休憩所の聖域 2-A専用”女子トイレ" 作:jadenoshon
(ん~ やばいなあ・・・ もうちょっと厚着してくればよかったよ~)
男子の目がないのをいいことに、割とがっつりとスカートを前から抑えてそわそわとしているななみは、目の前の“トイレ”を囲むように並んでいる行列の中で後悔する。
(あとちょっとおあずけされてたらマジでやばかったかも)
とはいえ、行列の比較的前の方に並んでいたななみの前には、もう誰の姿もなく、視界に捉えているのは、おんぼろの小さな物置小屋かなにかの小屋の、さび付きかけた青い扉のみだった。
本当なら、もうちょっと長いこと我慢が利いたのかもしれないが、ここの人の私有地の物置小屋に私よりも先におしっこするために入った子たちが、みんなそろいもそろって先ほどとは打って変わって、すっきりとした晴れやかな表情でこの扉をあけて、軽い足取りで中から出てくる様子を見せられているうちに、呼び水のようにななみの膀胱を疼かせるのだった。
(あたしもはやくすっきりしたいよ~)
広場でお弁当を食べてバスに乗り込んでまもなくしてから、ずっと長い続けていたこと、それがようやくかなうのだ。この場所は、本当のトイレではないとはいえ、いまこの状況では紛うことなきトイレなのだ。
一見矛盾しているようだけど、もうすでに親友のありさを含め五人の女の子がこの場所に入り、用を足している。
それはもう、トイレってことでいいんじゃないかな。
そんな風に想像を働かせていると、おもむろに扉がきしんだ音を立てて開き、中からスカートをぱたぱたとさせながらクラスメイトのめぐみちゃんが、この世のあらゆる苦難から逃れえたような晴れやかな表情で、軽い足取りで出てきた。
「ななみちゃん。おまたせ~」
照れ隠しのように彼女はななみに微笑みながら声をかけると、そそくさとその場所を後にしていった。
「はい、ななちゃん。ティッシュ。」
「先生、ありがと~!」
一抹の恥ずかしさをごまかすように、微笑み返し3~4枚ほどのティッシュの束を、扉の前に立つまりん先生から受けとる。
あたしたちがおしっこした後に、後始末のためにないと困るという事で、まりん先生がバスの運転手から、本来はバスの備品であるところを頭を下げてもらってきてくれたのだ。
そして、この“トイレ”の前で、万が一に備えて見張り役として扉の前に立っているまりん先生が、“トイレ”を使う番が回ってきた子に、後始末用にティッシュを3~4枚ほど箱から出して渡してくれているのだ。
(まりっち、ナイス!)
男子をバスの中に戻し、しばらく運転させて外れの道においやってくれた采配も含めて、結構気が利くな~ などと感心する。
(さっきまであんな泣きそうな顔してたのに、一気に変わるじゃん)
そんな考えと共に、小屋から出てきためぐみのその変貌ぶりに驚くとともに、ななみの心は沸き立った。
次はあたしの番だ。すっきりとしたこの晴れやかな表情を、何回見せられてきたか。
でも次は、こうなるのが自分の番であるということに、うれしさを感じずにはいられなかった。
(にしても、まりっちはこの建物の中でしちゃえっていってたけど、実際この中のどこでするんだろう?やっぱり床?それともなんか入れ物とかある感じ?)
そう思いつつ、掘っ立て小屋のさび付きかけたドアを開けて、中に入る。
(うわ、なんか生活感意外とある感じなんだけど・・・)
扉を潜ると、そとの明るさとは打って変わって薄暗い空間に一変した。
壁の高いところに付けられている曇った小窓から日の光が差し込んでいるせいで、視界はしっかりと確保されている。
中を見渡してみると、想像していた無機質な空間のイメージとは異なり、六畳ほどの広さの空間の真ん中にはカーペットが敷かれ、その上に大きめの木の四角い机が置かれており、机にはなにやら書類の類と思しき紙がたくさんと、古めかしい本が何冊かおかれていた。
部屋の隅には何やら壊れた椅子のかけらや、自転車かなにかのパーツと思しきホイールや大量の木材やらが乱雑に積まれていた。壁際には小さな机があり、その上には植木鉢に植えられた観葉植物やら水槽やらが置いてあった。
(これ結構最近廃屋になったパターンかも? いや、そもそも廃屋じゃなくて、ここを時々訪れる人たちが使う物置小屋か何か?)
(まあ考えたってわからないし、早くおしっこしちゃおう・・・!)
とは思うものの、一つの疑問が頭に浮かんでくる。
(これ、みんなどこでしたの? って、うわっ!?)
目の前に飛び込んできた光景をみて、心の中でおもわず叫び声をあげてしまう。
足元を見ると、そこには室内に存在するには不自然極まりない大きな池が広がっており、その横にはティッシュの塊がおいてあった。
あらためてよく見てみると、このような池が他にも3つほど広がっており、その池のほとりにはもれなくほのかに黄ばんだティッシュの塊が落ちていた。
ティッシュは見る限りまだフワフワとして厚みを帯びており、ここに置かれてからの時間が長くないことが見てわかった。
(うわ~ 結構遠慮なしにするじゃん~)
きっとこの池の数々と捨てられたティッシュは私の先に入った子たちがこしらえたものだろう。
もうあたしの前にはありさをはじめとして5人の子がここを使っている。もはやだれがどこでしたのかもわからない。
その様子を見ていると、もともと大したことなかったななみの罪悪感はさらに薄れていき、代わりにちょっとしたお調子者の悪戯心が顔を出した。
さらに、反対の壁際を見ると、小さな箪笥が置いてあり、そこの下部が不自然に濡れそぼっていた。
(これって、誰かがわざわざここにひっかけたってことだよね?)
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ふと悪い考えが頭に浮かんでくるのを感じた。
(こんなの・・・誰がやったかわからないし)
(それに、ここはトイレなんだし、どこでしたって悪くないよね♪)
そのことを意識すればするたびに、危険な冒険心を抱いてしまう。
ちょっとした好奇心と、少女の無邪気な悪ノリ。
ほんの数秒だけ迷った挙句、こみあげるいけない欲望に素直になることにした。
真ん中にあった大きな机の上に登ると、しゃがみ込む。
元々短くしてあるスカートは、こうしてしゃがみこむだけでパンツが露出する格好になってしまう。
ごくん。と喉がなる。
本当にいいのかな。背筋をゾクゾクとした感覚が襲う。
やってはいけないことを、今から本当に実行してしまうという背徳感と、未知の体験への、強い刺激を伴う期待感。
(楽しそうだし、いいんじゃない? それに、誰も犯人なんてわからないよ。)
(いやいや、普通にここ物置として使われてるかもしれないし、ダメじゃない?)
そんな脳内で繰り広げられる天使と悪魔の戦いは、すぐに強制的に打ち切られることとなった。
まぁ、打ち切られていなくてもどのみち悪魔が勝っていたであろうが。
(やばっ、来るっ・・・!!!)
この“トイレ”で一人きりになったことの安心感で忘れていたが、元々我慢に我慢を重ねていただけあって、すさまじい尿意が一気に襲い掛かってきたからだ。
急いで立ち上がるとパンツを膝まで降ろし、しゃがみこむと同時にスカートにかからないようにスカートの正面のひらひらを口にくわえると、その瞬間に、濃いめの毛がしっかりと生え揃った秘所から、スプリンクラーのようにすさまじい勢いでおしっこが噴出しだした。
しゃああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
(やばっ、音響きすぎ・・・外に聞こえてないよね?)
我慢に我慢を重ね、膀胱の中にさえこまれ続けたおしっこは、突然の解放を許可されて、辺り一面にまき散らすように、激しく飛び散り出した。
瞬く間にあたりにぶちまけられたおしっこが、机の上の書類やら本やらに向かって夕立のように激しく降り注ぐ。
ばしゃばしゃばしゃばしゃばしゃ、どぼぼぼぼぼぼぼばしゃばしゃばしゃばしゃばしゃどぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぱしゃぱしゃぱしゃぱしゃぱしゃ!!!!!!!!
(これ、めっちゃ気持ちいい♪)
おしっこを、膀胱の限界の許容値まで抑え込んでから、思い切り解き放つ。
入り口を指で塞ぎ、指を離した直後のように、随分と豪快な音を立てて、おしっこが飛び散る。
その行為だけでも十分に気持ちのいいものなのに、ここは普段使っているトイレのように、個室で区切られた空間でもなければ、便器からのはみだしなどを気にする必要もない。
凄まじい開放感だ。
もともと飛び散りやすい不規則な尿線軸を描いて放尿する彼女にとって、今のような和式トイレに座って放尿するポーズで放尿するときは、はみ出ないように気を使う必要があった。
それと引き換えこの環境!広い六畳間の空間がすべて彼女の独占するところとなり、誰にも、何にもはばからずにおしっこを解き放つことが出来る。
(こういう開放感のあるおしっこ、一回やってみたかったんだよね~♪)
うっとりと酔いしれながらのおトイレタイムはまだまだ終わらない。
勿論、彼女の降り注ぐおしっこをこれでもかと浴びせられている机の上の紙や備品たちは、おしっこをたっぷりと吸い尽くし、やがて吸いきれなくなり紙としての機能を完全に果たさないぐずぐずに濡れそぼった紙クズと化していたが、そんなことは一切問題ではなかった。
(なんで? そりゃ、ここはトイレだから☆)
征服感と背徳感、この惨状を見て、自分のやっていることが楽しくなっちゃう。
どぼぼぼぼおぼおおぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼおおおぼぼぼぼぼぼぼおおおぼぼ・・・・
机の上にある紙や本がことごとく彼女のおしっこを限界値まで吸わされて、ぱしゃぱしゃという音から、次第に、どぼどぼどぼどばというくぐもった音へと変化する。
紙や本による堤防が決壊し、机の上からあふれ出したおしっこが机の下のカーペットにも大きなシミを作り出したところで、ようやく彼女の放尿が終わりを迎えた。
(は~~~~~ すっきりしたぁ~♪)
一分以上にも及ぶ放尿が終わり、恍惚のため息をつくと、まりん先生から渡されたティッシュの束で、念入りに後始末をする。
(太もものあたりにも凄いとびちっちゃった・・・)
(やば、紙足りなくなっちゃった・・・)
おもむろに机の端にあった、被害の度合いが少ない本に手を伸ばすと、濡れていないページを2、3枚べりっと破り取り、くしゃくしゃに丸めて、あそこにあてがい、ティッシュだけではふき取り切れなかった部分を念入りにきれいにする。
そして、拭いたティッシュと破ってペーパー代わりにしてしまい、陰毛が付着して黄色く変色したページを、先ほどの本に、しおりのように挟むと、ぐいっぐいっ、と押し付けて、パンツをあげてスカートを整える。
(ななみ特製しおりの完成、なんちゃって☆)
机から降りると、あらためてスカートをぱたぱたと整える。
(ちゃんと身だしなみはおしゃれにいかないとね!スカートにかかったりしてないよね?)
ふと後ろを振り返り、机の上の惨状を見る。
「うわ~ きったな笑」
この惨状を引き起こしたのはついさきほどの自分とはとても思えないような他人事のような口ぶりでそういうと、鼻歌を歌いながら軽い足取りでドアをあけて、“トイレ”を後にした・・・