ある日の学園、1年のクラス。
授業を終えていつものようにお昼を食べようとしていた。オレンジの髪に片側で髪を留めた少女、
「夕子は好きな人とかいないの?」
「え………?」
「だ・か・ら!好きな人よ!好きな人!
「そ、それは…………。」
友人からそう言われ、言い淀む夕子。
そんな彼女に助け船を出したのが、グループの中でストッパー役でもあり、常識人でもある少女、
「瞳、デリカシー無しだよ。親しき仲にも礼儀あり、あまり深く詮索しないの。」
「むぅ~~。恋バナくらい誰でもするでしょ?茜はどうなの?」
「あたしは興味ない。まぁする時になったら恋でもするよ。」
「あは、あはは……茜ちゃんらしいね。」
そう言って茜に笑みを浮かべるのは、1年にして人気一位の少女、
「つまんないの~。人の恋バナを弄るのが楽しいのに。」
「「人の恋バナで遊ばない!」」
そんな彼女達が雑談に華を咲かせ、午後の授業に入ったときの事である。
瞳が教科書を盾にして居眠りし、明乃と茜が真面目に授業を受ける中……夕子は校庭でテニスをする“1人の男子生徒”を見ていた。
その生徒を見ながら、夕子は小さく、はぁ…………っとため息を吐く。
「……(三神、先輩。)」
夕子の目に映っているの大貴と仲良く談笑している直樹であり、彼女にとって直樹は初恋の相手でもある。
彼女は数日前まで痴漢に遭っていた事があり、恐怖から誰にも言えなかったが、それを助けてくれたのが直樹だったのである。
『おっさん、この子に何回触ってるんすか?今週で5回目ですよね?
……ここで止めれば社会的に傷が着くだけで済むから、止めようや。な?』
その後、痴漢をしていた男は警察に連れていかれ、直樹は夕子に一礼だけして帰っていったが夕子は直樹の事が忘れられなかった。しかし、友人に相談しようにもどうすべきか悩んでおり、彼女は遠目から直樹を眺めている。
「(いつか、いつか三神先輩に告白してみようかな。)」
そんな事を考えていると、いつの間にか教師が来ており耳元で名を呼ばれるまでボォーっとしていた夕子は笑われてしまうのであった……。
場所が変わり、直樹達2年生は3年生の生徒達と班を組んで授業を行っており、そこでたまには いずみ達と離れようと思った直樹は散策していると、ある人物と顔を会わせていた。
「お久し振りです、宮島先輩。」
「あぁ、直樹。元気そうでよかった。1人か?」
「え?えぇ、1人です。」
「なら私と一緒に組もう。昔のように桜姉と呼んでくれていいぞ?」
「は、はぁ。」
直樹と話しているのは、誠心学園剣道部所属の3年生の女子生徒“
彼女と直樹は昔、同じ道場で剣道をしていたが直樹のミスで桜は怪我をしてしまい、直樹はその事で彼女に謝罪をしたものの、その後は中々会うに会えず、道場も辞めてしまっていた。しかしそれがまさか同じ学園で会うとは思っても見ず、初めは戸惑った。
しかし、桜は気にしていないと直樹に親しげに話し掛けるようになったが、直樹は彼女と話をする事が出来ずにいた。
「先ほど、直樹の友達を見たが良い者達だ。お前も立ち直ったようで良かったよ。」
「桜、先輩。」
「桜姉で良いと言っている。ほら、授業を続けよう。」
優しく微笑む桜に直樹は大人しく頷くのであった……。
またまた短いですよ。
次回は誰と組もうかなぁ……エロも良いなぁ。
直樹のヒロインは?
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小幡 優衣
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倉敷 怜奈
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野上 いずみ
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真田 美菜子
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日向 紗英
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野崎 悠
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宮島 桜
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川嶋 夕子
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その他