アクアシューターズの世界でイチャラブを楽しむ2 作:たくと七星
「お疲れ様、三郎さん」
「ああ、また来るぜ」
みはるの館から出て背伸びをする。手を振っているみはるにさよならをして研究所に帰っていった。
「いやあ、今日のバイト、結構ハードだったな・・・・」
館でのバイトに俺は背伸びをして溜め息を吐いた。あの後、みはるの勧めで彼女の館で執事としてバイトをする事になったのだ。執事としてのバイトに戸惑いを感じていたがみはるの強引な押しに敗けて彼女の館でバイトをする事に決めたのだ。
「行儀作法の勉強、お茶の置き方からお辞儀まで色々厳しかったなあ・・・」
スポーツが得意なこと以外は大雑把な俺にとって執事のバイトはかなり難しかった。様々な行儀を学んで行わなければならず、かなり苦労した。
「まあ、みはるは喜んでいたし、よしとしておくか・・・」
少々の苦労を感じたが、みはるの喜んでいる顔を見ると、やりがいを感じて来る。それも悪く無いと思っていた。そう思いながら街を歩いていた。
「いつものメイドカフェでコーヒーでも飲んでリラックスしようかな?」
そう思って街を歩いていると、ある人影が見えた。
「うん、何だ?」
白の制服に黒のスカート、綺麗な太腿に黒の靴下、髪は黒のロングヘアー、あれ、こいつ、どこかで見た事のあるような・・・。
「あいつ、誰だったか?」
あかね達の事を思い出した。そう言えば秘密基地が乗っ取られる事件があったな・・・。その時の・・・。
「思い出した、確かあいつ等だったな!」
そうだった。あかね達の秘密基地を奪っていた奴等、確か本橋いずみだったな。こんな所で見つかるなんて。
「気になるな・・・」
好奇心と興味にかられて、俺は急いでいずみを追い掛けた。
「おい、待ってくれ!」
俺が止めるといずみは振り向いた。目を鋭くさせて警戒しているように俺を見ていた。
「俺の事を覚えているか?」
「・・・・・・・」
俺が声を掛けるといずみは何も言わずに俺を睨んでいた。
「俺だよ、水野三郎だ。お前と戦った事のある・・・」
「・・・・・・」
俺が名前を言うもいずみは黙って俺を見ていた。あれ、何で何も言わないんだ。こいつってこんなキャラだったか?
「ほら、秘密基地があっただろう、お前等がそれを乗っ取っていてそれで俺と戦ったじゃないか・・・?」
俺が言うといずみは首をかしげていた。
「!」
そして目を見開いて思い出した表情をした。
「思い出したか?」
俺が言うといずみは俺を鋭く睨んで来た。そして歩いて来て、俺の足を強く踏みつけた。
「いってえ、何で、あだだだ!」
俺の足を踏んだと思えば両手で俺の頬を強く抓って来た。強く引っ張っていて力がこもっているのが分かる。
「やめろって、何で蹴ったり抓ったり・・・」
「いずみちゃん、どうしたの♪」
そこへ二人組の女子がやって来た。紫のショートヘアーと黄色のショートヘアーにゴーグルを付けた子達だ。あれ、この二人もどこかで・・・。
「いずみちゃん、乙女が暴力を振るっちゃダメよ」
紫髪の子がいずみに注意するといずみは俺の頬から手を離した。
「いずみちゃん、今日はクレープを食べる約束でしょう。それから、そこの君は?」
紫髪の子が俺の方を見た。この二人、絶対に見覚えがある。確か・・・。
「あの、お前等、どこかで・・・」
「う~~~ん?」
するとゴーグルを付けた子が俺を注意深く見て来た。
「な、何だ?」
「あれえ、貴方、どこかで会った事のあるような気がするねえ・・・?」
「ああ、俺もお前達と会った事があるんだ。だから・・・」
「ええ、これってもしかして運命の出会いって奴!な~んてそんな都合のいい事ある訳ないじゃん!」
そう言ってゴーグルの子がケラケラ笑って俺の肩を叩いた。
「でも、やっぱりどこかで会った気が、うん、うん、んん?んんんん?」
「な、何だよ?」
「ああ!思い出した!貴方、あの時の!」
「思い出したか?」
「そう、私達の前に突然現れて秘密基地を奪った!」
「おいおい、それはお前等の方だろ?」
「え、そうでしたっけ?」
ゴーグルの子はとぼけた顔をして言ったどっちだったのかは忘れてしまっているのだろうか?
「まあいいや、二人の事は覚えているぜ。紫の髪がまゆみ、で、ゴーグルを付けているのがともよだったよな」
「あら、私達を覚えていたのね。私も貴方の事は覚えているわ。水野三郎君でしょう?」
まゆみは俺の事を覚えていたようだ。
「ああ、そうそう、三郎君だった。忘れるわけないじゃない~~~♪」
ともよは手をポンと叩いた俺を思い出してくれた。
「しかし、まさかここで貴方と再会するなんて・・・」
「それもかつての敵と・・・と言うのは昔の話。それはもう綺麗に忘れて、仲良くやって行きましょうぜ!」
そう言ってともよはフレンドリーに俺廻りを回っていた。
「星乃センパイ、三郎君を困らせちゃダメですよ。三郎君、貴方とは色々とお話をしたいし、良ければお付き合いでもどう?」
「ああ、いいぜ。最初の頃は敵だったけど、それは昔、今は仲良くしたいなと思ってたぜ」
「それは良かった。じゃあ、行きましょう」
まさかこうしていずみ、まゆみ、ともよの三人と再会するとは思わなかった。俺は三人と一緒にクレープ店へと歩いていった。