アクアシューターズの世界でイチャラブを楽しむ2 作:たくと七星
「先輩、文化祭に遊びに行きませんか?」
きっかけはあずき達からの誘いだった。
「文化祭?」
「これです、滝藤第二高等学園で文化祭が開かれているんですよ!」
あずきがそう言ってチラシを俺に見せた。見ると滝藤第二高等学園で文化祭の催しが行われていると言うものだった。
「第二高等学園か・・・」
みはる達と一緒にそこへ挑戦しに行った事を思い出した。そこでひなこ達と再会して、この学園での最強チームになっていたんだったな。勝負してもその実力は指折り突き、引き分けに終わったからな・・・。
「第二高等学園の強豪チームがいるのは知ってるか?」
「知ってるわよ、滝藤学園内でも相当強いんでしょう」
あかねが銃を磨いて言った。
「挑戦に行くって訳じゃないよな?」
「まさか、そんな相手と戦って勝てるわけないじゃない!」
「そうそう、私達は普通に楽しんで買い食い出来ればいいんですから」
りかが首を振って否定し、あずきは文化祭の催し、雰囲気を楽しめればいいと言った。確かにあかね達はエンジョイ勢だから、普通に楽しめればいいと言う感じだな。
「先輩、早速遊びに行きましょう」
「そうだな、これと言って予定は無いし、行ってみるか」
あずきの誘いに乗って俺は第二高等学園に向かった。
「ここが第二高等学園ね」
「わあ、凄い面白そう!」
学園の賑やかな催しにあかね、あずき達ははしゃいでいた。
「私、的当てなんてしてみたいです!」
「私はチョコバナナでも買おうかしら・・・」
あずきとあかね、りか達が色んな露店を興味津々に見ていた。
「皆、楽しんで来い。俺も色々見て回りたいし」
「それじゃあ別行動ね、三郎君、文化祭だからって羽目を外し過ぎちゃダメだぞ。じゃあね!」
りか達と別れた後、色んな露店を見て回った。クレープ、占い、タコ焼き、ぬいぐるみ、色んな店があるな。学園内に入って何かいい店は無いか探していく。
「ねえねえ、あいつって・・・」
「ひかる先輩達に挑戦を挑んだ奴よ」
女子高生たちがひそひそと話している。どうも歓迎している感じじゃなさそうだ。
「ちょっとあんた!」
歩いていると数人の女子高生達が俺の前にやって来た。
「な、何だ?」
「ひかる先輩達と勝負したそうね」
「そうだけど、何か?」
「先輩達はとっても強くて素敵でカッコいいの。幾等あんたが勝負を挑んでも勝てる相手じゃないんだから!」
そう言って俺の前から去っていった。別に気にはしていないが、相当熱烈なファンがいるようだな。取り合えず先を進んでいく。
「お、喫茶店か」
ある教室で喫茶店の看板が立っていた。喫茶店と言うとメイドなんかがいるのだろうか。そう思いながら入ってテーブルに座る。
「う~~ん、これはいい目の保養になるな・・・・」
店内ではミニスカのメイド衣装を着た、頭に獣耳の付いたヘアバンドを付けた女子高生達が歩いて注文を取っていた。ミニスカートのメイド、健康的な足が綺麗でいいな。
「ご主人様、ご注文はいかがなさいますか?」
「ああ、コーヒーで・・・」
俺の前に現れた女の子を見て驚いた。
「お前、ひなこ・・・?」
「あ、三郎君!三郎君じゃない!」
メイド衣装を着て俺の前にやって来たのはひなこだった。彼女も俺がいる事に驚いているようだ。髪型は短めのポニーテールで頭に狐の耳のヘアバンドを付けている。
「お前、その衣装は?」
「メイド衣装を買ってみたの。どう、似合うかな?」
「ああ、凄い可愛いぜ。獣耳が最高だな」
「えへへ、ありがとう」
俺に褒められてひなこは嬉しそうだった。三人の中では特に優しい印象があるからいいよな・・・。
「あら、三郎君、私達の学園に来てたんだ」
「お、ゆき」
ゆきもここで接客しているのか、ウサギのヘアバンドを付けているな。
「ゆきも働いてるんだな。そのウサギ耳、似合ってるぜ」
「そうでしょう、推しにしてくれている子達の為にもサービスしないとね」
そう言ってゆきはお茶目に振舞った。
「ちょっとあんた達、無駄口叩いていないで真面目に接客しなさい」
「ひかる?」
この厳しめの口調、振り向くとひかるが厳つい顔をして俺達を見ていた。
「よお、ひかる!」
「今は客と接客係よ。気安く話しかけないで」
「おいおい、俺とお前の仲じゃないか」
やれやれ、冷淡と誤解されるほどの厳しい態度は相変わらずだな。
「まあ、あんたがここに来るなんて思っていなかったわ。それで、ご注文は?」
「ああ、注文はコーヒーで」
「コーヒーね、了解したわ。それから、一応言っておくけど、馴染みだからって値段をまけてくれは無しよ。そこは覚えておきなさい」
「金はきっちり取るって奴か・・・ていうか・・・」
「?何よ、人をジロジロ見て・・・」
「お前、ヘアバンド付けていないんだな・・・」
「それがどうしたって言うのよ・・・」
ひかるは頬を赤くし視線を反らして来た。何か隠しているのだろうか。
「ひなこやゆき、他の子達は付けてるのにどうしてお前だけ付けてないのか気になってな」
「そんなの、あんたには関係無いでしょう」
「ええ、そう言われると余計に気になるな。なあ、何で付けてないのか教えてくれよ」
「別にそこまで深入りしなくてもいいでしょう。それより注文したコーヒーを飲まないの?」
「ひかる、俺達は仲間だろう。教えてくれても・・・」
「もう、ほっといて!!!」
「う・・・」
ひかるが叫んで店内が静まり返る。
「そ、そこまで嫌がるなら・・・これ以上は言わないよ・・・」
「そうよ、分かればいいのよ。あんた、デリカシーを勉強しなさい」
「ぷぷぷ・・・」
ゆきが笑っている。どうしたと言うのだろうか。
「ゆき、何を笑ってるんだ?」
「ひかる先輩だけどね、何で付けてないのかと言うと、実は・・・は!」
「ゆき、あんた接客してるんでしょう・・・?接客しているなら接客業に専念しなさい・・・これ以上無駄な事してるとそいつと一緒に叩き出すわよ・・・?」
「ひい~~~!」
おお、おっかねえ・・・黒いオーラを凄い放って俺達を睨んでる。怒らせると相当やばいのが伝わって来る。
「ひかる~~、お前いつからこんな怖い奴になったんだ?」
「あ、ああ、注文だったわね。私がコーヒーを入れて来るから・・・」
ひなこが空気を察して急いでコーヒーを注ぎに行った。
「あれ?」
「どうかしたか?」
ゆきが何かに気付いた。どうやら騒ぎが起こっているようだ。
「何か揉めてるみたいね」
「全く、次から次へと、行くわよ、ゆき!」
「はい、先輩!」
「おい、俺も行くぜ!」
何があったのか、俺は急いでひかるの後を追った。