※この作品はR-18です。

~SAO with Yuuki~ R18版だよ!   作:うずつるぎ

3 / 3
 遅れてごめんなさい。後編出来ました。


攻メルモノ、攻メラレルモノ 後編

 バレンタインデー。

 その日、俺は少し調子に乗って、ユウキがムッとするようなことを故意に繰り返した。

 その結果彼女は、想像以上に闇の深かった嫉妬心に駆られ、俺を毒殺…ではないか、麻痺毒で嵌めようとしてきたのだ。

 そして現在、俺はベッドの上で押し倒され、ユウキはそんな俺を見下すように腰に跨っていた。お酒と嫉妬で濁った瞳を向ける彼女は、そのまま俺の身体に密着し、俺の唇に人差し指を添え、更には服の上から俺の股間を擦り、言った。

 

 ユウキ「えへへぇー…この唇も…ありゅふぁのおちんちんだってぇ…ぜーんぶボクのものだぁ…」

 

 アルファ「…そうだな、俺はユウキのもんだ」

 

 暴走気味とはいえ、こうやって大好きな君に積極的に迫られたのならば、悪い気分になるわけがないだろう。

 と言うか、ユウキが積極的に襲ってくれることなんて、ほとんどないからな。こうやって挑発してくることはあるけど、結局すぐに立場逆転するし…少し、今日はユウキに付き合ってみるか。

 そんな打算があった俺は、彼女に話を合わせることにしたのだ。

 するとユウキは、頬を膨らませて言い返してくる。

 

 ユウキ「だったらにゃんで他の子のチョコ受け取るんだぁっ!!ボク、やなんだからね!!」

 

 アルファ「…ごめんって、次からは極力気を付けるさ」

 

 …「やなんだからね!!」って…泥酔ユウキもやっぱ可愛いな。うん、来年は自分からは貰いに行かないようにしよう。

 ユウキのキュートさに免じて、俺はチョコハーレムを断念するとの趣旨の言葉を、彼女に伝えた。

 しかし彼女は、俺の言葉に頷くことはなく──。

 

 ユウキ「…絶対ウソだ。どうせ来年になったら、ボクとの約束なんて忘れちゃうんだ!」

 

 懐疑的な視線を送ってくれた彼女は、俺を睨み付けながらそう答えた。更に──。

 

 ユウキ「だからぁ…今からその身体に教え込んであげるんだー。アルファはボクのものだってことをね…?」

 

 などと挑戦的なことを宣ってくれた。

 しかし、俺はその一言に苦笑せざるを得ない。何故ならば──。

 

 アルファ「いや、それは無理だろ…。ユウキのクソ雑魚まんこじゃ俺に負かされるだけだって」

 

 ──そう。俺とユウキの相性が良いのは勿論なのだが…実はユウキ、ビックリするぐらいに感度が良いんだ。

 感度が良すぎて、すぐに喘ぎ出すんだよな。だから絶対俺には勝てないんだよ。生意気言ったって、いっつもはしたない声で喘ぎまくるし…まぁ、あんな下品でアヘ顔晒しまくる乱れたユウキは、俺の前にしか現れないんだって思うと、すっげぇ興奮するんだけどな。

 そんな実績が一年も蓄積しているが故に、彼女がニコニコとした笑顔で述べた言葉に対して、俺は手厳しい一言を返さざるを得なかった。

 対するユウキは、笑顔を崩すことなく実力行使に出た。

 

 ユウキ「え~?でもありゅふぁ、ボクのキス大好きじゃーん」

 

 アルファ「ん…」

 

 …それに関しては、認めざるを得ないことだ。ベッドの上で闘えば、必ず勝利できる俺ではあるが…キスだけは、ユウキの方が一枚上手である。

 俺に覆い被さったユウキは、その柔らかい唇を、俺の唇に重ねた。彼女の髪先が、心地良い香りと共に俺の頬を撫でる。

 唇周りを入念にはむはむした彼女は、その舌で歯茎を舐めまわし始めた。呼吸しなくてもいい仮想世界を良いことに、ユウキは俺に息継ぎの暇を与えない。

 ユウキが舌で歯茎をつんつんするから、俺はゆっくりと口を開く。唾液でねっとりとした彼女のべろが、口内を隈なく巡り行き、口の中全体が、ユウキの香りで満たされていく。しっかりテントの張った下半身は、ユウキの空いた手でゆっくりと撫でられていた。

 ちゅーっとユウキに舌を吸われること数十秒、やっとのことで彼女は、俺の唇を解放した。

 

 ユウキ「あっ、まだ口開けててね」

 

 アルファ「?」

 

 ぷはぁと唾液を滴らせながら息継ぎをしたユウキは、俺に口を閉ざすなと命令した。ユウキに付き合うと決めていた俺は、素直にそれに従う。

 すると彼女は、ウインドウを操作し…透明な液体の詰まった瓶を取り出した。そしてそれを──。

 

 アルファ「!?」

 

 ユウキ「ダメだよアルファ、ちゃんと飲んでね?」

 

 ──俺の口に注いだ。

 何かを飲まされるなどと想定していなかった俺は、喉の奥を閉ざそうとした。しかし、ユウキが笑顔で言うもんだから…俺は、それを体内に入れてしまったのだ。

 別に、変な味はしない。お酒って訳じゃないらしい。それを疑問に思っているうちに、彼女は次の行動に出た。

 額に装備する真っ赤なヘアバンドを外したかと思うと──。

 

 アルファ「ゆ、ユウキ!?」

 

 ユウキ「あっ、暴れちゃダメだよー、今からお仕置きタイムなんだからさ~」

 

 ──それを使って俺の視界を閉ざしてきたのだ。こんなパターンは初めてだった俺は、目隠しされた状態で、少々の不安感を抱かされる。

 何をするつもりなのかを訊ねるも、彼女は何も答えないまま、俺の服を脱がせ始めた。視界は相変わらず真っ黒だが、ズボンもパンツも脱がされて、勃起したペニスが主張している感覚は理解出来る。恐らく、全裸になったのだろう。

 

 アルファ「…なぁユウキ、ほんとに何するつもりなんだ…?」

 

 ユウキ「ヒヒッ…!!」

 

 何度目かの問い掛けに、ユウキは堪らずと言った様子で、嫌な笑い声をあげた。

 と同時に、内腿がさらりと撫でられ──。

 

 アルファ「っ…!」

 

 ビクンと、股間が反応してしまった。しかし、太ももに触れられたぐらいで、何故──。

 と俺が思考を過らせれば、瞬間、ねっとりとした息が耳元を撫でた。それに合わせて、また身体が反応する。

 心を読み取ったかのようなユウキは、笑声で答えた。

 

 ユウキ「実はね、アルファがさっき飲んだの…強力な媚薬なんだぁ…!」

 

 アルファ「なっ…!?」

 

 ユウキ「だいじょーぶだよー、しっかり分からせてあげるから…ね?」

 

 まさか、あのお酒以外に媚薬なんて存在したのか!?

 知らぬうちにトンデモナイものを盛られていた俺は、驚きで口をパクパクと動かす。本格的にヤバい気がした俺は、すぐに目隠しを取ろうとしたんだけど…寸前で、ユウキの指先が、俺の…乳首に触れた。

 

 アルファ「うぉっ…」

 

 こそばゆいような、或いは…ともかく、ビリっとした電撃みたいな感覚が、乳首を中心とした胸部に広がり渡る。

 新感覚に硬直した俺は、目隠しを外すことなど忘れてしまっていた。

 その間に、ユウキはどんどんと乳首を弄る回してくる。乳首周りを撫でたり、触れるか触れないかで擦ったり、キュッと乳首を抓んだりと、そう言った感じだ。

 そうしてユウキに乳首を弄られている間に、変な感覚が股間の方へと向かって……は?いや…え?

 認識し難いこの事態を、最初に言葉としてぶつけてきたのは君だった。耳に舌を伝わせたかと思うと、至近距離でボソリと呟いたのだ。

 

 ユウキ「…アルファのおちんちん、我慢汁いっぱい出てるね~…もしかして…乳首気持ちいいの~?」

 

 アルファ「ん、んなわけ……っ……」

 

 その恥ずかしい事実を否定しようとするも、ユウキは執拗に乳首を弾いてくる。思わず腰を動かした俺を見て、クスクスと笑みを零す。

 

 ユウキ「あっ、いまぴくんってしたね。乳首抓られて、おちんちん反応しちゃったんだ」

 

 アルファ「…び、媚薬のせいだ。あれが無かったら感じるわけ…」

 

 と俺が言葉を返せば、彼女は耳元で小さなため息を零し、囁いた。

 

 ユウキ「やっぱり気持ちいいんだね。アルファって、男の癖に乳首で感じちゃう変態さんだったんだぁ…ボク、ショックだなぁ~?」

 

 違う、俺は変態なんかじゃない!

 そう言い返そうとしたその時、真っ暗だった視界に光が戻ってきた。

 俺の隣にはユウキが寝そべっており、彼女は耳元で舌をぴちゃぴちゃと動かしている。空いた両手は俺の乳首に添えられており、その乳首は…少し、勃起している。いきり立つ俺のソレは…確かに、汁で溢れていた。

 

 ユウキ「どうせなら乳首でイッちゃうところ、自分の目で納めよっか」

 

 妖美な笑顔で言い放った君は、敏感になった乳首をコリコリと刺激し、耳穴をこれでもかと舐めまわして──。

 

 ユウキ「…イケ、ド変態」

 

 アルファ「…くっ…くぅ…!!」

 

 君のものとは思えないような冷徹な一言を浴びせられると同時に、俺の肉棒は盛大に、無駄打ちしてしまった。

 やっとユウキは乳首を弄ることをやめてくれたけど、未だにじんじんと疼いた感覚が拭えない。耳も感度良好に仕上げられて、ペニスからは白い液体が飛び出している。

 ベッドの上で果ててしまった俺は、胸を大きく上下させて、一旦呼吸を整える──はずだったのに、すかさず起き上がった彼女は、ビクついている俺の肉棒を掴んだ。

 そして──。

 

 ユウキ「まだまだこれからに決まってるじゃん。もっと狂ってくれないとだよ?」

 

 アルファ「うぁっ…!?」

 

 射精して間もないペニスを、彼女は念入りに刺激し始めたのだ。

 

 アルファ「ゆ、ユウキっ、イッたばっかだから──」

 

 ユウキ「だからなに?これはお仕置きなんだから、当たり前でしょ?」

 

 手のひらで亀頭をぐりぐりと撫でまわし、もう片方の手で裏スジをカリカリしてくる。俺がそれをやめるように懇願しようとするも、彼女は笑顔──の裏に隠れた怒気の無表情で、短く言葉を返してきた。

 射精後すぐにペニスを刺激するなど、俺にとってはこれが初体験だった。ついさっき気持ち良くなったはずなのに、太ももの付け根に快感が貯まり始める。

 これ以上刺激すると危ない気がするけど、ユウキは一向にその手を止めてくれない。

 そして──肉棒がブルブルと震え始めた。

 射精とは違う、見たことのない震え方だ。

 そしてそれは限界を迎え、大きく上下に爆発した。

 

 アルファ「くぁっ…!?!?」

 

 ペニスから飛び出してきた液体は、透明の水っぽいものだった。でも射精以上に気持ち良くて、腰がガクガクと痙攣してしまう。

 現状に理解が追い付かない中、ユウキはまた蔑むような目線で、俺に一言呟いた。

 

 ユウキ「あーあ、潮も吹いちゃったねー…男なのに」

 

 …今のは、男としてはダメな快感の得方だったのだろうか。と言うか潮って、男でも吹けるものだったのか。

 などと思っているうちに、ユウキは元にニコニコ笑顔を取り戻していた。風情もクソもない、装備解除で手っ取り早く全裸になってしまうと、彼女は言った。

 

 ユウキ「アルファばっかり気持ち良くなって…ボクも気持ち良くしてよね?」

 

 アルファ「ふごっ!!」

 

 微笑みながらそう言ったユウキは──ベッドの上で寝そべる俺の顔面に、自らの性器を押し付けてきたのだ!

 余りに突然の出来事で、俺はまた固まってしまう。俺の陰茎を弄って興奮していたのだろう。鼻から口辺りに掛けて押し付けられた彼女のおまんこは、既に愛液で濡れていた。

 少し位置が悪いと思ったのか、舌に位置をずらしてくれる。至近距離のおまんこではなく、ふと上を見上げると、そこには俺に跨った彼女が、見下ろすようにこちらに視線を送っていた。

 何が求められているのかを悟った俺は、彼女の太ももに両手を絡め、舌を動かし始めた。

 

 ユウキ「…ぁ…うん、アルファ、良いよ…」

 

 俺にクリトリスを舐めとられ、或いは陰唇をしゃぶられ、彼女は普段通り、小さな喘ぎ声を洩らした。

 とめどなく溢れる愛液、鼻のすぐ近くでひくひくと収縮するユウキのおまんこ。いつもと違って押し付けられる形で眺める彼女の性器は、いつ見ても魅力的なものでしかなかった。

 特に、この跨がれている状態だと、正常位で舐めるよりも、小さなおっぱいの起伏が目立って見えるのが良きだ。

 彼女を絶頂へと導くために、俺は一層の気合いを入れてクンニに励む。口の中に広がるユウキの愛液は美味しいし、漂うエッチな匂いも大好きだし…。

 と夢中になってユウキのおまんこを貪っていると、彼女の膣口が小刻みにパクパクと震え出した。ユウキがオーガニズムに達しようとしていることを理解した俺は、激しく舌を動かし──。

 

 ユウキ「あ゛、あ、あるふぁぁ…お゛っ、出るっ!飲んでぇっ!!」

 

 甘いよがり声を叫んだ彼女は、俺が逃げられないよう全体重を顔面に押し付け、絶頂に達した。

 その過程で、ユウキの性器から何かがプシャっと噴射する。逃れられる訳もなかった俺は、それを口の中に含まざるを得なかった。その聖水的な何かは…まぁ、愛の味だな。

 快楽の余韻に浸っていたユウキは、暫くの間動くことなく、恍惚とした表情で「ぉ゛ー…っ」と嬌声をあげていた。やはりエッチの時のユウキは可愛い。そしてエロい。最高だ。

 なんてことを頭の片隅で考えられるぐらいに、俺が余裕を取り戻そうとしていたその時だった。

 ユウキが俺の顔に性器を押し付けることをやめ、ニコニコと言ったのは。

 

 ユウキ「…じゃ、本番しよっか」

 

 そう言った彼女は、しかしいつものようにM字開脚で股を開くこともなければ、寝バック若しくはバックの態勢を取ることも、延いてはユウキの脳みそを破壊する仮想世界限定の体位を行うべくベッドから降りることもなく、仰向けになった俺の性器を掴み、腰の上に跨ろうとしていた。

 つまりは、騎乗位というわけだ。

 …今日のユウキは、本当に積極的で、素晴らしくエッチだな。

 だが、セックスで俺に勝てるとでも思っているのだろうか。確かに前戯ではボロボロにやられたけど、本番となれば話は別だ。ここらで、俺はド変態なんかじゃなくて、寧ろユウキこそがド変態なんだって思い出させてやらないと…。

 騎乗位で挿入を始めるユウキを、ボコボコにする決意を固める。まずは子宮口をズンと突こう。それだけでユウキは、「んお゛っ!?」って喘ぐはずだ。

 俺の上で跨るユウキが、片手で自らの性器をくぱぁと開け、俺の勃起した陰茎を迎え入れた。ヌメリと温かい膣内に亀頭が侵入すると、相変わらず上質な肉襞がうねうねと絡み付いてくる。

 しかし、そのペースは余りに遅い。耐え切れず俺は、一気に肉棒を突っ込んでやった。

 すると一気に子宮口は潰れ、下腹部に物凄い衝撃を味わったユウキは──。

 

 ユウキ「っ……アルファ、相変わらず凄いね…」

 

 アルファ「!?」

 

 ──少しだけ切羽詰まった表情で、俺の一撃を受け止め切ったのだ!

 …なんだ?なんで情けなく喘がないんだ!?…まさか、これがお酒の効果──。

 などと、俺が慌てて思考を巡らせているうちに、ユウキは両手を俺の腹に添える。

 

 ユウキ「…いくよ。覚悟しててね…?」

 

 アルファ「うぁ…」

 

 勝機を見たような表情で、彼女はそう呟くと…一気に膣内を締め上げた。

 その凶悪過ぎる絞り取り方は、俺のペニスには負荷が重過ぎる。その状態でユウキは、しなやかに、しかし激しく腰を振るものだから、俺の陰茎には甘い痺れが蓄積していく。

 そして呆気なく、俺は射精へと導かれた。

 こんなにも瞬く間に果てたのは、いつ以来だろうか。ドクドクと溢れる精液を、彼女の膣はしっかりと受け止めてくれる。キツキツの膣で余すことなく精子を搾り取ると、彼女は俺の肉棒を追いやった。

 そして──ベッドの上で四つん這いになり、そのお尻をこちらに向けると、振り返り小馬鹿にするような笑みで、俺に言った。

 

 ユウキ「あれぇ?もうイッちゃったんだぁー?あっ、アルファのクソ雑魚ちんぽじゃ、ボクのことなんてイカせられるわけないもんね~」

 

 アルファ「…」ピキッ

 

 カチーン。

 流石の俺も怒ります。たかだか一回イカせたまぐれの癖に、クソ雑魚まんこにクソ雑魚ちんぽとか貶されたら、俺だってピキります。

 俺はその挑発を受け、仰向けになっていた身体をガバっと起こした。そのままユウキの柔らかいお尻をガシッと掴み──。

 

 アルファ「どっちがクソ雑魚か教えてやんよ!!」

 

 ──全力を以てして、ユウキのおまんこに肉棒をぶち込んだ。

 一突き、二突き、三突き。ユウキの弱点部分をしっかりと刺激しながら、俺は激しくピストンを繰り返す。その間にもユウキの膣は、今までにないレベルで俺の陰茎を締め付け、こちらにも然程余裕は残されていない。

 だが、首を垂れるユウキの表情は蕩け切っており、その口から涎が零れ、更には淫猥すぎる嬌声が──。

 

 ユウキ「はい、お射精ピュッピュー」

 

 アルファ「あぇっ…?」ドピュッ

 

 ──全く洩れていなかった。寧ろ、小馬鹿にするような笑顔を崩すことなくこちらを見ていたのだ。

 そして君が、俺の射精を促す言葉を放てば、膣内は更に引き締まる。今のが全力じゃなかったのか。そんなことを思う暇もなく、俺はまた、呆気なく精子をまき散らかした。

 …あのユウキが、全く喘ぎ声を洩らさなかっただと…!?

 俺は現状に困惑を隠せず、動きを止めてしまう。その間にユウキは、お尻で俺を押し倒したかと思うと、また騎乗位の態勢を作り、言った。

 

 ユウキ「やっぱりアルファはクソ雑魚ちんぽだったねー。あんなのでボクがイクわけないじゃん」

 

 アルファ「お、俺はクソ雑魚なんかじゃ…」

 

 ユウキ「ううん、アルファは ク ソ 雑 魚 だよ。ボクのおまんこの締め付けにも耐えられない、よっわ~いおちんちんの持ち主なんだよ」

 

 アルファ「ぅ…ぁ…」

 

 クスクスと蔑むような笑い方で、ユウキは俺の耳元で囁く。

 

 ──ユウキを満足に気持ち良くできない人間。俺はそんな奴だ。

 

 ユウキにそう言われる度に、自信とかプライドとか、この一年で身に付けたはずの大切なものが、崩れ落ちていく。

 それに反して…いや、この現状を否定しようと、俺のペニスは一層いきり立つ。それを確認した君は──。

 

 ユウキ「……今日はエッチが目的じゃないからね。アルファの調教が…うん、もうちょっとかな」ボソッ

 

 一瞬、嫉妬心を体現したかのような真顔で何かを呟いた気がしたけど、俺の耳には何も届いてこなかった。

 ビンビンに主張している肉棒に人差し指を添えると、彼女はまた笑顔で言うのだ。

 

 ユウキ「ボクを満足にイカせられないなんて…そんなアルファは…もうおまんこはお預けだよね?」

 

 放心する俺に掛けられた言葉は、セックス禁止の一言だった。それはイヤだと気持ちを伝えようとするも、彼女は大きく口を開け、俺の性器を咥えてしまったのだ。

 

 アルファ「っ…」

 

 喉元まで咥えられた俺は、その気持ち良さに思わず息を洩らす。

 ユウキの舌が陰茎を舐めまわし、唾液が肉棒に纏わりつき、時には喉元から引っこ抜いて、裏スジや亀頭を入念に刺激してくれる。

 まさか、これを耐えられなければ、セックスはしないと言うことなのだろうか。気が付いた俺は、必死に射精を耐えようとする。

 だが、ユウキはちゅーっとペニスをしゃぶり尽くし、唇と喉も使ってじゅぽじゅぽとしたかと思えば、一度口を開け、金玉までレロレロと舐めてと…完璧なフェラチオをしてくる。極めつけには、そのエッチな顔で俺を覗き込んでくる。

 結果、俺はやはり絶頂してしまった。こんなにも気持ちいいことをされてしまえば、抗えるわけがなかった。

 口内で暴れる精液を吐きだす感覚、そしてそれをユウキが余すことなく飲み干す様子、それ自体は、いつ見ても興奮を与えてくれる。

 だけど、これで俺はもう、ユウキとセックスは…。そうやって意気消沈している俺に、ユウキはまんぐり返しで股を開くと──。

 

 ユウキ「…アルファ、これがラストチャンスだよ?」

 

 アルファ「…ゆ、ユウキ…」

 

 そう言ってくれたユウキは、もう女神様にしか見えなかった。

 こんな俺にでさえ、もう一度チャンスを与えて下さったのだ。当然だろう。

 俺はふらふらと彼女の元へ寄り縋り、性器と性器を結合した。

 そして俺は──ユウキを果てさせることなく、一人で射精した。そんな俺を見た彼女は…。

 

 ユウキ「あれあれぇ~?また一人で気持ち良くなっちゃったのー?アルファのちんちんはだめだめだなぁー」

 

 そうやって、小悪魔みたいな笑顔を浮かべながら、一頻り俺を小馬鹿にしたかと思うと──。

 

 ユウキ「でも…ボクはアルファが大好きだからね。もう一回、頑張ってみよっか」

 

 今度は優し気な微笑みで、挑戦権を与えてくれる。

 そして俺はまたユウキに挑み、負ける。挑んでは負けて挑んでは負けて、その度に俺はユウキに言葉責めされ、少しずつ、男としての自信を傷付けられる。

 でもいつの間にか、ユウキに小馬鹿にされるのが快感に変わっていて──しかし、俺自身がそれに気が付くことはなかった。

 一体、何度挑戦し続けただろうか。気が付くと俺は──。

 

 ユウキ「…ありゃ、おちんちん勃たなくなっちゃったね」

 

 アルファ「……」

 

 ユウキのどろっどろのおまんこを目の前にしても、ユウキに優しく手コキされたとしても、俺のペニスはうんともすんとも言わなくなってしまった。

 いや、勃起不全とかそういうわけじゃない。単に射精し過ぎて限界が来たのだ。俺のふにゃふにゃになった陰茎を、ユウキは何故だか嬉しそうに手で弄りまわしていた。

 対する俺はと言うと…うん、今日のユウキは、お酒パワーで強くなってるだけだ。いつも通りだったら、俺にだってユウキを絶頂させられるんだ…。

 と言った具合で、何とかして、ズタズタになった男のプライドを保持していた。

 その時だった。徐に彼女が、アイテムストレージを開けたのは。

 

 ユウキ「ね、アルファ。これ着てみてよ!」

 

 アルファ「…え、えぇ…?」

 

 そうして彼女が、とびっきりの笑顔で差し出した物は──ユウキが普段、学校で身に付けているような…うん、セーラー服ってやつだった。

 ユウキはニマニマとした様子で俺に押し付けてくれるけれど、ハッキリ言って今の俺は、完全に思考停止していた。ユウキの言動が理解不能過ぎて、困惑一色に染まっていた。

 一体何が悲しくて、俺はセーラー服なんぞ着なければならないのか。それを身に付けたとして、何がどうなるというんだ。分からない。分からなさ過ぎる。

 特に、早く早く!とユウキが急かすような眼差しで眺めてくるのが、本当に意味不明だ。

 短時間での長考という、これまた意味の分からない思考回路を経た結果、俺は彼女に答えた。

 

 アルファ「…いやー、流石にそういうのはちょっと…」

 

 例え、ユウキが俺に女装して欲しいのだとしても、流石にそれは受け入れ難かった。

 故に俺は、苦笑いを浮かべながら、やんわりと断りを入れたんだ。

 途端だった。ユウキの笑顔がスッと消え去り、空いている右腕が煌めいたのは。ユウキの右腕が輝くと同時に、俺の首元に何かが刺さった気がした。

 チラリと横目で首元を確認すると──そこには、小さな注射器が刺さっていた。

 

 アルファ「は?」

 

 刺された?注射器で?ユウキに?

 などと纏まりのない疑問を浮かべながらも、俺は慌てて君へと視線を戻した。

 しかし、身体はもう動かない。まさかと思いHPバー付近を見やると、やはり麻痺状態のアイコンが浮かんでいる。

 動けなくなった俺を確認したユウキは、無表情で…いや、その中に達成感のような満足気な色を浮かべ…独りでに呟き始めたのだ。

 

 ユウキ「…やっと、やっとここまで来たんだ…全く、ボクがイッた時にどれだけ声出すの我慢したと思ってるのさ。あそこで声出しちゃアルファが調子に乗っちゃうからね、それじゃあまた来年もアルファは女たらしするよ。うん、するに決まってる。だから頑張ってアルファのこと追い詰めて心をへし折って…もう絶対にボク以外の女の子なんて見れないようにしなきゃダメなんだ。あれだけ男としてのプライド傷付けたら、すんなり女装もしてくれると思ったのになぁー…ま、いっか。もうあと一歩で、ボクの計画も完璧に遂行出来るからね。さ、アルファ、とどめだよ」

 

 アルファ「ゆ、ユウキ…?だ、だいじょうぶ…か…?」

 

 イッた時に我慢した?じゃあ俺はユウキのこと、ちゃんと気持ち良く出来てたのか…良かった…。

 なんて感じで安堵している暇もなく、俺は目の前の少女…いや、嫉妬心の権化に戦慄していた。冷や汗ダラダラの状態で、彼女が正常であるかどうかを確かめようとしてしまったほどだ、無駄だというのに。

 そんな俺の問い掛けに答えることなく、ユウキは動けない俺にセーラー服を着せてくる。ユウキが普段使ってるであろうパンツまで着用させられて、終いにはユウキとお揃いのショートボブのカツラを付けさせられた。

 と同時に、ユウキはアイテムストレージから等身大の鑑を出現させる。

 そしてそれを俺の前に持ってくると──。

 

 ユウキ「はい、女装アルファの完成ー!」

 

 アルファ「…おぉ…」

 

 彼女に鏡に映る自分を見せられた俺は、思わず感嘆の声をあげてしまった。何せ、鏡に映る俺は、確かに女の子みたいな見た目をしていたからだ。

 いや、確かに今の年齢の俺がやれば、くっそ歪な女装になるだろう。しかし、仮想世界のアバターは、SAO開始時の頃で時が止まっている。しかも体毛だって一切ない。

 となると、認めるのは癪だが女っぽい顔している俺は…女装が似合っていた。女の子にしか見えなかった。

 俺が自分の姿に魅入っていたのも数秒のこと、ハッと我に返った俺は、ユウキに言うのだ。

 

 アルファ「…もう満足だろ、ユウキ。早く麻痺毒解除して──」

 

 ユウキ「何言ってるの?仕上げはここからだよ?」

 

 アルファ「…はぁ?」

 

 しかし、俺の予想に反して、ユウキはまた理解出来ないことを宣った。

 仕上げ?俺にメイクとか施すつもりなのだろうか?と思っていたのも束の間だ、ユウキは俺の隣に腰を下ろし、俺のスカートをたくし上げた。

 そして俺は、衝撃的な光景を目にする。同じくそれを見ていたユウキは、小悪魔な笑みで言った。

 

 ユウキ「アルファ…女装して興奮してるんだぁ~。ボクが触っても勃起しなかったのに、女装しておちんちん固くするんだぁ~」

 

 アルファ「なっ!?ち、ちがっ!?!?」

 

 俺は焦ってそれを否定しようとするも、確かに俺の陰茎は、再び固さを取り戻していたのだ。

 理由は全く分からない。しかし言うなれば、この背信的な行為に興奮していたのだろうか。いやそれでは、ユウキの言った通りなのでは?

 俺が確かな答えを出す前に、ユウキは俺を仰向けに倒した。俺の太ももを押し上げ、女の子パンツをずらし、いつも俺がユウキにするように、M字開脚の態勢を取らされる。

 そしてユウキは、いつの間にか握っていたローション片手に、恐ろしいスマイルで俺に言った。

 

 ユウキ「女の子の格好して興奮するアルファには、女の子の気持ち良さ知ってもらわないとだよねー?」

 

 アルファ「ヒッ…!!」

 

 瞬間、俺はユウキに何をされるのか悟ってしまった。小さな悲鳴を零した末に、身を藻掻かせてその場から逃げ出そうとする。

 だけど、麻痺毒のせいで上手く動けない。ユウキには簡単に取り押さえられてしまう。

 …おい!瞑想スキル!!俺を助けてくれ!!今こそが人生最大のピンチだ!!麻痺毒を解除するに相応しいタイミングだ!!

 そんな俺の心の声虚しく、彼はALOのデータとして引き継がれていなかった。俺はこの危機を脱することが出来ずに、その悍ましい瞬間が訪れるのを待つより他なかった。

 目を白黒させている俺を眺めながら、ユウキは俺のお尻にローションを垂らす。冷たい感覚が陰茎の少し下を伝った。

 そして彼女は、自らの指にもローションを塗りたくると──。

 

 ユウキ「大丈夫、痛くないからね?」

 

 アルファ「た、助けて……」

 

 俺の懇願は聞き入れられず、彼女の指はゆっくりと、俺のアナルに侵入してしまった。

 物凄い異物感だ。ただただ違和感が凄い。アナルに指が入ったという事実に、俺はそんな感想しか抱かないはずだったのに──。

 

 アルファ「…ぁ゛っ…!?」

 

 トンと、変なところを押されたんだ。

 その瞬間に俺のペニスは…というか腰全体がビクビク震えて、口からは勝手に声が洩れ出した。

 俺の反応を確認したユウキは、恐怖の笑顔で言葉を続ける。

 

 ユウキ「あ、ここがアルファの気持ちいい所なんだー…ほらっ!」

 

 アルファ「ん゛っ…!?」

 

 言葉に合わせてまたそこを押されると、俺はまた自然と喘ぎ声を響かせる。

 ユウキは獲物を見つけたようなクスクスとした様子で、バカにするように言ってくる。

 

 ユウキ「女の子みたいな声出しちゃってさー…恥ずかしくないの?」

 

 アルファ「う、うるさ…お゛っ!?」

 

 堪らずユウキに言い返そうとしても、その途中にまたそこを刺激されて、彼女の言う通り、俺はユウキみたいな嬌声を出してしまっていた。

 

 ユウキ「じゃ、一回イってみよっか」

 

 なんて軽い調子で呟いたユウキは、俺の弱い場所をリズム良く叩き始めた。

 こんな恥ずかしい声は聴かれちゃ堪らないと、俺も必死に声は我慢する。

 でも、ユウキにお尻を弄られて気持ちいいことは誤魔化せない。一分も経たなかっただろう。手コキなんかとは比べ物にならないぐらいのスピードで、俺は勢いよく絶頂を迎えた。

 

 アルファ「んぁ゛…ぁ゛っ…」

 

 ユウキ「イクときはイクって言わないとじゃーん…」

 

 …き、気持ちいい…ヤバい、滅茶苦茶気持ちいい…これ知っちゃダメなやつだ…。

 ドクドクと精子をまき散らしながら、俺はボーっとした頭でそんなことを考えていた。こう、チンコだけじゃなくてさ、お尻の方もキュンキュンするって言うか…凄いんだよ…。

 初めて前立腺を刺激された俺は、恍惚としたままにその場でへばっていたのだ。それがいけなかった。

 

 ユウキ「じゃ、本番だね」

 

 アルファ「え」

 

 ふとユウキの声が聞こえてきて、そちらに視線を向けると──ユウキの腰には、ローションで準備完了なペニスバンドが装着されていた。

 俺が頭の中をぐるぐるさせている間に、彼女はその玩具を俺のお尻に触れさせる。

 

 アルファ「い、いや、ユウキ。そ、そ、それは待ってくれ。ごめん、もうユウキの嫌がることしないから。絶対にユウキで遊んだりしないから!!」

 

 確かに、ユウキに指で弄られるのは気持ちが良かった。

 でも、それとこれとは別だ。幾らなんでも、あんなにごっついモノを突っ込まれるのは話が違う。

 俺は即座にユウキが納得しそうな言葉を探し出し、急いでそれを言葉として伝えた。

 するとユウキは、キョトンとした表情で、俺にこう言った。

 

 ユウキ「言葉じゃなんとでも言えるよね。だから身体に教え込むんだって、ボク、言ったでしょ?」

 

 その言葉を最後に、アレの形をした凶悪なモノが、俺のお尻をこじ開けた。

 

 アルファ「…あ゛ひぃっ…!?」

 

 キツイ入り口を無理矢理突破してきたソレは、一気に俺の体内を突き上げた。

 と同時に、先程刺激されていたエリアがズンと衝撃を感じ取り、これまで以上の快感が伝わる。今度は声を抑えることが出来ずに、俺は情けない嬌声をあげてしまった。

 

 ユウキ「こんなのでへばってじゃダメだよ?行くからねー!」

 

 アルファ「あ゛あ゛あ゛っ!?!?」

 

 ユウキが不慣れな動きで腰を打ち付ける度に、手前のエリアと、そして子宮なんてないはずなのに奥の方も気持ち良くなって、俺はまた快楽を叫んでしまう。

 それを何度も繰り返しているうちに、キュンキュンした感覚が限界を迎え、お尻がきゅっと締まる感覚を覚えた。瞬間、腰がガクガクと震え──。

 

 アルファ「お゛っ!?らめっ!ん゛あ゛ぁ゛~…」

 

 ──だらしないよがり声と共に、俺はお尻で絶頂を迎えてしまった。

 まるでユウキのおちんちんから精子を搾り取るかの如く、俺のお尻は締め付けて離さない。下腹部が焼けるように熱くて、オーガニズムが全身に響いている。頭の中がチカチカと点滅して、もう何も考えられなくなってしまう。

 そんな中ユウキは、俺の顔を覗き込み、そう言った。

 

 ユウキ「アルファ…いま、お尻だけでイッたんだね…イキ顔、すっごく可愛い…」

 

 アルファ「へぁ…?お、お尻だけ…?」

 

 そして知らされた事実に、俺は思わず訊ね返した。

 すると君は、俺のおちんちんを指し示して答えたのだ。

 

 ユウキ「だってさ、ほら、見てよ。アルファのおちんちん、勃ってないよ?」

 

 アルファ「…ぇ…!?」

 

 そして俺も、恐る恐る自らの性器へ視線を向けると…ユウキの言う通り、俺の性器は小さいまま、だらんと垂れていた。

 そこで俺も、理解してしまう。自分が今、男として絶頂していないことを。ドライオーガニズムに達してしまったことを。

 取り返しのつかないことをしてしまった。そんな感覚が今更脳裏をよぎり、サーっと頭が冷えていく。

 そんな俺を面白そうに見つめるユウキは、俺に追い打ちを掛けてきた。

 

 ユウキ「女の子の格好してお尻だけで気持ち良くなれちゃうなんて、もうアルファ…男の子じゃなくて、男の娘だね~!」

 

 アルファ「あ…ぅ…お、おれはぁ、男の娘なんかじゃぁ…」

 

 その一言に、俺はみるみるうちに顔を赤らめながらも、必死にそれを否定しようとする。

 対するユウキは目を輝かせながら、未だに動かない俺を四つん這いの態勢に仕立て上げると、後ろからおちんちんで突き上げてきたんだ。

 

 ユウキ「うるさいなー…さっさと認めちゃいなよ!アルファはもう、女の子に生まれ変わったんだってことをね!!」

 

 アルファ「あ゛ぁ゛~~~っ!!」

 

 その一突きが気持ち良すぎて、俺は嬌声を曝け出してしまう。

 

 ユウキ「ほらっ、男の子はそんなだらしない声出さないよ!!」

 

 アルファ「ち、違ぁ゛っ、これはぁ、お゛っ、ゆーきの仕込んだ媚薬のせいでぇ!!」

 

 ユウキにおちんちんで突いてもらえる度に、お尻がきゅんきゅんと悦んでしまう。

 それに、ユウキが腰を打ち付ける度に、俺のペニスは小さいままプルプルと揺れていることなんて、絶対に認められない。これは全部何もかも、ユウキが俺に飲ませた媚薬のせいだ。

 そのことを思い出した俺は、半ば縋るように言い返したのだ。しかし──。

 

 ユウキ「あれは雰囲気づくりのただの水だよ!!だからっ、アルファが女の子みたいに感じてるのは全部全部、アルファ自身がド変態だからだっ!!」

 

 アルファ「へぁっ!?う、うそだぁ!!そ、そんなわけ…んお゛お゛っ!?」

 

 寄り縋った救いの手は、当の本人からの決定的な一言により、瞬く間に瓦解した。

 じゃあ、いま俺が感じてるこの快感は──。

 一度そう思ってしまえば、お尻の疼きから意識を逸らすことが出来ない。奥に太いのがぶつけられる度に、ユウキと同じような女の子声を叫んでしまう。

 

 ユウキ「アルファはおっぱいも感じるんでしょ!?触ってあげるよ!!」

 

 アルファ「ぁ゛あ゛あ゛っ、お、おっぱいって言わないでぇ!!」

 

 違う、お尻突かれて乳首ビンビンに勃起してたって、これはおっぱいなんかじゃない。そこを擦られたり抓られたりして嬌声が洩れようとも、それでお尻がきゅっと締まったりしても、これは絶対におっぱいなんかじゃない。女の子の性器なんかじゃないんだ!

 

 ユウキ「もうアルファは女の子なんだからおっぱいだ!!ほら、鏡に映る自分を見てみなよ!!セーラー服着て後ろから突かれてエッチな顔で喘いでるのは誰だ!!これが男の子だってアルファは言い張れるの!?」

 

 アルファ「ぉ゛…そ、それはぁ、あ゛…!!」

 

 ユウキに指摘されると同時に、俺は俯いていた視線を前に向ける。

 ちょうど、行為に勤しむ俺達の前に置かれていた鏡には、確かに…バックで突かれ、快感に溺れる誰かが、他人には見せられないような表情で息を乱していた。

 そこにいる誰かはもう…エッチに夢中になってる女の子にしか見えなかった。そのセーラー服を着た誰かは、間違いなく女の子だった。

 認めてしまえば、あとは早かった。

 

 アルファ「ふーっ、ふっ、ふっ…」

 

 お尻の中でぴくぴく震える前立腺を刺激してもらえるように、俺は自ら腰を動かし始めた。空いている手で自分のおっぱいをこねくり回して、そこからも刺激を送りつけた。

 だって、そうすれば気持ちいいんだもん…気持ち良かったら、おれはもうなんでもいいんだ…!!

 そうして、深みに嵌まり始めた俺が、前立腺に一層の刺激を与え続けると──やがて、大きな波が来る気配を感じ取った。

 もうすぐ絶頂出来ることを悟った俺は、女の子と同じように中を締め付け──しかし、ユウキはそのまま俺を絶頂へと導くことはなく、ペニスを俺のお尻から引き抜いたのだ。

 

 アルファ「……ぇ……?な、なんでぇ……?」

 

 既に快楽に頭を支配されていた俺は、すぐに後ろを振り向き彼女に訊ねた。

 するとユウキは、女神のような笑顔で、悪魔みたいなことを言ったんだ。

 

 ユウキ「なんでって…アルファ、男の娘でも女の子でもないんでしょ?だったら、もうお尻を突く必要もないよね~」

 

 アルファ「や、やぁ…」

 

 ユウキ「自分で女の子だって認めるんだったら、突いてあげなくもないけどさ~」

 

 アルファ「……そ、そんな……」

 

 もう心の何処かでは認めているとは言え、言葉にしてしまえば言い逃れは出来ない。自分でそれを宣言するということは、それほどにまで重い意味を持っているのだ。

 でも──欲しい快感が得られなくて、さっきからお尻がずっとひくひくしてる。きっと、自分の指じゃ足りない。

 ううん、いま自分で弄っちゃった。でも、刺激が足りないんだ。ユウキの身に付けたアレじゃないと…。

 もうとっくに麻痺毒は解けている。だから、逃げ出そうと思えば逃げ出せたのに──お尻で気持ち良くなりたい。そんな拙い欲求に抗えなかった。ユウキに負けを認める決意を固めさせられた俺は、四つん這いのまま、彼女の方を見やった。

 そして、自分の指でお尻の穴を開けると…敗北宣言をしてしまった。

 

 アルファ「……お、おれはぁ…お、男の娘でも女の子でもなんでもいいですっ!だ、だからっ、おれのおまんこにゆーきのおちんちん突っ込んでくださいっ!!」

 

 俺の情けない敗北宣言を受けたユウキは…今日一番の笑顔を浮かべると、言った。

 

 ユウキ「…うんっ!よく出来ました!!今からアルファのおまんこ、しっかり犯してあげるねっ!!」

 

 アルファ「お゛お˝っ~~!!」

 

 待ちわびたおちんちんを入れてもらえた俺は、女の子らしい嬌声で応えた。

 身体全体もビクビク震えていて、お尻もきゅんきゅんして堪らない。ユウキだけが与えてくれるこの快楽に、俺は戻れないほどに虜になってしまっていた。

 ズンズン中を擦ってもらえる度に、だらしない喘ぎ声が飛び出る。下腹部に痺れが貯まっていく感覚を感じ取り、俺は今一度絶頂を迎えようとする。

 

 ユウキ「アルファはもう、今日から女の子なんだからねっ!だから、女の子に目移りなんてしちゃダメだからねっ!!」

 

 アルファ「ひゃいっ!ゆーき以外に目移りなんてしましぇんっ!!」

 

 ユウキ「今日からボクがアルファの彼氏だ!アルファはボクの彼女だよ?いい?」

 

 アルファ「お、おれはゆーきの彼女!うん!ゆーき好きっ!大好きっ!!」

 

 絶頂を迎える直前に、ユウキは言質を取るように訊ねてくれたけど…女の子が大好きな癖に、女の子みたいにお尻を突かれたいって思ってるド変態な俺を愛してくれる人なんて…ユウキ以外には絶対にいない。

 あぁ、そっか、ユウキは俺をこうする為に、こんな回りくどいこと仕掛けてきたのか…まぁ、そんなことは今更か。

 

 ユウキ「さっきからおまんこぴくぴくしてるね!そろそろイキそう?イキたい?」

 

 アルファ「も、もう無理ぃ…あ゛っ、限界なのぉ…!!」

 

 ユウキ「じゃあアルファの女の子スイッチ押すよ!いっぱい気持ち良くなってね!!」

 

 ユウキに後ろから突かれて、もうお尻に限界が来ていた俺は、隠さずそれを伝えた。

 するとユウキは、俺の女の子スイッチを押すと言いながら、俺の前立腺を本気で潰しに来たのだ。

 瞬間、頭の中にバチバチと電撃が走った。おまんこがぎゅーっと締まって、思わず口から舌を飛び出させてしまい、全身はガクガクと震えてしまう。

 下腹部に溜まったきゅうきゅうとした感覚が一気に解放され、身体中に快楽が押し寄せる。

 

 アルファ「んお゛お˝っ!?あ゛っ、い、イグっ、いぐぅ~~!!…ぉ゛っ…ぁ゛ー…」

 

 またメスイキを決めてしまった俺は、部屋中に嬌声を響き渡らせた。

 ドライオーガニズムは射精と違って、長い時間身体を快感に浸らせてくれる。すっかりそれに嵌ってしまっていた俺は、ぴくぴくとアナルを収縮させていた。

 ユウキのちんぽがぬるりと引っこ抜かれて、また身体がビクンと跳ねる。と同時に力が入らなくなり、俺はベッドの上に倒れ込んだ。

 その過程で、ちっさいままのちんちんが体重に圧し潰され、ぽぴゅっと薄い精液を垂らした気がした。

 でもぉ、おちんちんの気持ち良さなんてもうどーでもいいのぉ…お尻気持ち良すぎて、他のことなんてかんがえられにゃい…。

 余りの快楽に飽和状態となってしまった俺は、そのまま意識を手放したのだった。

 

 

 

 

 

 

──────────────────────────────

 

 

 

 

 

 

 その日の目覚めは、凄くスッキリとしていた。いつもの数倍はスムーズに目覚められて、自分でもビックリしちゃったぐらいだ。

 

 ユウキ「…んぅ…」

 

 目を開けることに抵抗を感じなかったボクは、パチリと瞼を押し上げた。

 視界に映る天井の様子からして、ここはALOのお家…ってことは、昨日は仮想世界で寝ちゃったのかな…?

 ボーっとしながらそんなことを考え、続いて隣に視線を向けると──ボクは、驚きの余り、無呼吸になってしまった。

 それぐらい、視界に映った光景が衝撃的だったんだ。だって──。

 

 ユウキ「……ぇ……!?」

 

 ──ボクの隣には、セーラー服を纏った美少女が、スヤスヤと眠っていたんだ!!

 

 え、えぇっと、昨日のボクは、一体何をしてたんだっけ!?ボクこんな子知らないよ!?嘘じゃないよ!?女の子連れ込んだりしてないからね!?って言うか、この子可愛すぎない!?ボクより可愛いかもしれないよ!?

 表に出ている表情は、あくまで仏頂面。でも、内心は慌てに慌てて地球一周分ぐらい走り込んでるんだ。

 でも──よくよく隣の美少女を眺めてみると、どこか見覚えがある気が…特に、この見てて和む感じの寝顔は…。

 

 ユウキ「……え?あ、アル…ファ…!?」

 

 チラリと脳裏に過った彼の姿は、確かにこの美少女と一致していたんだ!

 そう意識してしまうと、もう隣で眠っている美少女はアルファにしか見えなかった。

 でも、なんで女の子の格好なんて──。

 

 ユウキ「……あっ……」

 

 そしてボクは思い出した。昨晩、何が起こったのかを。

 …そうだ。ボクは昨日、モテるアルファにちょっとだけ嫉妬しちゃって…だったら、アルファがド変態になればボク以外に拾い手なんて見つからなくて、アルファもボクだけを見てくれるように…だなんて滅茶苦茶な計画打ち立てたんだった…。

 それで、ボクはアルファをド変態に改造しようとして──あ~、もう、ボクは馬鹿だよ!!そんなことしたって、アルファはなんにも嬉しくないし、寧ろ辛い思いするだけじゃん!!

 とボクが、自らの愚かすぎる行動に猛省していると──。

 

 アルファ「……ぁ……おはよ、ユウキ…」

 

 目覚めたアルファは、隣で頭を抱えているボクを見つけ、微笑みながらおはようの挨拶をしてくれたんだ。

 だからボクも同じように、おはようって言ってあげたんだけど…うん、女装アルファ、可愛すぎるね。これは反則だよ。

 なんて思っていると、アルファは自分の姿を確認した。可愛いのがコンプレックスな彼が、ボクに無理やりセーラー服なんか着せられて思うことなんて…この時ボクは、アルファからお叱りを受ける覚悟を決めていたんだ。

 でも、アルファは意外にも激昂することはなかった。その顔に苦笑いを浮かべながら、ボクに言ったんだ。

 

 アルファ「…まぁ、いっつも俺ばっかり攻めてるからなー…偶には、立場逆転すんのも楽しいな」

 

 ユウキ「そ、そうだよねー…そう言ってもらえると、ボクも安心するよ」

 

 …良かった。一晩の過ちってことで、お咎めは無しみたいだ…。

 アルファの爽やかな一言に、ボクは隠すことなくため息を吐き出した、瞬間だった。アルファがボクの身体に跨り、可愛らしい表情を作ったのは。

 そんな彼は、瞳をハートマークに染めて、お尻をボクの腰で擦りながら、囁くように言った。

 

 アルファ「だから…偶にはおれのこと、彼女にしてくれよな…?」

 

 …如何やらボクは、とんでもないことをしてしまったみたいだ。うん、アルファがこうなっちゃったのは、ボクのせいだよね…?

 

 ちゃんと、一生掛けて責任取ることにするよ。

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。