ヒンドゥー神のあらゆる神性を地道に取り込んだって事はパールヴァディーやドゥルガー、アプサラスも取り込んだって事でよかんべね。あとサクラ因子も。
人理修復のため、幾つもの特異点を修復し、数多のサーヴァントと共に戦い抜いたマスターは多少の事では動じない……筈であった。
「周回の時間ですマスター」
ドアの外からアルジュナ・オルタの声が厳かに響く。嘗ての異聞帯の王にしてヒンドゥーの神族の神性を内包した裁定者にして滅ぼしの神。
とはいえ、マスターとの付き合いも長くなったためか若干人間性のようなものも垣間見えてきた。
「ゴメン待たせちゃって……えぇっ!?」
ドアを開けたマスターはアルジュナ・オルタの姿を見て目玉が飛び出るのではないかと思えるほどに見開く。
アルジュナ・オルタは男性であった筈なのに目の前にいる彼の身体は完全な女性体となっているのだから無理も無いだろう。しかもその肉体はヒンドゥーの神性全てを内包している。即ち女神である。豊かな乳房にヒップライン、くびれたウエストは過剰なまでに女体のそれでありその姿はあまりにも刺激的だ。
「どゆこと?」
思わずそう口にする。その言葉が聞こえていない訳が無いというのにアルジュナ・オルタは特に気にせず淡々と告げていく。
「解りませんが戦闘能力に支障はありません」
「そうかもしれないけど……」
確かに戦闘面では問題ないだろう。だがそれ以外の問題が多すぎる。何よりマスター自身も男なのでそういう目で見てしまう。それはマスターとして恥ずべきことである。と彼は思っているのだ。
尚、アルジュナ・オルタは千里眼の持ち主であるのでマスターの劣情や色欲も理解していた。
だが、それを抑え込みながら進もうとする彼の善性に眩さを見出し、平たく言えば好意を感じていたのも事実だ。勿論それを表には出さないのだが。
「それよりマスター」
「あ、ハイ」
「……他の英霊達にこの姿を見せれば士気に関わりますか?」
アルジュナ・オルタの言葉にマスターはすぐに言葉を返せなかった。
それは彼の中にある迷いを的確に突かれたからなのだろうとアルジュナ・オルタはすぐに察した。
「う、う〜ん……。黒髭やフェルグスさん辺りは喜ぶんじゃないかなあ……。あとひょっとしたらダビデさんも。いや、宗教的にダメか」
「成程。今の私はマスターにとって姦淫……即ちセックスの対象に成り得る存在だということですね?」
「言い方ァ!」
あっけらかんと言い放つアルジュナ・オルタを見てマスターの方は再び慌てる羽目になったのだった。
アルジュナ・オルタから放たれる秋波、そして女神の色香は思春期男子にとってはあまりにも凶悪だった。
「そ、そんなことはないよー」
「マスター……貴方は今嘘を言いましたね。想像の中で私を犯し、孕め、孕めと念じながら私の胎内に射精しようとしている」
ぐっ!……っと胸を押さえながらマスターは絶句するしかなかった。実際妄想の中では彼を悩ませていた。無表情のままとんでもない事を言ってくる彼女に対して反論する材料は無いと言っていい。
というより否定しても無駄だという諦めに近いものがあった。何故なら彼女は未来視を持つ。つまり先を見る力を持っているからだ。その為下手な言い訳をして墓穴を掘るぐらいならば正直に謝ろう。
まさかユガの時の様に消滅させられる事はあるまい。
「う、うん……ごめんなさい……」
「他者を強姦し、意のままに操る事は悪……。ですが、マスターは私をその対象にしましたね?」
「うん」
「それは悪です。その悪性は断ち切らねばなりません」
まさか去勢でもされるのではないかと震え上がるマスターであったが次の瞬間、マイ・ルームに入ってきたアルジュナ・オルタの唇がマスターの唇を軽く塞いだ。
柔らかい唇、甘い香り、身体に触れる豊満な肉体と心地好い体温を感じマスターは意識が飛びかけた。
まるで第六天魔王、もといマーラの誘惑を食らったかのようだ。
無意識の内にアルジュナ・オルタの豊穣たる乳房を揉みしだき、柔らかな尻を鷲掴みにした。
自慰や妄想など比較にもならない圧倒的な肉の龍宮と嫋やかな彼女の嬌声が脳を蕩けさせていく。
「ン、あっ♥」
それは永遠にも思える刹那であった。マスターはこれ以上は理性が持たないと判断したのか唇を離すと肩で息を繰り返した。そんな自らのマスターの姿を見るアルジュナ・オルタはうっとりとした眼差しを向けていた。
「んっ……、はぁ……マスターは酷い人です。ですが私はマスターの悪を断ち切ります……それこそが私の成すべき事」
まるで幼子に言い聞かせるかのように、そして悪魔祓いの如き声色で囁きかけると再び彼の唇を奪う。今度は舌を絡ませ合い互いの唾液を交換し合うような深い接吻であった。だがそんな情熱的な口付けの最中にもアルジュナ・オルタの手はマスターの股間へと伸びていく。
そしてズボンの上から彼のペニスを優しく撫でる。
(うああ……、凄い……。アルジュナ・オルタの手、気持ちいい……)
視覚、味覚、嗅覚、触覚、聴覚。
五感全てが癒され、滾る性欲に昇華されていく。彼女の乳房を揉む度に、柔らかな尻を揉みしだく度にマスターの理性は溶けていった。罰にも苦難にも抗えた彼も、絆を紡いだサーヴァントから齎される癒やしと快悦には勝てなかった。
「ン、ふ……マスターは悪い子ですね……♥」
まるで甘やかす様に頭を撫でられると彼女を抱く以外の全てがどうでもよくなってくる。
「ああ……そうなんだ……。俺は、悪いマスターで……キミとセックスしたい……。いや、違うんだ……、俺はキミを汚したくなくて……」
「ふふ、マスターは面白い表現をするのですね。善性と悪性は常に表裏一体、どちらもマスターの本質。つまりマスターは私を犯しながら私を愛している」
欲望に飲まれかけるマスターに対しアルジュナ・オルタは妖艶な笑みを浮かべたまま言葉を続けた。
「それもまた……私が断つべきものです……♥」
そう言って彼女はすっと、マスターの上で腰を上げる。どろっとしたアルジュナ・オルタの濃縮された愛蜜がマスターの股間に垂れ落ちてきた。それはまるで彼女が彼に授けた神酒の様に思えた。
「ああ……、嬉しいよ……、ありがとう……」
そう呟き彼はゆっくりと腰を突き上げ始めた。それに応える様に彼女も腰を下ろした。
「う……ああっ♥」
「うああ……アルジュナのオマンコ……、凄いよぉ……」
「ああんっ♥マスターのおち○ぽがぁ……私の奥に当たってぇ……ンっ、んああぁあぁっ♥♥」
二人の快楽は相乗効果をもたらしていく。互いに深い挿入を行う度に膣内の締め付けが更に増していくのだ。そして彼女が腰を沈める度に彼女の裸体から汗や愛液が潤滑油として分泌されていく。
「はあ……はあ……♥マスター♥
そんなに私の胸がお気に入りなのですか♥」
「う、うん!キミの胸、大好き!
いや、胸だけじゃない!
アルジュナの全部が大好きだ!」
マスターは海に投げ出された遭難者が木の板にしがみつく様な必死さで彼女の乳房にしがみついた。
「ふふ、マスターはおっぱいがお好きなのですね♥」
そう言って彼女は両手で自らの乳房を持ち上げるとマスターの顔の前で揺らした。まるで授乳を待つ子供のように彼は乳首を口に含んだ。
ちゅぱ……れろ……と音をたててしゃぶり、舌を絡ませる。
口内に広がる甘味という味覚にあらゆる理性や枷が吹き飛び、雄の欲望をアルジュナ・オルタという『女神』へと叩き付けしまった。
「ああっ、マスターのぉ……♥おち○ぽから愛が伝わってきます……♥」
「俺も、気持ち良い……っ! ああ、好きだっ! 大好きだよ……」
どくん。と自らの欲望を注ぎ込みつつマスターは呟いた。そうしなくては自らの心に渦巻く彼女への深い愛情が溢れてしまいそうになるからだ。だが今の彼女にとってそれは逆効果であった。
彼は知らないだろうが今の彼女は自らの中で彼が果てたという事実があまりにも嬉しくてどうにかなりそうで仕方なかった。
腟内に放たれた魔力と精液を奇貨として多重の女神の神性がアルジュナ・オルタの霊基を更に変質させ始める。女神の慈愛、地母神の母性、果ては天女の淫蕩さ。それらが混濁した肉欲と愛情の混沌は彼に更なる快楽を与える。
「ま、マスター……♥もっと、もっと愛を……」
「うん、うん!」
女の貌でアルジュナ・オルタはマスターという最愛の男に甘えた。それは最早、女神という神霊だけではない。
「あっ♥マスター……そこぉ……もっとついてぇ……」
甘えるように身体をくねらせながら腰を上下に動かすその姿はとても神々しく、そして淫らだった。
「好きぃ……マスター、愛してる♥」
媚びる様に、蕩かす様に、求める様に、その全てを込めて彼女は愛の言葉を囁いた。
「ああ、俺もだよ!」
その言葉にすら神は歓喜し膣を窄ませマスターの魔力と愛を吸い上げていく。
「はぁ……ん♥マスターの精液、美味しいです……♥」
自らの中で果てた愛しい人の迸りを感じ取りながら彼女は熱い吐息と共に呟いた。
「もっとぉ……、もっとくださいまし……」
口調も変わり、もはや女神ではなく一人の女としてマスターに愛をねだる。
「ああ、いいよ……でも次は……」
ずいっ、と見せ槍するマスター。その股間は天を突く様にそそり立ち、獲物を求めてビクビクと脈打っていた。
「ああ……、素敵ですマスター♥」
うっとりとした眼差しで彼の剛直を見つめるアルジュナ・オルタは彼の肉棒に愛おしそうに舌を這わせる。そしてそのまま口で奉仕し始めたのだ。
「はぁ……んちゅ♥じゅぷ、れろぉ……」
頬を窄め口内でゆっくりとしゃぶり上げていく。マスターの剛直は先端から流れ落ちる様に自らの精液と彼女の蜜でドロドロに汚れている。時折、付着した体液を舐め取ったり飲み込んだりしているがそれでも間に合わない程だ。
目を瞑り、一心不乱に肉棒をしゃぶり続ける彼女の姿は愛おしく、かつ淫乱なものだった。
「うぁ、凄いよ……っ! ああ、もう我慢できない!」
マスターは彼女の頭を押さえつけると思い切り腰を突き上げた。喉奥まで犯すかのような激しいストロークだった。あまりにも巨大な肉棒を完全に飲み込むことはできなかったがそれでも良かったのだろう。彼女は彼の肉塊の感触を文字通り全身で感じ取っていたからだ。そして彼は一度目と同様に剛直から白濁色の猛毒を流し込む。
「んんっ♥んぐっ、ん……♥」
苦しそうな呻きと共に嚥下していく彼女の表情は恍惚に満ちていた。まるで蜂蜜の如く身体を痺れさせ脳をとろけさせる神性たっぷりな精を受け、彼女は悦びにうち震えていたのだ。それは肉体的なものだけでなく精神的なものだったのかもしれないだろう。
そして彼女もマスターに対して激しく腰を振り自ら奉仕する様にして二度目のオーガズムを迎え、熱い飛沫をぶちまけた。
「はぁ……♥マスターの……、愛の味がします……」
彼女はうっとりとした顔で呟くとそのまま彼の股間に顔を埋め、丹念に舐め上げていく。
「あっ……♥ふぅん♥ いけませんマスター♥イタズラなさらないでぇ♥」
しかし奉仕に集中するアルジュナ・オルタの女神穴にマスターの指と舌が侵入してくる。
「イタズラじゃないよアルジュナ。俺ばかりじゃなくてキミも気持ち良くなって欲しいんだ!」
じゅるっ♥じゅるる♥
ぐちゅっ♥ぐちゅるっ♥
遠慮も容赦もなくマスターの指が彼女の肉壺を掻き回す。指の動きに合わせて愛液と精液、そして愛の蜜が混ざり合った液体が飛び散りマスターの肉体に降り注ぐ。その度に彼女は身体を震わせ、甘い声で喘ぐのだ。堪らなかった。自分の腹の上で、あの誇り高い異聞帯の王が淫靡かつ浅ましく悶えている事が。
女としての悦びを知った女神の貌が、自分に傅くように甘い言葉を囁きかける事が。
そしてそんな彼女の事を支配しているという事実がマスターを激しく昂らせたのだ。
愛する人が自分のモノになったという証のように思えたからだ。それが堪らなく嬉しかった。肉体だけではなく精神、もっと言えば魂で自分は彼女と繋がっているのだという実感があった。
「マスター……、どうぞ、お好きなように……」
そう言って彼女は俯せになると自ら股を広げ秘所を見せ付けるようなポーズをとった。
「マスターの思う通りにしてくださって構いません。私に、ご奉仕させてくだ……」
その言葉の途中でマスターは自らの剛直で彼女の女陰を貫いた。
「んああッ!?♥♥」
あまりの衝撃に仰け反り、喉を震わすほどの嬌声を上げた彼女を見て彼は満足げに抽挿を行う。それはまるで、主である自分こそがこの女神の所有者たるのだと主張しているかのような激しいものだった。そして、それはマスター自身も自覚していた。
「んっ……、ああっ♥凄い♥」
激しく突かれながらも彼女は嬉しそうに微笑み続けている。その表情を見て彼も腰の動きを止めなかった。もっと深くまで繋がりたい、互いにそう考えていたのだろう。
アルジュナ自身初めて自分の意思で得た性愛なる感覚だったが嫌悪感はなかった。寧ろこれ程までに心地良い感覚に自分が包まれている事に幸福を感じていたほどだ。マスターの抽挿に合わせて自らも腰を動かし更なる快楽を得ようと貪欲にも求めていた。
マスターも彼女に求められた事が嬉しかったのか更に強く、激しく子宮口を責め立てる。結合部からは絶えず淫らな水音が響き渡り、二人の汗と愛液が入り交じった匂いが立ち籠める。
それでもなお飽き足らず両者は唇を重ね舌を絡め合い互いの唾液を交換し合った。
「はぁ……♥んちゅ、ちゅっ♥」
「んむっ、んっ!!」
互いに限界が近いのか腰の動きが速くなる。
互いの愛を確かめ合いながらも獣の様に相手を貪り尽くそうとするような激しいピストンに二人の意識は白熱し、そして弾けた。
どくん♥どぷっ♥♥びゅくっ♥♥どくっ……♥♥
「あっ♥マスターのせーえき……熱いぃ……♥ 生命を繋げたがって……カリ・ユガを越えても、私の、お腹の中に……♥」
彼女は自分の子宮が愛しい男の子種で満たされる感覚にうっとりとした表情を浮かべていた。
「はぁ……、凄いよアルジュナ……キミは本当に素敵だ……」
マスターもまた彼女の中で果てる事ができた喜びと征服感に酔いしれていた。故に彼の剛直は未だ衰えておらず寧ろその硬度を増しているようだった。
「マスター……、もう一度……」
その言葉に応える様に彼は再び抽挿を再開した。汗ばんだ身体を密着させお互いに求め合い続ける二人の結合部から先程注ぎ込まれた精液が溢れ出し床を汚していく。
「あっ♥だめぇ♥こんな淫らな顔をしてる私、見ないでください……」
照れたように唇を噛むと顔を見られまいと枕に顔を埋めるが、腰を浮かせて尻を突きだす姿勢を取るその様は実に淫靡で、同時に可愛らしいものだった。
「もっと見せて……、キミの全てを見せて……俺だけのアルジュナ!」
「はぁ……♥んん……っ、ああはあぁあぁぁん……!♥♥」
そして始まる全力のピストン運動。
その律動は虚偽、欺瞞、不実、不信、嫉妬、暴虐……様々な悪を祓い親愛と次世代への希望へと転化する、マスターから彼女の心と体内へ与えられた最後の神言にして加護だ。
それは彼女の心に重く、熱く焼き付いていく。
「あっ♥やだぁ、マスター♥激しすぎます……ああっ、ひゃあんっ♥♥♥」
ぱんっ、ぱちゅんっと音を立てて激しく打ち鳴らされる肉の音が寝室を支配する。汗だくになりながらも互いに汗を舐め合い貪りあうその姿は最早獣そのものと言ってもいいだろう。
(凄い!もう既にさっきと同じ量が私のお腹の中に注がれているというのに、マスターのモノがまだ大きくなるなんて……!)
その事実に戦慄すると共に歓喜に打ち震える。愛しい人が自分の中で果てる度に彼女は自分が彼のものになっていく実感を得ていた。そしてそれは彼も同じ事であった。既に二度も精を注ぎ込んだというのに萎える事のない己の肉欲と愛情に驚きを隠せない様子だったが、それでも彼らは行為を続ける事を選んだのだ。
何故なら……。
「マスター、好きです……♥ 大好きです……!!♥♥」
(ああ、凄いわ……!マスターの魔力が私の中で渦巻いてる……!もっと欲しい!もっと愛して欲しい!!私を滅茶苦茶にして!!孕ませてぇええっっ♥♥♥)
もう何時間経っただろうか?いや、もしかしたら数分も経っていないのかもしれない。それ程までに彼らの行為は激しかったのだ!そして……。
「ああぁぁあああぁああぁんんんんんっっ!!!!♥♥♥♥♥」
(イクゥウウーーッ!!女神である私が、マスターとのセックスで果ててしまう!!)
今の彼女はアルジュナであってアルジュナではなかった。本来の人格は女神達と融合し、乳化したかのように混ざり合い、溶け合ってしまっていた。優しく抱かれても荒々しく抱かれても、マスターとのセックスは彼女にとって全て快楽へと変換されていたのだ。
(ああ、なんという幸福――)
そしてマスターもまたそんな状態の彼女に容赦なく己の欲望を叩き付けていた。
「ああっ、マスター♥マスターの逞しいおちんちんで……子宮が押し上げられてるぅ……♥♥」
既に数え切れない程の絶頂を迎えたというのに彼女の肉壺は未だ緩む事はなく、寧ろ締め付けを強めている。それは彼女が未だ絶頂の余韻に浸っているという証拠でもあった。
「はぁ……っ! ごめん、俺また……!」
「どうぞ♥我慢せずに何度でも好きな時に出してくださいませ、マスター♥♥ 貴方の悪性も善性も、私達が全て受け止めますからぁ♥♥♥」
そう言って彼女はマスターの剛直が秘所から抜けるギリギリまで持ち上げ、一気に突き落とすように腰を打ち付けた。その一撃にマスターは耐えられる筈もなく、あっけなく彼女の膣内に精を吐き出した。
「ああ、マスター……♥」
大量の精子が子宮の中に注ぎ込まれる感覚に彼女は身震いした。だがそれでもなお、マスターのモノは萎える事無く硬さを保っていたのだ。
「ふふ、マスターは未だ性欲の悪性に囚われておいでの様ですね♥」
そう言って彼女は自らの下腹部を撫で回し、微笑む。その仕草はあまりにも妖艶で、そして神々しいものだった。マスターから寵愛されればされる程、今の彼女は彼と共にある事に幸福を感じていた。
「だって仕方ないだろ!アルジュナがエッチで可愛くて、それに凄く気持ちいいんだから!」
マスターは恥ずかしそうにしながらも素直に自分の気持ちを伝えてくる。未熟であり、まだ幼い彼の吐露は本来ならば悪性として断ずるべきものであったが、彼もとい彼女の秤は既に壊れ公平性を喪っていた。故に、それは彼女にとって何よりも愛おしい言葉となったのだ。
「ふふ、そうですか……♥ではもっと私で気持ち良くなってください♥」
そう言って彼女は体位を騎乗位に替え、マスターの上に跨る。そしてそのままゆっくりと腰を落としていった。
「んっ……♥はあぁん……♥♥」
ずぶぶっと音を立てて沈み込んでいく肉棒の感触に彼女は背筋を反らせると稔りきった乳房をぷるんと揺らし、稔りきった尻をどちゅんとマスターの腹にスタンプするように打ち付けた。
「はぁ……ん♥♥マスターのおち○ぽ、すごく気持ちいいです……♥塗り潰される……♥私、マスターに染められて……♥♥」
「ああ……アルジュナのオマ○コ気持ちいいよ……ずっとキミと繋がっていたいよ!」
そう言ってマスターは下から突き上げるように腰を動かし始めた。その度に彼女の身体が跳ね上がり嬌声を上げる。そして、彼女は不意に彼の頭を抱きしめると優しく撫でながら耳に舌を這わせた。
(ああ、駄目……こんな幸せな事を知ってしまっては私はもう戻れない……!堕ちていく……!!貴方色に染まっていく!!神の心を堕落させる猛毒の悪性に汚されていく……なのに……♥)
「はぁ……マスター、好き♥好きですマスター♥もっと、もっと激しくして下さい!!」
(嬉しい!幸せ!!気持ちいい!!愛してる!!!)
彼女の心は幸福と快楽に満ち溢れていた。それはまるで毒のように甘美で危険な感覚だ。そして遂にその時は訪れた。マスターが彼女に口づけをしたかと思うと同時に、彼の剛直が熱い精液を吹き出したのである。決して逃がすまいと猛禽の様に爪をアルジュナの柔尻に食い込ませ、滾る雄杭をアルジュナの子宮へと突き刺す。
「ああ、マスターの……♥♥熱い……♥♥」
どぴゅっ♥ぶりゅっ♥
どくりどくりと脈打つ感覚と共に吐き出された大量の精子によって彼女の子宮は瞬く間に満たされていった。
そして――
(あぁああぁぁああああぉぉっぅうっぅぅぐっうううぅぅっッ♥♥♥♥♥♥)
そのあまりの衝撃に彼女は絶頂を迎えた。だがそれだけではない、女神として全ての快楽を受け入れた事によって、魂の灯火は燎原の炎と化した。
「あぁ……マスター……、貴方こそが私の運命……」
「アルジュナ……、愛してる。俺はもうキミ無しじゃ生きていけない……!」
そう言ってマスターは彼女の身体を抱き寄せ口づけをする。それに対して彼女もまたうっとりとした表情を浮かべながら応えるのだった。
「マスター……、私の全てを貴方に委ねます。ですからどうか……」
――貴方の悪性も善性も全て私にください! そんな想いを込めて彼女は再び彼に抱き着いたのであった。
後半は異聞帯時代の相方がTSします。
多彩なれば。