幼馴染みックス! 作:サイバーN
○○と蘭がエッチをしてから早くも1週間が経った。この一週間の間に蘭は変わってしまった。なぇなら蘭が二人っきりのとき、異常なまでに○○に甘えてくるのだ。具体的には腕に抱きついたり、キスをしたり、さらには家まで遊びに来てエッチをしたり....今までの蘭なら絶対やらなそうなことをしはじめた。ひまりという彼女がいる○○からしたら勘弁してほしいところだが、拒もうとすると蘭は悲しそうな顔をしてくるので断るに断れない。そんなこともあり、ひまりと話そうにも申し訳なさにより顔を見て話すことができない。それ故、ひまりとの関係がギクシャクになってしまった。
そんな中、モカは山吹ベーカリーで買ったパンをモシャモシャ食べながら○○のことを観察していた。
「なんかひーちゃんと上手くいってないみたいだねー」
何かあったのかなー?とボンヤリ考えていると、ある一つの考えが思いついてしまった。
「今だったらひーちゃんから○○ちーを奪うことができる...?」
モカは直ぐにそれはダメでしょと首を横に振り、先程の考えを忘れようと教室の窓越しに雲を見る。魚みたいな雲を見てボーッとしていると窓に映る自分に違和感を感じた。不思議に思い、じっと窓に映っている自分を見ると急に動き出したのだ。流石に驚いてしまい小さく悲鳴を上げると、窓に映ったモカがモカに話しかけてきた。
「ねぇモカちゃん。今のアイディア結構いいんじゃな~い?」
「え…」
モカも驚きのあまり目を白黒させ、その場から動けなくなってしまう。そんなモカを無視し窓に映っているモカは話を続けた。
「ホントにいいの?イヤじゃないの?○○ちーのことが好きなんじゃないの?」
「確かそうだけど…でも…」
「ひーちゃんの幸せを奪いたくないって?けどさ、それって自分が不幸になるってことじゃなーい?」
「あ、あたしは…」
「いいじゃん盗んじゃいなよ。モカちゃんは〇〇ちーと恋人になれてハッピー、〇〇ちーはあんな辛そうにしなくてよくなるからハッピー、ひーちゃんは〇〇ちーと変な感じになんなくてハッピー。誰も不幸にならないよ?」
自分勝手でメチャクチャな論である。しかし、〇〇と恋人になれる…このことがモカの判断を鈍らせた。
「待っててね〇〇ちー。モカちゃんがハッピーにしてあげるからねー」
モカはちらりと〇〇のことを見て、その場を後にした。
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放課後
〇〇は誰もいない教室で、蘭との関係について悩んでいた。このまま蘭との秘密の関係はいつまで続くとは考えられない。早くなんとかしないと…と頭を思い巡らすがいい案が一つもでてこない。もし蘭の思いを尊重したら、先に付き合ってたひまりが可哀想だし、ひまりを優先したら蘭がどうなってしまうかわからない。決めれることができず、ため息をついてしまう。すると急にドアが開いた。
「や〜や〜〇〇ち〜」
「モカ?帰ってたんじゃなかったのか?」
「ん~ちょっとね~」
そう言い、○○の側まで来ると机に座った。モカの顔はいつものようにのほほんとした感じだが、何故か〇〇にはモカが別人のように感じ、嫌悪感を覚えた。数秒の間、沈黙が続いたが先にその沈黙を破ったのはモカだった。
「ねぇ○○ちー。今幸せ~?」
「…おいおい宗教勧誘か?悪いけど俺は...」
いつものジョークかと思い、クスクスと笑う。すると今度は 先程のふざけた感じの声ではなく、真剣味を含んだ声で話しかけられた。
「ねぇ、どうなの?幸せなの?」
そう冷たく言い放った瞬間、周りの空気の温度が下がった気がした。有無を言わせぬ圧迫感に思わず怯んでしまう。何かモカを不機嫌にさせるようなことを言ってしまったのかと○○は不安になってしまった。
「ねぇ...答えてよ」
「お、俺は...幸せ...だと思うぞ?」
「ふ~ん。嘘つきな○○ちーは嫌いだよ~」
喋り方は元に戻ったが、声のトーンは低いままでいる。
「○○ちー最近全然元気ないよね~。ひーちゃんともうまくいってないみたいだし〜。…だからモカちゃんが幸せにしてあげるよ〜」
「...つまり何が言いたいんだ?」
〇〇は不思議そうに首をかしげるとモカは夕焼けを見た。〇〇も釣られて夕焼けを見る。夕焼けは少し黒みがかっており、どこか不気味である。まるで…今のモカを表しているかのように。そして少し深呼吸した後、モカは夕焼けを見ながら〇〇に話しかけた。
「ひーちゃんじゃなくてあたしと付き合ってよ○○ちー」
「え...」
突然の告白に○○は驚き、なんて答えればいいかわからなくなってしまう。先程の感じからふざけているのではなく、本気なんだと伝わってくる。ここでイエスと答えなければ殺さそうなくらいの雰囲気に〇〇は屈しそうになるが奥歯をぎゅっと噛み〇〇は自分の思いをモカに伝えた。
「ごめん…それはできない…」
「…へぇ?」
モカはイエス以外の返答はないと思っていたため驚いてしまう。何故彼は拒否したのだろう?何故私と付き合わないだろう?何故幸せになりたくないのだろう?何故?どうして?なんで?
なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?
なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?
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「モカ…?」
「なんで…?あたしのこと嫌なの…?」
「っ…!そんなわけないだろ!ただ…俺にはひまりが…」
「…いいも〜ん。既成事実作っちゃえばね〜」
そう言い、〇〇の方に近づくとしゃがみこんでカチャカチャとベルトを外そうとしてきた。しかし、一度蘭にされた経験のおかげで〇〇はうまく抵抗でき、ベルトは外されるもののズボンを脱がされることはなかった。それでもモカは抵抗する〇〇の手首を掴み、抑え込もうとする。
「えへへ〜よいではないか〜」
「っ…!!モカ!いい加減にしろ!!」
〇〇は強引にモカのことを突き放す。蘭ほど力は強くなかったので簡単に突き放せたが、少し力を込めすぎたのかモカは机を巻き込みながら床に倒れてしまう。流石にやりすぎたと思った〇〇はモカのところまで行くと、モカは顔をしかめながら頭を押さえていた。
「ご、ごめん…!俺そんなつもりは…」
〇〇は謝るが、モカは何も言わず逃げるように教室から出ていってしまった。
「あ、あぁ…俺…最低だ…」
〇〇は涙声でそう呟いた…。
ストーリーをある程度綺麗にしたいのでどうしても導入回が入ってしまう…。