【期間限定】魔鍵師育成学校N・T・R~爆乳美女たちを寝取ってハーレムを築く〜(未完) 作:ハルカ
魔鍵には、主軸としている武装とそれを補助するものの二種類が存在する。
例を上げるとしたら、ジャックが使っている機関銃型の魔鍵セットが説明しやすいだろう。
彼の場合、主軸となるのは速度と威力が安定した弾丸を放つ機関銃と、身を護るためのシールドだ。そこに補助用の魔鍵として追尾弾や炸裂弾、強化シールドなどを設定することが出来る。
「つまり、俺の場合は刀とシールドだけだから……あと他になにか設定出来るわけか」
「そうなりますね。狗郎くんの場合は近接戦闘が達人並ですから、単純に身体能力の強化などが一般的です。万能手になるなら、話は別ですけど」
「そうだな……万能手になるなら、やはり中距離から遠距離で戦える魔鍵が必要になるか……」
「はい。それですと、この射手用のやつですね。銃なしでも弾丸を放てますが、その分威力か下がるのと狙いをつけるのにコツが要りますね」
一つ一つ丁寧に教えてくれているのは、リーパー隊で狙撃手を務める青年、慶喜だ。説明は分かりやすく、タブレットで映像を流しながら実例を見せてくれている。
ランク戦本番まで半月を切り、リーパー隊の特訓も佳境を迎えていた。
「やはり、近接特化の前衛に魔鍵の構成を寄せてみたらどうですか?狗郎くんの実力を発揮するのには、それが一番だと思いますが」
「いや、今までのリーパー隊がこなしてきたランク戦全てを見ての結論だ。必要なのは遊撃手。それも中距離から近距離をカバー出来ないといけない」
そのために必要なのは経験と研鑽だ。意外と時間がない現状では、出来ることを少しでも増やしていくしかない。銃が無い分、火力と精度、連射性能で劣るが、どうやら使用できる弾丸の種類に差はないようだ。
それらを駆使すれば恐らく……と考えたとき、時間が想定よりも経っていることに気が付いた。
「すまん慶喜、合わせはまた今度だ。今から少し千空さんに呼び出されている」
「ええ、大丈夫ですよ。ジャックとリリィには僕から伝えておきます」
そのまま食堂から出ていけば、出入り口の当たりに不満気なマリナの姿があった。メートル近くある乳肉をダプン♥と持ち上げる様に腕を組み、遅れてきた狗郎へと何か思う所があるような視線を向けている。遅れてきたのだから文句を言われても、恨めし気に見られても仕方ないだろう。
「……すまない。話に夢中になっていた」
「……あっはは、別に怒ってないよ。須賀くんが女の子だったりしたら、ちょっと怒ってたかもしれないけど」
機嫌を悪くしていたのは演技だったようだ。僅かにホッとしながら並んで歩きだせば、チラホラと下級生たちからの視線が二人へと突き刺さってくる。それもそのはずだ。
片や前線に復帰した訓練生を束ねる次期幹部候補の筆頭、マリナ・シードフィールドだ。その美貌だけでなく、佇まいや歩き方ひとつまで見るものを魅了する強さを持っている。
そしてもう一人は、一部の界隈で有名となっている謎の剣客、神裂狗郎。シルビィとの模擬戦はもちろん、先の大規模戦闘において獅子奮迅の活躍は、陰に日向に大いに噂されている。
そんな二人が仲睦まじく、僅かに淫靡な色気を纏って歩いているのだから、注目するなと言う方が難しい。エレベーターを使って下に行こうとすれば、先に乗っていた他の訓練生すらも、道を開けて二人きりにしようとするほどだ。
「それで、結局何処に向かうんだ? 社長室なら上だった気がするが」
ふとした疑問を尋ねると、マリナは思い出したかのように笑みをうかべた。形の良い唇が穏やかな歪みを得て狗郎に安心感を与えてくれる。その中には僅かないたずらっぽさが宿っており、それもそれで可愛らしいと思えてしまった。
「地下の奥にね。一部の魔鍵師しか入れない場所があるんだよ。とりあえず、着いてからのお楽しみかな」
「っ……まぁ、マリナがそう言うなら楽しみにしておくさ」
彼女を疑うつもりなど毛頭ない。だがしかし、狗郎は背筋を駆け抜けてくる悪寒を無視することは出来なかった。
これから向かう、N・T・R本部の地下深くには、得体の知れないナニカがある。
その予感を察知しながら、狗郎はネクタイを弛めて来るべき瞬間に備えていた。
**********
「あぁっ、くそっ……なんだあいつら……マジでムカつくぜ……」
舌打ちしながら訓練場へとズカズカ入ってきたのは、社長である千空の弟であると共に、原本魔鍵の所有者としてNTR内に名を馳せている青年、竜城壱馬だった。
苛立ち原因は、先程から噂になっている男女、マリナと狗郎のことに他ならない。強く気高く美しい美男美女カップルと持て囃され、下級生だけでなく同輩すらも浮ついた雰囲気を隠さずにいた。
「あんな奴の何が良いんだよ……あんな、クソ野郎……明らかに不審者じゃねえか」
つい先日まで、N・T・Rで注目の的と言えば、良くも悪くも壱馬だった。社長の弟で、高い魔鍵適性を持ち、原本であるクラウソラスにも選ばれた新進気鋭の魔鍵師。しかもその周りには絶世とも呼べる美女ばかりが集まってランク戦を勝ち抜いている。当然ながら注目も浴びるだろう。
だがしかし、狗郎はそれよりもセンセーショナルだった。記憶喪失で、精悍な顔立ちに鍛え上げられた肉体を持ち、戦闘能力ではA級とも呼ばれているシルビィに訓練用魔鍵で相打った。そこに仮面憑きを撃退するほどの実力を持っているとまでなれば、話題にするなという方が無理な話だった。
「しかも会長まで……あの尻軽女……!」
「な、なぁ、竜城……」
ギリリと歯を喰いしばり、苛立ちを口にした壱馬に声がかかる。舌打ち交じりに振り返れば、そこにいたのは気弱そうに視線を泳がせている青年、ジャックの姿があった。ここ最近、話題の中心である狗郎を自身の部隊に引き入れた人物でもある。
「なんだよ、ジャック。用でもあるのか?」
「いや、用っていうか……その、ここの訓練場、予約してたの俺達なんだけど……」
「はぁ?」
何を言っているのだ、という風に壱馬が首を傾げる。確かに部隊での訓練を行う際には、個人でシミュレーターを使う時とは違って予約が必要となる。部隊での訓練は連携や組み合わせ、それによる仮想敵の選出などシビアな点が多いためだ。
しかし、そんなルールも壱馬には苛立ちを増幅させるものでしかない。
「だったらなんだよ。別にいいだろ一人や二人増えたって」
「いや、困るよ……次の部隊ランク戦で戦うかもしれない相手に手の内は見せたくないし……連携も取りにくくなるし……」
「……なぁ、お前もしかして、次のランク戦で俺達に勝つつもりか?」
鼻で笑うように壱馬が言うと、ジャックは押し黙って視線を逸らした。普段ならばこんなこと言わなかっただろう。思っていても、最低限の空気は読んだはずだ。
だが残念なことに、今日の壱馬は苛立ちを溜めていた。それを吐き出しても良い相手を見つけたのなら、我慢せずにはいられなかったのだ。
「やめとけよ。この前のランク戦でも、リリィ以外に俺の部隊と戦えたヤツいたか? お前なんて、開始してすぐ俺にぶった斬られたくせに」
「っ、そ、それとこれとは関係ないだろ! こっちは今から特訓なんだ、早く出ていってくれよ!」
「なんだよ、俺が悪いってのか!?」
恫喝するように声を荒らげる壱馬。ジャックが退かない、ということに不満と苛立ちが募り、今すぐクラウソラスを抜剣してやろうかとも思った。どいつもこいつも、自分を見下してバカにしている。それが心底気に入らない、我慢ならない。
――なら、ねじ伏せればいいじゃない。
そんな乱雑で粗暴な思考に、一滴の毒が染み込んだ。黒い雫が、水面に堕ちて溶けていくかのように、じんわりと壱馬の思考を汚していく。だが不思議と心地よかった。口元に笑みが浮かびあがり、ベルトに下げてあったアクセサリーへと手を伸ばす。
それは、原本をしまい込んだ特注の鞘だ。
「だったら、勝負しようぜ。お前が俺に勝てたら出てってやるよ。でも俺が勝ったら、金輪際ここを使ったりすんなよ?」
「なっ、そんなの横暴じゃないか!」
うるさい、と思った。たかが端役風情が、どうして主人公に楯突こうと思っているのだろうか。面倒だから斬り捨ててしまおうか。
そう思った時だ。訓練場にもう一人、見慣れない男が入ってくるのが見えた。
「なんだなんだぁ? まだまだティーンの小僧どもが、随分といきり立ってるじゃあねぇか。なぁ?」
言葉は荒々しく、それに見合った荒々しい風貌の男だった。藍色のスカジャンにチェーンを各部に巻き付け、青いメッシュの入った短髪を刈り上げている。その口元には獰猛な笑みを浮かべ、見るからにチンピラと言った雰囲気だ。
「なんだよ、おっさん」
壱馬が言った。
どうでもいい端役が増えたのも不快で、手間が二倍になったのも面倒だった。クラウソラスの剣先を男へと向け、鼻で嗤うように戦闘態勢を取った。
「……いいぜ、クソガキ。そのおっさんと、少し遊んでくれや」
それに対して、男がジャケットを翻してその背に、砲門を展開した。
「潰してやりな、エンタープライズ」
その端的な宣言と呼びかけに応じたように、号砲が鳴り響いた。
**********
N・T・Rの地下。そこには魔鍵研究用の実験室や保管室が揃えられている。そして当たり前のように、研究員たちの仮眠室も設置されているのだが、今のところはここを訪れた者の休憩室へと成り下がってしまっていた。
「で、だいたいここに来るのは千空社長だけだから、今日もいると思うんだ」
「だけって……ほかの研究員はどうした? 流石の千空さんでもそこまでは手が回らないだろう」
「今は遺跡の調査に行ってて出払ってるよ」
ドアへとノックし、千空を呼びながらされたマリナの説明に、狗郎はなるほどと頷いた。色々と事態が立て込んでいるせいで忘れがちだが、当面の目的はランク戦を勝ち抜いて遺跡の調査へと同行することだ。記憶もない状態で立てた目標とはいえ、もちろん手抜きをするつもりは微塵もない。
「千空社長、狗郎を連れてきました。起きてますか?」
「……ぁい、起きてるわよぉ」
待っていると、室内からどこか寝ぼけたような千空の声が聞こえてきた。どうしたのだろうかとマリナに目配せをするが彼女も分かっていないようだ。とりあえず待っていると歩いてくる音が聞こえて二人は一応居住まいを正す。
そしてすぐにドアが開けられ、目を見開いた。
「ごめんなさい、仮眠取ってたら熟睡してて」
「ち、千空さん! 服! 服来てください!」
マリナが叫び、狗郎の視線を遮ろうとしたがもう遅い。狗郎の見開かれた瞳は、現れた千空の肢体を網膜に焼き付けていた。
彼女が着ているのは黒のレースがついたブラジャーと、殆どTバックではないかと見まがうほど布面積が低いショーツのみ。
白い肌に黒い下着が映えており、より淫靡な魅力を引き立てている。
「これはやはり……すごいな……」
マリナを越えるメートル越えの爆乳が少し動くたびにドダプンッ♥と弾んで揺れ動き、みっちり♥と肉が詰まった爆尻はTバックでは隠せないほどのボリュームを持っている。
これで太ってでもいたら話は変わったのだろうが、曝け出された腹部は薄っすらと割れており、腰回りは括れが尻たぶにかけて淫靡な曲線を描いていた。
「あら、そんな熱い目を向けないで♪ ドキドキしちゃうから♪」
「いや、貴方の女性として魅力的過ぎる身体は、見ない方が失礼だろう。その証拠に俺も反応して」
「いいから、服を着てきてください!」
再びマリナが叫んだ。余裕な笑みを浮かべて爆乳を持ち上げる千空を部屋に返すと、勢いよくドアを閉める。鼻息を荒くしながら狗郎を睨みつけてくると、一歩二歩と近づいて咎める様に下から睨みつけた。大きな瞳に宿っているのは、怒りと言うよりも嫉妬にも似た色だった。
「言ったよね……夜まで、しっかり溜めといてって……っ♥ ここ、千空さんのこと見て勃起させちゃってさ……ん♥」
「っ、いや、すまん……そういう性分でな」
ふぅ……♥ ふぅ……♥ と甘ったるい吐息を零すマリナは、指先を狗郎の股間へと這わせていた。ズボン越しでも分かるほど熱く、硬く勃起して生地を押し上げている。それを見たからか、熱に触れたからなのか、今朝の中途半端に終わった交尾を眠ってた雌が思い出し、発情し始めていた。
「ふぅ~ん……誰でも良いのかな♥ 狗郎のおちんぽ、すぐに勃起しちゃうんだねぇ♥ おっぱいとお尻が大きくて、エッチな女の人だったら……♥ 種付けしたくて、精液作っちゃうんだぁ……ふぅ~~ん♥」
含みがある言い方だが、明らかに発情していることが分かるような雌の声。千空が仮眠室に籠り、他に誰もいないのを良いことに、マリナはみっちゃくしてギュムリ♥と乳肉を押し付けてくる。そしてそのまま、カリカリ♥と焦らすような手淫をしてきた。
「誰でもじゃないさ。マリナのような気高く美しく、嫁にしたいと思わなければこうはならんよ」
「そういう相手が、一体どれくらいいるのかなぁ?」
「今のところ君を含めて三人だ」
悪びれもせず、狗郎は正直に応えながらマリナの腰を抱き寄せた。不意の接触に「んぁ♥」という甘い声が漏れ出たマリナは、蕩けた瞳で狗郎を見つめてしまう。怒っているはずなのに、彼の強引さや力強さに触れただけで下腹部がズクン♥と疼いてしまった。
「ん……この、女好き……♥ 色情魔…♥ ヤリチン志願者…♥ 他の女も好きなんて……ん、ふぅ……♥ 恋人に言うなんてどうかしてるよ♥ さいってい……♥」
「すまん。だが、浮気とかではないんだ。マリナにも、他の女にも本気なだけだ」
「っ……だから、んぁ♥ そう言うのが最低って……ふっ、んぅ♥ こら、お尻触るなぁ♥」
スルリと手が腰から下がり、スカートの中へと滑り込む。厚手のタイツ越しの巨尻は、さらさらとした感触と共に弾力を主張してくる。指が埋まり、尻肉をユックリ揉み上げればマリナの腰がビクン♥と震えた。発情が収まらず、チロリ♥と舌なめずりをして腰をくねらせたマリナが狗郎の股間を撫で摩り、キスを強請る様に背伸びをした。
「そんなに言うんなら……ん♥ ふぅ……♥ ふぅ……♥ シてほしいこと、わかるよね♥」
千空がすぐ傍にいると言うのに、マリナは少しでも情欲を発散しようと囁いてくる。それは一種のマーキング行為だったのかもしれない。この雄は私に種を残してくれるのだから、忘れるなという独占欲だ。
狗郎が開いた方の手をマリナの頬へと添え、金色の髪を耳にかけさせる。ここでキスなどすれば我慢できなくなるのは明白なのに、彼も我慢が出来ていないようだった。
二人の距離がゼロに成り、舌と唇を貪る交尾が始まろうとしている。
「ごめんなさいね。ちょっと寝ぼけてたわ♪」
だがしかし、それすらも遮られた。ドアが開かれ、ワイシャツとタイトミニスカートを纏って暴力的なまでの爆乳や巨尻を隠した千空が出てくる。唇同士が触れ合う一瞬前に離れ、何事も無かったかのように振舞えたのは奇跡だったと言えよう。
「つ、次からは無しにしてくださいね社長。その……男の人もいますし」
「はいはい分かったわ。それじゃあ二人とも、行きましょうか」
言いながら、千空が肉厚すぎる巨尻のラインをタイトなミニスカートに浮きだたせて歩いていく。
その後ろで、マリナは自分の背後にいきり立った狗郎の肉棒を感じながら、淫靡な光を宿した視線を彼に向けた。
「今夜は……ぜっったいに搾り取るから♥ 他の雌なんて見れなくなるくらい、ね♥」
「っ……ああ、楽しみにしておくよ」
小さく、気づかれない程度のキスをしながら狗郎が頷いた。
気が付けばもう、地下に来てから感じていた不安は消え去っていたのは、また別の話だ。
エロ回……またお預けになっちゃったね……へへ……