※この作品はR-18です。

小林さんちのチン負けドラゴン   作:デイジー亭

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さぁ。おかしいのは誰か。
常識とは、環境によって作られるといいます。
彼女の常識を壊したのは、誰だったのでしょう。


第13話 ロリドラゴンの苦難と決意

 「んふ。小林さん♡ おいしいですか♡」

 

 「んお゛ッ♡ はぎゅっ♡ んっひぃぃぃぃッ♡」

 

 「うむ。うまくて気持ちいい」

 

 ぱんっ、ぱんっと。

 

 一定のリズムで、テーブルの下で鳴る音。

 

 クロスを盛り上げる、桃。

 

 

 

 「いいぞトール。もっと強めで」

 

 「はぁい♡」

 

 「ほぎゅっ♡ はひっ♡ ふんぎゅぅぅぅッ♡」

 

 リクエストに応えるのは、メイドの喜び。

 

 ぱぁん、ぱぁんと一段階高鳴る音。

 

 愛しい主人のおくちに、しっぽステーキを運びながら。

 

 片手間に、チンクレのケツをシバき。

 

 叩くたびに締め付ける、きつきつアナルの感触。

 

 

 

 「どうですかっ♡ 新しいお食事スタイル♡」

 

 「いいな。もっと押し付けろ」

 

 「んふっ♡ およメイドっぱいもお楽しみ頂けて、何よりです♡」

 

 デカパイにてむにむにと、主人の腕まで楽しませる。

 

 トールの、あまあまチンクレケツシバき奉仕。

 

 小林の、食欲と性欲を同時に満足させる。

 

 目的は今まで通りだが、今回からはハンズフリー。

 

 彼は、手を動かす必要すらない。

 

 新しいメイドを雇用することにより、実現した喫食形態である。

 

 

 

 「ふんぎぃぃぃぃぃッ♡♡♡」

 

 「おいチンクレ。喘ぎ声が汚い。

 ちんちんがイライラするだろ? 褒美だ」

 

 「んっほぉぉぉぉぉぉッ♡♡♡ おちりッ♡ 灼けるぅぅぅぅ♡♡♡

 んお゛ッ♡ んぎっ♡ ほんぎぃぃぃぃぃぃぃッ♡♡♡」

 

 主人の腰が、妖しくうねり。

 

 ハメ穴メイドのケツ穴に、ドリンクをサービス。

 

 びゅくんびゅくんと、注ぎ込まれる白濁。

 

 うっとりと、チンクレのケツをシバき回して。

 

 最後の一滴まで絞り取れるよう、サポートしつつ。

 

 トールは、横のロリに声をかけた。

 

 

 

 「カンナ。食べないのですか?」

 

 「トール様。私、食器が欲しい」

 

 「ありません」

 

 しっぽステーキは主人専用。

 

 ほかほかと、湯気が上がるシチューを前に。

 

 ロリマイクロビキニ、首にはナプキン。

 

 やたらと犯罪臭のする出で立ち。

 

 呆然と、ケツハメ食事を眺めていたカンナは。

 

 愛玩メイドとして、自覚のない欲求を告げた。

 

 なんと躾け甲斐のある妹分。そう思いつつ。

 

 トールは、ここに至る経緯を思い返していた。

 

 

 

 『小林さんっ♡ どっちのケツにします?』

 

 『ファイナルアンサー!』

 

 『『んっほぉぉぉぉぉぉッ♡♡♡』』

 

 ずぼぼぼぼぼッ♡ と引き抜かれるたましっぽ。

 

 愛情たっぷりの、メイドごはんの作成。

 

 どちらが悪戯されながらでも、もう片方が調理を継続できる。

 

 そのような、目論見の元行われた悪戯誘発ケツ振り。

 

 穴だらけの計画は一瞬で、主人の強欲を前に破砕され。

 

 メイドとしての責務に挑んでいた、2つのケツは。

 

 無様敗北を告げ、びくんびくんとケツアクメに震えていた。

 

 

 

 『トール様。おいしそうだけど、衛生的にはマズそう』

 

 『ほひぃぃぃぃッ♡ ほひぃぃぃぃッ♡♡♡』

 

 『んお゛ッ♡ はっひぃぃぃぃぃぃんッ♡♡♡』

 

 『聞いちゃいない。小林、なでて』

 

 『うむ。ほらなでなで』

 

 『たましっぽをぶらさげたまま撫でないで』

 

 雑魚アナル喘ぎの二重奏。

 

 自分が選ばれた場合、チンクレに調理を任せ。

 

 思う存分楽しむつもりだったトールは、選ばれた確信をたましっぽが引き抜かれる感触で感じ。

 

 チンクレも、同時にズボられたことに気づいておらず。

 

 アナルアクメに酔い痴れており、調理の手を完全に止めていた。

 

 おなかが減っていたカンナは、すかさずおねだりを敢行。

 

 自らの頭を撫でる手のひらに、自分の役割を悟り。満足した吐息を漏らした。

 

 

 

 『こいつら、ほっとくとエロいことしかしない。

 私がかわいがられることにより。この家の風紀は多少回復する』

 

 『ううむ。片方しか弄れんな』

 

 『ふん゛ぐッ♡ くひょっ♡ あ゛あ゛あ゛ァお゛ッ♡♡♡!?』

 

 『うう。チンクレいいなぁ……私も悪戯されたい』

 

 左手でカンナをかわいがると。

 

 フリーなのは、右手のみ。

 

 大人しく、小林はチンクレのたましっぽを。

 

 激しくずっぽん♡ ぬっぽん♡ するだけで、我慢した。

 

 驚異的な成長と言えるだろう。

 

 父性愛を、育むトールの目論見。

 

 それは、一定の成功を見せていた。

 

 

 

 『死ねィッ! チンクレィッ!』

 

 『ほお゛ッ♡ お゛あ゛ッ!? ほん、ぎゃぁぁぁぁッ♡♡♡』

 

 『私怨が籠ってる』

 

 『うおっ。失墜するメストカゲケツバージョン!?』

 

 愛する主人がチンクレのたましっぽを、思い切り差し込んだ瞬間。

 

 ドラゴンブレスで、ステーキを焼き上げながらの美脚。

 

 足払いを受けたチンクレは、あえなく地面に接吻を交わし。

 

 きつきつアナルは、盛大にたましっぽを宙へと吐き出していった。

 

 嫉妬のためだ。

 

 

 

 『さぁ小林さん♡ ステーキもチンクレも仕上がりましたよ♡』

 

 『うむ。よっこらセックス』

 

 『んっお゛ッ♡♡♡♡♡』

 

 『私は無力。そう悟った』

 

 焼きあがったステーキに、おまけのシチュー。

 

 ケツイキし尽くし、とろっとろになったアナル。

 

 全てが食べ頃になった、万全の態勢。 

 

 チンクレをテーブルに蹴り入れ、主人の着チン。

 

 がっしりと掴んだケツは、食事の開始を告げる雌声を挙げていた。

 

 

 

 「わかりますかカンナ。そういうことです」

 

 「何一つわからない。わかるのは気が狂っていることだけ」

 

 「おねだりしなさいっていうことです。んっ♡」

 

 「んお゛ッ♡ 横ッ♡ 縦ッ♡ 真ん中ァっ♡♡♡」

 

 「把握。小林、食べさせて」

 

 回想から戻り、彼女に同意を求めるも。

 

 この家に馴染んでいないのだろう。理解が遅いロリ。

 

 やれやれと、チンクレのケツを脚で雑に振ってやる。

 

 自分のふわとろアナルと違い。チンクレのアナルは奉仕精神に欠ける。

 

 ほぐれきっていないため、主人のちんぽを優しくもぐもぐできないのだ。

 

 生ハメばかりされていた、弊害である。殺す。

 

 

 

 「んあ゛ッ♡ らめらめらめッ…… ふんぎッ♡♡♡」

 

 彼が射精して、少し満足していたのと。

 

 メイド長の、奉仕補助にて振り回されたためか。

 

 にゅっぽんっ♡ と亀頭がケツ穴から抜けてしまう。

 

 なんとだらしのない奉仕アナルか。デカいくせに。

 

 ふわとろさに加え、いざという時にちんぽを噛み締める力が足りぬ。

 

 配下のメイドの粗相は、メイド長の責任である。

 

 チンクレの、アナル調教をさらに進めることを決めつつ。

 

 むぎゅむぎゅと、デカパイ押し付け奉仕を主人に楽しませる。

 

 

 

 「うむ。チンクレ、精進が足りんな。ロリ。ほら、あーん♡ しろオラッ♡」

 

 「言い方がいやらしい。でも食べる。あーん」

 

 「あァンッ♡ あぁぁんっ♡ お゛ぅ゛ッ♡♡♡」

 

 「チンクレ、あなたじゃないですよ」

 

 ぱかりと、雛鳥のごとく口を開け。

 

 餌を求めるカンナ。

 

 ぽっかりと、後ろ手に回した自らの細い指先でデカケツを掲げ持ち。

 

 その、精進不足の言語道断の窄まり。

 

 そこから覗く白濁を、ちゃぷちゃぷ♡ 揺らしつつ。

 

 ケツハメの継続を求めるチンクレ。

 

 小林は、父性愛の昂りに。思わずチンクレのケツをガン突きしつつ。

 

 カンナのちっちゃなおくちに、スプーンをインサートした。

 

 

 

 「むぐむぐ……悔しいけどおいしい」

 

 「なんで悔しいんですか?」

 

 「んほッ♡ んぎっ♡ んのおお゛お゛ぉッ♡♡♡!!」

 

 「汚い喘ぎ声が無ければ、純粋に味を楽しめた」

 

 「スパイスは重要だぞ、わかっていないロリだ」

 

 どっちゅん♡ どっちゅん♡ と首の代わりにやれやれと。

 

 腰を振って、チンクレのデカケツに叩きつけつつ。

 

 小林は、ふーふーしたスプーンをロリの口に運んだ。

 

 大人しく、口を開けるロリ。

 

 とても自分の息子を、収められなさそうな小さなおくち。

 

 その、暖かそうなロリホールは、トールとはまた違う魅力を秘める。

 

 なるほど、咥えさせてみたい。

 

 だが、我慢である。児ポ禁法の壁は厚い。

 

 頭の悪い彼には、どこまでがセーフかわからないからだ。

 

 

 

 「この家では、このように食事をします。早く慣れなさい」

 

 「性欲と食欲を、同時に満たそうとしないで」

 

 「はぐはぐっ♡ お゛ぅ゛ッ♡ お゛ッ♡ お゛っお゛っお゛ッ♡♡!!」

 

 「チンクレうるさい」

 

 「お゛ひィっ♡!? んのお゛~~~ッ♡♡♡!!」

 

 テーブルの下に設置された餌皿。

 

 フェラではないため、食事を摂れぬチンクレに対するトールの好意。

 

 がふがふと、貪ろうとして尻穴悦楽にて失敗。

 

 与えられる快楽に。低音の喘ぎが加速して。

 

 カンナは、この家の食事形態を最大限に楽しむ彼女。

 

 チンクレの、ケツに悪戯することにした。蹴りだ。

 

 

 

 「おいロリ。気持ちいいじゃねぇか……よくやったぞ」

 

 「悪戯を褒められたのは初めて」

 

 「ケツキックは、悪戯に入るのでしょうか」

 

 「ほぎゃッ……♡ ん゛お゛ッ♡♡♡ ふん゛ぬ゛ぎゃッ♡♡♡

 ……ほひっ♡ あ゛っ♡ あっあっあっ♡♡♡」

 

 柔らかな脚に、上からどんっとケツを急下降させられて。

 

 子宮を、ごりごりと裏側からいたぶられる快感。

 

 躾けられ尽くした赤ちゃん部屋が、雌泣きして。

 

 思い切り食いしばったチンクレのケツ穴に、再度とっぷとっぷ♡ と注がれる白濁。

 

 カンナは、なでなでされつつのごはんにご満悦だった。

 

 

 

 「オーシ……ちゃんと締めろよ?」

 

 「ふっ♡ ふぅーッ♡ んお゛っ♡ お゛ッ♡!? お゛ヴふぅぅぅぅッ♡♡♡!!」

 

 「チンクレ、すごい声」

 

 「ケツ穴は、抜かれる時が気持ちいいですからねぇ」

 

 「その知識、いらない」

 

 ずぬるるるる……ぽんッ♡ と亀頭が引き抜かれ。

 

 ちゅうちゅうと、吸い付いていた腸壁が逆鱗に削られてイき。

 

 排便の役割を、トールの手解きにより放棄し。

 

 排卵もしない、受精も出来ない。

 

 ただ、主人を楽しませるための奉仕穴。

 

 チンクレのアナルは、残念そうにぽっかりと空いた穴を縮め。

 

 その貪欲さを隠して、清楚な姿を取り戻す。

 

 

 

 「ご、ごちそうひゃまれしたぁッ……♡♡♡」

 

 「うむ。うまかったか?」

 

 「とっても気持ちよかったです♡ ふんギッ♡♡♡!?」

 

 パァッン! チンクレのケツが鳴り響き。

 

 ぷぴゅっ♡ とちょっと漏れ出る、主人の愛。

 

 質問に答えなかったため、叱責した。

 

 

 

 「んっ♡ いつでも濃いぃです……♡」

 

 「トール様ッ♡ 私が頂いたごはんですよッ♡ やぁッ♡

 す、吸い出そうとしないれッ♡ お゛ン゛ッ♡ ほあ゛ッ♡ ほぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ッ♡♡♡!?」

 

 「トール。オレは別にそこらへんの違いは気にせんのだが」

 

 「んふっ。主人の質問には、ちゃんと答えないと♡ ずちゅうううっ……♡  

 ぐちゅぐちゅ……ごっくんッ♡ なるほどッ♡」

 

 「理不尽」

 

 おいしいと気持ちいい。食欲と性欲。

 

 同時に味わうのは推奨されるが、感想は主人の求めた方を。

 

 おいしくて気持ちよかったなら、許していた。

 

 自分以外のメスに出された子種(こだね)汁の味を、チンクレのケツから吸い出し。

 

 ぐちゅぐちゅと、口内で咀嚼するトール。

 

 忠誠心と、学術的探究心。

 

 自分の愛情に対して素直な彼女は、感情の赴くままに行ったザーメンテイスティング。

 

 それを終えて微笑んだ。

 

 

 

 「どうだトール、おいしかったか?」

 

 「ん。ごめんなさい小林さん。自分に射精()されたものの方が♡」

 

 「素直でよろしい。とんでもねぇメイドだ。後で腹いっぱいにしてやる」

 

 「えへへ……♡ きゅんきゅんします♡ んお゛ッ♡♡♡ お゛ッひッ♡♡♡」

 

 「なんと答えたら正解なのか。私にはまるでわからない」

 

 正解は、小林のちんちん次第。

 

 今回は、素直な方がちんちんに響いたらしい。

 

 お褒めのたましっぽずぼずぼにより、ケツイキをキメたトール。

 

 主人の肩にすがりつき、がくがくと腰を震わせる。

 

 彼女の熱い吐息を、小林越しに感じたロリ。

 

 カンナはやれやれと、差し出された匙を口に含み。

 

 シチューに舌鼓を打った後に、素直な所感を述べた。

 

 

 

 「ん。おいしいけど……食事とおしり、同時にやるのは汚い」

 

 「マジカルアナルは清潔ですよ?」

 

 最も幼い彼女だけが、恐らく最も正気だった。

 

 

 

 「ほひぃぃぃっ♡ んお゛ッ♡ ほぉ゛ッ♡」

 

 「ほーらチンクレ。今何個入った?」

 

 「ご、ごお゛お゛ぉぉぉぉンッ♡♡♡!?」

 

 「正解は0だ。今引き抜いたからな」

 

 「後出しじゃんけんよりひどい」

 

 「小林さんが負ける可能性のある勝負なんて。

 ハウスルールで、やっていいのは私だけです」

 

 食後の腹ごなしは、チンクレのたましっぽいぢり。

 

 ぬぽッ♡ ぬぽッ♡ と、トールに吸い出されてぺこぺこのケツ穴。

 

 そこに、たましっぽを入れてイき。

 

 数を当てられれば、チンクレの勝ち。

 

 もちろん、彼女が勝ったらさらにいぢめられる。

 

 メイドとして、当然のことだ。

 

 

 

 「ほ゛あっ♡ いち、に、さぁンッほぉ゛ぉ゛ッ♡♡♡」

 

 「いいぞチンクレ。ちゃんと3の倍数でアへになったな?」

 

 「尻芸人として、大成できますよ」

 

 「間違いなく、放送禁止。……んっ」

 

 カンナは、そろそろ慣れてきたやりとりを見て。

 

 やれやれと、チンクレの痴態を眺めていると。

 

 少しばかり、生理的欲求を覚える。

 

 

 

 「おやカンナ。どこへ?」

 

 「お花摘み」

 

 長身の小林を基準とするため、この家はテーブルも高い。

 

 彼の横に据え付けられた、お子様用の椅子からぴょんと飛び降り。

 

 いざ、化粧室へと……

 

 

 

 「カンナ。まだわかっていないようですね?」

 

 「トール様? 離して。漏れる」

 

 がしっと、胴体を掴まれ宙づりにされる。

 

 ばたばたと、手足を暴れさせるも効果なし。

 

 首を傾げると、耳元で囁き声。

 

 

 

 「()()()()()()()()。カンナ。生理的欲求も例外ではありません」

 

 「……気が、狂ってる……!」

 

 愕然と、息を呑む。

 

 まさか。そのようなこと。

 

 ドラゴンの尊厳を、何だと思っているのか。

 

 姉のように、慕っていたはずの彼女。

 

 自分をかわいがってくれていた。

 

 そんな彼女が、告げた発言に。儚い希望を問いかける。

 

 

 

 「わ、私、赤ちゃんじゃない」

 

 「赤ちゃんはおねだりしません。ただ、小林さんはスカはNG。

 マジカルアナル魔法を、後で教えてあげましょう」

 

 「ち、小さいほうは……」

 

 「我が主人は、寛大です」

 

 「そんなこと、出来ない」

 

 「やれ」

 

 「……ッ!」

 

 股間を抑えた手に、力が籠る。

 

 そんなこと、してはいけない。

 

 父親にも、物心がついた時からは。

 

 見せたことのない、はしたない姿。

 

 

 

 「カンナ。カンナ。カンナ。さぁ選びなさい。

 今からおねだりすれば間に合いますよ?」

 

 「うぅぅぅ……! うぅぅぅぅっ……!」

 

 彼女から感じる、威圧感が増す。

 

 本能的に感じる恐怖に、膀胱が収縮してしまう。

 

 力の差は歴然。抵抗しても無駄。

 

 冷静な、いきものとしての判断が自らを追い詰める。

 

 

 

 「こ、小林」

 

 「なんだロリ」

 

 「お花摘み、ついてきて」

 

 「いいぞ。世話をするとトールと約束したからな。

 ちゃんと()()()()()

 

 背に腹は代えられない。一縷の希望は、一瞬で撃砕された。

 

 この男も、気が狂っている。いや、()()

 

 

 

 「み、見るのはダメッ!」

 

 「カンナ。主人に全てを見せるのがメイドですよ?」

 

 「いや。いやっ! わたし、赤ちゃんじゃない!」

 

 「んー? トールはむしろ飲ませようとしてくるぐらいだが。

 なんでも、最近のメイドは飲尿療法を推奨されるらしい」

 

 「あなたは、騙されてるッ……!」

 

 のほほんと、呟くこの家の絶対権力者。

 

 一番、頭がおかしい諸悪の根源。

 

 そう思っていたが、真実は恐らく違う。

 

 気付いてしまった。この男も、被害者だ。

 

 

 

 「さぁさぁさぁ。カンナ。かわいいカンナ。

 メイドとして当然のことですよ?

 何でできないんですか。私を失望させるな。

 私の愛する偽ドラゴンに。何故全てを捧げようとしない」

 

 この、愛に狂ったドラゴンが全てを狂わせている……!

 

 これは誰だ。自分が憧れていた彼女と、本当に同じ存在か。

 

 そして、呆然とした拍子に。堤防は決壊した。

 

 

 

 「ああ。あああ。ああああああッ……!」

 

 「おやおや。脅かしすぎましたか。小林さん、褒めてあげてください♡」

 

 「おう。よしよしロリ、上手にお漏らしできたな? クッソ無様でかわいいぞ♡」

 

 「……ッ! 褒めないでッ! 無視してッ! 放っておいて!」

 

 ちょろちょろと、脚を伝う黄色い液体。

 

 頭を、撫でられながら褒めそやされる。

 

 情けない自分の姿を、肯定されてしまう。

 

 何をしても、見てくれなかったあの男。

 

 自分の娘すら、将来の戦力としか思っていない父親(キムンカムイ)

 

 

 

 「ううむ。これが保護欲か……ほれ、拭いてやろう」

 

 「うう。ううう……!」

 

 よしよしと、撫でられて顔を伏せ。

 

 涙に暮れて、彼の優しい手つきを感じる。

 

 下半身を、拭きあげられるぞくぞくとした感触。

 

 彼は違うと、錯覚してしまう。

 

 もっと我がままを言わなければ。

 

 自分を、拒否してもらわなければ。

 

 カンナは、そっと覚悟を決めた。

 

 

 

 「んふっ♡」

 

 彼女を見降ろす、邪悪な笑顔に気づかぬまま。

 

 憧れとは、理解と最も遠い感情である。

 

 

 

 

 つづかない

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