直樹side
翌日の月曜日、俺達はいつも通りの日常を送りながら学園での時間を過ごしていた。
今日の一時間目は体育で、俺ら男子はリレー、女子はバスケをしており、リレーは1位になり、バスケの方では勿論小幡さんが活躍し、それに対して日向は「水泳なら勝てるのに!」と悔しがっていた。
「はぁ、お腹すいた~。早くお昼にならないかなぁ?」
「あははっ、日向さんまだ1時間目だよ。もう少しだからね。」
「紗英、少しだらしないわよ。」
「けど腹へったよな。あぁ、今日何食うかな?」
「あ~ぁ、疲れたっ。フケようかな。」
「いやいずみ、寝るならともかく、フケるのは駄目だっての……気持ちは分かるけど。」
苦笑いしながら、そんなことを話しつつ教室に戻り、襲い来る睡魔と戦いながら残りの授業を受けていき、数人がうつらうつらとしていた。体育の後のこの時間は恐ろしく眠くなるし、腹も空いてくるから、本当に苦痛でしかない。
しかも、いずみ、日向、大貴は寝てるし!俺だって寝たいよ!
そんなことを考えていると、チャイムが鳴り午前中の授業が終わって、大貴らも目を覚ました。
「あぁ~~っあ!やっと昼だ……なぁ、みんな食堂いこうぜ!」
「そうだね、お腹空いちゃった。」
「んじゃ、みんなで食d……?」
何だかは後ろから視線を感じて振り返ると、そこには俺達をじっと見つめる3年の野崎先輩の姿があり、何故かこちらに向かって手招きをしていた。
「直樹、呼んでるぞ?」
「俺?え、何で?」
「ともかく行ってみたらどうかな?なんか呼んでるし。」
確かに、何か大切な用かもしれないし、先輩は悪意とか無さそうな人だから大丈夫か。
そんなことを考えながら、野崎先輩の下へ向かう事にした。
「先輩、どうしました?」
「お腹空いちゃった、メロンパン奢って。」
「え?」
…………。
『……。』
「はむはむっ……甘くて美味しい。」
「そ、それは良かったですね。」
誠心学園、学食堂の一角。
そこで俺はいつもの面子に野崎先輩を加えて学食を食べていたが、何故だか先輩は俺の隣に座って、そこでメロンパンをかじりながら、牛乳を飲んでいるんだが……隣にいる いずみと真田さんの視線が痛い。
“メロンパンを奢って”と言われ、飲み物買うついでにお金を預かってメロンパン買いに行ったまでは良いが、何故かこの人は背中に乗っかってきてこうして昼を何気無い顔して昼を共にしてる。
というか、何を考えてるんだから分かんない……常に眠そうだから。
「はむはむっ……ねぇ。」
「ん?何です?」
「それ、美味しい?。」
それ、といって指差してきたのは俺の昼である定食のハンバーグだった。
「え?それは、まぁ、美味しいですよ?」
「そう。男の人ってみんなそんな感じ?お腹もたれないの?眠くならない?」
「う~ん、人にもよるし、まぁ眠くはなりますね。」
「そう。」
それだけ返事すると、メロンパンをかじり始める先輩。
何なんだろ?まったく思考が読めない。
「おや、直樹達か?」
俺が野崎先輩の事で悩んでいると、宮島先輩と別の先輩がお盆を持っていた。
「あ、宮島先輩。こんにちは。」
「あぁ、すまないが私たちも相席させてもらっても良いか?席がなくてな。」
「ん?あぁ。別に良いんじゃないですか?」
「ありがとう。では、ここにするよ。」
「失礼します。あ、初めまして、私は
宮島先輩と鈴村先輩という2人も加えて、俺らはある意味の大所帯で昼を食べることにした。
「あ、どうも。2年の三神です。」
「同じクラスの小幡です。」
「お、俺は橘って言います!」
「野上でーす。」
「真田美菜子です。」
「日向です!」
「はい、よろしくお願いいたします。それよりも、野崎さん……何故殿方である三神くんの膝の上で寝てるんですか?はしたないですよ。」
「え?!」
気づけば野崎先輩、いつの間にか膝枕状態でメロンパンをかじってた。いつの間に!?
すると、鈴村先輩はとんでもない爆弾を投下した。
「その仲の良さ、お2人はお付き合いを?」
「してません!」
「うん、してない。メロンパンを奢って貰ったの。あと、居心地いいからそれで。
……ふぁーーーぁ。」
「っ!!」
うわぁ、マジで自由だなぁこの人。
ーーーーそれにしても、鈴村先輩は美人だわ……マジで本当に。
その後、みんなで駄弁りながら話していたが何故か いずみはこちらを見ながら鋭い眼光で睨み付けていたし、真田さんも何だかニコニコしながらこちらを見ていたが、なんだろう、ものすっごく嫌な予感がするのは?
今日出した鈴村先輩、マジで美人です!!
直樹のヒロインは?
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小幡 優衣
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倉敷 怜奈
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野上 いずみ
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真田 美菜子
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日向 紗英
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野崎 悠
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宮島 桜
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川嶋 夕子
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その他