アクアシューターズの世界でイチャラブを楽しむ2 作:たくと七星
「只今~~」
今日も学園の授業を終えて研究所に帰って来た。帰ってジュースでも飲んで寛ごうと思っていたが・・・、
「ああ、もう!田川チームって本当ムカつく!!!」
誰かの怒号が聞こえて、飲み物の入ったグラスが俺の顔面目掛けて飛んで来た。
「うわ!」
飛んで来たグラスをすんでの所で何とかかわした。結果グラスは悲しい音を立てて割れてしまったが・・・・。
「三郎君、大丈夫だった?」
ゆきとひかるが駆けつけて俺に怪我がないかと確認した。
「ゆき、ああ、大丈夫だ?」
「そう、なら良かったわ」
「全く、本当にいい運動神経をしてるわね。あと少し遅かったら顔に当たって大怪我よ」
ゆきは安心したように胸をなでおろし、ひかるは悪運の強い奴だと言った。
「まあ、運動には自信があるからな。それよりどうしたんだ・・・・」
ソファを見てみると、ひなこが鬼の形相をしてただならぬ気配を放ちながら座っているの分かった。投げたのは、ひなこだな・・・。
「ごめんね三郎君、うちのひなこが迷惑を駆けちゃって」
「ああ、いいんだよ、しっかしあいつは何を怒っているんだ?」
「ああん?!」
ひなこが凄まじい顔をして俺を睨んで来た。
「おいおい、何で俺を睨むんだよ」
「あんたね、ひなこの怒りの炎に油を注いでどうするの?触らぬ神に祟りなしと言うでしょ?」
ひかるが呆れた顔をして俺に言った。
「田川チームとか言ってたけど・・・」
「そう、負けちゃったの、田川チームに、それでそのリーダーからハロウィンの誘いをからかわれるように言われたのが悔しいみたいで・・・」
ゆきが怒っている理由を説明した。田川チーム、確か、俺の前にも現れたあの仮面を付けた連中だよな。それでひなこ達と何度も戦っている。それで負けたとなればイライラするのも頷けるな・・・。
「それであんなに怒ってるのか・・・」
「そうなの、田川チームは私達にとっても因縁の相手、負けたのはかなり悔しいわ・・・」
「三郎、あんたもすでに目を付けられているわ。あんたも無傷ではすまないかもしれない。気を付けておきなさい。ああならないように・・・」
ひかるがしせんを向けると、ひなこはウサギの人形をサンドバックしたり耳を掴んで振り回して八つ当たりをしていた。
「あ、ああ、気を付けておくよ・・・」
田川チーム、初めて会った時から油断ならないと思っていたが、かなり厄介な存在のようだな・・・俺も気を付けないとな・・・。
ひかる達と別れた後、VR空間に一人来てミニゲームを楽しんでいた。ステージはマリオパーティでのパックンフラワーを水で当てるゲームだ。
俺は銃を構えてパックンフラワーが出てくるのを待った。そして、土管からパックンフラワーが出て来た。俺は水を飛ばしてフラワーを打った。見事命中、そうしている間にも土管からフラワー達が出て来た。俺は次々と水を飛ばしてフラワー達を打ち落していった。
「よし・・・」
ゲームは終了、結果は全部命中、俺の完全勝利だ。
「流石、水野三郎君。見事な運動神経してるね」
「誰だ?」
誰かがステージに現れた。灰色のショートヘアーに黒のストッキング、そして白の仮面・・・。
「お前、あの時の・・・!」
「そうでーす、田川チームの田川みわで~す!」
そう言えば名前を聞いていなかったな。みわと言うのがリーダーの名前か。けれどそいつがいきなり、どうして俺の前に・・・?
「水野三郎君、君を探していたんだよ」
「俺を探していた?」
「そうそう、君には失礼な事をしちゃったから、お詫びとして遊びに誘おうかなあ、と思って・・・」
どうしたんだ、初対面時の敵意に満ちた態度とは違う友好的な振る舞い。なんかおかしいな。こいつってこんな感じの奴だったか・・・。
「ハロウィンに行こうと思うんだけどあたしが調教師で三郎君はオオカミって言うのはどう?」
「・・・・・」
明らかに様子が違う、普段の高圧的な振る舞いとは違う、気さくな感じ、誰かが化けているのか・・・。
「いい芝居をしていると思っているかもしれないけど、俺の目はごまかせないぜ?」
「え?」
「お前は誰だ?何で田川の姿をしている。そいつの姿になって俺の前に現れた目的はなんだ?」
「・・・・あはは、流石だね、運動神経もよくてその上、洞察力も高い・・・」
「取り合えず、空間から出るか、お前がどんな奴か見てやるよ」
俺は空間を出てみわに化けているのが誰かを確認した。