アクアシューターズの世界でイチャラブを楽しむ2 作:たくと七星
「お前も来てたのか」
みわの姿を確認して声をかけた。
「ああ、そうだ、久しぶりだな、水野三郎!」
「相変わらず、お変わりのないようで・・・」
「それは嫌味か?」
「別に、そう思ってるだけだぜ」
「みわちゃん、もうちょっとフレンドリーにせえへんと・・・」
「ふん、こいつと仲良くなるために来た訳じゃないからな」
「へえ、その割には付いて来ているみたいだけど?」
「な、勘違いするなよ・・・!こいつがどうしてもと言うから仕方なく付いて来てやったんだ。お前なんかと仲良しごっこするつもりなんて、これっぽっちもないんだからなボケ!」
相変わらずの強気な姿勢と素直じゃない態度だな。だがどこか楽しみにしている感じがするな。
「とか言っても本当はハロウィンに参加出来て嬉しいんじゃないのか?」
「は、はあ!ふざけんな!お前なんかと一緒に慣れ合いするなんて、ちっとも嬉しくないんだからな!」
「としこ、こいつっていつもこんな感じなのか?」
「ま、まあ、ちょっと素直じゃないけど、根は悪い子じゃないんや」
「としこ、余計な事を言うな!」
みわが頬を赤くしてとしこの肩をポカポカと叩いた。
「まあ、取り合えず、折角のお祭りなんだ。楽しんでいこうぜ」
「そうやな、みわちゃんも、今日は文句を言わずに付き合ってな」
「仕方ない、今回だけはお前達の誘いに乗ってやる。だがつまらないと思ったらすぐに帰ってやるからな・・・!」
全く素直じゃない振る舞いだなあ。そう思いながら俺達は滝藤街の商店街を歩いていった。商店街は流石ハロウィンの季節だけあってカボチャのお化けのぬいぐるみやお化けのようなおどろしい装飾品が飾られてかなり派手だった。
「へえ、随分と派手な飾りが多いんだな」
「今日はハロウィンやからな。色々と楽しんでいこうやで。な、みわちゃん」
「ふん、そうだな。少しぐらいなら楽しんでやる・・・」
素直じゃない振る舞いにどこかこいつ、可愛いなあと思い始めている俺がいた。こいつ、極度のツンデレなのか・・・?
「お嬢さん、ちょっといいかな?」
そこへ俺達の前にある人物が現れた。あの人、ヨシヒコさんか?
「ヨシヒコさん?」
「ああ、久しぶりだな、三郎君。アクアゲームを楽しんでいるか?」
「ああ、楽しんでるよ」
「それは良かった。今日はハロウィンだ。それにちなんだイベントをアクアゲームでもやる予定なんだ。存分に楽しんでくれるといい」
「はいはい、楽しみますよ」
「さて、それはそうとして、そこの可愛いお嬢さん」
ヨシヒコさんがみわととしこ達の方を見た。
「何です、お兄さん?」
としこがヨシヒコさんを妖しい人を見るような目で見ていた。
「ハロウィンはずばりトリックオアトリート、君達との出会いを記念して、私にお菓子を恵んでくれないかな。じゃないと、悪戯をしちゃ、ぱびゅあああ~~~~~!!!」
みわが水を飛ばしてヨシヒコさんを吹っ飛ばした。どんまいだな。
「消え失せろ!二度と面を見せるなセクハラ野郎が!」
みわは鬼の形相をしていた。確かに、あれは流石にセクハラだな。みわ達が怒るのも無理はない。
「いやあ、とんでもない変態男がいるもんやな・・・」
「そうだな、迷惑だな・・・」
「まあ、三郎君は初めて会った時からいい奴だと思ってるで」
「それはどうも・・・」
俺にはセクハラ野郎と言う認識はないようだな、それを聞いて安心した。みわ達と再び歩いていく。つばさ達の働くカフェでハロウィン風のココアを味わったり、デパートで銃を買いあさったりしていった。そうしながら街中を歩いていく。そうしていると、ある的当ての露店がある事に気付いた。
「的当てか、面白そうやな・・・」
としこが興味深々に見ている。一方のみわは興味ありそうな表情をしているが、それを素直に出さなさそうな感じだった。
「みわ、やってみるか?」
「は、はあ、何を言ってるんだ。水ではない邪道な銃なんかでゲームなんて・・・!」
「その割にやりたそうだけど?」
「そ、そんな事は無い!」
「それは無いな。だってお前の顔を見ればすぐに分かるぜ。そう言わずに一緒にやろうぜ」
「おい、何をする、離せよ!」
みわの手を引いて的当て屋へと足を運んでいった。