休憩所の聖域 2-A専用”女子トイレ" 作:jadenoshon
まりん先生からティッシュを受け取ると、扉を開けて、人の私有地の物置小屋へと足を踏みいれる。来客としてではなく、そこをトイレとして使うという身勝手極まりない動機で。
(随分と... しっかりしてない?)
小屋に入ってまず抱いた感想はそれだった。
小屋の内部は想像以上にしっかりとしていた。
生活感のある内装に、思わず不純な動機でここにやってきたことを思い出し、胸が少し痛くなる。
たしかに内装はボロくて、隅っこの方に何やら廃材のようなものが放置されているが、もっとぐちゃぐちゃになった廃墟のような内装を想像していた。
内部には机があり、その上には書類やら本やらが乱雑に積まれている。
机の下にはカーペットが敷かれている。
壁沿いの小さな棚の上には植木鉢と水槽。
ひょっとして、ここは本当に誰かの私有地なのかもしれない。
そう思うと、自然と靴を脱いでしまっていた。
私有地に土足で上がり込むなんて非常識だからだ。
まぁ、今からこれからもっと非常識な行為をするのだが...
そして、壁の高いところに付いている小窓から、光が差し込んでいて少し薄暗い。
(てかこれ、どこでおしっこするんだろう...?)
何か水道の流しでもあれば、そこにするのが1番目立たないのだけれど。
しかし、あたりを見回してみても、水道らしきものは見つからない。
(もう無理っ... ごめんなさい...!)
もう我慢できない。とりあえず床にしておけば、そのうち乾いてくれるだろう。それが1番マシな選択肢に思えた。
何もない部分の床に立ち、急いでスカートをたくし上げて、パンツを膝まで一気に下ろす。
そのまま、和式トイレにする要領でしゃがみ込む。
(あれ...?)
なぜか、さっきまであんなにおしっこがしたくてたまらなかったはずなのに、いざあそこまで晒して、放尿準備万端 といった姿勢になると、全くおしっこが出てこない。
(ひっこんじゃったのかな...)
やっぱり、いくらまりん先生がここはトイレだといったところで、ここは本当にトイレではない。
そう思う恥じらいが、無意識にブレーキをかけているのだろうか。
ちょっと力んでみる。
(お願い、早く出てよ...)
そんな風に悪戦苦闘すること1分ほど。
小屋の中の湿っぽい空気に晒され、秘所にむずがすい感触が走り回る。
(出るっ...!)
ジュワワワワワワワジュワワワワワワワーーーチュイイーーーーチーーーーチーーーージュイイイイイッ!!!!!!!!!
ずーーーーーーっと我慢していたおしっこ、それがついに解放された。
一旦出てしまうと、そこからはもうとまらなかった。
堰を切ったように迸るおしっこは、凄まじい勢いで床に池を形成していった。
凄まじい気持ちよさにうっとりしていると、すぐに罪悪感が湧いてくる。
(持ち主の方、ごめんなさい!ごめんなさい!)
心の中で必死に謝る。
気がつくとおしっこはいつのまに大きな池になり、机の下のカーペットにまで到達しそうだった。
(このままだとかかっちゃう...!)
おしっこが備品にかからないように、少し位置をずらす。
ジュイイイイイッ、シュイッ、シュイッ、ポタッ.ポタッ...!!!
(すっきりした〜〜〜〜〜)
途中で位置を変えたのが功をなしたのか、おしっこは大きな池を形成していたが、ギリギリのところで小屋の備品やカーペットにはかかっておらず、ギリギリセーフという感じだ。
開放感と喜びで、しばらく放心状態になったのち、先生からもらったティッシュで後始末をする。
3枚ほどのティッシュで丁寧に秘所を拭き取ると、残りの1枚の綺麗なティッシュでそれを丁寧に包み、パンツをあげて、赤い制服のスカートを正すと、ポケットに仕舞う。
流石に、人の場所でおしっこをしておいて、ティッシュまで捨てるのは非常識だ。
(ちょっと汚いけど、仕方ないよね...)
(すごい量...!!)
見ていると自然と頬が赤くなってしまう。
これだけの量のおしっこを、自分はここにしてしまったのだ。
我慢の苦しみから解き放たれると、途端に恥ずかしさと罪悪感が込み上げる。
(持ち主の方、ごめんなさい!)
心の中で謝ると、扉を開けて小屋を後にする。
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(って、すごい行列!)
小屋から出てきてみると、なんとクラスメイトの全員が、この小屋を囲むように、とぐろをまいて行列を為していた。
実は、みんな限界近くまで我慢しており、今すぐにでもここでおしっこをしたいと願っていたのだが、なかなか恥ずかしさから言い出せずにいたところを、ありさが先陣をきったために、それが呼び水となりあっという間に全員に伝播、結局みんなおしっこがしたくなり、この”トイレ”への順番待ちの列を形成していたのだ...
(私がした跡、見られちゃうじゃん...)
「あ、終わった?みんなここでするみたいなんだよね〜 終わったら、あそこの待機スペースで待ってて〜」
先生が指さす先には、最初にバスを止めたスペースのすぐ後ろにある待機スペースのようなところがあった。
まさか自分以外にもここで用を足す人が現れるとは思っていなかったため、途端にその場にいることが恥ずかしくなり、顔を下に向けて、振り返ることもなく待機スペースへと駆け出した...