――むちゅっぅうう、❤❤❤❤❤❤ぐちゅっ❤❤❤❤❤じゅ❤❤❤❤❤じゅぅうぅううっっ!!!❤❤❤❤
「んんんっっっ!?❤❤❤❤❤❤❤んぶぅ❤❤❤❤ん――っ!❤❤❤❤❤」
次の瞬間、想像を遥かに超える刺激に、婦人警官南井まどかは眼を見開いた。
呼吸が苦しい、臭い、気持ち悪い。鬼道の舌を無理やり口の中にねじ込まれたようだ。
何が起きてる――? それをまどかが理解したのは、自分の鼻先にあたる鬼道の荒い鼻息でだ。
「むぅっ!?❤❤❤❤❤んっ❤❤❤❤ぢゅ❤❤❤❤ぢゅるぅうっ❤❤❤❤❤❤ひ❤❤❤❤じゅぁ…❤❤❤❤❤❤…んぶぅ!!❤❤❤❤❤❤」
互いの口同士が空気の隙間さえないほどに接合している。
きっちりと唇を閉じていたはずなのに、そんな抵抗は無いも同然に鬼道の巧みな舌使いは一瞬でまどかの口内をこじ開けていた。
濃厚なディープキス。ベトベトとした唾液が音を立てて侵入し、また吸い出される。
逃れようと、鬼道の腕の中でまどかは必死にもがいた。
「良いのかな? ここで抵抗、ぢゅう、ぢゅずずっ、しても……っぢゅ、ぢゅるる」
まどかの唇に吸い付きながら鬼道が笑った。
花のように可憐な唇が下劣な欲望が覆いかぶさられ、強烈な吸引に晒され続ける。
(ぁ……❤❤❤❤❤いや……❤❤❤❤なに、❤❤❤なんなの、❤❤❤❤❤❤これ……❤❤❤❤薫さん助け❤❤❤❤)
まどかは垣内署の署長、婚約者の山沖薫に助けを求めていた。舌同士を絡めるキスというものが存在することもまどかの知識にはある。婚約者とのキスもしていた。
それでも、このキスはあまりにも異常だ。
まさしく犯されている。鬼道の巧みでかつ暴力的なキスは、まどかの口内に激しい熱と汚辱をふんだんに振りまいた。
「ぢゅるっ……❤❤❤美味しいなぁ…❤❤❤❤…ぢゅ❤❤❤❤ぢゅるるっ❤❤❤❤❤南井まどかちゃんか❤❤❤❤❤❤まどかちゃんの唾液は……❤❤❤ぢゅぶっ❤❤❤❤❤❤❤❤」
「っんぶ❤❤❤❤ぶふぁ❤❤❤❤❤んぁ❤❤❤❤れろ❤❤❤❤❤❤❤れりゅぶぅっ❤❤❤❤❤❤いやぁ……❤❤❤❤❤❤❤!!薫さん怖いよぉ!!!!助け………ふぶっ❤❤❤❤❤❤❤レロレロレロレロ❤❤❤❤❤❤」
溢れる唾液同士があまりに激しくかき回され、白い小泡になってまどかの唇を汚した。
口の中で小さな舌が必死に逃げ惑うが、まるで意味をなさずに鬼道に絡め取られる。
「ふ~ん、署長の山沖薫ってやつが君の婚約者なんだな~。大丈夫❤❤❤❤レロレロレロレロレロレロ❤❤❤❤おっさんより気持ちいいキスを覚えさせてあげるからね❤❤❤❤❤❤❤」
まどかの小さな舌は付け根から先端まで、表裏の全部を舐り尽くされ、おぞましい粘液に浸された。
異物感は果てしないのに口内が熱されすぎて、まるで溶け合ってたように自分と鬼道との境が見失われていく。
そして、
「っ――んぅぅうぅう!?❤❤❤❤❤」
辛うじて拒んでいた鬼道の唾液がついに喉を通過した瞬間、まどかの全身が激しく震えた。
まるで自分が自分でなくなる感触に、まどかは本能レベルの反射で鬼道から逃れようとし――あえなく、その太い両腕で鬼道の胸元に小さな身体を抱き寄せられた。
「んぶぅっ!!❤❤❤❤ぢゅる❤❤❤❤❤んぶぁ❤❤❤❤れろっ❤❤❤❤ぢゅ……❤❤❤❤❤❤んぅぅうう!!?❤❤❤❤」
荒波の中で溺れるものが呼吸を求めるように、まどかはキスの波の中を必死で喘いだ。
次々と送り込まれる唾液は果てしない粘性を帯びていた。ネットリとして、重厚で、雄の肉欲がブレンドされた濃厚な液体。それがまどかの口腔を満たしていく。
呼吸すらロクに出来ない苦しさ。まどかは鬼道の腹を叩きながら抵抗を続け、それでも流し込まれる唾液を飲み干さざるを得ない。
喉の奥に絡まる。まるで痰を飲み下すような不潔な感覚。それがゆっくりと食道から胃の腑に向かって落とし込まれていった。
あまりの量に飲みきれなかった唾液が口の端から噴出し、唇周りから胸元までが汚液でべったりと濡らされる。
「っ❤❤❤❤ぅんん❤❤❤❤❤❤れゅ……っ❤❤❤ぁ❤❤❤❤んぶ❤❤❤❤れろぉっ❤❤❤❤ちゅぶ……❤❤❤❤❤んんっ❤❤❤❤❤」
唾液が流されるたびに、まどかは目の前の鬼と自分とに深い繋がりを感じた。
婚約者への意識はとっくに薄れていたー