本当に……ありがとう……それしか言う言葉は見つからない……(例の画像省略)
「最近カイさんよく来ますよね」
そう切り出したのは長い黒髪を束ね、紺色の調査隊の制服、白いほっかむりを被った同い年の女の子、ショウ。
調査隊におけるあなたの先輩であり、友達だ。
あなたの目の前でイモモチをもっすもっすと頬張っていた。
──それは荒ぶるキングをなんとかしなくちゃあいけないんだからそりゃギンガ団との打ち合わせもあるんでしょ。多分おそらくきっと
あなたの知るギンガ団はそこまで頼られる組織じゃないし、なんならロクな思い出がないのでこんなセリフを吐けば吐く程に複雑な気分なのだが。
無味乾燥な返事を投げつけていると、ショウがうーん、と首を捻った。
「なんか違うと思うんですけどね。なんというか──」
一瞬ショウの視線があっちこっちに移った。
どうしたのこの人。とあなたが思っていた所、言葉を続けた。
「なんか、隙あらばあなたを後ろからじーっと見てるというか」
──そら知らん世界から来た物の怪みたいなもんだからね。
と、当たり障りのない返事をしてみるが実際のところあんなことをしたのだから、そりゃ気まずくもなるだろう。……あれ? 気まずかったら目を逸らすものじゃないか?
そんな回答に呆れたのか大きくため息をついたショウ。
それもそうだ。求めていた回答から思いっきり外れていたんだからこんなため息もつく。
「はぁ……その。あなたはカイさんのこと、どう思ってるんですか?」
えらく直球な発言にあなたは返す言葉を失った。その沈黙になんとなく察したのか、またショウがため息をついた。
「なんて言えばいいんでしょうね、ホント」
形容し難い距離感で言葉に詰まるショウにあなたは他人事のようにうんうんと頷く。
普通それなりに互いに心を許してないと、あんなことはできないはずだ。
おそらく一時期の気の迷いもあったのだろうけれども性器を咥えられ、こちらは胸を弄り最後には昂り過ぎて自慰すら始めている光景すら見せられている。
その癖、彼氏彼女でもなんでもありません。
強いて言うならセフレに近いですなんてことショウに言えるはずがない。
当然あなた自身、カイのことを憎からず思っている。カイも──思い上がりじゃなければ多分同じなのかもしれない。
彼女の縋るような態度を是とすべきかどうかは正直判断に困るのだけれども。
「奥手に奥手をぶつけたらこうなるんですね……」
ショウの毒舌が胸の奥でぐっさりと刺さった。
地味に痛かった。
今の状況はメタモンとソーナンスが戦っている状況に等しい気がしてきた。
◆◆◆◆◆◆
たしかにカイがこうして宿舎に訪れることなんてヒスイに来たばかりの頃は想像も出来なかった。
あの夜這い事件からもしばらく数々のキングを鎮めてきたあなたは思う。
さっきまで、カイは見聞を広めるためとポケモンへの、そしてこの広大なヒスイへの理解を深めるためという目的でこのコトブキムラへとやって来ていた。
当然それは団長としての仕事も大きく、牧場でたむろしているギャラドスやレントラー、オヤブンたちに目を回し、ギャロップやポニータ、バクフーンと熱を発するポケモンに思いっきり怯えながらも順応していっていた。
こうして見ると根っからの真面目なのだろう。
思いつめやすいだけで。
そんな一生懸命に牧場のポケモンと睨めっこしているカイをあなたはいつのまにか目で追っているとショウの質問を思い出して慌ててやめた。
先日投げかけたショウの質問が未だにあなたの胸の内にささくれのようにしつこく刺さり続けている。
どうやら今日はコトブキムラに泊まる予定らしい。
で、落ち着いたところでカイはあなたの宿舎にやってきて燃えてない囲炉裏周りの座布団にちょこん、と腰かけていた。ちなみにいつも連れているグレイシアは牧場であなたが捕まえまくったイーブイたちと戯れているんだとか。
イチョウ商会が別の商会などを通した独自のルートを使って入手したという持ってきた南方の名物、ナントカ煎餅を齧る。
確か話によると火山の近くの町で本来なら売っているらしい。
ウインディの時の時点で参りかけていたし、牧場にいるオヤブンギャロップが発する熱の時点で凄い顔をしていたので、カイ自身は火山は駄目なのだろう。
そんな異なる地方とはいえ火山付近で手に入るであろうものに舌鼓を打つカイを見て、あなたは人間って難儀だなぁと思った。
「ねえ。これ、すごく美味しいよ」
するとひと齧りした煎餅をカイは嬉しそうにあなたの口元に向かって差し出す。
あなたもまだ例の煎餅は食べていないので食べようとした矢先、ふと齧った痕に目が行った。
煎餅の端の端。
少しだけ、彼女の唾液が光った。
気を遣ってみたりして別のところを齧ろうと思ったのだけれども、カイからは妙な圧を感じた。
そこ以外は齧らせない。そんな「圧力」だ。
なんで?
最近カイの様子がおかしい。仕事の裏で見せてくるあざとさのような。
先日の原野のアレだってそうだ。
あなたの疑問は言の葉となる前に、カイのまるでイヌヌワンの如く飼い主に何か期待してるような目に消し飛ばされた。
あなたはその切れ端からかじりつくと、「美味しいよね?」とカイは言う。
実際彼女の言う通り美味しかったのだろうけども、それよりも思うことがあり過ぎて不思議と味がしなかった。
あぁそうだ。
そういえば──
散々あんなことをしておいて今更な話。
あなたはカイとキスの一つもしていないことを思い出した。
あなたの困惑し切った顔を見てなにを思ったのか、カイが隠れてガッツポーズしていたのは内緒だ。
宿舎でしばらくお茶をしていると、夜遅くなってしまっていたのか薄暗くなっていた。
あなたは灯りを点けて部屋を明るくするものの、そろそろ遅い。
──今日は遅いし宿屋行きな。そろそろ
あなたが促すとカイはしょんぼりしたのか、一瞬の逡巡をみせる。
けれども、あんまり変な噂を立てられても良くないだろうというあなたなりの気遣いだった。
「そっ、そうだよね。ま、また明日……」
そそそっという擬音が凄く当てはまるだろう。
何か後ろめたいものでもあるような動きで宿舎の戸を潜り小さく手を振ってから出て行く。
さて、あなたも今日は休もう。
そう布団を準備しよういそいそと押し入れを開ける。
ガラッと乱暴に戸を開け放つ音がした。
──夜盗かっ!?
コトブキムラとはいえこの世界はあなたの知る歴史に近い激動の時代。
それにあなたの存在を良く思わない人間もそれなりに存在しているのだ。
あなたは咄嗟にモンスターボールを構える──が、戸を開けたのは──
「しまった……お金が。お金が……ないっ」
──ふぁっ!?
カイだった。
薄明に照らされた彼女の表情は少しばかり絶望に染まっている。
──団長だし多少大目に見てもらって後で払えばいいんじゃないの?
その辺このムラを仕切るデンボクも便宜を測ってはくれるはずだ。
頭は固いが、ちゃんとした立場の人間を野晒しにするなんて真似はきっとしない。──しないよね?
「そうはいってもな、なんというかその……なんかわるくて……」
えらく歯切れの悪い返答だった。
なんだか台本でも読んでいるような棒読み感にあなたは首をかしげる。
仕方ない。ショウに頼んで宿舎を借りよう。そうあなたが伝えるとカイが慌てて首を横に振った。
「しょしょしょ、ショウちゃんは緊急の調査でムラを出てるって!」
──えっ何それは……
その手の厄介ごとは基本こっちに回ってくるはずだしその話は完全に初耳だった。
ショウの宿舎は近くなので軽く確認してみたが、確かにもぬけの空。
なんて間の悪さ。
あなたは己の不運を呪いかけた。不謹慎ながらあなたの住処に憎からず思っている女の子が泊まるということだけを考慮すれば幸運とも言うがそれはそれ、これはこれだ。
団長という立場で得体の知れない男の部屋で寝泊まりするのは色んな意味で危険な気もするが。
あなたはスペアの布団を押し入れの奥から引っ張り出すことにした。
◆◆◆◆◆
2人とも布団に入るのは早かった。
寝不足から起こるコンディション不良というのは思ったより深刻で、生産性の低下だけではなくメンタル的な不調も引き起こしやすいとかナントカ。え? 買った新作ゲームで忙しい? なら明日のプレイのために寝なさい! もう!(アルセウスフォンwith Goo◯gle調べ)
隣の布団で、カイの吐息が僅かに聞こえてくる。
カイの方に首を向けると彼女は壁際に顔を向けていて寝ているのか起きているのか見当もつかない。
もう寝たのだろうか。
散々あんなことをしておいて言うのもアレではあるが、心臓がうるさかった。
考えてもみろ。あなた自身の部屋にかわいい女の子が無防備に眠っているなど思春期真っ只中の野郎が落ち着いていられるか。
吐息一つで心臓が跳ね上がりそうだ。
……こうなれば、カイとは無関係なことを考えよう。
あなたは慌てて思考をアルセウスフォンに向ける。そういえばアルセウスフォンは自前のスマホが変質したものだ。
電波ってどうしているんだろう。
電波塔に相当するものはまずないのに普通にWi-Fi無しでグ◯ることが出来るしこれまで入れてきた情報とかアプリは残っているし、なんなら普通にヒスイ地方の地図すらインストールされていた。
うーん、謎だ。
考えても出てこない疑問にあなたの顔がコダックみたいになる。
そして答えが欲しいと思っても出ないので──そのうちあなたは考えるのをやめた。
車のクラクションの音がした。
高層ビルと、走る車。自転車で駆け抜ける人々。
あなたは街中に1人ぽつんと立っていた。道ゆく人々とすれ違い、時には肩と肩がぶつかり合う。
あなたは謝りつつ邪魔にならない道の隅っこに逃げた。
ビルに埋め込まれたデジタルサイネージ──要するにテレビがもとの世界でいやと言うほど見せてきたCMを映している。
見ればわかる。ここはあなたのいた世界。
あなたの知る街。
ポケットからスマートフォンを取り出すといつもの見慣れた機種と見慣れた待ち受け画面が顔を出す。
今までの出来事が夢だったのか? それとも今自分は夢を見ているのか。
そんな中で誰かが呼んでいる。あなたの名前を呼んでいる。
カイだ。
しかしカイはいつもの露出度の高いチューブトップのような衣装ではなくて、あなたの普段着──というより元いた世界の人々のような服を纏っている。
こんなことはあり得ないのに。
「お待たせっ! 待った? 待たせちゃった……よね?」
不安げな問いかけにあなたは首を黙って横に振る。あぁ、なんて手垢のついた返しだろうか。
それがまるで当たり前のように。
あなたは黙ってそれを享受する。カイはあなたの服の袖を摘んで引っ張り街を駆け出す。
それから──
どんっ
泥のように眠っていたあなたの背中に何かが当たる感触がした。
一瞬だけ肌寒い風が入った気がしたもののすぐに布団の暖かさが帰ってくる。
それからごそごそと布団の中で動く音がした。
「……んっ」
女の子の声だった。あなたは眠気で朦朧とした意識を何とか繋ぎ止めながら状況を整理する。
夢だったらしい。そりゃそうだ。
あなたのいた世界にカイはいないのだ。
おかしな夢を見たものだ、とまた眠ろうとしたがちょっと待て。
……先程背中にきた衝撃はなんだったんだ。と言うかさっきの女の子の嬌声気味の声はなんだ。
それに布団から感じる妙な狭っ苦しさは。
体を動かそうにもその狭っ苦しさが邪魔をして動けない。
女の子特有の甘い香りがした。
自分とは無縁の匂いに、あなたはぎょっとする。
そしてもぞもぞと何か背中越しに蠢いている。
「……はぁっ……はぁっ……んぅ……」
足をもじもじさせ、ちょこちょこあなた自身の足にぶつかっていた。
意識がやっと現実まで引き戻されたところで思考力がクリアになっていく。
ここにいる女の子というとカイしかいない。
というかその喘ぎ声はカイのものだ。
な ん で 自 分 の 布 団 の な か に い る ん で す か ね ぇ ?
思考はクリアだけれども体は硬直したまま。
起きたばかりだと時々体が動かなくなる時がある。それが今起きている。
カイはあなたの背中でもぞもぞとしながら喘ぎ声を漏らす。あなたの名前を呼びながら、
「ふぅっ……ンっ、あっ……んっ……もっと……もっとつよくして……わたしの乳房、好き、だよね?」
いくらなんでもこれは状況的におかしいだろう。
けれども身体はこの状況を肯定でもしているのか、股間に血が溜まって行く。
ただでさえ朝勃ちで大きくなっていた分身がこれまでにないほどに大きくなっている。
あなたの事を想って自分を慰めている。
その事実から背を向けられず、分身の怒張はこれまでの限界を越えていた。
よく布団の中に耳を傾けてて見るとぴちゃぴちゃくちゅくちゅと水音しており、完全に発情し切った女──いや、雌があなたの背中にいた。
布団の中から女の子特有の柔らかい香りをじわじわと雌特有の男を誘うような刺激的な匂いが侵食して行く。
「くるっ……はぁっ……はぁっ……また……また何か来ちゃう……いいよ……いっしょに、……あッぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!」
びくっ、びくっ、びくっ、とリズミカルにカイの体が跳ねる。
堪えるように背を丸くしているのが背中越しからでもわかった。
けれどもおかげで寝返りを打つだけの余裕はできた。振り向くや否やカイの身体がこれまで以上に跳ねた。
こっちはイッた時の痙攣ではなく、驚いた時特有の反応だった。
「……おっ、起き……た?」
慌てて寝返りを打ちカイが上気し切った雌の顔を晒す。寝巻きに貸した着物ははだけ切っており、このまま布団を剥げばあの日見た白いおっぱいと桜色の乳首が顔を出すことだろう。
──あんなに派手にオナニーされたらそりゃ起きますて。
「お……な?」
カイの絶え絶えな吐息混じりに発さられた疑問符。
しまった。
ヒスイ地方に通じない言葉はそこそこある。あの単語もその一つだったのだろう。あなたは何でもない、とはぐらかす。
「あなたの世界の言葉だよね。んっ……はぁっ……はぁっ……教えて?」
イッた余波でカイの身体が定期的に跳ねる。
その淫靡な姿にあなたのタガはとっくに外れてしまっていた。
自分をこうして慰めること。女の子の場合は自分のおっぱいを触ったり、あそこを触ったり。
「そう、言うんだ。はぁっ……はぁっ……自慰より好きかも……」
えへへ。とにへら顔で微笑む。
その表情はいつもなら可愛らしい程度で済むだろうけれども、今のカイがやるとただ雄を交尾に誘う仕草でしかなかった。
もぞもぞとカイの手が動く。
愛液と潮で湿った手は所在なく、片手はあなたと敷布団の間を弄ろうとしている。
──抱きしめるの?
あなたの質問にこくりと頷く。
完全に甘えたがりモードだった。
もはやタガが外れたあなたも身体を浮かせて腕を体と布団の間に潜り込ませ、あなたも同じようにカイを抱きしめる。
「んっ……そのままぎゅっと……して欲しい」
あなたが離れて行かないように、縋り付くようにカイは抱きしめる。
ここまでべったりとされると男の子としては悪い気持ちじゃない。
「一生こうしてたい……」
──団長さん、しっかりしなさい
流石にそれは駄目だろう。
あなたの咎める声にカイはまるで分かり切ったことのようにうん、と頷いた。
「わかってる。わかってるよ。でもあなたが居ないと駄目かもしれない。でもいつか。ギンガ団の仕事とかそれよりもあなたは居るべき居場所に帰ると思う。それが自然なことだから」
空間を重んじること。それは居場所を、ヒスイを重んじることでもある。
そう教えられて生きてきた彼女には薄々と勘付いている。あなたがずっとそこに居るわけではないんだと。
「わたしは団の長だ。このヒスイの地に脚を踏み締め、皆の居場所を守ることが使命でもある。──でも時々思う。あなたが居ないとわたしはわたしで居られるか分からない。今のわたしを作ったのはあなただから。じゃあわたしは何処に居ればいいのかなって」
分からない。団長としての仕事をほっぽり出していなくなることはカイ自身の真面目さがそれを許しはしない。
それと同時に彼女の吐いた弱音が本当なのならば、それの想いも共存するわけで。
少なくとも自分は今この瞬間、ここにいる。
あなたは答えのない疑問を塗りつぶすようにぎゅっとする。
「……ごめんね。あなたに訊いたところでどうしようもないっていうのに」
カイもあなたに応えるように力を込める。
やっぱり雪国育ちは鍛えているのか細い四肢の割に力が強い。
「わたしは……あなたのことが好きになり過ぎたみたい」
そんな彼女の想いを肯定するようにあなたも頷く。本当ならカイの言う通り、今でも離れるのが一番いいのだろうがカイ自身がもたない気がした。
だから今は──貪るだけ。貪る。
求めるだけ求める。
カイはそこにあなたが居たという事実を自分自身に刻みつけるために。
あなたはカイを慰めるために。
「ん…………ちゅっ」
気付けば互いに唇を重ねていた。
最初は触れるようなキスから。次は啄むようにつつき合い、最後には舌が入った。
「れる……れ……ぁ……」
先に入れたのは──意外にもカイだった。
過去にあなたの分身を虐めたにゅるにゅるとしたそれは、閉じていたあなたの歯をこじ開け、あなたの舌と先端同士が突き合ったり、舐め回すようにあなたの舌を撫でる。
「んちゅ……はぁっ……はぁっ……」
お互い息を止めて舌と舌で貪り合っていると限界がきて慌てて唇を離した。
舌同士が絡み合ったせいかよだれが大量に分泌されて、頬に垂れている。
カイはただでさえ自慰で出来上がったのにトドメを刺すように長いキスで完全にとろけ切っている。
最早目の前の雄と交尾することしか考えていない。
「触るよ……」
抱きしめた状態からやっと抜け出したカイは布団を剥ぐ。案の定彼女のはだけ切った着物は双丘が顕となり、桜色の乳首を覗かせ、更には股の付け根まで見えていた。
加えてそこから透明な液体が付け根にある裂け目から内股を通じて涎のように垂れ落ちている。
陰毛は処理しているのか、元からそういう体質なのか無かった。つるつるの生まれたての状態だ。
カイがそんなところを見せてから、あなたの着物で隠れていた肉棒を外気に曝け出す。
「今日はうまくやれるから」
少しだけ、あなたの彼女はあなたのそれと相対する。あなたの分身はこれまで以上に膨らませている。このままだと爆発してしまいそうなくらいに。先端からは先走り汁がとろとろとこぼれ落ちている。
そんなあなたのそれを深呼吸してから、舌で先端の先走り汁を掬い取る。それを味見するように口の中に含むものの、味がしなかったのか何も言わなかった。
それから意を決したかのようにあなたのそれを口を含んだ。にゅるるるっ、と音がしたような気がした。
「じゅっ、じゅっ、じゅるるっ、ぐぽっ、ぐぽっ」
先の夜這い事件とは比べものにはならないほどに、歯が当たらなかった。
まるで口そのものが孕もうとするような勢いで、唾液で滑りが良くなったあなたのソレを貪る。
唾液や我慢汁を啜る音が舎内に響き渡る。
その音だけでも興奮するというのに、その上あなたのそれはカイの暖かい口まんこに包まれている。
──どうしてここまで……
うまくなったのか。
ふと、カイの先日の脅しを思い出す。集落の大人たちを練習台にするだのなんだの。
ちょっと凹みかけたその時だった。
カイの肉棒を貪ったまま口がもごもごうごいた。
──ちょっと何言ってるかわからない。
気づいたカイは慌てて口を離す。
その姿すらもエロく見えるあたり末期だな、とあなたは思う。
「ぷはっ……ガラナちゃんに教えてもらった」
──どうやって?
その質問に戸惑って少しばつの悪そうに少し目を泳がせながら口を開いた。
「いっ、言わないでね。その……張形を使って、歯型がつかない舐め方を教えてもらって。歯の跡がつきやすい柔らかめな張形で試してみて……その……」
ふと、ガラナとカイが張形。要するに、ディルドを使って2人でしゃぶり合っている光景を幻視した。
女性の魅力溢れ、胸も大きなガラナと、成長途中ながらもガラス細工のような白い肌と形の良い双丘。
最早天国としか言いようがない光景を想像したあなたの分身は更に昂る。
それに気づいたカイの目が丸くなる。
「またおっきくなった……まさか想像したの? 練習してるところを」
──ごめんなさい。
ここは素直に謝っておいた。それから何か考え込んだのかカイの動きが一瞬止まり、それから──
「でもガラナちゃんだよね。さっきあなたのを舐めてる時よりおっきくなってるし……ガラナちゃん、乳房おっきいもんね……」
突如その淫靡な雌の表情から一転して曇った。
たしかにガラナは現代的な物言いをすれば滅茶苦茶スタイルはいい。10人の男とすれ違うならきっと9人は振り向くレベルだし、割とその辺でも薄々劣等感を持っていたのか。
カイの抱えている闇にあなたは軽く頭を抱えてから笑い飛ばした。
──いやだってあの人ススキ氏といい感じじゃあないか。
それにちょっと嬉しかったのだ。
あなた自身のためにそこまで必死になってくれたことを。
ガラナと一緒にエロいことをしていたのを想像して興奮したのは事実だが、そこにカイがいるからこんなふうになったわけで。
あなたが言葉を尽くして説明するとカイは弱々しく頷いた。
「ん。ありがとう……ごめんね。変なこと言って」
再び気を取り直してカイはあなたの分身にしゃぶりつく。
ぐじゅ、ぐじゅ、と跡のつきやすい張型で練習したということを証明するかのようにあなたのそれを唾液と舌でなぶる。
まるで別の生き物のように這う舌にあなたの分身に込められた子種汁が迫り上がって行く。
もう駄目だ。
あなたは慌てて射精しそうだと伝えると更に喉奥まであなたの肉棒を差し入れた。
喉奥が亀頭にぶつかり、出せ、出せ、子種汁を出せと催促していく。
「んぅ……ぐぽっ、ぐぽっ、ぐぽっ。じゅるるるるっ」
意地でも口を離さない彼女に根負けしてしまったあなたは情けなく射精感に身を任せてしまう。
そして喉奥にあなたの亀頭がもう一度ぶつかった瞬間──
「んぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!?!?」
びゅ、びゅ、びゅ、と貯めるに貯め込んだあなたの子種汁がカイの喉奥を汚した。
流石に咽せてしまったのか、射精し切ったところで口を離した。
「けほっ……けほっ……」
──ぺっしなさいぺっ。
慌ててあなたが飲み水溜め込んだ壺へと汲みに向かおうと立ち上がろうとしたらカイの手があなたの腕を掴んだ。
まず、あなたに向けて舌を出す。舌にはあなたの出した子種汁でいっぱいだ。
カイの子宮に注ぎ込んだなら妊娠待ったなしの量にあなたは言葉を失う。そして──
「ぇ…………んっ」
その白濁まみれの舌を引っ込め喉をこくん、と鳴らした。
──飲んじゃったの?
「ん……飲んじゃった」
あなたの驚愕混じりの声にカイの表情はえへへと可愛らしい笑顔を見せる。
「だってあなたの一部だし、不味くても欲しいから」
そこまで言われてもう我慢できるあなたではなかった。カイの体を敷き布団に押し倒して逆にあなたがカイに覆いかぶさる形となる。
着物は着物としての機能を失っており、着衣えっちをする上で興奮を引き立てる素材にしかなっていない。
綺麗な形の双丘と、使い込まれていない桜色の乳首。そして細い腰にすらっと伸びる長い脚。
その付け根はもうぐっしょりと、あなたを迎え入れる準備ができていた。
「……いいよ」
ガラナにでも教え込まれたのか、脚を開く。
あなたはM字に動かし、くぱっと裂け目を押し開く。
毛ひとつも生えていないそこは綺麗なピンク色で、愛液で塗されててらてらとあなたを誘っていた。
まるで花のようだ、とあなたは思う。
そんな光景を見せられたあなたの分身はたちどころに元気を取り戻す。
ただ、カイの子宮に子種汁をぶち撒けたい。そう訴えているようだ。
あなたが元気を取り戻す間にカイは顔を背けていた。どうしたのか、と気づいたのかあなたはカイの顔を見る。
性器同士を近づける興奮と不安の入り混じった表情をしていた。口元を手で隠しおずおずと言の葉を紡ぐ。
「はじめてする事だから、あまりあなたに気持ちよくしてあげられないかもしれない」
それは自分が処女だということを告げる一言だった。一度きりのそれを捧げようとしていることにあなたは逆に背中を押されたような気がして、あなたはカイの頭を撫でて少しでも不安を和らげようとする。
「でもこのまま挿れていいから。あなただから……大丈夫……そんな気がする」
促されるままにあなたは自分の分身をカイの淫裂に近づける。
裂け目と亀頭が触れ合った次の瞬間、ぴちゃと水音がした。
先走り汁と愛液が混ざり合い始め、「んっ」とカイの短い喘ぎが聞こえる。
そしてそのまま滑りの良い秘密の花園を押し開く。すると何か引っかかるものがあった。何かに阻まれてあなたの分身は半分も入っていない。
「っつ……」
同時にカイの苦悶混じりの声が聞こえた。
慌てて顔を見ると人差し指を曲げて、耐えるように噛んでいる。
「だい……じょうぶ……だから。痛く、して? わたしの中にあなたが居たってこと、刻みつけて」
これ以上は苦しませるのは、というあなたの良心もその楽園の蛇のように唆されて消し飛んでしまった。
弾力のあるトランポリンの上に乗っているような感覚から、更に力を込めて押し込める。
すると、ぶちぶちと何かが破れる感覚がした。
「いっ……いだっ…………ひッ」
カイの痛がる声とは裏腹に腕があなたの首に回る。絶対に離すなと言わんばかりのそれはあなたに処女膜を破り切る以外の選択肢を完全に奪っていた。
「ひ……っギッ……あぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
処女膜を破られた痛みと捧げられた歓喜の入り混じった嬌声がこだまする。
大丈夫なのか、とあなたは心配で問いかけるとカイが弱々しく微笑む。目元は結構痛かったらしいのか涙で濡れている。
「だいじょ……ぶっ。びっ、びっくりしただけ……だからっ。うご……いて?」
誘うように貫かれたカイの腰が弱々しくくねる。
まるであなたの子種汁を本当にぶち撒けるべき場所にぶち撒けるようおねだりしているようだ。
ぎちぎちに固められたそれからあなたの分身がずるりと半分くらいまで引き抜かれる。
そこから一気に押し込んだ。
これまで1人も迎え入れなかった花園は必死に汚されまいと抵抗するものの、カイ自身は絶対に離すものかとあなたをロックしている。
「ん……ぐっ、はぁっ……はぁっ……ひっ……ギッ……イッ」
狭い膣肉はあなた分身を根っこから先端まで締め付けている。それでいて膣内のひだが肉棒を満遍なく擽るように触れていた。
そこから押したり、引いたりと、ゆっくりと動いていくと、彼女の声は痛みから徐々に嬌声へと書き変わっていった。
「……んっ……んっ……んっ……あっ……んっ……ふふっ」
しばらくピストンをしているとカイは自らの下腹部を撫でる。まるで子宮に子でも宿しているかのような母性のような笑みにあなたの怒張が更に力を増した。
「入ってるん……だ。お腹の中にあなたの……が」
まるであなたの全てを迎え入れる聖母のような、それでいてあなたの全てを搾り取る娼婦のような。
蠱惑的な笑みを浮かべるや否や、あなたは再びピストンを始める。
「ひゃぁんっ!? んっ、あっ、あっ、はやく……なってる……」
早くなった動きに浮かべた歓喜の笑みに応えるようにあなたは少しずつ勢いを早めていく。
「きもち……イいよっ! ぁンっ! んっ、ぅっ! ひぃぅ! わたしの中がめちゃくちゃに……なってる……めちゃくちゃに……してっ!」
カイの腕に力がこもり、首に爪が立つ。
あなたの首に痛みが走るのだけれども、それよりも彼女の花園を踏み荒らし滅茶苦茶にしてしまいたいという嗜虐心が痛みよりも大きく騒ぎ立てていた。
発情し切った生き物のように腰と腰を叩きつけ合う。
その度にぷるんぷるんと揺れる双丘にあなたはしゃぶりつくと、カイの上体が跳ね上がった。
「あうっ!? 不意打ち……あっ、あぅ!? お゛っ゛ぅ゛!?」
おっぱいを吸いつかれている傍ら、あなたの分身がカイの子宮口を勢いよく突きつける。
最早彼女の秘密の花園はあなたに征服されてしまった。それをカイは受け入れ切っており、声は最早快楽に浸り切った雌の鳴き声そのものだ。
「もっと、して……あっ、あっ、ふぅっ……はふぅっ……あぅッ! あぅっ!? ひゃあぁん!」
ピストンしている最中、膣壁がひくひくとあなたの分身から子種汁を搾り出そうと痙攣している。
あなたがひと突きすればするほどカイはイッてしまっているのだ。
搾り出すような膣壁の動きにあなたの分身も限界寸前だ。
もう射精しそうだ。とあなたが告げるとカイは頷いた。
「いっしょに……んっ! いっしょに……!」
カイはあなたを引き寄せて口の中を貪り始める。
まるで飢えた肉食動物が、やっと見つけたご馳走を前にして。
遠慮なく、無遠慮に。
じゅるる、じゅろろ、とあなたの唾液を啜っていく。
自分自身にあなたを刻みつけるように。
あなたの肉棒から再び子種汁が登ろうとしている。
中に出すのは流石にまずいと思ったあなたは慌てて引き抜こうとするが、がっちり腰を彼女の自慢の長い脚でホールドされてしまった。
絶対に逃がさない。
そんな執念めいたものを感じながら、あなたは抗えない本能に従って腰を前後させ続ける。
これまでにない程に膨らんだあなたの分身に自分の体は完全に子供を作ろうとしているんだという実感が襲う。
そしてそれから逃れる術は──ない。
互いの唾液を交換し合い、膣はあなたから搾り取ることだけを考えてイキ続けている。
気付けばカイは潮をお漏らしのように撒き散らしており布団はびしょびしょだ。
子作りしようと互いの体が勝手に本能のままに動き続けている。
それにあなたはもう耐えきれず──残っていた子種汁が勢いのままに弾けた。
「じゅるる……んっ、んっ、んっ……ふぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅううううっ!!?」
どくん、どくん。
と、あなたの子種汁がカイの子宮に注がれているのが分かる。
やってしまった、思いっきり欲望をぶちまけてしまった。そんな嫌悪感が浮かぶ一方で注ぎ込まれたカイの四肢はびくん、びくんと痙攣させながらがっちりあなたの体をホールドしきっている。
膣壁もまるで別の生き物のように蠢きぎゅうぎゅうとあなたの肉棒から精液をしゃぶり尽くす。
「はぁっ……はぁっ……」
最後の一滴まで出し切った。
あなたがそう思ったと同時にカイからのあなたへの拘束が解かれた。
ずるる、とあなたは出し切り萎えはじめていた分身を引き抜くとちゅぽんっ、と音を立てて勢いよく弾け飛んだ。
あの桜色の花のようだと思えたそれは泡立った愛液と先走り汁の混ざり合った何かに汚され、一部は処女膜が破れた跡の血でいっぱいだ。
「はぁっ……はぁっ……たくさん……出たね……あっ」
充足感たっぷりの幸せそうなカイの表情にあなたの罪悪感は払拭される。
とろり、とあなたが吐き出した欲望の塊が小さな穴から溢れ出る。
血が混ざった赤白のそれはカイの指が掬い上げ、再び膣内に押し込めた。
──こら、掻き出すならまだしも戻しちゃ駄目でしょーが
あなたは手遅れながらも慌てて叱ろうとするものの
「男の人はこうすると喜ぶーって、ガラナちゃんが」
不安そうなカイの返しで言葉を失った。
確かにガラナの言う通りだ。
必死に精子を受け入れようとする姿は雄としては嬉しい。
けれども邪魔かつ中途半端なモラルやらあって素直に喜べないのであった。
◆◆◆◆
流石に派手にやり過ぎたのであなたとカイは誰にも見つからないように隠れて水浴びをして、こびりついた淫液を洗い流した。
月夜に照らされながら、身体を洗うカイの姿は浮世離れした天女のように思えたけれども口にするのも陳腐な気がして黙っておいた。
その後、朝やらかしたことがバレないようにあなたは慌てて後片付けだ。カイの方は腰がやられているのでお休み。
あなたの布団は汁という汁で最早使い物にならないので片付け、残ったスペアの布団に2人潜り込んだ。
甘えるように、あなたに抱きついたまま幸せそうに眠りについている彼女を前に、今はこの先見えない未来のことなどどうでもいいように思えた。
現在の状況
主人公→→←←←←←カイ
主人公→カイのことは好きだが、気の使い方が下手くそ。ちなみに上の表の→は1個の時点でそこそこ高い基準値だったりする。カイがインフレしてるだけで。
唐突に某ヅラの如くオカン口調になる。書いてる自分でもいまいちわからない。なんで?
余談、元いた世界についてはボカしており、原作の選択肢次第でどっちとも取れるので、ポケモン世界派の人はコトブキシティやコガネシティ、あなたの好きな街をイメージしていただければ。
ポケモンのいない世界は言うまでもなし。
Go◯ogleについては突っ込むな。
カイ→主人公とはやっと出来た同年代の友達であり、距離感がバグっている。自己肯定感の低さと立場上もあって友達が少ないこともあり、立場を気にせず接してくれる主人公に依存気味。その後昨夜の色ボケ淫乱ぶりに自己嫌悪して壁に頭を打ち付けまくったとか何とか。
ショウやガラナにいいようにされている。
主人公の現パロ夢に湧いてきた。
ショウ→だいたいこいつのせい1。ガラナやヒナツと組んでカイをけしかけた。実は主人公がショウに宿舎を借りようとした際、調査任務などなく外に出て隠れていた。その後発覚した後主人公になんとも言えない顔で覚えとけよと言われたとか言われなかったとか。
ガラナ→だいたいこいつのせい2。誘い方やら性知識皆無だったはずのカイに色々教え込んだ。
一応ネタはまだあるのでお待ちいただけるとな、なんて。
温泉とか時空の歪みとか色々ネタはあるんです……あるんですってば