※この作品はR-18です。

甚大特異点 鯖ぐだカルデアシリーズ   作:ぷうち☆りん

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テーマ 
ソフトSM メスガキ 自慰強要 顔面騎乗 アナル舐め 騎乗位 アナルセックス




紅い糸 (バー・ヴァンシー 第二再臨 )

 朱い糸  (バー・ヴァンシー第二再臨)

 

「おい」

「ど、どうしたの?」

 

 場所はカルデア、マスターのマイルーム。

 いかにもつまらなさそうに

 自身の髪を己の指に巻きながら、

 少女はマスターにぶっきらぼうな調子で言う。

 見た目は10の後半そこそこ。

 赤いドレスを身に纏い、

 鮮血の様に朱い髪が特徴的な人形の様な美少女だ。

 凡そ主従の関係ではない野放図な言い放ちだ。

 マスターはその少女に咎める事もない。

 周回を終えて魔力を消費したから

 彼女は機嫌が悪いのだろう。

 とマスターは保護者の様に暢気に考えていた。

 

「タイクツ。何か面白い事してよ」

 

 いきなりこれだ。

 いかにも我儘、気まぐれを絵に描いた様な

 酷薄な笑みを浮かべて少女は提案する。

 少女の名は妖精騎士トリスタン。

 一応真名は知る関係だが本人が

 そう呼ばれるのを嫌がるので真名は呼ばない。

 

「面白い事って?」

「質問を質問で返してんじゃねえよ」

 

 狼狽えた様子でマスターは

 トリスタンへと質問するが

 癇癖が強い性質であるのだろう。

 急に彼女は目を吊り上げて怒りだした。

 

「ごめん、気が利かなくて」

「しょうがねえなあ。じゃあ、魔術礼装だっけか? 

 アレ見せろよ、アレ」

 

 そして急に始まる即席のファッションショー。

 しかし評価は悉くが辛辣であった。

 

「あはははは! 何そのダッサいカッコ!」

「うわ~、センスな~い!」

「何そのパイプ。ギャグでやってんの? 

 お前のなっさけねえツラと

 併せてマジ受けるんだけど!」

 

 よくもまあつらつらと罵倒が並ぶものだ。

 しかしマスターは

 すまなさそうにするだけで反論も怒りもしない。

 寧ろ彼女が気を良くした事に喜んでいる様で、

 穏やかに微笑むのみだ。

 

「そ、そうかな」

「……おいコラ。

 さっきから何バカにされてるのに

 ニヤニヤしてんだ」

 

 しかし、それに気づいた

 彼女の機嫌が再び悪くなる。

 何故かは彼女自身もわからない。

 だが、マスターの微笑が酷く気に入らなかった。

 

「バカにしてたの!? 

 まあ、情けないのは事実だからさ。

 君(トリスタン)のマスターに

 相応しくなれる様にもっと頑張らないとな」

「は?」

 

 何とマスターはトリスタンの罵倒を

 叱咤激励と捉えていたらしい。

 これにはトリスタンも閉口した。

 と、言うより酷く惨めな気持ちに襲われた。

 母たるモルガンの様なマスターの大らかさに対して

 自身は何と矮小であることかと。

 トリスタンは異常ではあるが

 馬鹿でも無神経でもない。

 そうした感受性と繊細さも持ち合わせている。

 だが同時に歪んだ感性も有している。

 

「じゃあファッションショーはもういいから、

 チ○ポ見せろよ」

「チ○ポ……? ええっ!?」

 

 嗜虐的に口元を歪めて提案してきたトリスタンに、

 マスターは明らかに困惑していた。

 

「聞こえなかったのか? 

 チ○ポ見せろって言ってンだよ」

「そ、それは無理だよ……。

 それに女の子がそんな汚い言葉を使っちゃダメだよ」

 

 怒るでもなくマスターは優しく、

 トリスタンに諭す調子で言った。

 その保護者面が気に入らなかった。

 

 ──澄ましやがって。

 その善性の化けの皮を剥いでやる。

 トリスタンは静かに決意した。

 

「何が汚い言葉だ。お前についてるモンだろ。

 それとも玉無しへナチンかお前はよ」

 

 ニヤリ、と獲物を見つけた様な笑みを浮かべると

 トリスタンは魔術を発動。

 その衣装を変化させた。

 それは下手な水着より露出度が高い

 黒いラメの生地のボンテージ。

 幼さの残る貌付きにそぐわぬ、

 張り出てふっくらとした丸みを帯びた乳房と臀部。

 そして双方に脂を持っていかれたのかと思う程に

 腰骨が浮かんで見えるまでの腰の細さ。

 至高の彫像が生命を得た

 ガラテアという

 彼女の友人にもその肉体美は劣らない。

 類は友を呼ぶ、というべきか。

 

「うっ……!」

「ホレ見ろ。

 やっぱり私の身体でチ○ポおったててるじゃねえか。

 この変態ヤローが♪」

 

 と罵倒しているがその表情に

 不快や嫌悪感は見られず寧ろ愉快そうだった。

 ぎゅっと、潰れかねない勢いで

 マスターの股間を握りしめて

 トリスタンは言い放った。

 びくびく、と衣服越しにでも

 脈打ち熱を感じる程に彼の一物は屹立している有様。

 遠慮なくベルトを外し、

 ズボンとパンツを下げるとその全容が露わになった。

 

「あのイイ子ちゃんがいるのに

 私の身体でバッキバキにしやがってよ。

 恥ずかしくない? 

 節操ってものはねえのか、死ねよ」

「うう……。

 ま、マシュの事は言わないで……くれ……」

 

 懇願する様にマスターはトリスタンへと言った。

 その表情は戦場にある時とは

 全くの別人の様に弱々しく、

 その事が益々トリスタンの嗜虐心を加速させた。

 

「いいぜ。

 だったら私の前でサルみたいにチ○ポシコれよ」

「そ、そんな……! それは幾ら何でも!」

 

 まるで冤罪でも着せられたかの様に

 マスターは顔色を変えて訴えたが

 トリスタンが考えを変える事はなし。

 

「ハァ? お前が断れる立場にあると思ってンのか? 

 他の奴等に言うぞ。

 お前は仲間に欲情して

 チ○ポ勃起させる変態ヤローだってよぉ」

「うっ……うう……わかったよ……」

 

 飛んだ言いがかりである。

 そもそも殆どのサーヴァントは

 男性のサガなど周知の上。

 寧ろ彼が自分を女として見ている事を

 是とするサーヴァントもちらほらいるのだが

 彼の知る所ではない。

 観念するかの様に自らしゅっしゅ、と扱きだした。

 徐々に扱きたてる勢いはその内

 湯気でも湧くのではないかと思えるまで増していく。

 一方のトリスタンは

 目を獣の様にぎらつかせて

 マスターの自慰に見入っていた。

 彼の尊厳を損傷する事によって、

 自身の存在を彼の中に刻み込む。

 昏く倒錯した嗜好の発露であった。

 

「うっ……うっ……くうぅ……、うう……」

「さっさと射精するんじゃねえぞ。

 私が10数えるまで耐えろよ。

 ほれ、いーち、にーい」

 

 何とも無念そうなうめき声をあげながら

 マスターは自らを慰める。

 視線は機嫌をうかがうかの様に

 両手で頬杖を突いてベッドに

 うつ伏せになっている彼女の全身に向いていた。

 頬杖とうつ伏せになる事によって

 強調された胸はまるで突き立ての餅の様に形を変え

 むっちりとした臀部と尻たぶは

 沁み一つないしゅっとした背中のラインによって

 より隆起が強調されている。

 そして時折誘惑する様に

 すらりとした腿を上げ下げして、

 腰をゆらゆらと左右に動かす始末。

 極上の女体、

 と形容するほかにないものが

 マスターの傍らにはあった。

 

「気持ちいいか? 

 私の身体をオカズにしてシコるのは気持ちいいか? 

 正直に言わねえとマジでバラすぞ?」

 

 バラす、というのは皆に公開するという意味か。

 あるいは解体するという意味か。

 どちらにもとれる物言いであった。

 

「気持ちいい……です……。

 チ○ポシコるの気持ちいいです!」

「アハハハ! マジで言ってんのかお前! 

 ザーコ♡ザーコ♡

 顔だけじゃなくてチ○ポと金玉

 悔しくて震えてんぞ♡ 頑張れ♡

 頑張れ♡ 空撃ちザーメン登ってこい♡」

 

 カウパー腺液が染み出すまでに性感は高まり、

 取り繕う余裕などなかった。

 亀頭は既に鬱血の域にまで達しており

 射精寸前なのは誰の目にも明らかだった。

 そこでトリスタンは閃いた様子で

 八重歯をちらりと見せて髪をかきあげる。

 そのままマスターの側に腰を落とした。

 

「……? うううっ!?」

 

 予想だにせぬことにマスターの

 呻き声が再び起こった。

 何とトリスタンは目を閉じ、

 口を窄めてマスター自身の一物をずっぽりと吸引。

 頬肉と舌を持って

 口腔奉仕を始めだしたではないか。

 

(だ、ダメだ……! こんなこと……! 

 トリスタンにこんな……! 

 いやらしい事をさせちゃあ……!!)

 

 咄嗟にトリスタンのオーラルセックスを

 中断させるべく引きはがそうとするも

 どういうわけか身体がピクリとも動かない。

 

(だ、ダメだ……! 

 俺、ホントはトリスタンに口でしてもらいたがっている……! 

 トリスタンに射精したいって……思ってる! 

 最低だ……俺……!)

 

 理性は自責の念に駆られるも本能は快楽に忠実。

 一物に血流と熱は籠り、

 トリスタンの口をも突き破らんばかりに

 膨らんでいた。

 

 じゅぼっ じゅぼっ じゅぼぼぼっ

 

 卑猥かつ節操など欠片もない轟音と共に

 股間から押し寄せる性的悦楽に

 マスターはただ男の尊厳を蹂躙されるがまま。

 あっさりとその精と情欲を

 トリスタンの口内に発露させてしまった。

 

 どぶっ どぶぶぶぶっ どぷぷっ

 

 先のフェラ音をかき消さん程の

 射精であるというのに

 まるで上物のワインをテイスティングする淑女然と

 トリスタンはマスターの精液を嚥下する。

 こく、こくと彼女の喉が動くたびに

 舌裏や頬も連動して彼の一物に対して

 弱者への収奪を行う蛮族の様に、

 更なる勃起ならびに射精を迫るかの様に蠢いた。

 

「ぷはっ……まあまあだったぜお前のチ○ポ汁♡」

 

 恥じらいもなくマスターの

 一物から口を離したトリスタンは深く息を吸い込む。

 途端その幼さの残る貌に

 そぐわぬ胸をぶるぶると揺れ、

 ラメ生地越しからでも解る位に

 彼女の乳首もまた屹立していた。

 

「トリスタン……。ど、どうしてこんな……」

「何勘違いしてるんだよザーコ♡ 

 私、言ったよな? 10数えるまで射精するなって?」

 

 夜魔の様に残酷な笑みを浮かべて、

 けらけらと哄笑しながらトリスタンは無情に告げる。

 横暴にも程がある。

 とマスターは衝撃を受けると共に天を仰いだ。

 彼女が口腔奉仕を行っている限り

 カウントなど取れる筈がない。

 

「そ、そんな……!」

 

 マスターにしても抵抗らしい抵抗もせずに

 彼女のオーラルセックスを堪能したのも

 事実であった。

 反論らしい反論も出来ずにうつむいてしまった。

 しかし彼の愚息は

 相対する様に反り返って勃起を再開していた。

 

「誰がすぐにおったてろと言ったんだよ? 

 しょうがねえサルマスターだな。

 じゃ、罰ゲームな?」

「ば、罰ゲーム?」

 

 己の正直さに自責の念を抱いていたマスターは

 トリスタンの体術への対応に遅れた。

 手首を取られてぶん、と

 ベッドめがけて投げられた。

 幸いにも訓練による受け身の心得もあったし、

 彼女の加減もあったろう。

 ケガはなかった。

 

「な、何を……うぶっ!」

 

 受け身はとれたもののいきなり

 暗闇と息苦しさにマスターは襲われた。

 尤も呪術によるものではない。

 

「豚のやる事なんて昔から一つだろ。

 私のケツの穴舐めろ、豚ァ!」

 

 罵声と同時に香水、汗、皮脂の入り混じった

 独特の甘みがかった芳香がマスターの

 鼻腔に広がった。

 暗闇と息苦しさの原因はトリスタンが

 マスターの顔面に堂々と

騎乗したためだったらしい。

 気づいたと同時に

 トリスタンは惜し気もなく臀部全体を

 これでもかとマスターへの顔面へと

圧迫させていく。

 のみならず腿にて彼の顔を

 挟み込んでロックしていた。

 

(く、苦しい……。息が、できない……)

 

 酸欠による苦痛と同時にマスターを襲うのは

 トリスタンの尻肉と腿肉愛撫による

 法悦感の二律背反。

 マスターの脳漿は沸騰し、思考回路は機能不全化。

 ぱくぱく、

 と水面の酸素を求める金魚宜しく口を開く。

 

「……♡」

 

 同時にトリスタンの美貌が淫靡に緩んだと思うと、

 自らのしなやかな指を持ってぐいいっと

 尻たぶを分け広げた。

 排泄孔とは思えぬ艶やかな菊座も

 僅かに開いて寒気がなだれ込む。

 トリスタンはわずかに身震いしたが

 次の瞬間ビクン、とその身を跳ね上げた。

 

「……っ~~♡」

 

 マスターの舌が

 こわごわ、とトリスタンの直腸へと侵入し

 ちろちろ、と嘗め啜る。

 同時に騎士が姫への忠義を誓う際に執り行われる

 手の甲への口づけの様な柔らかさと丁寧さを以て

 菊座への接吻が行われた。

 性技、というよりこれは

 マスターの彼女への

 奉仕精神の顕れであったのだろうか。

 

 ちゅっ ちゅっ ちゅるっ 

 ずるっ むちゅっ ちゅるる

 

 一連の倒錯的な性奉仕に

 トリスタンの精神も浸潤を余儀なくされていく。

 瞳は潤み、全身は汗ばみ、

 秘部は隠しだてできぬまでに

濡れそぼっていく始末。

 

 

「んっ……おおっ♡ こ、このぉ……♡ んひっ♡

 ブタのくせに調子に乗りやがって……♡ 

 感じる……♡ このブタ♡ ブタァッ……♡ 

 おひっ……♡♡♡ 

 必死こいて女のケツ穴嘗める

 変態クソマスターがぁ……♡ すきぃ……♡」

 

 言葉は汚いがその音調と声色は

 蜂蜜を濃縮したかの様な粘り気と

甘さを含んでいた。

 無意識の内に求愛の言葉を口にしていたのだが

 マスターに気づく余裕はなかった。

 しかし生命の危機に

 生殖本能が活性化したのだろうか。

 一物はなおもむくむくと膨らみ

 天をもつかん勢いで勃起していた。

 ふっと、トリスタンの腰が浮き上がる。

 漸く新鮮な空気を取り込めたマスターは

 肩を上下させていた。

 思考がまるで纏まらない。

 本能に脳が支配されていくのを実感していく。

 すると、トリスタンがすりすり、

 と股をマスターに擦り付けてながら

後ずさっていく。

 当然興奮のおさまらぬマスターの一物と

 トリスタンの尻たぶがぱちん、と衝突する。

 

「くぅん♡」

 

 媚びる様な愛犬の様なくぐもった彼女の声に

 マスターの緊張の糸がプツンと切れた。

 下から墓から這い出ようとする

 屍人さながら手を伸ばし、

 トリスタンの衣服をぐいっと押し広げて

 乳首をまろび出させるやそのまま鷲掴み。

 ぐにぐにとお構いも躊躇もなく

強引に揉みしだいた。

 

「ん、ひいっ♡ 勝手に……

 触るんじゃねえ……ってのお♡ ふおおっ♡

 乳首♡ 乳首くりくりするなぁ♡ 

 け、ケダモノヤロー♡」

 

 とはいうが彼女に反抗の気配は一切ない。

 寧ろマスターに蹂躙されるのを

 悦んでいる向きさえある。

 くびれた腰を娼婦さながらに

 くねらせてマスターを誘惑するまでの

 動きすらあった。

 

「ごめん……ごめんよ……

 君を傷つけたくないのに……」

 

 何故かマスターは陳謝するが

 愛撫の気配は一向に止まらない。

 その矛盾に満ちた姿は

 更にトリスタンの情欲を燃え上がらせた。

 

「謝れば、許されると、うぅん♡ 

 思ってンのか屑ヤロー……お、おおっ♡

 いいぜ……♡

 そのなっさけない負け犬ヅラに免じて

許してあげる♡ 

 まともな女(私以外のサーヴァント)と

 まともな魔力供給(セックス)出来なくなる位……

 お前に性のトラウマ……刻んであげる♡」

 

 舌なめずりすると両手で髪をぶわっとかきあげて

 フェロモンと汗をマスターへ向けて拡散。

 その仕草はまるで天女の様に艶やかで美しい。

 

「綺麗だ……」

 

 ぽそりとマスターが陶然として

 呟いたと同時に彼の一物が

 トリスタンの排泄孔へとずぶずぶと呑み込まれた。

 

「う、わ……あああ……」

 

 マスターは言葉を失っていた。

 トリスタンの排泄孔の締まりと

 腸液の滑りは生殖器と錯誤しうる程のもの。

 アナルセックスという

 禁忌を冒す背徳感と性的悦楽に

 マスターは言葉を失った。

 一方のトリスタンは

 マスターの指でロックされているのに

 その双乳をぶるん、ぶるんと激しくたゆませ、

 更にはスクワットさながら

 上半身と腰部をグラインドさせていく。

 メリメリ、と音を立てるのではないかと

 いうまでマスターの一物は

 吸血鬼を打ち殺す杭の様に

 トリスタンの排泄孔を姦通していく。

 

「どうだ……? 私のケツ穴……。

 ぐう、変態セックス……気持ちいいか?」

 

 脂汗をその身ににじませ、

 トリスタンは爪を嚙みながらマスターに尋ねる。

 攻めの立場にあるが

 痛みを感じるまでに乳首は屹立し、

 肛門から絶え間なく送られ続ける性愛の電気信号は

 被虐の悦びという相反したものを

 彼女に齎していた。

 マスターは答えない。

 と、言うより答えられない。

 今のトリスタンの雌肉は言わば

 楽園に稔る禁忌の果実の如し。

 後々失楽の焔に焼かれようとも

 その甘美たる至高の味わいを貪る事しか

 できなかった。

 が、そんな事はトリスタンに解りようがない。

 どうせ自分は愛されない。なら嫌われた方がいい。

 忘れ去られる位なら憎まれる方が遥かにいい。

 無視されるのは我慢がならない。 

 

 ぐい、彼の喉仏に

 その華奢な指を蹄鉄さながらに潜り込ませた。

 

「気持ちいいのかって……聞いているンだよ……」

 

 もう一方の手の指がぐぼり、

 とマスターの肛門に差し込まれる。

 急所を抉られて、

 その上窒息の事態にマスターの意識は

 漸く現実に立ち返った。

 

「き、気持ちいい……」

「何が気持ちいいんだ……? はっきり言えよ……♡」

「トリスタンとのセックスが……気持ち……いい」

 

 現実に立ち返ったのもつかの間。

 もはや淫欲の泥濘に頭まで浸かっていたから幼子の様に呆けた調子で反応していた。

 

「気取ってんな……もっとはっきり言え♡ 

 私のケツ穴気持ちいいですって♡

 オラッ! けだものになれ♡ 

 お前も私たちと同じ……ケダモノになぁーれ♡」

「う、わ、あああ……いいよ……。

 トリスタンとのケツ穴セックス気持ちいいよ……」

 

 トリスタンは身体を倒して

 その身をマスター密着させると

 唇同士をぴったりと重ね

今度は舌同士を交わらせる。

 だがその腰と尻は削岩機さながらに

 激しいグラインドを絶賛敢行。

 マスターの精のみでなく理性も秩序も

 己の混沌の坩堝に 飲み込み消失させんと流動する。

 

 ずぼっ ずぼっ ずぼぼぼっ 

 ぱん ぱん ぱちんっ! ぱちんっ! 

 

 お互いの体液が混じる音、

 身体同士がぶつかり合う打撃音が響く。

 マスターはもはや崩壊寸前であった。

 だがそれはトリスタン、

 もといバー・ヴァンシーも同様であった。

 

「オラっ! 射精せっ! よこせっ♡ 頂戴……♡ 

 お前のザーメンと心を私によこせっ! 

欲しいの……♡

 変態セックスでチ○ポから

 くっせえザーメンひり出せっ♡ 

愛しているの……♡

 他の女より私のケツマ○コがいいだろ? 

 いいって言え! お願い……♡」

 

 恋慕 色欲 暴虐 慈愛 虚偽 真実

 お互いに矛盾と倒錯に満ちた

 感情のモザイクの中でマスターは

うわ言の様に言った。

 

「わからない……君が初めての人だから……」

 

 瞬間、トリスタンが感電した虜囚の様に

その身を再び跳ね上げた。

 

「う、嬉しい♡ 刻み込めた……♡ 

 貴方にセックスのトラウマ刻み込めたぁ♡

 狂って♡ 女(わたし)とのセックスに狂って、

 夢中になって♡ ムチャクチャにしてえ♡」

 

 そして競走馬さながらに

ラストスパートをかけていく。

 お互いの情欲は燃え上がり、

 大地に落ちる流星の様にその精神を

 磨り減らし喪失していった。

 あまりの速度と衝撃に彼女の菊座は限界を超え、

 破瓜さながらに流血している。

 それは互いを繋ぐ赤い糸の絆であったのか。

 だが、絆の語源とは家畜を繋ぐ鎖のもの。

 果たしてこの二人はどうであるか。

 

「ば、バー・ヴァンシー! 俺、もうっ……!」

「いいわ……射精して♡ 来てっ♡ 来てっ♡

 復讐ザーメン私のケツマ○コの中に叩き込んでぇ♡

 私を忘れないで……

 私を許さないで……私を……さないでぇ……」

 

 人類最後のマスター 妖精騎士 

 それぞれのギフトを失った獣の様に

 彼と彼女は交わるも臨界の時は来た。

 

 どぶっ どぶぶっ どぴゅるるるる! 

 押し流す様な爆発的な射精が

 バー・ヴァンシーの肛門全域に厄災の様に

広がっていく。

 

「~~~~っ♡」

 

 バー・ヴァンシーは火刑に焼かれる罪人の様にマスターの上で硬直した後

 力尽きた様にマスターへとその身を預けた。

 まるで遊び疲れて寝入る子供の様に。

 

「どうして……」

 

 優しく頭を撫でられると共に

 マスターの声が聞こえたが、

 バー・ヴァンシーはそのまま

幸福な夢へと落ちていった。

 




モルガン「色を知る年齢(とし)か!」
バーゲスト「義娘の情事を覗き見るのはどうかと思いますわ女王陛下」
メリジェーヌ「なんて?(殺意)」

つづく
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