●あらすじ:春日諾子は夫・悠年や息子・悠人の長期不在の隙を狙ったように押し掛けてきた遠縁の男・加木充司の巧妙な罠にはまり、邪悪な暗示を掛けられ、夫や息子への蔑みを刷り込まれながら、果てのない牝の悦びを植え付けられてしまう。レイプ写真をネタに脅された諾子は、何も抵抗もできぬまま、夫不在の自宅で充司の調教を受けることになってしまう。怪しげな秘密クラブに連れ込まれた諾子は、調教師によって普通の主婦が完全な牝豚奴隷に変えられた姿を見せつけられてショックを受ける。しかし、徐々に牝豚奴隷に変えられつつあった諾子はそのあまりにも不道徳で、廃頽的な姿にかえって妖しげな感情が沸き上がり、マゾ性癖や露出性癖に目覚めた自分を抑えることが出来なかった・・・。
---------登場人物---------
春日 悠人(はると):主人公
春日 諾子(なぎこ):悠人の母
春日 悠年(はるとし):悠人の父(M商事・開発部・課長)
加木 充司(じゅうじ):主人公の遠縁(悠年の母方の従祖母の孫娘(はとこ)の婿養子の夫)
加木 清充(きよみつ):充司の子
葛城 浩夢:ピアニスト
蛇童 和鬼:調教師
唯魔子:蛇童和鬼の牝豚奴隷・パートナー
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秘密SMクラブでの蛇童和鬼と唯魔子の異常で廃頽的なSMショーが終わっても、充司の調教は執拗に続けられた。まるで唯魔子から吐き出された猛毒を完全に諾子に染みつかせるかのように、充司は一時の休息すら与える事はなく、留守宅に帰るまでの間、ずっと諾子を責め続けた。その上、狡猾な充司は「J-POP」から出る直前に諾子の膣内にディルドを押し込むと、肛門にはめ込まれているアナル拡張プラグのスイッチとともにオンにしていた。諾子はディルドとアナル拡張プラグに仕込まれたバイブの振動に耐えながら、充司に引きたてられる様に歓楽街の町中を歩き回わされていった。
「夜遅いし・・・グラサンはもういらねえよな」
充司はそう言って諾子からサングラスをさっさと取り上げてしまっていた。夜間とはいえ歓楽街の夜道はネオンが瞬き、諾子の真っ白な熟れた肢体と素顔を浮かび上がらせるには十分な明るさだった。下着をつける事すら許されず、荒縄だけをまとった諾子の肢体を隠すのは、中央のボタンをほとんど外して胸元や股間を大きくはだけたワンピース一枚だけだ。充司に連れられて歓楽街の町中をぶらぶらと歩かされながら、諾子は露出の快感に早くもクラクラとするような眩暈を感じていた。街中を行きかう酔客に何度も娼婦と間違われて卑猥な誘いを受けては、声を出すことも出来ずに晒した素顔を真っ赤にしながらただ俯いているほかなかった。極薄のワンピースの生地は熟れ切った人妻の肉體を如実に浮かび上がらせ、裸体に掛けられた朱色の縄が透けて見えるほどだった。その上、股間には卑猥な淫具が前後ともに突き入れられ淫らな快感を送り続けている。諾子はあまりにも異常すぎる状況で、ドキドキとする興奮を抑えることも出来ず、露出の快感は否応もなく高まっていくばかりだった。あまりにも非常識な状況が、諾子の良心を麻痺させ、むき出しの欲望が快感を求めてさらなる露出に駆り立てていった。胸元からは乳輪はおろか乳首すら覗き始め、スリットの頂から股間の翳りがチラチラと見え始めても隠す気は全く起きなかった。ただ顔を真赤に火照らせながら、もじもじと股間をすり合わせるように歩き続けた。貞淑そうな人図間が娼婦のような恰好をして歓楽街を歩く切なげな仕草は、好奇な男たちの目を否応なく集めて行った。好色な眼で体を嘗め回すように見られるたびに、ゾクゾクとする刺激が諾子の肉體を突き抜けていった。
「本当は見られて興奮してるんだろ」
「そっ・・・そんな・・・・」
中にはすれ違いざまにお尻や胸を触ってセクハラ行為に及ぶような図々しい男たちもいたが、充司の命令で拒絶することは許されなかった。
「ほら・・・もっとよく知ってもらえよ。お前の淫らな本性を・・・」
セクハラを助長するように、わざと諾子から距離を置いて、充司はただ不敵な笑みを浮かべているだけだった。
「いぁやぁ・・・はんん・・・らめ・・・」
諾子はその卑劣な行為さえ、快感に変わっていくのを抑えることが出来なくなっていた。すれ違う酔客から、いきなり乳房を揉まれたり、後ろからお尻を撫でられるたびに、妖しい感覚が沸き上がり、嬌声にも似た喘ぎ声を上げそうになっていた。
「はぁんん・・・」
その間も淫具が送り込む機械的な振動によって股間はジンジンと疼き続け、淫らな汁が溢れて太腿から幾筋も滴り落ちている。
「あの法事の時も本当はこうだったんだろ?俺にセクハラされて、本当は感じていやがったんだろ?悠年の野郎のすぐ目の前で・・・」
「ちっ・・・違う・・・」
充司は諾子の淫らな反応にほくそ笑みながら、さらに離れて意地悪くディルドやアナルプラグのリモコンを操作し続け、諾子から理性を奪い続けて行った。やがて図に乗った酔客の一人が、いきなり諾子に抱きつくと荒々しく胸を揉みながら、路地裏に連れ込もうとし始めた。
「きゃっ・・・誰か助けて!・・・」
酔客は今や暴漢となって諾子に襲い掛かろうとしていた。その暴漢の肩を逞しい男の手がむんずと掴むと、諾子から引き離すように路地裏の奥に突き飛ばしていた。
「悠年さん♡・・・!」
だが諾子を窮地から救ったのは充司だった。
「!・・・・・」
そのあまりにも残酷な結果に・・・信じられぬ行動に・・・だが、諾子はなびいていた。充司によってそのような目にあっているというのに、諾子は逞しい身体つきをした充司にキュンとした男らしさや頼もしさを感じ取っていた。そして諾子は酔客を遠ざけてもらう度に、充司に男を感じる自分を意識していた。
(わ・・・私いったい・・・)
戸惑いを浮かべている間も、諾子はしばらく露出調教のために歓楽街を歩かせられ続けた。そして・・・ふとある路地を回った時だった・・・ついに諾子は数人の地元やくざに取り囲まれてしまう・・・。
「うちのシマを荒らしてただで済むと思ってるんか?」
「年増の癖に、なにトチ狂ってクるってやがるんだ?あん?」
派手な格好をした凶悪な形相の男達だった。諾子を取り囲むようにしながら組事務所に連れて行こうとする。その時だった、充司がさっそうと現われると、大音声で地元やくざを一喝していた。現れた男が伝説の調教師だと知っていたのだろう、そのやくざ共は急に態度を変えていた。ペコペコと頭を下げ始めると挨拶も早々に、色をなしてその場を立ち去っていった。
(なんて男らしく、頼もしい方なのかしら・・・)
やくざを追い払ってくれた瞬間、諾子は思わずそう感じてしまった自分に気が付いて愕然としていた。もともと、この男が仕掛けたことなのだと自覚していながらも、諾子はキュンとする胸のときめきを抑えることは出来なかった。諾子を庇いだて、助けてくれようとする充司の姿が、いつの間にか葛城浩夢の姿と重なっていった。憎く嫌悪すべき男・・・憎悪の対象でしかない男に、諾子は初恋の男を重ね合わせ、依存し始めていたのだ・・・・。
(これ以上・・・こんな事をしていてはいけない・・・これ以上続けたら・・・)
そして、自宅に帰った途端、諾子の熱く火照った肉體を見透かした様に、充司は夫婦のベッドに諾子を押し倒すと、そのまま清充とともに朝方近くまで諾子を弄び続けた。この夜はSMショーで見た衝撃の内容が何度も脳裏をよぎり、諾子には抵抗する気力がほとんど残っていなかった。諾子は成すがままになって充司が与える快感にのめり込んでいった。
(私はあの唯魔子と言う女と同じになってしまう・・・)
そんな恐怖が何度も何度も諾子の脳裏をかすめた。諾子の心は、この卑劣極まりない男を、この悪辣なレイプ魔を、憎んでも憎み切れないこの男を、とことん拒絶しなければならない男を・・・受け入れ始めていた。そんな諾子を見透かしたように、充司はあのSMショーで唯魔子が掛けられていたのと同じ形に諾子を縛り上げて行った。裸身に浮かび上がる秘部を強調するように亀甲縛りの縄目を変えながら、充司はさらに後ろ手を拘束するように諾子を縛り上げていったのだ。充司はきっと成すがままになっている諾子の自由を奪うつもりはない。ただあのSMショーを再現するためだけに唯魔子と同じ形に縛り上げていったのだ。諾子に唯魔子を思い出させるそのためだけに・・・狡猾な充司は同じ縛りを諾子に施したのだ。
「さあ、牝の悦びの極みを、朝までたっぷりと味合わせてやるぜ・・・・・・唯魔子のようにな・・・すべてを忘れさせてやるぜ・・・夫も息子も・・・」
バイブを挿入されたまま、露出調教を受けた諾子の股間はすでにドロドロに濡れそぼり、男を受け入れる態勢が十分に出来上がっていた。バイブを引き抜かれた途端・・・膣口からははしたない愛液があふれ出し、一物を求めて浅ましく股間をくねらせてしまうほどだった。その膣口に、充司の一物が容赦なく一気に撃ち込まれる。
「さあ・・・あの時の唯魔子のように、夫も息子も・・・何もかも忘れて・・・逝き狂うんだな!」
まるで削岩機のようにその巨大なペニスで子宮の奥までズンとズンと突かれると、脳髄を根底から撃ち抜かれる様な快感が諾子の肉體を貫いていった。
「はぅっ・・・あんっ・・・ああああああああああああ」
夫では届かない未知の部分を、削岩機のように固く巨大なペニスが、ガンガンと打ちつけながらこじ開けていく。知ってはいけない「牝の悦び」を嫌というほど叩き込んでくる。知らなくていいはずの「牝豚の愉悦」を嫌と言うほど教え込んでくる・・・。
(こんな卑劣な・・・人を騙して・・・無理やり・・・こんな酷い男に・・・感じさせられている・・・腰を振ってしまう・・・・)
「あんんぅっ・・・はうんっ・・・はつあぁ♡ぁぁぁ」
「きひひつっ・・・吸いつく・・・良いマンコだ・・・まるで・・・ミミズ千匹と蛸壺イソギンチャクを足したような名器だ・・・」
男を狂わす幾筋もの襞(ひだ)が、膣の奥で蠢き、亀頭を食い占めながら吸い付き締め上げる。何千人もの女をものにしてきた充司ですら気を許した途端に逝ってしまう・・・・。
「あんな役立たずの亭主には勿体ねぇよな。どうだ・・・届かねえだろ・・・お前の一番感じるところには。お前の亭主のへなちょこの一物じゃよ!」
快楽で呆けた頭の中に、愛する人への罵倒が聞こえはじめる。悠年さんへの愛を、永遠の愛を誓った二人を揶揄する様な言葉を、許すわけにはいかない。たとえ自分が今どんな状況だろうと、夫は・・・そんな人じゃない。諾子は目の前の卑劣漢を許すことができない。犯されているというのに・・・上半身を縛り付けられ両腕を拘束されているのに・・・「キッ」と見返している。
「許せない・・・私はどういわれても良い・・・でも、夫を馬鹿にするなんて!悠年さんを蔑むようなことを言うのは許せない!」
そして、初めて気が付く。自分が今何を仕出かしているかを・・・夫の居ない留守宅で、何度も自分をレイプしている卑劣な遠縁の男と、全裸になって交(まぐ)わっている・・・。
「じゃあこれは何だよ・・・オラ・・・しっかり俺のマラを咥え込んで、離さないのは誰だよ?」
ズンッ・・・という衝撃が股間に走り・・・目の前が白み始める。
「いやっ・・・ひいゃぁん・・・ひぃぃやぁぁ・・・ヒイィィィ・・・・」
こんな男に感じさせられてはいけない。こんな愛のないセックスで感じさせられてはいけない・・・。
「へつっ・・・いずれ自分の口から言うようになるぜ・・・あの唯魔子のようにな・・・この快感を与えてくれない夫をなじる言葉を・・・欲求を満たされない不満を・・・夫への呪詛を・・・唯魔子のように・・・」
「らめ・・・ひぃぃぁ・・・ひやっ・・・・」
子宮の奥まで貫かれるような衝撃で、言葉が出ない・・・。嬌声しか上げられない・・・考えられない・・・狂う・・・
「へへっ・・・そんなこと言っても・・・ここは正直だよな・・・おら・・・おら・・・気づいただろ?役立たずだって・・・へなちょこ亭主だって」
「ひいつ・・・ひっ・・・あああ・・・あんあんぁん」
夫を罵倒されるたびに・・・妖しい感覚が私を襲う・・・夫への純愛を踏みにじられる被虐が・・・昨日までの理想の夫が霞んでいく・・・。
(きっと唯魔子さんもこの快感に逆らえない・・・この快感に・・・負けてしまう)
「ひひっ・・・やがてお前は息子すら必要なくなる。この家庭自体が疎んじられる。お前を縛るこの檻のような家庭が・・・憎くなる!」
「決して・・・そんな・・・ひっ・・・負けない・・・まけにゃい・・・ひぃっ」
「ここ数日タップリ試したからな・・・お前の感じるところを・・・お前の弱点を・・・ほらココだろ・・・オラ・・・ここもだろ?」
強烈な突きを入れられながら、クリトリスをカリカリと擦り上げられた途端・・・諾子のなかの何かがはじけ飛んでしまっていた。
「あっひぃぃぃ・・・・・」
何も考えられない・・・唯魔子と同じ。怒涛の如く肉體を突き抜けていく快感に身を委ねるだけだった。目の前の逞しい男にきつく抱き着き、真っ逆さまに堕ちていくのを支えてもらっている。逞しい腕、逞しい胸、逞しいオチンポ・・・・オチンポ・・・チンポ!!
「オチンポ!オチンポ!オチンポ!」
充司によって無意識下で教えられた汚い言葉が、何の躊躇も無く口をついて出てくる。卑猥で下品な言葉を言うことで・・・この男(ひと)と同化していく・・・。ただ堕ちていくような快感にすべてが支配され、肉體がこの男(ひと)に抱かれることに馴染み始め、膣肉はすっかりこの男(ひと)の一物の形に変えられていく。この男(ひと)と繋がり同化し一体となっていく・・・。この男(ひと)に貫かれるたびに、恍惚となって何も考えられない・・・。
「オチンポ!オチンポ!オチンポ!」
充司は薬の影響が完全に抜けきったはずの諾子が、狂ったように「オチンポ」と連呼し始めたのを見て、支配が全て完了したことを悟った。
(もうこの女は元に戻れない。この女にあの薬はもう必要ない・・・)
後はじっくりと心を穢していけばいいだけだった。後は時間をかけてじわじわと染めていくだけだった・・・。
「けへへへへっ・・・さあ、蔑め!役立たず亭主と用なし息子を!」
諾子はその刺激的な命令に一瞬だけ理性を取り戻し、自分が無意識にしていた行為に初めて気が付く。まるで愛しあっている本当の夫婦の様に、きつく充司に抱き着き、その愛のエキスをドクドクと肉體に注がれながら快楽に身を委ねているのだ。
「ダメ・・・いやっ・・・」
驚愕の表情を浮かべながら力なく身を離そうとする諾子の抵抗もほんの一瞬の事だった。
【この大きいオチンポ・・・この臭いオチンポ臭・・・この臭くて汚い精液・・・それだけがしゅきなの・・・これじゃないと生きていけないの・・・これじゃないと幸せになれないの・・・この臭いと大きさを持った人を愛しているの・・・】
充司の一物が再び膣の奥底を突きあげた途端、無意識下に摺り込まれた言葉が、諾子の口からすぐに洩れ始める。まだ意識の断片が残っているというのに・・・諾子はその声を止める事が出来なかった。その暗示の声に逃げ込むように、快楽に身を任せながら全てを忘れようとしていた・・・。その邪悪な言葉を命ぜられている訳でもないのに何度御叫びながら絶頂を極めていった。いつのまにか意識を飛ばし、ついにはあさましく失神していた。この卑劣極まりないレイプ魔を無意識下で愛おしく感じながら・・・。
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それから数日が過ぎていた。あのショーを見てから、秘密クラブにおける衝撃的なSMショーを目の当たりにした日から、諾子は唯魔子と呼ばれたあの女性の事が頭からなかなか離れなかった。あの貞操そうな顔立ちや物静かな佇まいからは想像もつかない、淫猥で、卑陋な愉悦の表情が、事あるごとに心に浮かび上がっては消えていった。
(私もあの様になってしまうのだろうか・・・)
その度に、諾子は頭を振って必死でそれを打ち消そうと試みた。しかしその時はいつも、充司の股間の一物が、まるで警告を発するようにチカチカと脳裏に浮かび上がり、肉體に疼痛の様な「牝の疼き」をもたらすのだった。
【おまえに快感を与えるのは、お前を幸せにしてくれるのは、このオチンポだけだ・・・お前はこのチンポなしでは生きて行けない。この臭くて巨大なチンポだけがお前のすべてだ】
無意識下に摺り込まれた暗示が、諾子の肉體をドロドロと支配し始める。諾子の意識に全く上らないうちに、肉體だけが下卑た悪魔の声に従っていく。心の中では強く否定しているのに・・・無意識下に木霊(こだま)するその声に、諾子は逆らうことが出来ない・・・。
気が付くと、まるで充司の一物に支配された様に、その巨大さと、硬さと、その臭いに思いを馳せて、放心状態になっていた。まるで恋する乙女のように、充司の偉大な一物や臭いが心を独占し、何も考えられなくなる。葛城浩夢に憧れた私の乙女心に、充司の一物が強引に押し入り、なり代わっていった。ドキドキするような乙女の恋心が、充司の与える淫らで邪な欲情にすり替わっていく。
【お前は俺様のこの臭くて汚いチンポが無いと生きていけない・・・お前が愛しているのは臭くて汚いこの俺様のチンポだけだ・・・夫も息子もいらない・・・】
暗示の声に突き動かされる様に・・・気が付くと、股間に埋め込まれたディルドやアナル拡張プラグをキュンキュンと食い締め、いやらしい愛液が滲み出て常に股間に渡された縄を湿らせ続けるありさまだった。諾子はここ数日間、裸身を朱色の縄で亀甲縛りにされただけの姿で、下着をつける事すら許されずに、股間に仕込まれたバイブレータ付きのディルドとアナル拡張プラグのもたらす卑猥な振動に堪えながら過ごしていた。ここ数日は、充司に調教を受けていない時でさえ、ディルドとアナル拡張プラグが送り込む悪魔のような機械的な淫具の快感が、諾子を正常な神経に戻すことを許しはしなかった。
気を許せば、まるで呆けたように背徳の快感を貪りながら、何もせずにボッとした時間を過ごし続けた。食事の用意や家の中の片付け物をしなければならない時も、諾子は暗示と淫具によって常に肉體を疼かせ、「しっかりしなければ」と思う心とは裏腹に背徳の妖しい快感に肉體を預けて、痴れた様にうわの空の時間を過ごすのだった。ここ数日で、そんな時間が確実に増えて続け、今や最低限の家事すらもこなせなくなり、ありあわせの食事を何とか準備しているだけの有様だった。まるで唯魔子が夫や息子への関心をなくしていったように、諾子は家事への関心すらも失っていった。次第に家の中が荒み始めても、もうあまり気にならなくなっていた。諾子はたった数日で、充司によって極度のセックス依存症に変えられていたのだ。
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そして、その日の朝、バイブが送り込む快感に耐えながら、諾子は凌辱者達が座るテーブルに朝食を置いて、朝の務めを何とかこなしていた。セックス依存に陥っていた諾子は、そんな時でも二人の股間が目に入り、ペニスの先から立ち上る饐えた男の臭いを嗅ぎつけてしまっていた。いけないと知りつつもその淫臭をクンクンと嗅いでいた。充司が放つ強烈な刺激臭は、諾子にとって淫靡で、ゾクゾクとする、魅惑的な香りになっていた。
欲望に負けそうになる自分を何とかこらえていた諾子を嘲笑う様に・・・ツーンとした悪臭が唯魔子の愉悦に浸った歓喜の声とともに諾子の脳裏に浮かび上がる。
【あああっ・・・いい・・・夫のオチンポなんていらない・・・このオチンポ様があれば、息子何てどうなってもいい・・・ああっ・・・しあわせ・・・とっても幸せ・・・蛇童様・・・蛇童和鬼様・・・唯魔子は・・・蛇童様の牝豚奴隷になれて、とても幸せです。愛しております・・・。お慕いしております。もう、夫や息子の事は愛していません。あんな役立たずの夫や、不必要な息子は、要りません・・・・】
こうして、朝の支度をしている時でさえも、再び唯魔子の愉悦の顔が、歓喜の声とともに脳裏によみがえり、充司の暗示の声とともに諾子を苛み始める。ごく普通の日常を送っている時だからこそ、唯魔子が思いだされてしまう。ごく普通の人妻が、当たり前の日常を送っていた主婦が、調教師に目をつけられた途端、牝豚に堕とされ、全ての価値観を塗り替えられ、あっさりと牝豚に堕ちてしまう・・・その恐るべき実態・・・。
一日のうち、調教を受けていない僅かな時間でさえ、その光景が頭から離れない。むしろ、日常を過ごすこの普段の時間だからこそ、かえって頭から離れない・・・。こうして充司は一度かけただけの邪悪な暗示によって、日常の何気ない状況すらも、諾子への調教に利用するのだ。充司は自ら直接手を下さなくとも、股間に仕掛けられた淫具がもたらす機械的な振動だけで、諾子を一日中淫らな妄想に耽らせ、肉体を疼かせ続けることを可能にしていた。
今の諾子にとっては、もはや普通の主婦が行うごく日常の家事ですら、諾子を責め続ける材料となってしまっていた。普段の何気ない日常の中ですら、淫具が肉體を疼かせ続け、暗示が心を蝕み続けていったのだ。その24時間ぶっ通しで行われる無慈悲な調教を、諾子はすでに何日も受け続け、無意識のうちに屈服し始めていた・・・。
しかし、諾子は充司のあまりの狡猾さに、そして、充司が仕掛けた卑劣な罠のあまりの悪辣さに、怒りと憎悪をもって反発し、何とか家族への愛と家庭を取り戻そうと足搔いていた。
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(自分の欲望やその場の感情に流されてはいけない・・・そのためには自分を律して行動しなければならない・)
悠年さんの声が私の頭の中で木霊する。事この場に及んでも私は悠年さんを信じていた。きっと夫への愛と息子への慈愛を取り戻せると信じていた。凶悪な薬によって無意識下に刻まれたその邪悪な暗示は二度と消えることなく私の中で生き続け、一生涯私を責め続けることなど、知り様もなかった。私は、愚かにも正義を信じ、人間を信じていたのだ。
(なぜなら・・・人間の本質は善なのだから・・・)
だから、充司のペニスが放つツーンとした悪臭をウットリと嗅いでしまう欲望に負けそうになるのを何とかこらえながら、私は必死になって日常を取り戻そうと足掻いていた。その足搔きがどれほど無駄なことであろうと、日常を利用した恐るべき調教の実態に気が付いていなかった私は、家族から送られるメールやLineの一言一言が、私を励ますものだと思い込んでいた。
(決して私は唯魔子のようにならない・・・夫や息子を裏切らない・・・)
夫の何気ない励ましの一言が・・・悠人の私をいたわる一文が・・・私を勇気づけるものと思い込んでいた。
しかし・・・邪悪な暗示が私の無意識下で嘲笑い始める・・・。充司の仕掛けた罠が、その狡猾な威力を発揮し始める。私が信じたその日常の一言一言が、普段の何気ない挨拶が、かえって唯魔子の愉悦の顔と歓喜の喘ぎ声を思い出させてしまう・・・。その顔と声が私の顔と声に重なり始める・・・。唯魔子の言葉が私の言葉になっていく・・・。
【あああっ・・・いい・・・夫のオチンポなんていらない・・・このオチンポ様があれば、息子何てどうなってもいい・・・ああっ・・・しあわせ・・・とっても幸せ】
私は茫然としながら・・・常に与えられる股間の振動を強く意識し始める・・・。
(このままではいつか私もあの唯魔子のようになる・・・)
いつの間にか(唯魔子のようにならない)(唯魔子のようになる)という相反する二つの声が、頭の中で何度も交差していった。意識と無意識の矛盾が・・・私の心の葛藤が・・・私を苦しめキリキリと苛み続ける。唯魔子の愉悦に浸った歓喜の声が私を押しつぶしそうになるのを、私の良心の叫びがギリギリのところで抗い、跳ね除けるのを可能にしていた。
【大人にはね・・・人の為にしなければならない事がいっぱいあるの。自分の欲望やその場の感情に流されてはいけない事が沢山ね・・・。そのためには自分を律して行動しなければならないの。昔お父さんに教わった事だわ・・・】
私の良心の叫び声・・・それは悠年さんが私に言った言葉・・・それは悠人に私が言った言葉・・・悠年さんと私の信頼の絆・・・私が強く信じている事・・・永遠の愛があれば可能な事・・・。
(なぜなら・・・人間の本質は善なのだから・・・)
それが真実であると信じていた・・・でも限界に近かった。それを教えてくれた人は・・・私を死の誘惑から救ってくれた人は・・・全てを失って自暴自棄となった私を救ってくれた人は・・・今は近くに居ない。私ではない人の絶望を救うために・・・遠くでその不当な懲罰を一身に受けているのだ。私ではない人のために・・・。
(悠年さん・・・助けて・・・たすけて・・・タスケテ・・・)
これ以上、充司と一緒に居たら・・・・。これ以上調教を受け続けたら・・・私の心は肉體に靡いてしまう。これ以上、暗示に晒されてしまったら・・・私の良心は、肉體の疼きに負けてしまう・・・。しかし・・・正義の彼は、正義の味方である彼は、またしても私ではない他人のための罰を一身に背負い続ける・・・。まるで救世主にでもなったように・・・まるで正義の味方にでもなった様に・・・自分を犠牲にしながら人々を救い続ける。でも・・・その光はこの家には届いてこない。私を決して救ってくれない。
(彼は見ず知らずの老人を救うために、私を車から降ろし雨の中に置き去りにする男なのだから・・・)
充司の与えるあまりにも背徳的で邪な快感に興奮している自分には、淫らな愛液でドロドロに股間を濡らしている自分には、彼の正しさは相応しくない。私の言った正しいはずの言葉は、今や私には正しく響かない。私自身で言った正しい言葉が、そのまま、淫らで欲望に流される自分自身に襲い掛かる・・・。
【自分の欲望やその場の感情に流されてはいけない・・・。自分を律して行動しなければならない・・・】
悠年さんに与えられた正義が、私の心の良心が、私のことば自身が、かえって今の私を責め苛む。私自身が言った言葉に、私が打ちのめされる・・・。私の心の中で、良心が悲鳴を上げてしまう。悠人に顔向けできないと思うほどに、悠人にも分かって欲しいと願ってしまう。正しいだけの息子に、淫らでどす黒い欲望の魔力を伝えたいと願ってしまう。希望に燃えた悠人に、絶望の闇を思い知らせてやりたいと考えてしまう。
(もし、正しい悠人への愛が私に相応しくないとしたら・・・今の私には・・・邪淫にまみれてしまった私には・・・悠人への憎悪こそがふさわしい・・・)
私は頭を振ってそのあまりにも馬鹿げた考えを断ち切ろとした。
(悠人へ憎悪を抱くなんて・・・心から愛している悠人を憎むなんて・・・)
しかし・・・充司親子から立ち上るペニスの饐えた匂いが・・・私に嫌と言うほど現実を突きつける。
【さあ・・・このチンポ臭を嗅いで思い出せ・・・お前が臭くて汚い存在であることを・・・お前が悪であることを・・・お前にとって愛は永遠の苦しみだ・・・愛を憎め・・・善を憎め・・・正義を憎め・・・】
暗示の声を無意識下に聞きながら・・・私は直感してしまっていた。それは、あの秘密クラブの淫猥なSMショーを充司のペニスを突き付けられながら見た時から・・・充司に股間の一物の匂いを嗅がされながら、その大きさを股間で感じながら・・・私の中で、私の心の中で、それこそが真実の声なのだと・・・屈服しそうになっていた。良心が警鐘を打つように否定しているのを感じながら・・・。
【そうだ・・・お前が信じている正しい愛はお前を否定する・・・正しい愛はお前の中の悪を許さない・・・お前の中の正しい愛はお前を縛るだけの呪い・・・】
深く刻み付けられた暗示の声が、無意識のうちに心の中で響き渡る・・・。そして今、朝食をとっている普段のリビングですら・・・何気ない日常の中ですら・・・充司に突き入れられたディルドとアナルプラグの振動が・・・そのあまりにも非常識な考えを認めさせてしまう。家族と暮らしていたリビングだからこそ、何気ない日常の幸せを感じていたその場所だからこそ・・・真実の声となって心の中で木霊する。
【チンポ臭を嗅いで思い出せ・・・お前が臭くて汚い存在であることを・・・お前が悪であることを・・・お前にとって愛は永遠の苦しみだ・・・愛を憎め・・・善を憎め・・・正義を憎め・・・】
これこそが真実だと心が変えられ、淫らな暗示に染められた肉體に心の声が従っていく・・・。妖しい背徳の快感に興奮し、闇の感情に支配され、ドロドロとスケベな汁を股間から吹きあげてしまう・・。
(なぜなら・・・人間の本質は悪だから・・・・)
私は頭を力なく振って心の中で響くその声を否定しようとしていた・・・