ゼノビアはチュートリアル10連で出たと思ってね。
ここは嘗てローマと呼ばれた土地の一角にある特異点の洞窟。
内部の調査のためにカルデアのマスターと彼のサーヴァントであるゼノビアが訪れていた。
「…………うーん、やっぱりおかしいなぁ」
マスターは首を傾げながら呟く。
この洞窟に入ってから既に数十分が経過しているのだが、未だに何一つ見つからないのだ。
「どうした?何かあったのか?」
「いや、それがさっきから宝箱みたいなのとか色々調べてるんだけど何も出てこないんだよね」
「ふむ……確かに妙だな……」
マスターの言葉にゼノビアも同意する。
彼女の言う通り、洞窟の内部を調べ始めてもう随分になるのに一向に怪しい物は何も見当たらない。
それどころか、ここは少し冷える。
エーテル体である筈のゼノビアが寒気を感じるという事は恐らく気温自体は外よりも低いだろう。
しかし、そんな事などまるで気にしていないかのように彼女は平然としていた。カンテラの灯りに照らされる褐色肌の女体は艶めかしく光っている。
「……よし!ちょっと休憩しよう!」
そう言ってマスターは地面に座り込む。
「疲れたか?まあ無理もない」
ゼノビアもそれに付き合うように隣に座ってきた。洞窟の中であるのに、いやだからこそなのか。二人の間に漂う空気感はとても親密なものになっていた。
「うん、俺ってば体力ないからね」
「全く仕方のない。とはいえお前は戦士としてはまだまだ未熟なのだからあまり無理をするんじゃないぞ?」
ゼノビアはマスターを子供扱いするように言い聞かせてくる。その女性として魅力溢れる露出度の高い水着と勘違いされる程の服装に反した態度は、マスターにとって心地よいものだった。つい、彼女を異性として意識してしまうが慌てて邪念を振り払う。
(ダメだダメだ!いやらしい目で彼女を見ちゃいけない)
彼は内心で己を叱咤して何とか煩悩を打ち消そうとするが、どうしても視線は自然と彼女へ向いてしまう。
それはそうだ。彼女は美しい。
ギリシャ神話の英雄にも負けず劣らずな美貌の持ち主であり、その肉体もまた芸術品のように美しく引き締まっている。そんな美女が自分のような男の隣に座り、無防備に体を密着させてきているのだ。
だが、彼女が蠱惑的な服装をしているのには理由がある。それは彼女が恥辱に塗れながらも誇りを取り戻し、その上でマスター……もとい人理のために闘う覚悟を秘めているからだ。だからこそ彼女は自らの弱さを恥じると同時に、マスターに対して強い信頼を寄せていた。
そしてゼノビア自身もまた、マスターに対する気持ちを自覚していた。
「ふんっ……。どうした?私が隣にいるというのに随分と気まずそうにしているではないか。やはり私のような穢れた女など隣に置きたくはないということか?」
「ち、違うよ!ただ……ちょっと緊張しちゃって……」
「緊張だと? 私は貴様に威圧感を抱かせてしまったのか?」
「ううん、そういうことじゃなくてさ……」
「むぅ……。ならばどういうことだ?」
ゼノビアは困惑した表情を浮かべる。その表情は儚く、脆く、今にも崩れてしまいそうなほど危うげだった。しかし、それでも彼女の美しさは微塵も損なわれてはいない。むしろ、その憂いを帯びた瞳は彼女の色香を際立たせるスパイスとなっていた。このままでは理性が持たない、と危機感を抱いたマスターは咄嵯の判断で調査を再開することにした。
「ごめん。何でもない。とりあえず調査を再開しよう!」
「おい待て。まだ話は終わっていないぞ」
「大丈夫だって。それよりほら早く行こう」
「む、おいっ! 引っ張るな!」
ゼノビアの手を引いて強引に調査を再開させる。
洞窟の内部はかなり入り組んでおり、更に奥へ進むにつれて気温が低くなっていく。
暫く歩いていると二人は分かれ道に差し掛かった。
「あれ?こっちの道って行き止まりじゃないか……」
「そのようだな。しかしマスター、先程まであんなに意気込んでいたのに行き止まりで諦めていいのか?」
「うーん、それもそうだね。もう少しだけ頑張ってみようかな」
「ふふ、それでこそ私の見込んだ男だ」
ゼノビアの言葉を聞いてマスターは俄然やる気を出す。そして壁を調べ始めたのだが、その時だった。
「ん……? これは……!?」
壁に違和感を覚えたマスターはそこをつい、無用心にも触ってしまったのだ。
すると、壁から紫色のガスが噴き出してきた。
「な、なんだこれ!?」
「マスター!! 大丈夫か!!」
咄嗟の判断でゼノビアはマスターを庇ったことで難を逃れたが、その代償として彼女は毒を浴びてしまった。
彼女の顔色はみるみると赤らんでいき、呼吸も苦しげに乱れていく。
明らかに危険な状態だ。
……というのはマスターの誤解だ。
確かにこの洞窟に存在するのは毒の霧であるものの、毒といっても媚薬に近い効果しか持ち合わせていない。そのためゼノビアに浴びせられたのは催淫作用のあるガスである。しかも、その効果は強力で一度吸い込んでしまえば一時間近くは抜け出すことが不可能になる。
つまり今のゼノビアの状態は非常にマズイという訳だ。
「ぐ……ぁ……マス……ター……! わ……たしは……だいじょうぶ……だから……!」
息も絶え絶えにマスターを気遣おうとする健気な態度はいじらしくもあり、同時に扇情的でもあった。
褐色の肌は紅潮しており、荒い吐息は艶めかしい。水着ばりの股部を覆う布は湿っており、彼女が発情しているのを物語っていた。尤もマスターは女性経験がないせいか、その事実に気づくことはない。
「そ、そうだ! 『イシスの雨』!』
アトラス礼装による解毒によりゼノビアは事なきを得た。
「はあ……はあ……。すまないマスター。お前が私を助けてくれたというのに、私はお前を助けることができなかった……。不甲斐ないばかりだ……」
「そんなことないよ! 君のおかげで俺は無事だし! 本当にありがとうゼノビア」
「マスター……。お前という奴は……。私をこれ以上惚れさせてどうするつもりだ……」
口に出した瞬間ゼノビアははっとした。自分は今何を口走ったのかと。
慌てて誤魔化そうとするが幸いにも、いや不幸にもマスターは聞き逃していた。それどころか、彼は何やら真剣な面持ちで調査を再開していた。
「うーん、やっぱりここの壁にも仕掛けがあるみたいだな。何かないか探してみよう」
「ま、待て!そこは……っ!」
マスターはゼノビアの制止を無視して壁を調べる。
そして偶然にも彼はあるスイッチを押してしまう。
すると足元がパカリ、と割れると落とし穴が出現してマスターはそのまま落下してしまう。
「う、うわあああっ!?」
「マス……タァアアッ!!」
ゼノビアも後を追うように飛び降りる。
そして、二人はそのまま奈落の底、いやある意味楽園へと誘われることになる。
―――
二人が落ちた先は泉、いや温泉の様な生温い場所だった。
「ぷはぁ! し、死ぬかと思った……」
「うむ……。まさかこんな場所に落ちるとは、怪我はない……か!?」
安否を確認しようとしたゼノビアの顔がかあっと赤くなった。何故なら、マスターは全裸だったからだ。
原理は解らないがこの温泉は礼装のみを溶かす特殊な成分が含まれているらしい。そのためマスターの肉体は丸裸になっており、それはもう見事なフルヌードだった。戦士として未熟といっても歴戦のマスターである。その身体は鍛え抜かれており、筋肉質で贅肉のない理想的な体型をしている。
「うっ……。ご、ごめん……。服を全部溶かしちゃったみたいだ」
マスターは自分の惨状を理解して顔を真っ赤にする。ゼノビアも顔を赤くするがそれはマスターを男と認識するだけでなく、生唾をごくりと飲み込むほど欲情していたためでもある。
「い、いや、気にするな。それよりも早く上に戻るぞ。ここは危険すぎる……♥」
声が少しだけ上擦っているのは恐怖ではなく、性的に興奮しているためだろう。ゼノビアはマスターの顔に強引に目隠しをし始めた。
「こ、これならば私に欲情することはなかろう……♥」
とは言うがこれは彼女が発情している様をマスターから隠すためだ。
頭に靄がかかるほどの強い性衝動に襲われている彼女だが、それでも彼女は必死に耐えていた。
マスターを自分の手で守る。その使命感だけが彼女を奮起させていたのだ。
しかし彼女の決意とは裏腹に、ゼノビアの身体は既に屈しかけていた。
下腹部には令呪の様な紋が浮かび上がり、そこから魔力が漏れ出している。
「んぅ……くっ……! な、なんだ……? この感覚は……?」
「ゼノビア!? 大丈夫!?」
「あ、ああ。問題ない。ただ、妙な気分になってな……」
マスターの問いに答えながらもゼノビアの思考は徐々にピンク色に染まっていく。
(まずいな……。このままでは理性を失うのも時間の問題だ……。疼く……。子宮が、甘く、爛れる様に熱くなっている……。卵巣がマスターの子種を孕むために蠢くのを感じる……。駄目だ……。マスターの前で醜態を晒すわけにはいかないというのに……。)
もし、マスターではなく行きずりの男であったらゼノビアは即座に襲い掛かっていたかもしれない。
だが、彼女とマスターの絆が辛うじてゼノビアを獣から人へと引き戻した。
「私が手引する……♥しっかり、捕まるんだぞぉ……♥」
声も呼気も艶めかしい。
マスターは敏感にゼノビアの変化を感じ取っていた。視覚を封じられているので痴態を見てはいないがどうしても想像してしまう。
「ゼノビア……本当にどうしたの……?」
「心配はいらんさ。ほら、行くぞ……。うう、行く…イクぅ……♥」
マスターの手を引いてゼノビアは歩く。
マスターは手を引かれるがまま、ゼノビアの後を付いていく。
「はぁ……はぁ……。んっ……! ふぅ……んっ……!」
ゼノビアの足取りはおぼつかない。
時折足をもつれさせてバランスを崩しかけるがマスターは視覚を封じられている身であっても咄嗟に支える。
「だ、大丈夫……!?」
「あ、ありがとうマスター……。でも、あまり私に触れない方がいい……迷惑だ……♥」
臓腑を抉られる様な苦悶に悶えながらゼノビアはなんとか言葉を紡ぐ。
口だけでも彼を拒まねば自分が自分でなくなってしまうような気がしたからだ。
「そうか、ごめん。気が利かなくて」
(ああ……すまない。許して、許してくれ♥マスター♥こんな浅ましい、卑しい女であるとバレたくない……♥貴方に失望されたくない♥)
マスターは素直に引き下がるが、ゼノビアの身体は更に火照ってゆく。触って欲しい。触れて欲しい。愛して欲しい。そんな感情が湧き上がる。
「んっ……! うっ……! あっ……! はあ、はあ、はあ……♥」
荒い息遣い。淫猥な水音。そして、喘ぎ声。
「はあ、はあ、はあ……。マスター、階段がある……。気をつけて……♥」
ゼノビアはマスターに寄り添いながら何とか階段まで辿り着く。そして、二人はゆっくりと上へと昇る。
「んっ! うっ! あぁ……♥」
「ゼノビア、本当に大丈夫!?」
「だ、だいじょうぶだ……だから、あんまり喋らないでくれ……♥」
階段は狭く密着せざるを得ない状況だった。マスターの体温と匂いがゼノビアの身体を刺激する。
(ああ……マスターの身体、マスターの声……。凄く、心地良い……。もっと、ずっとこうしていたい……)
そして尻肉に感じる雄々しいモノ。それはゼノビアを激しく昂らせる。
「マス、ター……。すまないが、私の腰に手を添えて貰えないだろうか? 少しだけ、楽になるはずだ……」
「わかった……」
マスターの手がゼノビアのヒップに触れた瞬間。
「ひゃうんっ♥」
ゼノビアは可愛らしい悲鳴を上げた。
「だ、大丈夫!?」
「あ、ああ……問題ない。ちょっと驚いただけだ……」
ゼノビアは必死に平静を装っているが内心は大混乱に陥っていた。
今のはいったい何だ? マスターに触れられると子宮が疼いた。まるで子宮がマスターを求めているみたいだ。ローマにて獣に劣る輩に犯された時は嫌悪感しか抱かなかったが、マスターの場合は違う。
「はあ……♥はあ……♥」
マスターの指先が触れるだけで子宮がキュンとなる。
子宮が疼いて仕方がない。
マスターの身体が欲しくて欲しくて堪らなかった。
「んっ! んっ! んぅ~っ♥」
階段を上り終えるとマスターの手を強引に振り払う。
「ぜ、ゼノビア!?」
「すまんマスター。貴方はここで待っていてくれないか? なに、すぐに終わる……」
ゼノビアは少しマスターから離れ、死角に隠れた。
「はあ、はあ、はあ……」
乳首は痛いまでに勃起し、下着はもはや用をなしていないほど濡れている。
「はあ、はあ、はあ……」
ゼノビアはマスターから見えないように服を脱いだ。
そして壁に背を付け、股を開き秘所を弄り始めた。
マスターの視線が無くなった途端、ゼノビアは発情し始めた。
「はあ、はあ、はあ……♥」
ゼノビアは夢中で自慰を始めた。
既に彼女の手は止まらずに膣穴を掻き回し続けている。
「はあ、はあ、はあ……♥」
マスターの事を想いながらゼノビアは絶頂へと向かっていく。
「んっ! んっ! んぅぅぅぅ♥♥」
布を自身の口に詰め込みゼノビアは達した。アクメの嬌声を漏らさない様にするためだったが、その行為自体が更なる興奮をゼノビアにもたらした。
「はあ、はあ、はあ……♥」
ゼノビアは肩で息をしながらマスターの方を見る。
「すまないマスター……。もう、落ち着いた……。さあ、行こう……!?」
その直後、ゼノビアは予想もしない光景を見た。
目隠しをしたまま、マスターは必死に自分のモノを扱いていたのだ。
「はあ、はあ、はあ……!
ゼノビアを傷つけたくない……!
失望されたくない……!だから、
ゼノビアが来る前に処理しないと……!」
傷つくどころか癒やされた。
失望するどころか愛しさが溢れた。
(ああ……マスター♥貴方はなんて……♥)
ゼノビアは思わず顔を背ける所か、
マスターが扱いているモノの直線上に陣取った。彼の愛情、もといザーメンを浴びるためにだ。
「はぁぁぁぁぁん♥♥♥」
マスターの熱い白濁液が降り注ぐと同時にゼノビアは再び達してしまった。
ゼノビアの身体はマスターの精に塗れていく。
「はぁ……♥はあ……♥」
ゼノビアは自身の痴態を恥じる事もなく、ただ快楽に身を震わせ続けた。
「はあ、はあ、はあ……」
射精を終えたマスターは我に返る。そして、自分が何をしたのかを理解し青ざめた。
「ゼノビア、ごめん……」
(気にするな……♥しないで……♥私は平気だ……♥平気だから♥)
罪悪感に俯くマスターに対してゼノビアは慕情を募らせる。そしてそれは彼女の下腹部に二画目の淫紋を刻む事となった。いつの間に目隠しを外し、階段を昇り終えたマスター達は遂に迷宮の最深部へと辿り着いた。最奥の部屋には巨大な扉があり、そこには文字が刻まれていた。
「この先には『黄金の盃』がある」と。
何を意味するのかは解らないが二人は進むしかない。
すると、中は静かな空間が広がっていた。
「これは……?」
部屋の中心に黄金に輝く杯が浮いていた。
「あれが……黄金の盃なのか? 凄い魔力を感じるぞ……」
「ああ……。恐らく、アレが『黄金の盃』だろう」
二人は警戒しながら近づき始めるが、何も起こらない。
「大丈夫そうだね……」
「油断するなよマスター……。どんな罠が仕掛けられているか分からないからな……」
ゼノビアの言葉にマスターは緊張しながらも慎重に歩を進める。そして黄金の盃に手を触れようとしてもまるでホログラフィのようにすり抜けてしまう。
「触れる事が出来ないみたいだ……」
「そうか……」
本来ならば残念がるべき状況だがゼノビアは冷静だった。今の彼女は黄金の盃に触れる事よりもマスターと一緒にいる方が重要だったからだ。
「ん……? 何か書いてある。
どれどれ……」
しかしマスターは持ち前の不屈
の精神を発揮して謎のメッセージを読み取ろうとした。
「……」
ゼノビアはそんなマスターをじっと見つめている。その瞳からは強い意志を感じた。そしてメッセージ
に書かれている内容を理解した時、マスターは愕然としていた。
「だ、ダメだ。ゼノビアにこんな事できない……しちゃいけない!」
ゼノビアはマスターの言葉に驚きつつメッセージを確認した。
『雄の精と雌の唾液を同時に満たす事により、器は3画目の刻印となる』
ゼノビアの胸が弾む。
つまり、マスターの精と私の唾液を交ぜ合わせれば良いということだ。
ゼノビアの子宮が疼き、秘所から大量の蜜が溢れ出す。
(ああ……マスター……♥貴方の全てを私にくれ……♥)
ゼノビアはマスターにキスをした。
舌を絡め合い互いの口内を貪り合う。
唇を離すと二人の口からは銀色の糸が引いた。
「ゼノビア……!?」
「何も……見ないでくれ」
ゼノビアはマスターに再び目隠しをする。マスターは抵抗しなかった。
「マスター……♥」
ゼノビアは発情しきった瞳を潤ませてマスターを見上げた。ゼノビアにとって今、最も大切なのはマスターとの性行為である。
そして、マスターもまたゼノビアを求めていた。マスターのペニスは痛々しいほど勃起している。
「マスター……♥」
ゼノビアは感謝と欲情を込めてマスターのペニスを軽くしごく。それだけで先走り汁が大量に溢れ出した。
「ああっ……!」
ゼノビアは妖艶な笑みを浮かべながら、今度は両手を使ってマスターのモノをしごいた。
「うぅ……!」
マスターは声を抑えようと必死になるが、それでもゼノビアの手淫によって喘ぎ声を上げてしまっていた。
「はあ……♥」
ゼノビアは愛おしそうにマスターの男性器を眺める。
(もう我慢できない……♥)
ゼノビアはマスターのモノを口に含んだ。
「ああぁぁぁぁ!!」
マスターは快楽のあまり絶叫してしまう。ゼノビアのフェラチオはとても上手かった。亀頭や裏筋などの敏感な部分を的確に刺激してくる。
「じゅぽ♥くぷ♥れろぉ……♥んん……♥」
ゼノビアは身も心もマスターの虜になっていた。もっとマスターの喜ぶ顔が見たくて一生懸命奉仕を続ける。唇と頰を窄めて肉棒に吸い付き、頭を前後に動かし、時には喉奥まで飲み込んでディープスロートを行う。
「あ……!あ……!!あ……!!!」
マスターは限界寸前だった。このままではゼノビアの口に射精してしまいそうだ。
「ゼ、ゼノビア、ストップ……!」
(どうしたマスター?遠慮するな、出していいぞ?……出して。お願いだ、私にマスターの子種を注いでくれ……♥)
ゼノビアは懇願するようにスパートを掛ける。
「あ、あ、で、出るッ!!!」
どぴゅるるるるるるる!!
口内に夥しいザーメンが注ぎ込まれる。ゼノビアは嬉しそうにそれを全て受け止めた。
「んん~♥」
くちゅくちゅと歯を洗う様に濃厚なザーメンを味わい、ゼノビアは幸せそうな表情を浮かべる。
(ああ……♥美味しい♥おいふぃ……マスターの……子種……チンポ汁……♥)
ゼノビアは再びマスターの股間に顔を近づけると、尿道に残った精子を舐め取り始めた。
「んっ……♥んん……♥」
ゼノビアは丹念にマスターのペニスを掃除すると、ようやく口を離して器へと精子と唾液を溜めていく……。
(これで……3画目の令呪が完成する……♥)
ゼノビアは下腹部に令呪が浮かぶのをまるで最愛の夫の子を産むかのような面持ちで見守っていた。
すると、最後のメッセージが浮かぶ。
『汝らの盲目の交わりを以て
盃は形を成す』
まるで翻訳家のようにゼノビアは
文の意味を理解した。
迷わず、ゼノビアは自身にも目隠しを行い、マスターに股を広げる。
「さあ、マスター……私のここに挿入してくれ……」
既にゼノビアの女性器からは大量の蜜が流れ出ており、準備万端であった。しかし二人共まだ目隠しをしているのでお互いの姿は見えない。
「……」
マスターは無言のまま、ゆっくりと腰を前に突き出す。
「ん……♥」
マスターのペニスがゼノビアの秘所に触れる。
「……!?」
その瞬間、マスターは思わず息を飲む。あまりにも熱く、そして柔らかく、そしてキツい。先程、口でされた時とは比べ物にならない快感がマスターの脳髄を襲った。
(こ、これがゼノビアの……)
マスターの心臓が高鳴ると共に挿入していく。
「んっ……♥」
ゼノビアの膣内はマスターのペニスを受け入れるように収縮を繰り返す。
(ああ……マスターが私の中に入ってくる……♥)
ゼノビアは幸福のあまり気が狂ってしまいそうだった。
「んっ……♥んっ……♥」
ゼノビアはマスターのモノを自分の中へ迎え入れるようにゆっくり腰を下ろす。やがて亀頭が子宮の入り口に触れた。
「おぉおおっ♥ イグゥッ♥♥♥」
見られていないという安堵と、
視覚を塞がれて鋭敏になっている感覚により、ゼノビアの感度は通常の何倍にもなっている。
「ああっ!すごい……!
すごいよ……ゼノビアのマンコ……!」
マスターは今まで感じたことの無いような締め付けと滑りが育む吸着に言葉を失い、悶絶する。
「ああっ♥マスター♥マスター♥」
ゼノビアもマスターのペニスで感じる未知の快楽に翻弄されている。
そしてついに二人は一つになった。
マスターのペニスはゼノビアの一番奥まで突き刺さっている。
ゼノビアは全身を震わせて絶頂していた。
マスターもペニスから精液を搾り取られそうになるが、何とか堪えてピストン運動を開始する。
ずん、ずんと突きこまれる度にゼノビアは大きく仰け反って痙攣した。
子宮はまるで亀頭と連結するように
降り立ち、ぴったりと密着している。
「ああぁぁ♥」
ゼノビアは快楽に溺れきった声を上げながら、マスターの身体にしがみついた。
「ああぁぁ♥ マスターのがぁぁ♥ こんなに深くぅぅ♥」
ゼノビアは結合部をぶちゅぶちゅとかき混ぜながら、マスターの動きに合わせて自らも腰を振り始める。
二人は何も見えないが、繋がっている部分だけがお互いの存在を教えてくれていた。
「あぁ……気持ちいい……! マスター、もっと……もっとだ! もっと突いてぇ♥」
ゼノビアはマスターの背中を強く抱きしめ、唇を奪う。マスターはゼノビアを抱き寄せ、さらに激しく抽挿を繰り返した。
「んほ…♥ほぉ♥気持ちいい♥気持ちいい♥貴方に触れられる、擦られるだけでイク♥イっちゃう♥ああん♥もっと♥もっと欲しいの♥」
ゼノビアは淫らな声で叫び続ける。
二人のセックスはさらに激しさを増していった。
「んひぃ♥しゅごい♥マスターのチンポ♥私の奥まで届いている♥子宮口が吸い付いて離れない♥ああっ♥またイッちゃう♥イグゥッ♥♥♥」
ゼノビアは獣のような絶叫を上げて何度も果てる。そして遂にマスターのペニスがビク、ビクと震えた。
「ああ出る……! 中に出すぞ!」
「出して♥出して下さい♥私の中を満たしてください♥」
どぴゅるるるるるるるるるるるる!!!!!
(来る♥来る♥ ザーメン来る♥
女王陥落マンコに歓楽ザーメン来る♥狂うぅぅぅ♥♥♥)
ゼノビアの膣内に大量の白濁液が流れ込んだ。
「お゛っ♥ おっほっ♥ おおおお~~~~~~♥♥♥♥♥♥」
このまま死んでもいい、と
思えるほどの悦びがゼノビアの心を満たす。本来ならば恥辱にまみれたはずの行為だが、今のゼノビアにはそんな事はどうでもよかった。愛する人と結ばれているという幸福感のみが彼女の心を満たしているのだ。
「あ あ あ~~♥♥♥」
ゼノビアは愛しい人の子種を受け止め、幸せそうにあらゆる場所から体液を吹き出した。女王から雌へと墜ちたことすら今の彼女には誇らしいことなのだ。
「はあ……はあ……はあ……」
マスターは射精後の疲労感に襲われながらも、まだ足りないとばかりに腰を動かし始める。
「ま、マスター……♥」
ゼノビアもそれに応えるように腰を動かし、再び快楽を貪り始めた。
ー
「いやあ、大変だったねマスター君、それにゼノビアさん」
黄金の盃、もとい聖杯を手に入れた二人は、無事にカルデアに帰還していた。ドクターのバイタルチェックを受けながら、二人ははにかみ合う。ドクターの死角にて二人の手は絡み合うように握られていた。