※この作品はR-18です。

イジラレたい相手   作:ボルボロックス

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いずみが猛烈アタック!!!


休日 

 青空が拡がり、白い雲が流れる土曜日の午前中のこと。私服姿の直樹は1人、近所の商店街の中にある喫茶店でコーラを飲みながら誰かを待っていた。

 

 

「(そろそろかな。)」

 

 

スマホの時計を見ながら時間が過ぎるのを待っていると、遠くから目的の人物が来るのが見えた。

 

 

「直樹、お待たせ!待った?」

 

 

遠くから小走りで駆けてきたのは、私服姿の野上いずみだった。

 

 

「いや、全然待ってない。それよりなんか頼むか?」

 

 

「じゃあ、アイスティーにしようかなぁ。アイスティー1つ。」

 

 

「畏まりました。」とウェイターが一礼すると、いずみは直樹の正面に座る。

 

 

何故2人が友人である真田美菜子や日向紗英らを連れないで、2人でいるかというと、それは直樹が寝る前にリビングでテレビを見ていた時、いずみから連絡があったのだ。

 

 

『直樹、明日の土曜って暇?

暇ならショッピングに付き合ってよ。』

 

 

『良いけど、何時頃だ?』

 

 

『じゃあ、10時にカフェで待ち合わせしましょ。』

 

 

『分かった。10時にカフェだな。了解。』

 

 

という内容であり、そして約束通りの時間にいずみが来たのである。いずみは直樹の顔をじっと見ていた。

 

 

「ん?どうかしたか?」

 

 

「ねぇ、何か気にならない?あたし、色々変えたんだぁ。」

 

 

「ん?あぁ、何か雰囲気変わったなぁ。あと、服もオシャレだし。」

 

 

「ふふん♪まぁね、あのムカつく倉敷のおすすめの服なんだぁ。それで今日なんだけど。」

 

 

2人で話していると、いずみの頼んだアイスティーが来て、2人でお茶をしながら今後の予定を話し、そしてカフェを出るといずみは直樹を連れて、服や下着などを買っていった。

 

 

流石に下着は直樹も抵抗が有ったが、いずみは直樹の手を取って2人で買い物を楽しみ、直樹も割と楽しげであった。

 

 

「ねぇねぇ、直樹。黒の下着とこっちの黄色、どっちが似合う?」

 

 

「それ、男に聞いてどうするんだよ?」

 

 

「直樹が選んだのがいいの。んで、どっちがいいと思う?」

 

 

「んじゃあ、黒かな。」

 

 

「うふふ!分かった……すみません、これください!」

 

 

女性の下着を選んで、若干複雑な気持ちになる直樹であったが、無事にデートが進んでいき荷物もそれなりに増えたので、近くのファミレスで少し休むことにした。 

 

 

「楽しかったぁ!次はどこに行こうか?」

 

 

「俺はいずみに付き合うから、どこでも良いよ。」

 

 

「そう?なら次はね……「あ、三神じゃん!それと野上も。」げっ。」

 

 

「あ、倉敷さん。それと、津島さんも。」

 

 

「やっほー!偶然じゃん!」

 

 

声を掛けてきたのは、倉敷 玲奈とその友人である津島(つしま) 理奈(りな)であり、2人を見た瞬間、いずみは明らかに嫌そうな顔になった。

 

 

ちなみに津島理奈は倉敷経由で直樹を知っており、面白い相手として認識しており、よく絡んでくる。

 

 

「何々?2人でデート?野上も隅に置けない事するじゃん♪」

 

 

「本当にね?全く油断も隙もない!」

 

 

「あ、あんたらには関係ないでしょ!?てか、ここで何してんのよ?」

 

 

「あたしは玲奈の仕事に付き合ってたのよ。今はお昼食べに来たの。2人は?」

 

 

「見てわかんない?デートよ!で・え・と!てか、さっさと消えてくんない?」

 

 

「は?あんたら付き合ってんの?三神、こいつは止めときなよ?あたしなら沢山良い思いできるよ?」

 

 

「このっ!!「まぁまぁ!とりあえず、4人で食おうや。せっかくだし。」むぅ!」

 

 

こうして4人で食事をすることにしたのだが、終始いずみと玲奈は睨み合い、スキあらば理奈が直樹にちょっかいを出そうとする。

 

 

それを牽制し合うために、料理の味が分からぬままであったのだ。

 

 

 その後、お昼を終えたいずみは直樹の家に向かうことにした。それを聞いた玲奈は一緒に行くと駄々を捏ねたが、仕事に入った為に行くことが出来ず、それを見ていた理奈がケラケラと笑っていた。

 

 

家に挙がったいずみはコーヒーを出されて、それを飲もうとした時にあることを思い出したように手を叩く。

 

 

「あ~!直樹、悪いんだけどプリン買ってきてくれない?あたし、急に食べたくなっちゃった!」

 

 

「ん?別に構わないけど。んじゃ、買ってくるから待っててくれ。」

 

 

直樹がそう言って家を出ると、様子を見ていた いずみは鞄から液体が入った小さな小瓶を取り出した。その小瓶の蓋を開けると、中身の液体を数滴ほど直樹のカップに入れた。

 

 

そして、直樹が帰ってきたのを見たいずみは作っておいたコーヒーをカップに注いだ。

 

 

「ただいま。あれ?いずみ、やってくれたのか。悪いな。」

 

 

「まぁ、ね。ほら、冷めないうちに呑んじゃお?」

 

 

プリンを手早く用意し、いずみと共におやつを食べる事にしたのだが……何故かいずみは直樹の方をじっと見ている。

 

 

「……。」

 

 

「いずみ?どうかした?」

 

 

「直樹、何か体に違和感とかある?

こう、何かこう、体が暑いとか?」

 

 

「?言われてみれば、ちょっと暑いかな……。」

 

 

「じゃ、じゃあ早く休んだ方がいいんじゃない?片付けとかはやっとくから!」

 

 

いずみの言葉に首を傾げながらも、直樹は熱を測ってみると微熱があり部屋で休む事にしたのだが、その後ろ姿を見ていずみは妖しく笑ったのであった。

 

 

 

ーーーーーーー。

 

 

いずみside

 

 

上手くいった……そう確信したあたしは誰もいない直樹の家のリビングでガッツポーズをとっている。

 

 

直樹のコーヒーにいれたのは、少し強めの媚薬。しかも、効果は短いけど飲んだ相手は熱に浮かされた様になり、一度快感を味わうと我慢出来なくなるらしい。

 

 

けれど、そんな事はどうでもよく、あたしは次の用意に入る為に脱衣所に向かい、直樹の選んだ下着に着替えながら、笑みを浮かべて用意をしていく。

 

 

あいつは、あたしの物……誰にも触らせない。あたしの匂いを着けて他の女から遠ざけてやる。まぁ、時々なら美菜子や沙英には貸してあげようかなぁ。

 

 

まぁでも、直樹を手に入れる……その為には何だってするわ。何せあいつは、あたしが本気で好きになった奴なんだから。

 

 

「(あたしを惚れさせたんだから、たっぷり可愛いがってやらないと。)」

 

 

そんな事を考えながら、あたしは直樹が選んでくれた下着に着替えて、直樹の部屋へと向かったのであった。すると、中では直樹が布団にもぐって横になっていて、頬は紅く、息も荒かった。

 

 

あぁ、そんな顔されたら……虐めたくなるじゃん♡♡

 

 

「な・お・き♡♡」

 

 

「っ!?い、いずみ!?な、何でそんな格好に!?」

 

 

「直樹、あたし、結構あんたには迫ってるのよ?なのに気付かないで、そのままとか、かなり傷付くのよね……だから!」

 

 

「あたし、あんたを自分の物にするわ。言っとくけど逃がさないから?」

 

 

壁まで追い詰めると、直樹は顔を紅くしたままで視線をあたしの胸に向ける。

 

 

薬は効いてるみたいね。

 

 

「さぁて、直樹……楽しみましょうか♡♡」ニィ……。

 

 

絶対に、に・が・さ・な・い♡♡




さぁ、どうなるんだ!!


直樹、どうする!?

直樹のヒロインは?

  • 小幡 優衣
  • 倉敷 怜奈
  • 野上 いずみ
  • 真田 美菜子
  • 日向 紗英
  • 野崎 悠
  • 宮島 桜
  • 川嶋 夕子
  • その他
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