今回はエロは無しです。
イベント バレンタイン(宮島 桜)
2月14日、バレンタインデー。
チョコを大切な人に贈るその日の前日、宮島家では桜がキッチンで唸っていた。
「う~む。よし!チョコを溶かして、型に流して……あとは冷やし固めるだけだな。」
「桜頑張っていますね。」
「母様。はい!剣道部のみんなへの差し入れを作っているんです。」
「そうなの。あら?桜、この可愛らしい包みのは?」
「あ!そ、それはその……な、直樹の分です。直樹には直に渡したいんですが、勇気が出なくて。」
「あらあら……。」
恥ずかしそうに顔を赤くする桜に、椿は柔らかく微笑む。それだけ娘が必死に頑張ったという事だろう。
「桜、直樹くんに渡すのなら貴女の勇気が試されますよ。」
「は、はい!分かりました、明日は必ず直樹に渡してみせます。」
「頑張りなさい。そうだ、ついでに直樹くんをまたウチに呼びましょう。」
「!はい!」
母、椿の提案に笑顔になり、喜びを顕にする桜であった……。
◆◆◆
翌日、2月14日、バレンタインデー。
「はい、直樹。バレンタインのチョコよ。お返し期待してるわよ♪」
「三神くん、私もあげるわ♪」
「はいよ~三神〜♪あたしからもチョコあげる♪」
「ありがとうな。」
直樹はクラスで幼馴染の3人からチョコを貰っていた。その様子を見て、小幡 優衣もチョコを手渡した。
「はい、三神くん。」
「小幡さん、ありがとう。てか、貰っても良いの?」
「うん。大貴にもあげたし……その、三神くんには特別なチョコを作ったから。」
「え?ありがとう。」
弟分のそんな姿を遠目に眺めていた桜は、静かに去ろうとするが、意を決して直樹を呼んだ。
「な、直樹。」
「桜姉、どうしたの?」
「その、今日の帰りに話がある。校門前で待ってるぞ。」
「?うん、分かった。」
宮島 桜は学園の校門前にて、どこか落ち着かない様子で待ち人をしていた。
学園の授業も部活も終わり、部活の面々に作ったバレンタインのお菓子を渡した後、直樹に校門前で待つと言って待っていた。
「(や、やはり恥ずかしいな。直樹にちゃんと渡せるだろうか……。)いや駄目だ。こんな気持ちでは野上達に負けてしまう!」
「桜姉、ごめん。待った?」
「あ、直樹。いや大丈夫だ、待っていないぞ。」
「そう?それで、何かあった?」
「こ、これを渡したくて。」
「これって……もしかして桜姉。」
「く、口に合うかは分からないから。今ここで食べて感想を聞かせてくれ。」
「うん!わぁ、ありがとう!嬉しいよ!」
直樹は包みを開けると、そこには綺麗に作られたチョコが入っていた。1つ手に取って食べてみる。
「ど、どうだ?」
「美味しい!桜姉、すごく美味しいよ!」
「そうか。だが野上達からも貰ってるのに食べて大丈夫なのか?」
「いずみ達からも確かに貰ってるけど、桜姉から貰えるなんて思ってなかったから。すごく嬉しいよ!」
「そ、そうか。良かった……。」
照れた様子で恥ずかしそうに俯く桜。
その後、チョコを半分だけ食べた直樹は桜と共に、宮島家へと行き、夕飯を楽しむのであった……。
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直樹のヒロインは?
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小幡 優衣
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倉敷 怜奈
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野上 いずみ
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真田 美菜子
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日向 紗英
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野崎 悠
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宮島 桜
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川嶋 夕子
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その他