アクアシューターズの世界でイチャラブを楽しむ2 作:たくと七星
「な、なあ、ひかる、みやこ」
「何、三郎?」
「何なの、て言うか何でそいつと一緒に呼ぶのよ?!」
みやこが不機嫌そうに言った。ひかると一緒に呼ばれたのが気に入らないようだ。
「二人を見てると、なんか特別な関係っぽい感じがするんだよな・・・なんていうか犬猿の仲みたいな感じでさ・・・」
「そうそう、三郎君、実はこの二人、師弟関係で仲良しだったんだよ」
「え、師弟?」
ゆきがみやことひかるが師弟関係だった事を明かした。まさかこの二人が師弟だったなんて初めて聞いたな。
「へえ、それは気になるな?」
「三郎君、気にしなくていいのよ!」
みやこは嫌がっている感じだが、これはどうにも気になってしまうな。
「ゆき、詳しく教えてくれないか?」
「いいわよ、みやこちゃんがまだアクアゲーム始めたての中学時代に偶然ロビーで出会ったの、それが二人の馴れ初めの始まりでね・・・」
「へえ、それは運命的と言うか・・・」
「練習終わりにアイスクリーム屋で分け合いっこしているのが名物風景だったんだから・・・」
「へえ、それは意外だな・・・」
「ちょっと、その黒歴史の話はやめて!あと、三郎君も食い入るように聞かなくていいから!」
俺にとっては意外な話で面白いが、みやこは凄い恥ずかしがっているな。まあ、昔の話をされるのを嫌がるのは女性の性と言うけれど、俺としてはどうしても気になってしまうな。
「別に私は嫌いじゃないんだけどね、みやこも事は」
ひかるがしれっとした態度で言った。あれ、犬猿の仲という割にはひかるは気にしていない感じだな。
「黙りなさいよ、何でも出来る器用先輩キャラが!」
「褒めてない?」
みやこがムキになって怒るがひかるは冷静だった。確かにみやこの言葉は褒めているように感じられるな。
「いつも仏頂面のくせにアドバイスは上手くて優しいし、他人より自分に厳しくてストイックなくせに!」
「やっぱり褒めてない?」
ううん、どうにも犬猿の仲と言うイメージが薄れて来たな。みやこって実はひかるの事をそんなに嫌い合っている訳じゃないんじゃないか?
「ほら、照れてるやん」
としこがひかるが照れている事を指摘した。
「照れるな!」
「みやこってやっぱり私の事好きだよね?」
ひかるがみやこが自分の事を好きじゃないかと言った。確かに今までの台詞から見ても、憎く思っていない感じはするもんな。
「ハア~?!好きじゃないわよ!!どこに耳ついてんの?!」
みやこが暴言を吐いて否定した。もしかしてみやこってツンデレっぽい所があるのか?何かゆきととしこが嬉しそうにしているし。
「何でみやこちゃんはそんなに牙むいとるん?」
としこが話題を変えて聞いて来た。
「だって先輩が、みやこと食べるアイスが一番おいしいよ、高校入ってからも仲良くしようねって言ってたのに・・・!」
そう言うとみやこはゆきの方に視線を向けた。
「高校上がったらこの子が突然、先輩とチーム組んでたもん!!!!」
「え、私・・・」
突然の飛び火にゆきは呆然とした顔をしていた。
「貴方がひかる先輩を誑かしたんでしょ、この泥棒猫!」
「ち、違うよお!」
「おいおい、これはどう言う事なんだ・・・」
ひかるとみやこの中が悪い原因がゆき、どんどん話題が出て来るな。ていうか、俺、関係なくないか、てっきり俺を巡って争っていたと思ってたんだけど・・・」
「なあ、ゆき、お前、何かしたのか?」
「してないよ、ただ、私、ひかる先輩のファンだったから・・・」
「ファン?」
「うん、ひかるの集いって言うチャットコミュニティに参加するくらいのファンで、先輩とは同じチームに入りたいと思ってたから」
「へえ、それで色々努力してたって訳か」
「うん、そうだよ。でも、まさかあの時コミュニティで嫉妬してたのかみやこちゃんだったなんてね・・・」
ゆきが視線を向けるとみやこが嫉妬した顔をしていた。
「そうだわ、渡辺さん?」
するとひかるがとしこに目を向けた。
「もしよかったら、色々お話ししない?前から渡辺さんの事気になってなんだ。
「ええ、うち?!(突然の関係図ど真ん中ポジションキターーーー!!!)」
なんかとしこの奴、嬉しそうにしているな。まあ交流って言うのは大事だろうし、みやこは相変わらずトゲトゲしているけれど。アクアゲームをやっている女の子達にも色んな人間ドラマがあるんだな。彼女達の意外な一面を知れた出来事だった。