---------登場人物---------
春日 悠人(はると):主人公
春日 諾子(なぎこ):悠人の母
春日 悠年(はるとし):悠人の父(M商事・開発部・課長)
加木 充司(じゅうじ):主人公の遠縁(悠年の母方の従祖母の孫娘(はとこ)の婿養子の夫)
加木 清充(きよみつ):充司の子
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『留守番電話サービスです・・・お客様がおかけになった電話番号は・・・』
「あれ?・・・・今日も留守番電話?二日続けて?」
母親がこんなにも電話に出ない事は今まで一度もなかった。むしろ悠人が、1日以上電話を返さなかったり、メールに返信しないと・・・
「母さん心配で心配でたまらなかったんだから・・・何でもいいから必ず返事を頂戴・・・1日以上電話に出ないなんて、母さん何も手につかなくなってしまうわ・・・」
そう怒っていたのはむしろ母さんの方だった。それにもう朝の7時過ぎ・・・母さんは6時にはとっくに目を覚ましているはずなのに・・・。嫌な予感がして、あまり掛けたことのない父さんのスマホに電話をしていた。
「おうっ・・・悠人か?・・・どうした?」
いつも通り元気な父親の声を聴いて、悠人は安心して嫌な予感が次第に薄れていくのを感じていた。出社後は会社支給の携帯電話に切り替えてしまうため、悠年は朝か夕方以降しかこのスマホに出ない。幸い、父親は会社に向かう途中だったらしく、数回のコール音でスマホに出てくれた。
「父さん?・・・一昨日から、母さんに電話がつながらないんだけど、何か知ってる?」
勢い込んで、早口でそうまくし立てていた。
「ああっ・・・それなら大丈夫だよ。父さんが昨日の夜に母さんに電話した時、スマホの調子が悪いって言っていた。まだ直っていないんじゃないかな?」
呑気そうな父親の声を聴いて、悠人はホッと胸をなでおろす。
(なんだ・・・スマホのせいか・・・母さんが電話に出なかったんじゃなくて、スマホの調子が悪いのか・・・)
母さんに全幅の信頼を寄せているのだろう、悠年の屈託のない笑い声が聞こえてくる。
「ははっ・・・悠人は心配性だな・・・」
だが、悠人はなぜか心配の虫が収まらない。
(何で僕はこんなに心配してるんだろう?・・・やっぱりマザコン気味なのかな?・・・)
悠人は胸をよぎる嫌な予感を無理やり抑え込むと、父親に礼を言ってスマホを切り、朝の自習室に向かっていった。
(お昼にもう一度電話をかけ直してみよう・・・)
この時は特に深く考えもせず、そう思っていた。この時もっと早く行動をしていれば・・・。この時家にすぐに取って返してさえいれば・・・すべてが取り返しのつかない事態に堕ちってしまってから、悠人はこの時の事を繰り返し思い返すことになる。深い後悔の念に駆られ、時間が巻き戻せたら・・・と何度も思うようになるその瞬間を、悠人は無為にやり過ごしてしまっていた。
(辞書なしで、英語とロシア語の知識だけで、どれだけフランス語が読めるのかな?)
この時、大志を抱いた青年はチャレンジする事だけしか頭になかった。
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「私、春日諾子は・・・春日悠年の妻であり、春日悠人の母親である春日諾子は、オマンコを見知らぬ男性に見られたり触られて感じてしまう露出狂の変態マゾの人妻です。ケツ穴マンコをほじくられると気をやってしまう淫乱変態母親です。どうか加木充司様のご調教で、春日諾子の淫乱マンコを思い切り突き上げてくださいませ。情けない夫では届かない奥の奥までタップリとオチンポ様をぶち込んでください。そしてもっとスケベな牝になる様に乳首やオマンコ豆をいっぱい肥大化させて、スケベな肉體にしてください。そのうちケツマンコが出来るようにいっぱいウンコ穴も揉みほぐして、オマンコ同様ガバガバに拡張させてください」
もう何十回言わされただろう・・・私は白昼のリビングで、全裸の上に真新しい朱色のロープで亀甲に縛り上げられたまま立たされ、充司が構えたカメラの前で卑猥なセリフを言わされ続けた。恥ずかしいところを一切隠す事も出来ずに、縛り上げられた後ろ手には、充司が勝手に天井に打ち付けたフックにつるされたロープに結ばれ、座る事すら出来なかった。そして、卑猥なセリフを少しでも言いよどんだ途端に、クリトリスに張り付けられた無線式のピンクローターと肛門に埋め込まれたアナル拡張プラグのバイブレータが強烈な振動を無慈悲に始める。私はその度に股間から伝わる目くるめく快感に我を忘れ、自分が何を言っているのか分からなくなり、言い間違えたり、言葉を途切らせては最初から言い直しを命じられていた。
「ダメだな諾子・・・こんな短いセリフも言えないようじゃ・・・これからSMショーに出て皆さんを喜ばせる事など到底出来ないぞ」
「SMショー」などと言われても、その時の私は何を言われているかも分からず、股間の強烈な振動が与える容赦のない快感にただただ耐えているほかなかった。快感に全てを呑み込まれ、腰を振りながら、理不尽な謝罪を繰り返していた。
「はぅ・・しゅっしゅみません・・・はんぁ♡ふぁん♡」
私の股間からはまるでお漏らししたように、愛液の滴りが太腿を伝って幾筋も垂れ堕ち、足元の床に水たまりのように溜まっていた。
「1号プラグでこの状態じゃ先が思いやられるな・・・俺様のマラに相当するのはその6倍の6号だから・・・早く誰とでもケツマンコできるようにガバガバの淫乱アヌスにならないとな。もっとも悠年の野郎はその1号よりもずっと小さいから、いまさら入れても分からなくなっちまってるだろうけどな・・・げへへっ・・・」
夫のペニスに対する侮辱に、私はもうほとんど何も感じられなくなっていた。先ほどまで強く感じていた充司への強い憎悪は薄れ、むしろ私の頭の中で、悠年さんのペニスが惨めな役立たずの「短小包茎チンコ」として完全に定着しはじめていた。気が付けば「オマンコ」「変態」「マゾ」「ケツ穴マンコ」「淫乱人妻」「変態母親」などの恥ずかしい言葉が、何の抵抗もなくすらすらと口をついて出てくるようになっていた。
そして初めてすべて支(つか)えない様に喋れそうになった途端・・・後ろから抱きついてきた清充君に乳首を摘まみ上げられ、思わず嬌声を上げてしまっていた。
「ひぁつっ・・・っ♡」
見下したような嘲笑を浮かべながら、清充君は「ペロッ」とアカンベーをする様に意地悪く舌を突き出す。そして、背伸びをしたかと思おうと、そのまま唇を奪われていた。
「なっ・・・!」
息子より小さな男の子に、舌を突き入れられた途端に、私は悠人の顔を思い浮かべていた。充司の舌とはまた違った感触・・・。ずっと清らかで、サラサラで、温かい・・・。
(悠人もこうなのかしら?・・・)
私は何気なくそう考えている自分に驚愕していた・・・
(な・・何を考えているの・・・私・・・)
そう考えた途端・・・股間がガクガクと震えだし、立っていられなくなっていた。ローターとバイブレータの振動がジンジンと肉體を貫き、気が付くと立ったまま失禁していた。私の中で何かが音を立てて崩れ出していた・・・。
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「はっぁ・・・悠人?・・・どっ・・・どうしたの?」
結局、昼過ぎるまで母親とは連絡が取れなかった。父さんの言う通り、母さんのスマホの調子は良くないようだ。音声がとぎれとぎれになっている。
「昨日からずっと電話してたんだよ・・・気が付かなかったの?」
「っえっッ・・・ごめんなさい・・・」
「着信遍歴を見たら返事ぐらいしてよ・・・何回も入れたんだから」
あれから何度か電話を入れたが、やはり母さんのスマホとはつながらなかったのだ。
「そ・・そうね・・・ゴぉぅメンねぇっ・・・はっ悠人・・っ」
声の調子もおかしく聞こえる。何か切羽詰まったような調子・・・。何か体調が悪いのだろうか?
「母さん・・・どこか調子が悪いの?・・・なんだか途切れ途切れにしか聞こえない」
「そっ・・・そうなの・・・スマホが・・・一昨日あたりから・・・ちょっ・・・調子が・・・わっ・・・悪くて・・・」
「スマホじゃなくて母さんの方だよ?・・・大丈夫?・・・ちゃんと寝ている?」
「・・・・・・・・」
母の声が再び途切れる・・・今度は長い・・・しかし衣擦れの音の様な、人の気配が醸し出す環境音が聞こえ続けているような気もする・・・。やはり何か嫌な感じ・・・
「母さん?・・・ほんとに大丈夫?・・・母さん?!」
しばらくしてから、切迫したような母の声がスマホの受話口から聞こえ始める。
「・・・・・・・・・・だっ・・・大丈夫よ・・・私は・・・い・・痛っ・・ぃたって健康よっ・・・っ」
その声は何かに耐えている様な辛そうな感じ・・・。本当にスマホが原因なのだろうか?・・・母さん無理していないだろうか?
「なんだか、調子悪そうに聞こえるけど・・・本当に大丈夫?」
「だっ・・大丈夫だから・・・それより・・・何?・・・なっ・・なにか用があったのでしょ?」
すっかり忘れていた・・・。そう、僕はフランス語の手紙とこれから格闘しなければいけないのだ・・・。
「あっ・・・そうそう・・・じつはフランス語の辞書が必要なんだ・・・母さん持っていたでしょ?大学時代に使っていたフランス語の辞書・・・それを貸してくれないかな?」
「じっ・・辞書?・・・ふっらんすごっっ・・・ね・・・たぶん・・・あゅっ・・・わっぁあ・・・」
「母さん無理していない?本当に大丈夫?」
「おっ・・・送れば・・・っい・いいっいのねっっ」
「うん。頼むね。急いでるんだ」
「わっっかった・・・わっっ・・・」
ツーツーッ・・・・
そう言って電話は切れた。いつもなら「身体に気を付けてね」とか「勉強頑張ってね」と言った労(ねぎら)いのことばや励ましの言葉をかけてから電話を切っていたのに・・・。「さよなら」すら言わないで電話を切った母に、悠人はがっかりしながら、心配の念は深まるばかりだった。
母さん・・・本当に大丈夫だろうか?
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「けへへ・・・上手く騙せたじゃねえか。もう嘘をつくのもすっかり板について来たんじゃねえのか?」
「ひっ・・・人で無し!!」
怒りのあまりそう言ったものの、充司の言う通りだった・・・。もう昼過ぎだというのに私は朝から全裸の上に赤い縄を亀甲縛りに掛けられただけの姿で、家族と日常を送るはずのリビングを淫らな格好で歩かされながら、悠人と電話をしていたのだ。ただ歩かされていた訳ではなかった。リビングの壁から壁に渡された瘤縄を跨ぎながら、股間に食い込む瘤の刺激に堪えながら実の息子との電話をしていたのだった・・・。
あの後・・・露出の調教を受け、清充君にキスされて思わず失禁をしながら気をやった後、私は愛液と小水が入り混じって水たまりのようになった床の上で、呆然として座り込んでいた。トランス状態から抜け出すまでの間、私は30分もそうしていたのではないだろうか・・・。カンカンという金槌の音を聞いて、私はやっとアンモニア臭の惨めな臭いに包まれながら正気を取り戻した。そして、僅かに残った忌まわしい記憶が私を苛み始める。
(心の中で私は・・・悠人とキスをしていた・・・濃厚なフレンチ・キスを・・・まるで私の隠れた願望を見せつける様に・・・)
それは、グレートマザーへの危険な誘惑だったのだろうか・・・心の中の悠人が私を正気付かせてくれる戒めだったのだろうか・・・。それ以外の事を、何度も言わされたセリフすら私は何も思い出せないでいた。
私は充司に掃除を言い渡され、自らの汚物をふき取った後、シャワーを浴びることが許された。充司はその間に、勝手に工具を持ち出してリビングを改造しはじめていた。壁や天井の至る所にフックや梁が釘で打ち付けられ、充司の性格そのままに、いい加減で気まぐれな建付けで取り付けられていった。シャワーを浴びた後も、充司に命じられるままに二人のための昼食を、再び亀甲縛りを受けた全裸の肢体にエプロンをつけただけの格好で作らされていた。
テーブルを囲んで昼食をとる光景は、まるで本物の家族のようであった。しかし、私は亀甲縛りを受けた全裸の背中やお尻を丸出しにしながら、前しか隠していない裸エプロンの恥ずかしい格好のままで食事をさせられていた。そして、リビングの壁や天井の至る所に無残に梁やフックが取り付けられ、10㎝位ごとに瘤の様に結び目がつけられた縄が、腰の位置よりやや高い場所に部屋を横切る様に渡されていた。
「悠年さんが帰ってきたら、なんて言い訳をすれば・・・な・・・何でこんなことを・・・」
非難の目で睨みつける私を、充司がにやにやと笑いながら、
「これからきっちりと、お前さんを調教するために決まっているだろ」
「ちょ・・調教?・・・」
その言葉を聞いた途端・・・私はトランス状態のときに何と言わされていたのかを少しづつ思い出していた・・・
【どうか加木充司様のご調教で、春日諾子のオマンコがもっと感じるようにいっぱい肥大化させてスケベなオマンコ豆にして下さい・・・】
まるで娼婦のような淫らな吐息を上げながら・・・私の声が確かにそう言っていた・・・。
「この瘤縄を跨いで10往復しない間は、悠人の電話に出ることは出来ないぜ・・・」
そう言った充司の手には、今朝返されたはずの私のスマホが握られていた・・・。そのスマホがいきなり、ビビッと振動し始める。
「おやおや・・・お前の息子からだ・・・あの後10件も着信遍歴残しているぜ・・・とんだマザコン野郎だな・・」
悠人と聞いた途端・・・充司君とのキスが再び私の脳裏をかすめる・・・。
「くっつ・・私の事を悪く言うのは構わないわ・・・でも悠人の事を悪く言うのは止めて・・・許さない!」
私はその光景を打ち払う様に、充司に食ってかかっていた。
「だったら早く渡って見ろよ。小便洩らさねぇでどれだけ行けるんだろうな?」
そう言いながら充司は先ほど使っていたピンクローターと、先ほどよりも大きなアナル拡張プラグを清充君と共に私に装着し始めていた。
「ローターは今度は乳首の方に付けてやる。アナル拡張プラグは2号にしておいてやったぜ」
「つっぅ・・・いっ痛っ・・・」
しかし、アヌスが痛くなったのはほんの始めだけだった。ローターとバイブのリモコンスイッチが押された途端、私は再びゾクゾクとするような淫らな気持ちが湧き上がってくるのを抑えることが出来なくなっていた・・・。
「しっかりと瘤縄を濡らさないと・・・オマンコがこすれて痛くなるからな・・・濡れ濡れになる様にしっかりと感じてくれ・・・・」
「あうっ・・・ううあ・・・はあっ・・・はう♡あん♡・・・」
乳首に張り付けられたローターが振動を始めると乳首がもどかしいぐらいの微妙なしびれを感じ、張り詰めていく。アナル拡張プラグを呑み込んだアヌスが振動によって妖しい感覚を快感として吐き出し始める。
「へへっ・・・清充・・・ローションの必要はないぜ・・・オマンコ汁で十分だ」
「はんうっ・・・はっ・・・はっう♡あん♡・・・」
早くも股間からあふれ出した愛液を掬い上げると、充司は瘤縄の瘤にその粘つく液を擦り付けて行った。
「さあここからこの縄を跨いで、ゆっくりと歩け」
私は言われるままその縄を跨ぐと、縄が股間に食い込み、歩き始めた途端に瘤がクリトリスとアヌスプラグに当たって擦り上げ、強烈な刺激をもたらす。歩くたびにアナルプラグが腸壁を擦り上げ、ズンズンとした刺激が背筋を伝って脳髄に響き渡っていく。たった5,6歩しか歩いていないというのに、フラフラになって歩けないくらいに感じてしまう。充司の言う通り、私が歩いた後は、瘤縄はぬらぬらと濡れそぼり、ローションなど全く必要なくなっていた。
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そして再び悠人からの電話が鳴り響いた・・・。
瘤縄を渡って、9往復目をしている時だった。あと半周で10往復できるところで、スマホの振動が止まってしまった。私は落胆するとともに、こんな惨めな状態で悠人の電話に出ずに済むことになって内心ホッとしていた。9往復もする間に、瘤縄はヌルヌルに湿り気を帯び、瘤の部分には白濁した濃厚汁がドロドロと何か所も付着していた。床に垂れだした愛液が点々と垂れてリビングの床にぬるぬるした水滴を作っていた。今電話に出るようなことがあったら・・・きっとまともに話す事など出来るはずもなかった。
あと数歩歩き切れば、悠人の電話に余裕を持って出ることが出来る。私は歯を食いしばって震える脚を奮い立たせ、ゾクゾクとする快感に耐えながら、残りの数歩を歩き切ろうとしていた。しかし、たったあと数歩と言うところで・・・再び悠人からの電話が鳴り響いた。
「ひっ・・・・」
その音にすくみ上がり、哀願するような顔を、私は充司に向けていた。充司は私のスマホをその手に握り、悠人からの電話であることを意地悪く見せつけていたからだ。
「へへっ・・・さあ少しサービスしてやるぜ・・・ほら・・・愛する息子に返事をしたらどうだ?けへへっ」
私の哀願する顔を無視して、充司は非常にも通話ボタンを押してしまう。私は精一杯の平静を装いながら、いつも通りの母親を演じようとした。
「はっぁ・・・悠人?・・・どっ・・・どうしたの?」
思わず声が裏返り、途切れ途切れになってしまっていた。
(これ以上喋れない・・・カンの良いこの子はすぐに気がついてしまう・・・)
「昨日からずっと電話してたんだよ・・・気が付かなかったの?」
「っえっッ・・・ごめんなさい・・・」
「着信遍歴を見たら返事ぐらいしてよ・・・何回も入れたんだから」
「そ・・そうね・・・ゴぉぅメンねぇっ・・・はっ悠人・・っ」
悠人には謝る事しか出来なかった。いつも受けた電話は早く折り返すように言っていたのは、他でもない私だったのだから・・・。
「母さん・・・どこか調子が悪いの?・・・なんだか途切れ途切れにしか聞こえない」
「そっ・・・そうなの・・・スマホが・・・一昨日あたりから・・・ちょっ・・・調子が・・・わっ・・・悪くて・・・」
嘘をついてしまった。昨日、悠年さんについた嘘とは違う・・・。確信的な嘘・・・。私はハッキリ息子を騙そうと嘘を言っている。私の体面を保つために・・・。自分が招いてしまった不都合な事実を隠すために・・・。すでに私は実の息子にすら本当の事が言えなくなってしまっていた。嫌悪感と、先ほどから感じる瘤縄の刺激で、私は次第に言葉を失っていく・・・
「スマホじゃなくて母さんの方だよ?・・・大丈夫?・・・ちゃんと寝ている?」
「・・・・・・・・」
そんな私なのに・・・。あなたを私は騙しているのに・・・この子は私の事を気遣ってくれている・・・。二の句が継げなかった。あまりの事に、声を出す事すら出来なかった。
(ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・・ごめんなさい・・・)
心の中で何度も謝り続けていた・・・
「母さん?・・・ほんとに大丈夫?・・・母さん?!」
何かを言わなければいけない・・・少なくともこの子を心配させてはいけない・・・これ以上この子に迷惑を掛けてはいけない・・・
「・・・・・・・・・・だっ・・・大丈夫よ・・・私は・・・い・・痛っ・・ぃたって健康よっ・・・っ」
何とか会話を続けようとしたその途端に、清充君が渡された瘤縄の端を意地悪く持ち上げ、私の股間をさらに上に持ち上げる様にキリキリと食い込ませていく。瘤がクリトリスを強烈に擦り上げ・・・ひりつくような痛みが強烈な快感に変わっていく。息子と会話しているというのに・・・息子と会話しているからこそ・・・私はかえって妖しい快感に支配されていく・・・。
「なんだか、調子悪そうに聞こえるけど・・・本当に大丈夫?」
この子の優しさに・・・この子の思いやりに・・・私は打ちのめされそうになる。しかし、そんな私を嘲笑う様に、股間を擦り上げる瘤縄の快感は、息子の思いやる声に逆らう様にかえって強くハッキリと肉體を支配し始める。
「だっ・・大丈夫だから・・・それより・・・何?・・・なっ・・なにか用があったのでしょ?」
(息子の注意を外に向けなければ、勘の良いこの子はすぐに気が付く・・・)
邪な私は・・・充司の共犯者になってしまった私は、意地悪く瘤縄を持ち上げる清充君に嘲笑われながらそう言っていた。
「あっ・・・そうそう・・・じつはフランス語の辞書が必要なんだ・・・母さん持っていたでしょ?大学時代に使っていたフランス語の辞書・・・それを貸してくれないかな?」
一瞬なんのことだか分からなかった・・・あまりの快感に・・・息子と話しながら、あまりにも不道徳なことをさせられている背徳感に、気も狂いそうなほどの快感を覚えていた。
「じっ・・辞書?・・・ふっらんすごっっ・・・ね・・・たぶん・・・あゅっ・・・わっぁあ・・・」
我慢の限界に来ていた・・・私は瘤をクリトリスに当てたまま何度もその場所を前後して、貪るようにその刺激を味わっていた。
「母さん無理していない?本当に大丈夫?」
労(いた)わる様な息子の声は、残酷にも私の背徳感をさらに高めただけだった。ガクガクと瘤の上で腰を振り、私は快感を貪り続けた。
「おっ・・・送れば・・・っい・いいっいのねっっ」
「うん。頼むね。急いでるんだ」
「わっっかった・・・わっっ・・・」
事もあろうに・・・私は実の息子の声を聴きながら・・・絶頂を味わっていた。瘤縄の上にしゃがみ込む様に、まるで和式トイレでかがむ様に、瘤縄を強烈に股間に押し付け、快感を貪っていた。股間からは愛液がドロドロと零れ、床にぼたぼたと恥ずかしい滴りが沢山滴り落ちて行った。
ツーツーッ・・・・
「息子の声で逝っちまったのか?この縄・・・濡れ濡れじゃねかよ。本当は息子とやりてえんじゃねんのか?」
私は恨みがましい目で充司を睨みつける以外、何も抵抗が出来ないでいた。だが、充司の言う通りだった。私は悠人と電話しながら、喘ぎ声を押さえ、何度も気をやりそうになりながら、嘘をつき続けていた。一旦つき始めた嘘は、私を縛り付ける縄のように、さらにキリキリと食い込み、私を充司の完璧な共犯者として二進(にっち)も三進(さっち)もいかない状態に追い込んでいた。
「お願いだから息子を巻き込まないで・・・私の事を悪く言うのは構わないわ・・・でも悠人の事を悪く言うのは止めて・・・」
「だったらこれからも俺様の言う事をタ~ント聞くんだな」
「・・・・・・・・・・・」
私は、充司によって蟻地獄に堕とされてしまった事を痛感していた。・・・せめて家族を巻き込まないようにすること・・・それだけが今の私の願いだった。
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