている瑠奈たちは、注文の品を口にしながら輝男と静流のやり取りを傍観していた。
「何なの、もう。アタシたちの時と違って、すごく丁寧に接しちゃったりして」
純はまたも頬を膨らませながら愚痴をこぼす。
「あぁ、あの人、うちの兄貴のお見合い相手だから」
瑠奈が素っ気無く間違いない事実を告げると、
「え―――! 嘘―――!?」
純は模擬店の中にいるのを忘れて驚きの声を上げる。
「そう言うわけだから、うちの兄貴、狙ってるのなら、潔く諦めて」
瑠奈はまたも素っ気無い言葉をかけて、純を適当にあしらう。
すると、間を置かずに、傍にいるもう一人の友人に目を向ける。
七瀬は憂いを帯びた顔をうつむかせながら、差し出されたストレートティーを飲もうとしない。
「そんな……輝男さんにお見合い相手がいたなんて……」
悲哀に満ちた調子でつぶやく七瀬に、瑠奈は呆れ顔でため息を付く。
一方、アクリル板の向こう、商品の準備ルームでは、輝男が手際よく注文の品の支度を進めている。
「お前、すごいモテぶりだな」
「何のことだ?」
売上金を計算している男子生徒からの言葉に、輝男は作業をしながらたずね返す。
「さっきやって来た女の子たち、天江君にかなり仲良く接して来てるじゃない」
「しかも、その内の一人は、聖清学院の娘だろ?」
「お前、この学校では結構、顔がいい方だから、女の子にモテるのは容易に想像できたけど……
ぶっちゃけ、想像以上じゃないか」
同じく、商品の仕込みや準備をしているクラスメートたちが輝男に向かって言葉をかける。
ある者は普通に驚き、またある者はやっかみ半分に言葉をかける。
彼らの言葉に、輝男は呆れ顔でため息を付く。
「皆、色々と勘違いし過ぎだよ。俺と彼女たちは、皆が思ってるような関係とは違うから」
素っ気無い態度を装いながら、純や七瀬、そして静流との本当の関係をおくびにも出すまいとする。
そして、注文の品を盆に載せると、すぐに客席の方へ向かう。
◇ ◇ ◇
校舎第二棟の三階手前の階段で、輝男と静流は並んで腰を下ろしている。
文化祭で賑わっている校内の中で、この辺りは催し物が行われていないせいか、シンと静まり返っている。
「じゃあ、君のところの学校は、文化祭も体育祭もやってないって言うのか?」
信じられないと言わんばかりに言って来る輝男に、静流は静かに首を縦に振る。
「学校は勉学に励むところであって、バカ騒ぎを行なうところではない。
そういう考えのもとで、学校ができてから今までずっと、一度も文化祭も体育祭も行なわれたことがないんです」
沈痛な調子で、自分たちを襲う抑圧の類を切々と訴える。
「生徒たちの方で、文化祭や体育祭をやりたいって動きとかは無かったの?」
「昔、何度かあったそうですが、先生方や学校を運営する理事の方々は、まったく聞く耳を持ってくれなくて……
文化祭や体育祭をやりたいと訴えた生徒の人たちは皆、すぐに退学させられました」
続けてたずねる輝男に、静流はやり切れないといった様子で返答する。
静流の返答を聞くと、輝男はやり切れないといった面持ちでため息を付く。
(確かにバカ騒ぎは良くないかもしれないけど……
かと言って、勉学一辺倒頭だと言ってから抑え付けるのは、お世辞にもいいやり方とは言えないな……
そんなことじゃ、どんなにいいヤツでも、すぐに心をねじ曲げさせられるだけだ……)
輝男は内心、憤りにも似た気持ちを吐く。
文化祭も体育祭も徹底して禁圧する学校側のやり方を、生徒たちをねじ伏せるだけの不要な抑圧ととらえたのだろう。
そしてすぐに、横にいる静流の方を振り向く。
他の学校であれば当たり前のことを禁圧された心痛を、重い表情でもって示そうとする。
「本当に、輝男さんがうらやましいです。
クラスや学校の皆さんと一緒に、こうして楽しく文化祭をやっていて……
私、輝男さんのところの学校の生徒だったら、もっと楽しく、有意義な学校生活を送れたかもしれません」
「ごめん……。俺、少しだけ、君が楽しい思いをしていられる以外に、何もできなくて……」
「いいんです。ほんの少しだけど、輝男さんと一緒に楽しいひと時を過ごせたら……」
静流の心境をおもんばかって半ば申し訳無さそうに言う輝男に、当の静流が笑顔を見せながら言い返す。
静流は輝男の気持ちを汲み、感謝の言葉を返そうとする。
すると、輝男はすぐに腰を上げた。
「じゃあ、そろそろ、店に戻らないと」
そう言った途端、静流が輝男の右腕にギュッと抱き付いて来た。
制服越しに静流の柔らかな体の感触――更には大きな胸のふくらみ――が、右腕を通して輝男の神経を伝う。
突然、抱き付く静流に、輝男は顔を赤くして身を固くする。
「し、静流さん……!」
「輝男さん……一つだけ、私のわがままを聞いて下さい……」
ドキッと硬直する輝男を、静流は頬を赤らめながら見つめる。
そっとささやくように訴える静流に、輝男は息をのみ、言葉を失う……
◇ ◇ ◇
さっきまでいた階段のすぐ傍の男子トイレ奥の個室に、輝男と静流の姿がある。
壁に背もたれする静流に、輝男は何度もキスをする。
唇を重ねつつ、制服の上から大きな胸のふくらみを揉む。
唇を重ねるだけのキスは、すぐに舌先を絡ませ合うものに変わる。
ディープキスに切り替えながらも、輝男は静流の胸を愛撫する。
絡み合う舌の隙間から、唾液が跳ねるような音がかすかに響くと、
「んんっ……んっ、んふぅ……」
切なそうな吐息を交えたはかないうめきが、輝男の耳に届く。
制服の上から静流の胸を揉んでいた輝男の手は、すぐに彼女の制服をはだけた。
制服の内側からシミ一つない白のワイシャツが姿を現す。
輝男は静流と舌を絡ませ合いながら、ワイシャツのボタンを一つ、また一つと外す。
ボタンをすべて外し終えると、輝男はようやく、静流とのディープキスをやめた。
舌の絡み合いに感じ入っていたのか、静流は奥ゆかしい美貌を赤らめながら呆けている。
しかし、すぐに制服とワイシャツをはだけさせられ、色白の素肌と、大きな胸を覆うミントブルーのブラジャーがさらけ出されているのに気付く。
「キャッ」
可愛らしく声を上げながら、自分の体を両腕で抱き締める。
狭い密室の中、他に愛しい男一人しかいない状況とはいえ、あられもない姿をさらしたことに対する羞恥を見せ付ける。
自らを抱き締める両腕の内側で、左右のふくらみが、図らずも深い谷間を刻ませている。
輝男はすぐに、静流の両腕をどかせて、Dカップはあろう美巨乳を覆うブラジャーをさらけ出させる。
「イヤ、やめて下さい……」
静流は顔を真っ赤にして、消え入るような声で羞恥の念を訴える。
「それは聞けないな。そもそも、こうしてくれって頼んだのは、静流さん、君なんだから」
輝男は静流の哀訴を無情に退けながら、彼女の胸を下着越しに揉みしだく。
「あぁっ……!」
下着越しの愛撫に、静流はたまらず声を上げる。
何回か下着越しの愛撫を繰り返した後、ブラジャーのカップをずらし上げる。
ブラジャーの下から、色白で形良い大きな丸みを帯びた左右のふくらみが弾み出る。
輝男は裸の胸を揉み回しながら、胸先に舌を這わせる。
「あぁっ……うっ、うぅっ……」
胸の辺りから襲い来る刺激に声を上げると、すぐに人差し指を噛み、声を押し殺す。
恥じらいの気持ちから声を押し殺す静流に構わず、輝男は彼女の裸の胸をジックリと堪能する。
柔らかくもっちりした肉感が、輝男の手のひらと指に刻まれる。
(静流さんの胸……あの頃とまったく変わってないや……)
輝男は愛撫を続けながら、内心、感嘆の念を漏らす。
夏休みの終わり間近、自宅の自室で静流とセックスした時のことを思い出しながら、今、彼女の胸を愛撫し続ける。
パン生地でもこねるかのように揉んだかと思うと、円を描くように揉みしだく。
そして、時折、胸先にある桃色の小さな蕾を口に含み、指と舌で弄り回す。
「うぅっ……んんっ、ん、くぅっ……」
静流は指を噛みながら、胸先から襲い来る刺激に声を殺してうめく。
静まり返った男子トイレの個室には、声を殺すようなうめきとかすかな息遣いの他には何も聞こえない。
静寂の中、他校の美少女生徒の胸を貪り続ける輝男。
彼の舌と指は、静流の胸先が固く突っ立っているのを認めた。
そして、愛撫を続ける手のひらは、裸の胸がジンワリと熱を帯びて来ているのを直に感じ取る。
すると、輝男は静流の胸先から顔を離す。
さっきまで背もたれしていた壁に、今度は両手をつける静流。
細い左右の脚で床を踏み締めるも、右の太ももにはブラジャーとお揃いのショーツが引っかかっている。
静流の背後では、輝男が身を屈めながら、制服のスカートに覆われた裸の美尻に顔をうずめる。
美尻の真ん中に見える肉の花弁に、輝男が舌を這わせる。
「あっ、イヤッ、あぁっ……」
背後から襲って来るざらつく舌の感触に、静流はかすかに喘ぐ。
ブルッと身を震わせると、それに呼応するかのようにDカップバストがかすかに震える。
ペチャ、ペチャ…と舌なめずりする音と、
「あぁっ……うぅっ……んんっ、ん、くぅっ……」
必死に声を押し殺すうめき声が個室内で響く。
輝男の舌は静流の花弁を隈なく舐め回し、内側に舌を差し込もうとさえする。
貪欲な舌の動きに、
「あっ、んんっ、あぁ……」
静流はビクンと震えながら、切なそうな喘ぎを漏らす。
静流の今の喘ぎをかすかに聞き入ると、輝男は正面から漂う芳醇なメスのにおいを嗅ぎ取る。
メスのにおいに煽られるようにして、執拗なクンニを続ける。
すると、静流の中から、強度を増すにおいを伴いながら濃いめの蜜がこぼれて来た。
輝男の舌は、静流の蜜を舐め取ろうとする。
しかし、満遍無く舌を舐め回しても、静流の中からは蜜の流出が更に増していく。
「あっ、あぁ……イ、イヤ、イヤッ……」
静流は背後から聞こえる貪るような水音とざらつく舌の感触に、身を震わせながら喘ぎ、イヤイヤと身悶える。
輝男に背を向けながら、恍惚の度合いを増し、顔を赤らめる。
執拗なクンニがもたらす刺激に、静流の身を支える細腕と引き締まった両脚は、さっきから震えが止まらない。
すると、輝男がようやく静流の美尻から顔を離した。
輝男に背を向け続けている静流は、輝男の今の動きを察して、ホッと吐息を漏らす。
しかし、すぐに、ジッパーが下ろされる音を耳にする。
静流は恐る恐る後ろを振り返ると、視線の先にあるものを見て、顔を真っ赤にして驚く。
驚く静流の視線の先には、スラックスの内側からさらけ出された陰茎が固く突っ立っていた。
「ヤダ……もう、こんなに大きくなって……」
「嫌か?」
静流の今の言葉をためらいととらえたのか、輝男が心配そうにたずねる。
しかし、静流はすぐに、首を横に振る。
「あなたのその大きくてたくましいものを……私の中に……
あなたの学校に足を運び、一緒のひと時を過ごせた思い出を是非……」
顔を赤らめつつも、笑みを浮かべながら愛しい者を求めようとする静流。
彼女の健気さに、輝男は何も言い返そうとしない。
静流が再び正面へと向き直すと、濡れぼそった秘裂に陰茎の先端をあてがう。
固いものが大事なところに当たる感触に、静流はギュッとまぶたを閉じ、我が身を支える両手、両足に力を入れる。
静流が受け入れ準備を済ませると、輝男は静流の美尻を抑え、陰茎を中に突き進ませる。
「あっ、うぅっ……!」
男自身が中に突き進む感触に、静流はたまらず声を上げる。
一方、輝男は、経験浅き静流の中の狭さに、スローペースで自らを進ませる。
(静流さん……今の時分で、結構、狭いな……)
思わず心の中で困惑の念を吐く輝男は、
「あっ、あぁ……うぅ…あぁ……」
息詰まるような静流のうめき声を聞き入る。
狭いヴァギナを男のモノが入り込む感触に、静流は苦痛をこらえきれずにいる。
静流のうめき声を聞くと、輝男は意を決したかのように、腰を思いっきり裸の美尻にぶつける。
「あっ、ハァッ……!」
輝男自身の猛進に、静流は体を大きくのけ反らせながら、声を上げる。
額に冷や汗をにじませ、荒く息を弾ませる。
やはり、まだまだセックスに体が慣れていない様子である。
輝男は背後から陰茎を突き刺したまま、静流が落ち着きを取り戻すのを待つ。
数分後、静流の口から漏れる荒い吐息が幾分、落ち着いて来た。
「大丈夫か? 静流さん」
「え、えぇ……。このまま続けて…下さい……」
心配そうにたずねる輝男に、静流は柔らかな口調で応諾の言葉を返す。
静流の応諾を聞くと、輝男はゆっくりと腰を動かす。
「あっ、んんっ……うっ、ハァッ……ハァ……!」
輝男のスローペースな律動に、静流はかすかな喘ぎと荒い吐息を繰り返す。
「し、静流さん、痛いか……?」
「わ、私なら……大丈夫…です……。このまま続けて……」
輝男に背を向けたまま安心をうながすような言葉を返すが、その口調には余裕が余り認められない。
(静流さん、ホントはとても痛いのに無理してる……! でも……)
輝男は背後から律動を繰り返しながら、今、自分が犯している相手に対する憂慮をつぶやく。
静流の中では、輝男自身が前後に行き来を繰り返す。
輝男自身を取り巻く四方の肉壁は、既に窮屈な状態にあり、前後運動に応じるかのように更にまた狭まっている。
しかも、窮屈さを増すヴァギナに反比例するかのように、輝男自身は固く大きくなっていく。
限界まで固く膨張する剛直の感触に、
「うぅっ……んっ、んくぅっ……!」
静流は冷や汗をにじませながら、声を殺すようにしてうめく。
本当は苦痛の極みにあるはずなのに、然るべき態度を見せず、必死に耐え抜こうとする。
一方の輝男は、静流の苦痛を間近で見ながらも、腰の動きを止めようとしない。
むしろ、逆にペースアップしている。
(ダメだ……! 静流さんの中……キツくて温かくて……もう、止まらない……!)
腰を激しく前後に動かしながら、狭まる一方のヴァギナとそれを覆う熱と愛液の感触を存分に味わう。
相手の痛みを思う良心よりも、淫欲に狂う本能の方が、輝男の中で大きな比重を占めつつある。
輝男と静流は、自分たちの間で響く水音混じりの衝突音を耳にする。
「あぁっ……! す、すごい……はげ…しいっ……!」
限度を知らず、腰を強くぶつけて来る輝男に、静流は我を忘れたかのように歓喜の声を上げる。
静流の胸元では、背後からの律動に押されるかのように、大きな左右のふくらみがブルブルと震え続ける。
そこへ、背後から差し伸ばされた手が静流の裸の胸をつかみ上げた。
輝男は静流の美尻に腰をぶつけ続けながら、彼女のDカップバストを直に揉みしだいていく。
「あっ、あぁ……んんっ、ハァッ……」
激しい前後運動とジックリとした愛撫に、静流は感極まったかのように切なそうな喘ぎを繰り返す。
「し、静流さん……。静流さんのオッパイ……柔らかくて……温かいよ……」
「て、輝男さん……わ、私……とても気持ちいい……です……」
背後から二重の責め苦を受けながらも、輝男に向かって感極まったかのような言葉をかける静流。
今の言葉が嘘でない証拠に、静流の奥ゆかしい美貌は、恍惚の極みに達したかのように呆けている。
そして、彼女のヴァギナは、熱と愛液を更に増しながら収縮を続けている。
限界まで膨張した剛直が行き来する秘裂の隙間からは、蜜のようなものがこぼれ続けている。
輝男は個室内にあるふたを閉めた洋式便座の上に腰を下ろしている。
彼の股の上には、静流が背を向けながら腰を下ろしている。
輝男は静流の腰を左右から抑えながら、彼女の腰に向けて真下から突き上げる。
「あっ、んうぅっ……!」
繰り返される突き上げに、静流は喉を突き出しながらのけ反り、喘ぐ。
突き上げで押される体の動きに合わせて、静流の裸の美巨乳が大きく波打つ。
輝男は、背面座位の体勢で引き続き静流を犯している。
「し、静流さん……どう……!?」
額に汗をにじませ、荒く息を弾ませながら輝男がたずねると、
「いいっ……とてもいい……です……!」
静流は呆けたような口調で輝男に返答する。
「模擬店で頑張ってる輝男さんもいいですけど……
今、ここで…私一人相手に激しくなってる輝男さんも……すごく……いいです……」
みだらに耽りながらも、模擬カフェの店員として接した輝男の姿を思い出しながら、今、自分を激しく犯している輝男に向かって、恍惚とした声をかける。
いずれの輝男も、静流にとってはとても愛しい相手以外の何者でもない。
静流の今の歓喜に応えるかのように、輝男は腰の突き上げを繰り返しつつも、またも背後から静流の胸を揉みしだく。
「あんっ、んんっ、うぅっ、ハァッ……ハァッ、あっ……んあぁっ……」
突き上げと愛撫とい二重の責め苦に、静流は艶やかな喘ぎと切なそうな吐息を交互に繰り返す。
(静流さん……柔らかくて……温かくて……すごく締まる……!)
輝男は静流の美巨乳とヴァギナを同時に堪能しながら、心の中で感嘆の念を上げる。
静流の中は、輝男自身を拒み、あるいは締め付けるかのように、限界ギリギリにまで差し掛かっている。
すると、静流の体がわなわなと震え出した。
「あぁ……ダ、ダメ……か、体がもう……もたない……」
愛撫と突き上げを受け続けながら、震える声で自らの限界を訴える。
輝男も、静流のヴァギナがこれ以上、余裕を持てないことを身をもって痛感する。
それでも、背後から美巨乳を揉みしだく手の動きと、ヴァギナを荒らし続ける剛直の上下運動を止めようとしない。
そのまま突き上げを続行する輝男の腰から、水音混じりの衝突音が響く。
「も、もう、イきそうなんだね……?」
腰の突き上げを繰り返しながら、背後から息を弾ませてたずねる輝男。
彼の今の問いかけに、静流は首を縦に振ると、
「こ、このまま……私の中に……」
震える声で膣内射精をうながす。
言葉少なく申し出る静流に、輝男は思わず戸惑いの顔を見せる。
「い、いいのか……?」
「はい……。今日は大丈夫ですから……
だから……私の中に……輝男さんの…熱いほとばしりを……」
艶を帯びた声を震わせながら、不安を跳ねのけるような言葉をかける静流。
彼女の今の言葉に、輝男は奮い立ったかのように、何度も腰をぶつけて来る。
真下からの突き上げに、静流は跳ねるように肢体を上下に揺らす。
体を押された拍子に震え出そうとしたDカップバストだが、輝男の手につかまれたまま、執拗な愛撫に委ねられてしまう。
「あっ、あぁ……んんっ、ハァッ……あっ、んぅあっ……」
切なくも艶やかな喘ぎが輝男の耳に流れ込み、彼の中の沸騰感をいたずらに昂らせる。
静流は恍惚しきった形相を赤らめ、目元にうっすらと涙を溜めていく。
額から垂れる汗と目元に浮かぶ涙が混じり合い、静流の赤らんだ頬を伝っていく。
「ダ、ダメ……イきそう…です……」
静流が弱々しく自らの限界を告げると、
「お、俺も……そろそろ……出る……!」
輝男はなおも上下運動を続けながら、搾るような声で言葉を返す。
輝男もまた、限界間近の状態にある。
と、次の瞬間、輝男の腰が真下から静流に強くぶつかると、
「あぁっ……! うっ、ハァッ……!!」
静流は剛直を突き刺され、背後から胸を揉みしだかれたまま、喉を突き出すようにして体を大きくのけ反らせた。
絶頂の声を上げながら、自分の中に熱い奔流が流れ込むのを身をもって感じ取る。
(て、輝男さんの……私の中で……いっぱい……)
恍惚の極めに呆けているその奥で、これ以上は無い歓喜の念をつぶやく……