ショタマスターと雌サーヴァント達の遺伝子まぜまぜオーダー♡ 作:ナンテコッタ・パンナコッタ
誰かの中に内包された宇宙
そう呼称するのが最も正しい場所
宇宙の中に誰かがいるのか?誰かの中に宇宙があるのか?
些細な問題だ
ソレはそこに顕現する
「
どこかの絵本作家が苦虫を噛み潰して吐き出してミキサーにかけて燃やして蒸発させそうな顔で呟いただろう
普通に考えれば人選ミス
しかし、ある意味では適任
「…まあまあ」
ソレが何かを見つける
ぞるりと近づいたと思うと、舐めるように見回す
やがて、飽きたわけでもないのに距離をとる
そしてニマリと微笑んだ
「これはこれは…面白いものを見つけてしまいました…」
…
…
…
「ちょっと、何してるんですか」
しばらく作業に没頭していたところ、対となるアレに呼びかけられた
「ああ、アナタですか、失礼しました、つい興が乗ってしまい…」
「何を、してるんですか」
苛つき
…すっかり飼い慣らされて…
「は?」
「いいえ、なんでも、…こちらの世界ですが、どうやら『異聞帯』のようです」
「…みたいですね、どうしようもなく
「えぇ、それはもう!介入するまでもなく勝手に自滅するのが見えています」
「…それで?最初の質問を繰り返しますけど、何をしたんです?」
問答が戻ってきたところで、歪んだ笑顔が浮かび上がる
「えぇ、えぇ、どうせ終わるなら好きにしようか、と…もちろん、終わる運命までは変えられないので、本当にちょっとした悪戯ですけれど…」
そう言って、ソレは手のひらに乗った何かを見せる
それをまじまじと見て、アレは眉をひそめた
「悪趣味」
「何故いきなり自虐を?辛いことがあるなら聴きますよ?聴くだけですが」
「…そんなことをして、何が面白いんです?」
「面白いかどうかは,観測者によって変わります」
まったく悪びれる様子もないソレに、ため息が出る
「遊ぶのもいいですけど、本懐も忘れないように、…あなたは召喚に応じ、契約した、いちサーヴァントなんですから」
「…ふふ」
アレがその場から消える
どうやら命じられて探しに来たようだ
報酬は膝枕か添い寝か…興味はないが、からかうネタにくらいはなるだろう
それよりも、今はこちらだ
もう横槍は終わった
あとはSE.RA.PHの…そして月の時と同様に…
少しつついて、ぐずぐずに壊れるのを眺めるだけ
それまでにいったい、どれほどの快楽が生み出されるのか
もはや閉じられる寸前の袋小路
その刹那に溢れかえる欲…
「…ふふ…ソワカ、ソワカ…精一杯、動き回りなさいませ…」