ビックタイトルを使用ですな。
しかしチョロいって?これは愛嬌と言うもんだ
(志々雄)
テーマ おねショタ
チンポなんかに絶対負けない!(キッ)
目が覚めたマスターは困惑していた。
そこは天も地もない星々の光らしきものが
遠くにて輝く異空間だった。
人理修復の旅路の中で
大凡の出来事には耐性のある
マスターもこれには閉口した。
『フフフ……情けない顔ですねぇ。
心細いですか?怖いですかぁ?
この宇宙では貴方の存在は塵芥。
ここまでじゃ貴方はここでずーっと
一人っきり。
嫌でしょう? 嫌ですよねぇ?』
すると直接頭に響く様な声がした。
色々と拗らせているちょろ……
もとい残念美女の声だった。
声の主が予想どおりなら
この異空間の送り主であろう。
「エドモン!」
「オレを呼んだか!共犯者よ!!
ここに渦巻くは黒き怨念の炎!
……な訳ないでしょう。
バカなんですか貴方……?
怨念の下りは否定しませんけど」
ボケに対して声真似までして
付き合いつつ声の主は
どこからともなく現れた。
現れたのは女神の如き
美貌と地母神の如き豊満な肢体を併せ持つ
陰のある雰囲気の美女である。
やはりマスターの予想通りであった
様で彼の顔は一気に和らいだ。
「カーマさん」
「さんって何ですか」
「え? 様の方が良かったかな……」
ジト目でカーマと呼ばれた美女は
マスターを見やりながら
不機嫌そうにしてみせたが
マスターは真面目な顔で
そんなとぼけた事を言うのだ。
「はぁ……まあ、いいです。
さん付けでも何でも……。
相変わらず、やりにくい人ですね」
「俺はカーマさんと一緒にいると
楽しいよ?」
「ああ、もう!
何なんですか貴方!何なんですか!」
あまりのマスターの態度に対して
顔を真っ赤にしながら
マスターをポカポカ殴るカーマ。
しかしマスターは気にせず
ニコニコと微笑むだけだった。
彼女が本気でマスターを害する気で
殴ったなら彼の肉体など
とうに消滅しているのは
わかりきっていたからであろう。
「全く、本当に調子狂いますね貴方……。
はぁ……私だって
本当はこんな事はしたくないんですよ?
……いえ、したいですね。
私は貴方の事が好きですけど
それはそれとして嫌がらせは
したいんです。おわかりですか?」
ニヤァっと陰鬱が
煮凝りになったかの様な笑みだった。
ぬけぬけと言い放つ辺りカーマも
相当に屈折している。
常人なら恐怖し、
愛想をつかすだろう。
そんな態度と笑みだった。
だが、マスターもそんな屈折した
カーマに対しても
鋼線に巻きつたう朝顔よろしく
素直に花が開く様に爽やかな
態度で接するのみだ。
「よく分からないけど、
カーマさんが喜ぶならいいよ」
「そ、そうですか。
なら今回は特別サービスです。
貴方にチャンスをあげましょう」
「えっ!?」
「ほら、私の手を握って下さい。
良いと言うまでは離さないでくださいね」
カーマは
そう言ってマスターの手を取る。
その頑なさに反して白魚の様な柔らかさに
絹の様な触り心地を備えていた。
「触りましたね?」
「えっ? うわああああ!」
カーマが鮫や鱶を彷彿とさせる
禍々しい笑みを見せるや否や
マスターが炎に包まれた!
「あはははは!惨めですねぇ!
信じてはいけないものを
信じるからそうなるんです!
貴方のその増上慢を糾しましょう!
その炎は貴方の上っ面を焼き払い
本性を再臨させるもの!
悪辣? 卑劣? 鬼畜? 外道? 醜悪?
うふふふふ、何でも構いませんよ!
どんなに矮小で無惨な貴方も
私だけが愛してあげましょう!
私はそういうモノですからね!
あはははは!!」
カーマの自暴自棄にも聞こえる
高笑いのみが虚空に消えていく。
そして、炎が消え去った後には……
何も残らなかった。
「え?」
カーマは予想外の事態に硬直した。
この異空間そのものにして
全能の存在である筈の彼女も
この事態は想像していなかった。
「な、何ですかコレ?
ドッキリ? 新手のドッキリですか?
ホラ、アレでしょう。
あの虎の着包みを着た
アッパラパーなランサー辺りが
看板持ってやってくるんでしょう?」
依代の影響なのか
酷く俗的な事を言うカーマであるが……。
しかし なにも おこらなかった……。
「ど、どうしましょう……。
と、取り敢えず象の頭をって……!
あの破壊神じゃないんですよ私は!」
遂にはノリツッコミまで始めたが
やはり虚空には静寂があるのみ。
いよいよどうにもならぬと、
カーマは捨て鉢になるように
体育座りし始めた。
(どうして……、どうしていつも
うまくいかないの…?
いつもそう……。だから、
誰も、誰も私を愛してくれない……。
誰も愛してくれないんだ……)
果のない筈の宇宙が
自ら枠を定めだすかの様に
カーマは遂に胎児の様に丸まって
殻に閉じこもろうとする始末だった。
だが……。
「泣かないで、おねえちゃん」
「!?」
誰かから背中を優しく叩かれると
ピン、とカーマは背を正した。
「だ、誰ですか急に!?
ビックリするでしょう!」
年甲斐もなく酷く赤面は
目の前の少年に怒り出した。
だが目の前にいる酷く見覚えのある
少年はぽかん、ととぼけ顔。
「……って何ですコレ?
貴方の本性は純朴……って事?
あーあ、止めです。止め止め」
「?」
何か心の琴線が切れたのか
カーマは地金をむき出しにして
白けた態度と口調で言い出した。
無論、少年となったマスターには
目の前の女神の言う事など解らない。
「もうさっさと帰ってください。
私、子供に興味はありませんので」
「でもおねえちゃん寂しそうだよ」
「……ッ!! この子はッ!」
流石に殴打まではしなかったが
カーマの顔が恥辱に歪んだ。
心を閉ざしているものは
暴かれると脆いものだ。
寓話にもあるが王様は裸だと言うのは
いつでも物怖じせぬ子供である。
「何かしてあそぼうよー!あそぼ!あそぼ!」
「ああ、もう……だから!」
一方の少年マスターは
カーマに擦り寄って甘えだす。
煩わしさに襲われたカーマは
彼を元のカルデアに転送しようとしたのだが……。
『お待ちなさい、ソワカソワカ』
姿はなかったが不倶戴天の敵たる
とある尼僧の声がその空間に響いた。
『確かに分別あるものを堕落させ、
蹂躪するのも興奮……こほん。
我々の有り様ですか純朴なるものを惑わし、乱し、
魔道に堕とすのも滾る……もとい一興でしょう?』
言われて見ればそうかもしれない。
と、カーマは仇敵の言うことながら思い直した。
子供なら単純一途、
彼の愛を専有、もとい意のままにするなど容易い筈だ。
「どうしたの?」
「いえ……なんでもありませんよ?
それより、何をして遊びましょうか……?」
蠱惑的な笑みを浮かべてカーマは
マスターへ誘いをかける……そして……。
─
場所は虚空から穏やかな気候と
晴れ渡る空の下、小鳥たちが思い思いに唄い騒ぐ
森の湖畔に映る。
「うふふふ……捕まえてごらんなさい?」
「わー! まてまてー!」
やっていたのは鬼ごっこという子供の遊びだった。
とは言えカーマとて無為無策というわけではない。
何かにつけてスキンシップを計り、
互いの距離感を近づけている。
「はいタッチ!」
「きゃ!捕まりました……」
「じゃあつぎはぼくがオニだね!」
そのうち少年マスターの方から
触れてくる事が多くなってきた。
「ほらほら!こっちですよ!」
「まってぇー!!」
カーマが走り出すと、少年は必死に追いかける。
その様子はまるで仲の良い姉弟の様にも見えた。
(このまま……、
ずっとこうしていたい……。
何もかも忘れて……二人で……。
って何を考えているんですか私は!)
そんな風に考えてしまう自分がいる事に
カーマは気がついた。
「はぁ……はあ……。つかまえた!」
「きゃん!」
遂、呆けていた隙をついて
遂に少年マスターが追いついて
カーマの腿に抱きついた。
当の少年マスターの顔は
カーマのもろだしに近い臀部の直ぐ側にある。
走り回った後故、荒い呼吸が彼女の尻たぶに
熱風の様に吹き荒れると
彼女は見る見る内に頬を染める。
(あぁ……♡お尻に……♡
この子の熱い吐息が……♪
って私が即落ちしてどうするんです!
落ち着きなさいカーマ……!
相手はただのおませさん……
イニシアチブはなこちらにあるんです……!)
「ど、どうしました……?
私に触って興奮しちゃいましたか?
ふふっ……イケない子ですねぇ♡」
瞬間、顔が蕩けたものの何とか持ち直し
本来の目的に立ち返るべく誘惑のポーズを取る。
体を動かす度に
恥知らずなまでに肥大した豊乳と臀肉が
同時にぶるるん、とたわむその光景は
雄なら瞬時にカーマを襲う衝動に
駆られるであろうもの。
が、少年マスターはぽかんと佇むのみ。
襲うどころか欲情する気配もない。
「あ、あら……?意外とやりますねぇ……」
「おねえちゃんもじもじしてるけど……
お腹が痛いの?」
そしてこの反応であった。
カーマは泣きたくなってきた。
何か自分の沽券に関わる様な、
そんな気分に因われた。
「痛くありません! そんな事よりもですね。
貴方は私を見てどうにか思わないんですか?
キレイだなー、とかカワイイなーとか
触ってみたいなーとか!」
余程精神的に余裕がなくなったのか
遂に単刀直入に問いただし始めた。
すると少年マスターはうーん、と声を出して
一思案を始めた。
一体何を言い出すのだろうか。
カーマはまるで小娘の様に胸に
ざわめきを抱きつつその返答を待った。
「うーんとね」
「なんですか?」
「だいすき!」
「!?」
まさかの奇をてらうわけでもない真直な好意。
直截な言葉にカーマは赤面し目を泳がせ始めた。
「な、何を言うんですか!?
だ、大好きとかそういうのは……」
「おねえちゃんは??」
「そ、それは……。」
カーマは一瞬躊躇したが意を決した。
「わ、私も貴方の事が好きですよ?」
と正直に答えた。
まるきりの嘘ではない。
「やったー!!じゃあけっこんしよう?」
「け、結婚……って……」
飛び上がらんばかりに喜んだかと思えば
この突飛な発言だ。
カーマですら思わず呆気に取られてしまった。
「うん、ぼくおねえちゃんのことあいしてるもん!
だからいっしょにくらそうよ。
それでずぅっとなかよくするの」
そう言って少年はカーマに擦り寄ってきた。
まるで春の木漏れ日の様な暖かさに
カーマの頑なな精神の根もあわや氷解しかけた。
「え、ええい離れなさい!
私は貴方みたいなキラキラした子は
大嫌いなんです!!」
カーマはその腕を振りほどこうとしたが、
力が入らなかった。
「あれ……? おかしいです……。
体が……動かな……い」
何かの罠かとも思ったがそうではない。
この世界はカーマそのものであり
つまり彼の好意を拒む事こそが
カーマにとって不都合な事態なのだ。
あぁ……、そういうことか。
とその事実を理解した彼女は
一人納得する。ならば……。
「つまり次は
おままごとがしたい……という事ですね?」
「おままごとじゃなくて……。
ホントのけっこんがしたいよう」
目線を彼の下まで下げてわざととぼけた事を言った。
すると少年マスターは忽ち意気消沈。
しょんぼりとした様子で俯いてもじもじした。
攻守逆転にカーマは背筋がゾクゾクする
昏い高揚感を少年マスターに抱いた。
「ふふふ、そうですか。
ならこのおままごとはテストです。
貴方が私の旦那様に相応しいかどうか……
見せてもらいますね?」
「うん、がんばるよ!」
「っ……! だ、だからあ!!」
眩い笑顔と固い決意によって
またもや少年マスターのペースになってしまう。
果たしてどうなることやら……。
─
「ではまず、身を清めるために
その湖に入りますよ」
「でも冷たいよ?」
マスターの手を取りカーマはまず
湖畔のほとりにすたすたと歩いていく。
「全くワガママな旦那様ですねぇ。
でもいいですよ?
そんな旦那様に尽くすのも私の勤めですから」
パッ、と神速にて上空に舞い上がると
大地めがけてシヴァの残り火を放つ。
放射点の窪みに湖水がなだれ込むと
即席の温泉が出来上がった。
「カッコいい!」
「そ、そんな煽てに舞い上がる私だと
思っているんですか!
ホラ、貴方の望みを叶えたのですから
さっさと脱ぎなさい!」
「はーい」
言わでもない事を言いながら
カーマは少年マスターに脱衣を促すと
彼は素直に応じた。
が、その裸体を見てカーマは硬直し、
更には息を呑んだ。
裸体自体は然程世間一般の少年のものだが
とある部分、端的に言えば
股間のモノが人並み外れていた。
「どうしたの?」
「な、何でもありません!
ほら、早く入りますよ!」
胎のざわめきと疼きを誤魔化す様に
カーマは彼の股間をチラチラ横目でみやりつつ
手を引いて、一緒に入った。
「あぁ……あったかい……」
「うん、ぽかぽかするね!」
カーマは即席の温泉に浸かると
身体のみならず精神が解れていくのも実感する。
恐らくは傍らの少年の影響もあるだろう。
暫くそのまま浸かっていたのだが……。
「どうしたんです?」
ふと彼の視線が
自分の胸に注がれているのを感じたカーマは
わざとらしくも彼に質問する。
「おねえちゃんのおっぱいって大きいね。
おかあさんみたい」
「漸く気がついたんですか?
それにお母さんだなんて仕方ない人……。
私は貴方のおよめさん、なんでしょう?」
勝ち誇り、顕示するかの様に胸を張った。
更に、子ではなく無意識のうちにカーマは
少年マスターを人と呼んだ。
一人の男、もとい牡として彼を見ているのだ。
「あ、ごめんなさい!」
「まあ、構いませんよ。私は寛大ですから……
お母さんが恋しいんですか?
うふふふ、この愛の女神たる私を母呼ばわりする
無礼を許すと共に庇護を求める権利を許しましょう」
ここぞとばかりにマウントを取り出す
カーマであったが少年マスターには
なにを言っているのか解らない。
「あ、そうでした……。
今の貴方は子供でしたっけ……。
とにかく、私に甘えても良いってことです。
遠慮なく私の胸に飛び込みなさい」
「いいの?」
「変な所で慎重ですね貴方!
私がいいと言っているからいいんです!」
かくして少年マスターはカーマの許可のもとに
彼女の胸へと飛び込んだ。
彼の童顔はカーマの豊満な胸に挟まれる形となった。
「ふふ、どんな気分ですかマスター?」
「ドキドキして、何だか……フワフワする」
「そうですか。
ではこの女神の抱擁は如何ですか?」
優しく、それでいて力強く
少年マスターを抱き締めると耳元で囁いた。
「うん、すごく嬉しくてもっとドキドキする」
カーマの抱擁に安心しきった少年マスターは
心の底からの笑顔を浮かべた。
「えぇ、存分に堪能すると良いですよ。
…………私の胸の中で赤ちゃんの様に……」
カーマも少年マスターの笑顔に釣られて笑う。
遂に我が手に落ちたと確信を抱いたかの様に。
だが……。
「おねえちゃんもドキドキしてる……嬉しいの?
おねえちゃんが嬉しいと、僕も嬉しいな」
「はー? し、していませんけどー!
勘違いしないでもらえますかー!?
ほ、ほら赤ちゃんマスター!
ママのおちちが恋しいんでしょう!」
またも心中を看破されるや真っ赤になって
半ば強引に彼の童顔を自身の胸におしつけた。
(これで少しは……んひっ♡)
乳首に彼の唇が触った途端、
カーマの頭の中が弾けた。
さらにちゅう、ちゅうと乳飲み子のように
少年マスターは彼女の乳首を吸引。
子供ゆえ吸引力は微小だがそれ故に
羽毛でくすぐられている様なむず痒さと
反面心地良さを感じてしまう。
(おねえちゃんのおっぱい……あんしんする)
(ふぅ……♡ ああっ♡ な、なんとかしないと♡
このままじゃ……イク♡ 乳首吸われただけでイクっ♡
し、舌まで使ってきたあっ♡ だ、ダメッ♡
おままごとじゃすまなくなるぅ♡♡♡)
少年マスターは母性の安らぎを感じていたようだが
当のカーマはそれどころではなかった。
何とか彼を魅了し、従属させねばと奮起して
漸く少年マスターの顔を胸から離すことに
成功した。
「さて、では旦那様。次は何をしますか?
おままごと、と言いましたが…… 。
夫婦ならもっと相応しい遊びがある筈です。
ほら、こうやって
お互いのお腹や背中を 擦り合うんですよ?
私と旦那様はこれでもっともっと仲良しさんですねぇ。
うふ、うふふ……」
カーマの瞳が怪しく光る。
彼女はもう止まれない。
彼の幼い肌、小さな指、
そして規格外のペニスが触れる度に
カーマの肢体はビリビリと甘い痺れに
囚われていく。
「あっ、んっ……。あぁ、駄目っ……。
そんな風にされたら私おかしくなるぅ!」
(なにこれ!? おかしい♡
旦那様に何をされても気持ちよくなるぅ♡)
カーマの身体を蝕む熱は 次第に高まっていき、
それは彼女に淫靡に乱れた姿を晒させる。
少年マスターの愛撫を受ける度に
彼女の口から艶やかな声が上がる。
「カーマおねえちゃん?
ハァハァって……つらそうだよ?
ごめんなさい!ぼくのせいで!」
少年マスターは彼女の発情を
苦悶と勘違いしまったらしい。
申し訳無さそうに離れだす。
(あ、ああ……♡
嫌ぁ……私から……離れないで……)
カーマの表情は切なげに歪み、
瞳からは涙すら溢れ出す。
「だいじょうぶだよ! ぼくがなんとかするから!」
「……お願い、助けてください…マスター♡」
カーマは少年マスターにしがみつくと
彼の胸に頬ずりしながら呟く。
どちらが従属しているかわかったものではない。
「うん!まかせてよ!」
いつものマスターの様に雄々しく言いきった。
カーマはそんな少年マスターに
頼もしさを感じる始末だった。
「ありがとうございます。
……でも、まずは温泉から出てください」
「はーい」
少年マスターは元気よく返事を返すと
入る時とは逆にカーマの手を引いて温泉から出た。
「あのね、カーマおねえちゃん」
「はい、なんでしょう?」
「おふろからあがったし……つぎは何をするの?」
少年マスターは純粋な眼差しでカーマを見つめる。
(あぁ……マスター、私の愛しい旦那様♡)
少年マスターは気づかないがカーマの瞳は潤み
拭いたそばから股より愛液がつう、と
彼女の太腿を伝い続けていた。
「そうですね……。
では今度は一緒にベッドに入りましょうか」
「うん、わかった」
二人は仲良く手を繋いで寝室へと向かう。
「わあ、すごいね!」
少年マスターが目を輝かせているのは
カーマが魔術で顕現させた天蓋付きの大きなベッド。
さながら王族仕様のクラスのものだ。
「うふふ……。どうですか?」
「とってもふかふかだね」
「そうじゃなくて、
私が魅力的だと感じるでしょう?」
「うん、カーマおねえちゃんきれいだもん」
少年マスターの言葉に気をよくしたのか
カーマは上機嫌になりながらベッドの上に寝転んだ。
「そうですか……♡ふふ、嬉しいです♡
では次は私の上で抱き合ってみましょうか♡」
「えっと、どうやって?」
「簡単ですよ。私に覆い被さるようにすればいいんです」
「そっか、やってみるね」
言われた通りに少年マスターは
仰向けに横たわるカーマの上に跨る。
お互いの温もりにどちらも目を細めた。
「そうそう上手ですね。そのまま動いてみて下さい」
「う、うん……」
(なんか、こわいけど……。がんばらないと!)
少年マスターはゆっくりと腰を動かし始める。
ぬぷっ ぬぷぶっと少年のペニスは
じわりじわりとカーマの胎へと冒険家さながらに
踏み込んでいった。
「あん、やん……。いい感じです。
もっと強く、激しくしても大丈夫ですよ?」
「わかった、いくよ?」
少年マスターの動きが激しくなり、
それに伴いカーマの喘ぎも大きくなっていく。
「あっ、いいっ! きもちいい、すごくいいです!
私の中を貴方のでいっぱいにしてぇ!」
その言葉通り彼女の膣内は 少年マスターの
巨大なペニスを貪欲に締め付ける。
まるで初物狩りに奮起するかのようだ。
だが少年マスターはそこで動きを中断してしまった。
(そ、そんなぁ♡ ここでお預けなんて酷い……。
酷い、酷いぃ♡ 一思いにやって欲しいのにぃぃ♡)
愛の神や愛欲の獣の矜持は塵の様に吹き飛んでいた。
彼女は陶然としたトロけ顔にて
焦点も定まらない中マスターへと
赦免を請うかの様に哀願まで始めだした。
「ねぇ?どうして止めちゃったんですかぁ?
どうして……どうして♡
意地悪なんてイヤですぅ♡
くださいっ♡くださいっ♡
貴方の初めての精通ザーメンびゅるびゅる注いでぇ♡」
「だ、だめだよ……!おねえちゃんのおなかに
おしっこ出しちゃあ……きたないよ……!」
「そ、それはおしっこじゃないからいいんです♡
およめさんの素♡ 素だからぁっ♡
旦那様はお嫁さんのお腹にびゅーっと出すのが
正解なんですぅ♡♡♡
誓いの言葉は「愛してる」とか「孕めっ」って
言う事っ♡♡♡ いいですねっ♡♡♡」
とんでもない性教育もあったものだが
少年マスターはカーマを妻として信頼していたらしく
素直に応じた。
「カーマおねえちゃん!あいしてる!」
「!? んあっ、あ、あぁぁぁ〜〜〜♡♡♡」
マスターの無垢な求愛はカーマにとって宝石の輝き。
同時に精通したばかりのマスターから放たれた白濁の
魔力を媒介とした様な宝石魔術さながらに
カーマの方寸を撃ち抜き、ビクビク痙攣を起こさせ
目をくらまさん程の絶頂を与えるのだ。
びゅっ! びゅっ! びゅるるっ!!
どびゅるるる!
(ああ熱い、沢山出てる……♡
お腹の中が……溶けるぅ♡)
少年マスターの精液が子宮を満たす感覚に
カーマは身体を震わせて絶頂を迎えた。
だがそれでも二人の行為は終わらない。
「ふぅ、気持ちよかったですねぇ?
ですがまだ私はおチ○ポに負けた訳ではありません♡
……まだいけるでしょう?」
カーマは妖艶な笑みを浮かべると
少年マスターのペニスを優しく握った。
「う、うん……」
(ふうふに勝ち負けってあるのかな?
なんだかふしぎなきぶんになる)
先程までとは違うカーマの姿。
それに戸惑っている筈なのに何故か興奮してしまう。
「カーマお姉ちゃん……。ぼくまた……!」
「はい、何度でもしてあげますよ。
……ほら、こことかどうですか?
カリが引っかかるのが堪らないでしょう?」
カーマは少年マスターの耳元に口を寄せ囁く。
その言葉通り、
少年マスターのペニスは
再び硬さと大きさを取り戻していた。
「うん!すてきだよ!
カーマおねえちゃんも、かわいいよ!」
「ふうぅん♡ありがとうございますうぅ♡♡♡
でも私は貴方のおチ○ポなんか……♡
おチ○ポなんかにぃ♡絶対負けにゃいん♡」
こんな情けない布告が果たしてあるだろうか。
だがカーマはそんな時分に今までの様な
敗北感や惨めさなどまるで感じていなかった。
(こんなに可愛い男の子と愛し合えるなんて……)
彼女は自分が今、
世界で一番幸せな女である事を確信していた。
「ぼく、カーマおねえちゃんのことだいすき!」
「私も大好きですよ♡だから……♡」
媚びに満ちた女の目と声色。
更には雌豹のしなやかな背と
それにそぐわぬはり出た
瑞々しい尻を突き出し、
ふるふると震わせてマスターを
誘った。
カーマの精神は既に
マスターに屈服し、
その雌肉は従属と奉仕の
歓びに目覚めつつあった。
「じゃあ、いれてもいいよね?」
「ええ、勿論♡」
少年マスターは自分のモノを掴んで
位置を定めると一気に挿入する。
「ふぁああ♡」
「おねえちゃん、だいじょうぶ?」
「はい、平気です♡
むしろもっと欲しいくらい♡」
「ほんとう?」
「本当ですよぉ♡
遠慮せずにガンガン突いて♡突いて♡」
「わかった!」
少年マスターが力強く腰を振る。
その度にカーマの口から漏れ出るのは甘い吐息と
媚びに満ちた雌の嬌声ばかり。
呼応するかの様に少年マスターの動きが激しくなると
同時にカーマの声も大きくなっていくだけではなく
彼女の子宮口が降りてきて
亀頭を包み込むように密着してくる。
そして精液を一滴残らず搾り取ろうと
膣内全体が収縮を繰り返してくるのだ。
しかし、それでもまだ足りないというかのように
彼女は更なる快楽を求めてきた。
自らの指先でクリトリスを刺激し始めたのだ。
だが、それも当然だろう。
何故ならば今の彼女にとって
最も強い快感を得られる場所はそこなのだから。
「はぁ、ああん……♡
凄い♡これ♡♡♡しゅごいぃ……♡♡♡」
(ダメだ。頭が真っ白になって……♡
何も考えられない……。
でも、とても気持ち良い♡ずっとこうしていたい♡)
少年マスターに求められる事が嬉しいのか
彼の動きに合わせて自らも腰を動かすカーマ。
それは夫を求める妻そのものの姿だった。
だがまたしても動きが止まった。
「ああ、イヤあ♡どうしてやめちゃうの♡」
「だって……。
カーマおねえちゃんがぶるぶる
震えてたから……」
「あ、ああ……♡違う♡違う♡
優しい旦那様ぁ♡
女の子は好きな人に
おちんちんされると嬉しくなるの♡
もっと、もっとオマ○コが
おしゃぶりちゅうちゅうしたいって
震えちゃうんですぅ♡」
「そっか、それならいいんだ。
ぼくがんばるね!」
「はい!私も頑張ります!
だからもっといっぱい ちゅっちゅして下さい!
お願いします!」
カーマが苦しんでいるのではないと理解した
少年マスターは安堵の笑みを浮かべ
カーマは遂に神の啓示でも請う狂信者さながら
マスターを求める有様であった。
「ああんっ!!きたっ!……きてますっ!
熱いのがいっぱい私に入ってきてるぅ!」
(ああっ!だめっ♡
また幸せになっちゃう……♡
マスターのおちんちんに負けちゃう♡
でも、いいや……。
このまま負けちゃおう……♡
だって愛される事がこんなに
幸せだなんて知らなかったもの……♡)
愛欲の獣は遂に
マスターの善性と獣性の
二刀流に調教されきってしまう。
夥しい射精も尻を震わせて甘受すると
その多幸感だけで何度も
絶頂してしまうのだ。
(こんなの覚えたらもう戻れない……♡)
「カーマお姉ちゃん、だいすきだよ」
「私もです……♡」
少年マスターはこの上なく満足げな表情を浮かべると
彼女の身体をぎゅっと抱きしめる。
「あっ……、マスターのが中で動いて……。
また出そうなのですね?
私の子宮が赤ちゃん作る準備してますよ……♡」
「うん、ぼくまたカーマお姉ちゃんの中に 出したい」
「わかりました。
では、次は私が気持ち良くしてあげます。
……ほら、こっち向いて」
カーマはマスターの顔に手を添える。
「キスして欲しいの?」
「はい……。
今度は優しくしてくれるんですよね?……んむ」
(カーマおねえちゃんと
ちゅーしてると なんだかおちつく)
(私もです。マスターとの口付けは心地良い……。
それに、何より幸せな気分になります)
二人は舌を絡ませ合い、唾液を交換し合う。
繋がるのは銀色の箸と互いの慕情だ。
「ぷはぁ、おねえちゃん、すきだよ」
「私も大好きです。マスター」
そして再び始まるピストン運動。
先程までとは打って変わって、
ゆっくりと、それでいて力強い動きに
カーマは身悶える。
「んっ♡ひいぃ♡ダメッ♡
その動きはダメッ♡」
「えーと……?」
少年マスターはカーマの
あられもない痴態に反しての
否定の言葉にたじろいたがそれも
一瞬だった。
「およめさんは
うそをついちゃだめなんだよ!
めっ!めっ!」
その小柄さに見合わぬ全身を
使った剛の突きは成人男性にも
劣らぬ威力であった。
「んああああっ♡
ご、ごめんなさい♡
嘘です♡恥ずかしくて嘘つきました♡
してっ♡ してっ♡
バカになる位いっぱいして♡
旦那様の立派なおチ○ポで
ダメなカーマを躾けてぇ♡♡♡」
「わかった!カーマおねえちゃん、
しあわせになろうね!」
「はいっ♡二人で幸せになりましょう♡
だから、もっと、もっともっとください♡」
(ああ、ダメ……。
この人に逆らえない。
だって、こんなに気持ちが良いんですもの……。
これが本当の愛の形なのかしら?)
快楽に溺れながらも、
そんな事を考えている内に
カーマは再び絶頂を迎える。
「ああ、イクッ♡イキますぅ♡
旦那様の赤ちゃん作っちゃいます♡」
「ぼくもだすよぉ!!うけいれて!」
「きてっ!旦那様の子種汁下さい♡」
「「だいすきっ!(大好きぃ♡)」」
同じ言葉と同じタイミングで
二人は同時に果てた。
(ああっ!熱いのいっぱい出てるぅ。
お腹の中全部満たされてるみたい。
……ああ、幸せ♡ もう、死んでもいい……♡)
少年マスターは力尽きて倒れ込むように寝てしまう。
それを見たカーマは微笑みながら、
彼の頭を撫でていた。
まるで母性を感じさせるような手付きだ。
しかし、疲れを感じぬ筈の
サーヴァントである筈がひどく眠い。
だが思考する余裕など今のカーマにある筈もなく
そのままうとうとと微睡んだ。
その顔には一切の陰はなく
皮肉なことに年頃の乙女の健やかに満ち足りていた。
『うふふ、何とも初々しい睦み合いですこと。
まるで15の小娘の様』
気を失っている二人の側にとある人影が迫った。
その表情は穏やかな笑みであるが反面
爬虫類の様な不気味さも垣間見える。
そうっとマスターに触れようとしたその時、
マスターたちの影から稲光がその人影に迫った。
「人の情事に横入りとは無粋だな!
恋を知らぬ人の性に最も近しい毒虫よ!
恋を得た半身を取り込み、成虫となりて
この星を繭として羽化登仙に至ろうという肚か!!
クハ……クハハ……クハハハハ!
その様な不条理は認めん!
人理であろうが、異星の神なりが認めようが
このオレが!
何より我が共犯者が認めてなるものか!!」
影から現れたのは最初にマスターが呼んだ
サーヴァントにして
巌窟王『エドモン・ダンテス』だ。
哄笑こそ響き渡るがその目は憤怒に満ちていた。
「まあ、毒虫とはよくも仰る……。
あの男の差金でしょうか……?」
それ程の力があの童話作家にあるかは解らないが
贔屓目というのもあるかもしれない。
ここでやりあうのは得策ではないし
何より気持ちよくなれない。
所詮蜉蝣の身であるならばと、
件の尼僧は陽炎の如くその空間からかき消えた。
「さて、愛を嘯き人の性を嫉む愛の神よ。
人の性に怒るこのオレが手出しするのはここまでだ。
お前の人理への復讐はいかにして果たされる……?」
と、巌窟王もまた霧の様にその姿をかき消した。
そのあと、マイルームのベッドに戻った
全裸のマスターとカーマが共に寝息を立てていたのを
頼光が発見して大騒ぎになったのはまた別の話だ。
人類最後のチンポには勝てなかったよ……。
元ネタは尊厳破壊系だかどままエアロスミス。
エドモンが助けたのは
カーマに水着霊基が混ざってたんでしょう、きっと。