皆殺しから始める現代戦国物語/敵家を潰し、報酬として美少女を奪い、喰らい、辱める 作:三流木青二斎
「馬鹿な事があるかッ……こんな事がッ!!」
建物の飾り物を破壊しながら歩く、中年の姿があった。
白い髪の毛を逆立てる細身の男、陰では白葱と呼ばれている救世川寂弦である。
彼が荒れているのは本日太歳から伺った話の内容であった。
広間へと集われ、太歳の胡坐の上には紫の姿があった。
太歳の太腿に、陰唇を擦り付けては喘ぎ声を漏らしている。
そんな紫の小さく膨らんだ胸に手を添え、豆粒程の乳首を中指の腹で刺激していた。
広間には、淡海、寂弦、淘汰郎、生類、そして二年前に新しく救世川家に加わった救世川
「ひっ……ひ、ぃっんあっ」
淘汰郎は相変わらずの絶倫であり、女を抱きながら太歳の話を聞いている。
「集まったのは他でもない。大事な話がある為に貴様らを呼んだ」
救世川一族が浮ついていた。
既に、話の内容を察していたのだろう。
「ワシは今年を境に隠居をする事にした。次代を率いる新たな棟梁を決めようと思うておる」
救世川太歳は今年で七十を迎える。
救世川家の二代目として活動してきたが、それも限界に近かった。
ここいらで術師と言う業界から身を離れ、隠居生活でもしようかと思っていた。
「それで、誰が後継者だ」
胡坐を掻きながら貧乏揺すりをする救世川寂弦は感情を抑えながら聞く。
感情を抑えていると書いたが、実際には我慢ならず、微かに口元が緩んでいるのが分かる。
恐らくは、自分が次の後継者なのだと思っているのだろう。
「次期後継者は……
「んっ……ふっ……ん」
愛液を垂らす紫の膣に指を突っ込んで内側から引っ掻く救世川太歳。
「馬鹿なッ!」
棟梁の決定に対して声を荒げたのは、救世川寂弦だった。
「何故、こいつだッ! この男に、何故継がせるッ!!」
救世川生類に刀を向けた瞬間、淘汰郎が手を弾き、分泌された潤滑液を寂弦の刀に当てる。
同時に寂弦を挟む淡海と新参の烏賊助。
淡海は髪の毛を掻き揚げながら人差し指を向けた。
烏賊助は肩から帯をぶら下げている。
その帯には短ドスが十六本も括られており、弾帯の様にも見えた。
彼の術式は磁力であり、金属部分を操り短ドスを抜刀するとそれを寂弦に向けた。
「棟梁に刃を向けると言う事は、どういう事か分かってんのか?」
「黙れッ! 淡海ッ、コイツはまだ棟梁ではないッ!!」
今この場で救世川太歳が指名しただけだ。
このまま、棟梁の座を渡す儀式の場を設けられ、其処で次期棟梁が定まる。
「鞘に納めよ寂弦。儂の言う事は絶対よ」
歯噛みする寂弦は刀を振るった。
淘汰郎が潤滑液を噴射した為に刀身の切れ味が零になっている。
なので結局、この状況下を無視して生類を斬る事が出来なかった。
「糞どもがッ!」
そう叫び、寂弦は襖を蹴り壊しながら広間から出ていく。
心の内で太歳は思った。
「(貴様を選ぶ筈があるまい、貴様の歳は五十を過ぎておる。後継者にするには遅過ぎる、適任なのはやはり生類なのだ)」
その様な理由で、寂弦は後継者候補から外されていた。
「何故、俺ですか?」
逆に生類は何故自分が選ばれたのか分からない様子だった。
「軍勢を指揮する能力を持つのはお前だけだ。淘汰郎はワンマンプレイが多い、淡海は自身の小隊で精一杯、烏賊助は経験が足りぬ、そうなれば、適任がお前だったのだ」
生類は額を掻いた。
隻眼の彼は額ごと目を覆っているので、長時間布を着けていると蒸れてしまう。
だから布に指を突っ込んで額をガリガリと傷つける様に掻いた。
「……俺に務まるでしょうか?」
「なに、別に深く考えるな……失敗しても良い」
その言葉は、失敗を恐れるなと言う意味合いではない。
「(儂は隠居する身、適当にこの地から離れ、財産を使いながら悠々自適な生活をする。……そうなれば救世川家など、今ではもう、どうでも良いわ)」
争いに身を置いて来た人間とは思えぬ言葉だった。
この数年間で心境の変化があった。
「あっ……ん、んんっ」
愛おしく膣を指で擦ると、甘い声が漏れる。
「(紫も慰安術師として調教したが、今になって惜しくなって来たわい。老後の面倒はこの娘に見させるか)」
救世川太歳は骨抜きにされていた。
この女、齢十二歳である、紫によって、だ。
夜中になる。
救世川太歳の元に訪ねて来るは、凰母万仲である。
女中が顔を出すと、凰母万仲は柔和な笑みを浮かべて挨拶を交わす。
「夜分遅くに、失礼致しまする」
「凰母様……これは、申し訳ありませんが……太歳様は既に就寝しており……」
救世川家の屋敷は、棟梁の屋敷と救世川一族の屋敷は離れている。
真夜中に訪ねて来ると言う事は、救世川太歳に緊急の用事でもあるのかと思った。
だが違う。
玄関の奥からそろそろと、か細い足音を鳴らしながらやって来る女の姿がある。
「お待ちしておりました、凰母さま」
彼女の姿はエロメイドの様な格好ではない。
髪の毛を纏めており、細い首には赤の首輪が備わっている。
肩が露出している着物を着ていて、少し手を加えれば今にでも脱ぐ事が出来る。
「おお……ワシのゆかりぃ……以前送った着物は気に入ってくれたかのぉ?」
靴を脱いで紫の方へ駆け寄ると、先ずは口を吸った。
痰交じりの唾液を彼女の口の中へ舌を使い送り込むと、そのまま柔らかな舌を舐め回す。
「ん、ちゅ、えろ……じゅるる……んくっ」
凰母万仲の下劣な行為を嫌がる素振りも無く受け入れる。
唇が離れて透明の糸が引いた。ぷつりと、糸が切れると唾液は雫となって地面に落ちる。
「本日も、私を愛して下さるのですね」
「応とも……たっぷり可愛がってやるからの」
凰母万仲は紫の尻を着物越しから撫で回すと、紫の為に与えられた個室へと向かっていく。
「あぁ……申し訳ありません、本日の事はどうかご内密に」
女中にそう言って紫の部屋へと入った。
部屋の中は薄暗く、布団と灯篭の明かりが部屋を照らしていた。
凰母万仲は紫を布団に押し倒すと、袴を脱いでふんどし姿となる。
「ほれ、ほれッ、早く脱がしてくれ、ゆかりぃ」
そう言われて、勃起した陰茎のラインが浮き彫りとなるふんどしの前垂れを以て優しく外していく。
前垂れを解くと、太くて硬い万仲の陰茎が跳ね、紫の目の前に露わとなる。
「失礼します……ちゅっ」
陰茎にキスをしながら顔を近づける。
舌先で陰茎の根本から上に向けて、亀頭にも一度キスをすると、腰元で結ばれたふんどしのちょうちょ結びを唇で食んで引っ張った。
凰母のふんどしを外した所で再び紫を押し倒して彼女の帯を緩めると、股を無理矢理開かせる。
足を広げられる。
彼女の陰唇は、未だに生娘と同じ様に桃の様に滑らかな割れ目がある。
ほのかに甘い匂いが薫り、凰母万仲は果糖の様な甘い香りに酔い痴れた。
舌先で彼女の割れ目を搔き乱す。
「っ……ん、あ、っん、んあっ、はっ……」
嬌声が漏れ出す。
その声は凰母万仲の脳髄に反復して血液が駆け巡ると股間に集中していく。
「おぉ、甘露甘露……じゅぞぞっ、ぶちゅ……んはぁ」
愛液を飲み干しては、今にでも暴発しそうな陰茎を挿入する。
ぬるりと陰茎が膣内に突き抜け、子宮に亀頭が触れ合った。
膣の肉壁が、凰母万仲の竿を締め付けた。
「おおっほぉッ、これよこれぇ!」
紫の女性器は今まで味わった女の誰よりも、何よりも男性器を悦ばせる。
「はぁっはっ、きもちいい、です……凰母さまぁ……すき、すきですっッ、もっと、めちゃくちゃに、してくださいっ」
彼女の懇願を聞くまでも無いと、腰を振り何度も何度も打ち付ける。
「おおッ、出すぞ、出すぞぉ! 孕め、孕めよォ、ゆかり、ゆかりぃ!!」
紫は布団を掴みながら、凰母万仲の腰に足を挟み込む。
根本までずっぽりと凰母万仲の陰茎を受け入れると、中に精液が吐き出された。
紫の上に乗りながら、彼女の首筋に舌先を這わせた。
彼女の汗を舐め取ると、不思議と凰母万仲の陰茎は硬くなり、二回戦を始めていく。
「万仲さま、今度は、私がご奉仕させていただきます」
汗を流す紫は万仲の上に跨ると、自らの割れ目に亀頭を合わせて、ゆっくりと腰を下ろしていく。
「おおぉぉ……」
感嘆の息を漏らす。
彼女が上に乗っかり、腰を下ろしただけで、早くも射精しそうになった。
「おすきな時に、子だねを私に下さい……」
そう言って上下運動を行う紫。
既に果て掛けている凰母万仲は興奮で目を開きながらも疑問を浮かべる。
「(ワシは、ここまでッ……ここまで、早漏だったか?)」
その様に考えていた。
きっと、紫の女性器が優れているが故なのだろう思った。
確かに、紫は優れている。
しかし彼女の女性器が、ではない。
紫は、男たちに抱かれた時から、微小ながら術式を発動していたのだ。
遊垣龍紀は毒の術式を持ち、遊垣姫矩の薬の術式を持っていた。
この二人の間に生まれた彼女は、その両方の性質を持つ、香の術式を宿す。
その効果は、汗腺から少量の術式を混ぜた匂いを放ち、嗅いだ人間に薬物の如き肉体を侵蝕する効能を発揮させる。
今、紫が放つのは媚薬に似た香りであり、その匂いにつつまれると、感度が良くなってしまう。
紫はこれを使い、彼女を抱いた男たちの心を蝕んで来た。
他の女など抱けぬ程に病みつきになってしまう……それが彼女の術式と言っても良いだろう。
ついでに言えば、この様に夜な夜な救世川太歳の屋敷に出入りしているのに、救世川太歳本人が気が付かないのは、紫が放つ香りが睡眠効果を持ち、朝まで起きぬ様にしている為だった。
コトを終えた所で、ぐったりとする紫。
息を切らしながらも、紫の臭いを着けたまま衣服を整える凰母万仲。
「……万仲さま」
甘えた声で、凰母万仲に近づくと、衣服の上から凰母万仲の股間に顔を埋める。
「いかないでください……ゆかりを一人にしないで……万仲さまぁ……」
彼女は唾液を垂らしながら、凰母万仲に懇願する。
「いやしかし、口惜しい事だが……救世川に見られれば、ワシの立場も危うくなるでの」
本来ならば、彼女を持って帰り、四六時中紫と性交を続けたいと願っている。
だがそれは出来ない。もしも救世川家を怒らせてしまえば、同盟を破棄され、凰母家が狙われてしまう。
「じゃあ……万仲さま、救世川家から、わたしを奪って下さい……」
「何を馬鹿な事をッ」
夢心地だった凰母家は、一瞬だけ醒めたが、即座に目を据わらせた。
紫は股を開き、割れ目を人差し指と中指で開かせると、どくどくと注ぎ込まれた精液を溢す。
「万仲さまのおちんちんが欲しいんです……もっと、ゆかりをぐちゃぐちゃにして、せいえきを沢山出して欲しいんです……万仲さまが帰ってから、ゆかりはずっと万仲さまのおちんちんばっかり考えてるんです、もっとずぼずぼして欲しいって、おっぱいも舐めて、愛して欲しいんです……」
膣から溢れる精液を掬い取って、紫はそれを自らの口に啜ると、舌で味わいながら飲み下す。
「ん……ぷはぁ……もっと、もっと……ゆかりをイジメてください……ゆかりのおまんこ、いっぱい愛して下さぃ……」
切なそうな表情を浮かべる紫に、凰母万仲は股間を張った。
「しかし……」
「大丈夫です……私、聞いたんです」
凰母万仲の傍に近寄り、耳元で囁く。
「……一週間後、救世川家が代替えの儀式を行います、同盟を結ぶ万仲様も呼ばれるでしょう……その時に、伏木羽様と、歩衛様が、その場で同盟を破る手筈になっています」
それを聞いた万仲は驚いた。
伏木羽家と歩衛家が同盟を破る事もあるが、その情報をなぜ紫が知っているのか?
「その……伏木羽様と、こうして体を交わる時がありまして……其処で、お話を伺った話です……この話を私にしたのは、伏木羽様が、私を欲しているから……けれど、私は伏木羽様の所には行きたくありません……万仲さま、どうか、ゆかりを奪ってください……」
伏木羽家が既に同盟を破る算段をしている。
その情報よりも、凰母万仲は伏木羽六朗が紫と寝ている事実に憤りを感じた。
「あの全身勃起の爺めがッ……ワシのゆかりに手を出しおってッ……」
「お願いします……伏木羽様と歩衛様と手を組み、救世川家を滅ぼして下さい……そして、私を奪って下さい……」
紫は自らの下腹部を擦る。
「今は、術式によって私は子を孕めません……ですが、全てが終われば……どうか、万仲さまの子を孕ませて下さい」
そう言って、服越しから万仲の股間を愛撫でした。
その時点で、凰母万仲の腹は決まった。
「ワシが、ゆかりを孕ませてやる……ワシのマラで子宮に、ワシの種を注いでやろう」
「あぁ……それは、とても嬉しいです」
そう言って、紫は万仲の唇に口づけをした。
何処までも、甘い、紫の唾液を飲み込むと、夢に耽るかの様な足取りで出ていく。
紫は、凰母万仲が出ていくと、衣服を脱いでそれを洗う。
そして、口を濯ぎながら涙を浮かべた。
「(汚い……汚い汚い汚い汚いッ)」
膣に指を突っ込んで、精液を掻き出す。
彼女は自身の肉体を不妊体質にしている。
だから中出しをされても孕む可能性は低かったが、何時までも汚物を自らの中に入れておきたくは無かった。
「これで……手筈は、整った」
一週間後の儀式の場。
そこで紫の復讐が遂げる事が出来る。
全ては彼女の計画した策略であった。