羞恥これくしょん 作:皐月病患者
そして対象は響です
響ペット化計画
“響、深夜1時に工廠に来てくれないか?”
とある鎮守府に所属する駆逐艦響は自らの提督に昼間にそう言われていた。内容は一切教えてもらえず深夜1時という誰もが寝静まる時間帯での呼び出し。明らかに普通ではなかったが響はそれを何の疑問も持たずに、むしろ喜々として受け入れた。
怪しい誘いにも関わらず響が呆気なく応じた理由は単純である。今日が初めてではなかったから。響はこのやり取りを何回も受けており抵抗などなかった。
そして、寝静まった深夜1時。工廠には提督の姿があった。何かを待っているのか、木箱に腰かけ煙草を吸っている。その瞳は周囲をくまなく確認しており何かの到着を今か今かと待っていた。
そして、ヒタリヒタリと足音が聞こえてくる。その音は静かな工廠に響き提督が待ち望んだ相手の到着を告げた。
半分ほど開けられた工廠の扉からそれは姿を現した。四つん這いで歩き、猫耳に細長い尻尾。それだけを見れば猫といえるだろうがそれは明らかに違った。
「……10分の遅刻だぞ、
「に、にゃぁ……」
その猫の正体は響だった。腕全体を覆う長手袋とニーハイソックスを履いた以外の体を一切隠すことなくさらけ出し、髪色と同じ銀色の猫耳を付けアナルには銀色の尻尾を装着している。そこに首輪をつけた今の響は猫と呼ぶには可笑しい、男を誘うような変態にしか見えなかった。
そんな響は猫の鳴き真似をしながら提督に近づいていく。提督も彼女を受け入れて両手を使って顔を撫でていく。
「よしよし、遅刻した癖に可愛いじゃないか」
「んにゃぁぁ」
提督の言葉を理解しているのかいないのか響は鳴き真似を続けてひたすら提督に媚びる。提督も特に不満など無いようで撫でまくる。それが10分ほど続いたころ、漸く響を撫でるのを止め提督は言った。
「さて、そろそろ遅刻のお仕置きをしてやらないとな」
「にゃっ!?」
「今日はどうするか……。前回はこの格好で鎮守府を一周だったな。その前はこの格好での鳴き真似以外の禁止、その前は……」
響の羞恥を煽るためか提督はこれまでの罰をはっきりとした口調で言う。それを聞く事しか出来ない響はその顔を赤くし俯く。そして、そこから5分ほどして響への罰を決めたのか提督はよし、と呟いた。
「今日は散歩だ。ただし、駆逐艦寮内のな」
「っ!?」
基本的に艦娘は鎮守府内の寮に住んでいる。そして艦種ごとに寮は違っており響が住んでいるのは駆逐艦寮だった。提督はその中を散歩しようというのだ。他の寮でも危険だがそれ以上に響が住んでいる寮内を歩くのである。響の中には緊張と恐怖に加えて羞恥や興奮を感じていた。
「……ん? なんだ、響もこの罰は嬉しいようだな」
「ひっ!?」
突然提督が響の陰部を触る。クチュリと言う音とともに提督の指が挿入される。しかし、それは明らかに響が愛液を垂らし、興奮していた事を表していた。響の様子を楽しむように左右上下前後に指を動かせば膣内は指に絡みつき愛液を溢れ名ばかりに分泌していく。
「う、ん、あ、ああん……!」
「響、猫の鳴き真似以外は禁止だと言っただろう? きちんと守るんだ」
「っ! に、にゃぁぁぁぁん!!」
提督は指を一度奥まで入れると膣をひっかく様にしながら勢いよく引き抜いた。唐突な刺激に鳴き真似をしながら潮を噴く響。そのまま力なく地面に倒れ込むも提督は髪の毛を掴み無理やり顔を上げさせる。
「く……っ!」
「響、絶頂するのは勝手だがこちらの約束を守らないのなら、どうなるかわかるな?」
「っ!」
提督のその言葉に響は現実に戻されたように目を見開き、四つん這いの姿勢を保つ。それを見た提督は満足げにポケットから取り出したリードの端を響の首輪につけ歩き出す。響も提督の後ろを四つん這いで必死について行きながらこれまでの事を振り返った。
「響、お前をペットにしたい」
ある日、一人執務室に呼び出された響はいきなり提督にそう言われた。突然の事に固まるも最初は拒否を示した。響は提督に恋心を持っていたとは言え提督の願いを無条件に叶える程のものではなかった。
「悪いけど断わるよ」
「そうか? ならば仕方ないな。俺だって無理強いはしたくないからな」
響が断わると提督は呆気なく引き下がった。そして今の話は忘れてくれと言い執務室を追い出された響はこの一件は悪い夢だとして記憶から完全に消す事にした。翌日の夜、暁の痴態をその目で見るまでは。
「司令官!? これは……!」
「誤解するなよ? これは
暁は犬耳を装着し、尻尾をアナルから生やした状態で必死に提督のペニスを舐めていた。その表情は望んでやっているとは思えない程絶望に染まっており心が壊れているようにも見えた。そんな様子をいきなり呼び出された響は見せつけられていた。
「響が断わった事を暁に言ったら“なら自分を使ってよ”って言ってくれてな。こうして世話になっている訳だ……くぅ!」
暁のフェラで達したのか提督は勢いよく射精をして暁の顔を白く染め上げた。
「……暁に何をしたんだい?」
「別に何もしていないさ。ああ、
「っ! 司令官! 君がそんな卑劣な奴だったなんてね!」
明らかに響を使った行為に激怒する。その状況なら響とて同じ選択をしただろう。同時に、それまで感じていた疑問がつながったようにすら感じた。それまでの提督は優しく、こんな行為をするような奴とは思えない性格をしていたが彼の知人には明らかに性格破綻者と言える変態や狂人が多数いた。その理由が目の前の光景だった。
「響、改めて聞こうか。俺のペットになるか?」
「……もし、私がペットになれば暁は開放してくれるのかい?」
「暁に興味はない」
それが答えだった。響は提督が問いかけと同時に投げて来た物、首輪を拾うと自らの首に付けた。犬猫が付ける真っ赤な首輪は全体的に冷たい色の響の中で主張をする。響の選択を提督は下種な笑みで迎え入れた。
「ぎっ!?」
「響、どうした?」
これまでの事を思い出していた事で提督との距離が離れ首輪が絞まり思わず声が出る。提督も響の様子に気付き振り向くが響は笑顔を浮かべながら提督の下による。少しでも早く終わらせるために、この場を通り過ぎるために。
現在、響の体は駆逐艦寮の中にあった。木製の床が歩くたびに小さくきしむ。普段はそこまで気にしない音も今は大音量にすら聞こえてくる。駆逐艦の子たちが起きて来ないように、音を出さずに提督の後をついていく。
「響、散歩は休憩スペースで最後だ。頑張れよ」
提督のこちらを気遣う、優しい声で言ってくるが本性を知った今では全く嬉しくはない。それでも、この地獄の時間がもうすぐ終わりを迎える事がとても嬉しく、足取りも軽くなる。それ故だった。
「あれ? 提督さん?」
「夕立か」
休憩スペースにいるはずはないと思っていた駆逐艦夕立がいた事に響の心臓は大きく高鳴った。幸い、彼女の位置から提督の上半身は見えても下半身は見えない為響に気付かれてはいないがこのままなら時間の問題だろう。
「眠れないのか?」
「なんか夢見が悪いっぽい。そう言う提督さんは……、夜這い?」
「おいおい、そんな言葉をどこで覚えて来たんだよ」
他愛ない話をする夕立に提督。その足元にいる響はこの場を早く離れたいと夕立に対して普段は言う事がない悪態をつく。
「……それじゃ、私もそろそろ寝るっぽい」
「そうか。お休み夕立」
響の願いをかなえるように夕立が休憩スペースの席から立ち自分の部屋に戻っていく。響たちに近づいて。
「……あ」
「え? 響ちゃん?」
夕立と目があった響はまるで心臓を握り潰されるような感覚を味わいつつ、そんな状況でも開発された膣からはとめどなく、愛液があふれ出るのだった。