ショタマスターと雌サーヴァント達の遺伝子まぜまぜオーダー♡ 作:ナンテコッタ・パンナコッタ
第一特異点、オルレアン
そこは、
フランスの地に着いたマスターは、まずサーヴァントとして召喚された
道中、フランス王妃マリー・アントワネット、楽聖ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト、
包囲された中から活路を見出すため、マリーが自らを犠牲にするなど、一時劣勢になるが、それでも何名かの相手サーヴァントを撃破する
また、
最終局面、カルデアは何故かついてきた道成寺の清姫、鮮血魔嬢エリザベート・バートリー、竜退治の逸話を持つ聖ジョージたるゲオルギウスとジークフリートを仲間に、もう一人のジャンヌと決戦に挑む
立ちはだかる邪竜、ファヴニールをジークフリートが霊基を懸けた一撃で相討ちするも、
しかし、ジークフリートが退去したことで『枠が空いた』として、
戦いの最中、狂人ジル・ド・レェの悲哀と報復の意志がもう一人のジャンヌを生み出したことが判明、ただ復讐のために在るジャンヌ・ダルクは、正しく死んだジャンヌ・ダルクを憐れみ、罵りながら、出来ないジャンヌの代わりに自分が報復を成すと叫び、突撃
それを退け、全てを背負い、受け入れた聖女は、自身の死後の扱いをも受け入れ、ここに邪竜百年戦争は終結した
…
…
…
「うん、以上で報告は終わりだ、部屋に戻ってゆっくり休んでいていいよ」
帰還後、いくらかのメディカルチェックを経て、マスターは解放された
解放、といっても、次の特異点攻略の準備が整うまでだが…
疲労感はないが、どうしてか、やたらと疲れている
「うぅん…?」
眠たくなってきた目をこすり、ぽてぽてと歩く
「マスター、大丈夫かい?」
そこに声をかけてくれたのは、黒衣の外套を羽織り、柔和な笑みを浮かべる白髪の男性
「あ、サンソンさん…」
外科医療の進歩に多大なる貢献をした処刑人一族の変わり者、シャルル・アンリ・サンソン
「疲れたなら僕がおぶろう、遠慮はしないで?」
サンソンの穏やかな言葉に、マスターは大人しく頷く
そして、身を屈めて背を向けてくれた彼に、倒れ込むようにもたれかかる
あまりにも軽い、その体躯に
あまりにも重い使命が、のしかかっている
「…僕にできることは、やる、できないことは…任せる、わかってはいても、この歯痒さを軽減させることはできないな…」
スタスタと、医師サンソンは歩いて行く
丁度良い歩行の揺れが、マスターを微睡みに誘うのを、穏やかな寝息で感じ取りながら…
…
…
…
「ドクター・サンソン」
廊下を歩いていると、前方から歩いてくる女性サーヴァントに声をかけられる
「用が済みましたら、医務室へ…ドクター・アスクレピオスがお呼びです」
「ん、何かあったかな…、ありがとう、行ってみるよ…
ミス・ナイチンゲール」