『絵本入り込み靴×予め日記=最高』 作:カジキマグロ
魔法事典が万能すぎるので、多分このシリーズでは次回から出番は控えめになりそうです
今回の犠牲者
西連寺春菜
少年が気が付けば見知った天井が目に入る。
いつの間にか自室のベッドの上で寝ていたらしく、あれはゆめだったのかと跳ね起きてみると、大量の饅頭を頬張っている猫型には見えない猫型ロボットのドラっちがいた。
俺は何で自分の部屋で寝ているのかと聞くが、これに何かデジャヴを感じる少年。
対してドラっちは転んで気を失ったから念のために連れ戻したんだと言いながら前回使った『怪人開発部の黒井津さん』を渡す。
少年は確かにシャワールームに入ろうとしてスッ転んでいる自分の姿を見て嫌な顔をしながらも納得した。
実際のところは、予め日記による干渉から何かしらの力で拒絶した総統のアカシック様の一撃によりミンチよりも酷い事になりかけたのでタイムマシンと予備の予め日記を使って終わってすぐの少年の意識を失わせて事前回収していたのだった。
ドラっちは誤魔化すように頭を打ってるから、今日はもう休むようにという。
これには少年も不満顔。
何せ、まだまだヤるつもりだったのに中断されてこれでは不完全燃焼すぎるというもの。
そこで少年はふと何かを思いつき、ドラっちに頼み事をする。
これを聞いたドラっちは渋い顔をするが、その安全性は認めて最終的には頷いた。
少年はドラっちに幾つかの準備を頼んでから嬉々として本を選び、三回目にして既に慣れたものと本の世界へと入っていった。
少年が入ったのは集英社が誇る小学生でも買える合法エロ本『ToLOVEるダークネス』
無印の頃から秀逸な画力を思う存分使って少年誌のギリギリをアウト気味に攻めて描かれていたのが、月刊誌に移ってより過剰になった本作は個人のパソコンやケータイを持ってなかった当時の小中学生男子にとっては正に天の采配、雑誌購読であれば他の作品が読みたいからと言い訳もできるのも見栄っ張りな年ごろには丁度良かっただろう。
今では結構古い作品になりながらも未だにファンアートは数多く描かれており、当然ながら少年の本棚にもしっかりとカラー版が収められている。
そんなダークネスの世界にきた少年は夜の時間帯に来ていしまったため、《石ころ帽子》を被って近場のコンビニの明かりを借りて《予め日記》とまた別の秘密道具に色々と書き記していく。
書き終えた後は《予め日記》由来の直感任せに飛び、一軒家に降り立つ。
少年は《通り抜けフープ》を使って侵入すると、一人の小学5、6年生ぐらいの男子がリビングでゲームをしていた。
どうやら両親は共働きらしく、その子以外は居ないようだった。
少年は台所からコップを一つ取って水を注ぎ、そこに自身の血を一滴垂らす。
するとコップの中の水が仄かに光るのだが気にせず、ゲームをしていた子供の前にコップを置く。
子供からしたら突然置かれていた状態のコップに疑問を持たずに一息に飲んでしまう。
すると、その子はコップとコントローラーを取り落として頭を抱えて蹲ってしまう。
少年はそれを見届け、一冊の本とペンを置いて『ダークネス』の世界から抜け出た。
自室へと戻るとドラっちが呆れた顔でこっちを見ていたが気にする事無くズボンとパンツを脱ぎ捨てギンギンに立つソレに初めてコンドームをつけ、ドラっちに用意してもらった変な模様が描かれたアイマスクをつけてベッドへと潜り込む。
さて、少年の奇行がどういうものか。
それは《魔法事典》という秘密道具が理由だった。
この秘密道具は白紙の本で、そこに“効果”と“発動条件”を書き入れると誰もがその発動条件を満たせばその効果の魔法を扱う事が出来るようになるというもの。
少年は発動条件に少年のパーソナル情報を共通事項とし、それに更に血を垂らした水を飲ませる等の条件を付けた魔法を書き記している。
血を垂らした水を飲ませると発動するのは、飲ませた相手の自我を少年のモノに上書きして少年の記憶を追加する魔法。
特別なマークが描かれたアイマスクを付けて寝るのは、一定時間の睡眠と自我を上書きした相手の記憶を夢という形で追体験する魔法の発動条件。
少年は自分でヤるのを止められた代わりに淫夢を見て済ませようとしているのだった。
ドラっちが指定した安静期間が無事に過ぎれば、“自分から”ヒロイン達をNTRするのも一興とも考えていた。
そんな理由の為に創作物の中の架空の人物でに描写すらないモブとはいえ、人一人の人生を潰したのだが、少年にその自覚はなさそうだった。
そしてここからは少年の夢の中。
蹲っていたその子は立ち上がり、床に置かれている《魔法事典》とペンを拾い上げた。
少年の夢でその子視点で見れているという事は、少年がボディとして使っているその子は完全に少年の自我に上書きされたということ。
少年は幾つか魔法を書き足してその中の2つを使っておく。
一つは家に不定期に帰ってくる親を誤魔化すためのもの。
何せこれから出かける訳だが、帰ってきた両親が子供の不在に気づいて騒ぎたてられたら色々と困ってしまう。
もう一つは明日の楽しみの為で今は特に関係はないので割愛。
少年は外へ出ると、未だ効力の続く《予め日記》の直観に従って目的の家を探す。
数分もせずに目的の苗字が書かれた表札を見つけ、ドアに立って『アバカム!』と魔法を唱えると、ガチャリという音と共にカギとチェーンが外れる。
そのままドアを開け入ると、鍵が締まっている筈のドアの開け閉めの音を聞きつけてきた高校生ぐらいの女の子が玄関の方にやってきたので、『ぬらりひょん!』と魔法を唱える。
全然知らない子供が居てビックリしてたその女の子の顔は気が抜けた様な表情になり、続いてにっこりと笑って「いらっしゃい。取り合えず上がって」と歓迎してくれる。
先ほど唱えた『ぬらりひょん』という呪文は少年に意識を奪われた来歴と呪文が条件で、少年が家にやってきたらどんな事でも嫌がらずに許して受け入れてこっちが望むおもてなしをしてくれるという、いつも『予め日記』を使ってやってる事の代用品。
シチュエーションが限定的なのはせっかくの魔法なんだから幾つも使いたいというだけの理由。
そしてこの魔法の餌食になった女の子は『ToLOVEる』の二大ヒロインの一人、西連寺春菜。
少年の一番のお気に入りという事で不運にも一番初めの犠牲者に選ばれてしまった。
あと一人、22歳でファッション誌の編集をしてる姉がいるハズなのだが、今日は不在とのこと。
姉妹丼が出来ずに残念ではあるが、“この”少年にはまたチャンスは来るので切り替え、じゃれる様に春菜に抱き着いてその膨らみに顔を突っ込み、回した両手は嫌らしくお尻や太ももを撫でまわすが、春菜はにこやかに笑いながら少年の頭を撫でてくれる。
その足元では春菜の愛犬が警戒する様に唸り声をあげているのを横目に、じゃれ付きながら一緒にお風呂に入ろうという。
普通小学生とはいえ、高学年の男子がそんな事を言えば叩かれるぐらいはするのだが、「いいよ。あっちにお風呂があるから」と少年に浴室の位置を教え、自分の着替えを取りに行こうとする春菜。
それを止め、着替えは後でいいからすぐに入ろうと手を繋いで浴室へと向かえば、「仕方ないなぁ」と困った様に笑いながらも従っていく。
脱衣所に来れば、間近の特等席でヒロインの脱衣ショーを見放題。
部屋着を脱いで揃いのピンクの下着姿となり、そして更にプルリと震えるオッパイとお尻が露わとなる。
ヒロインの称号に恥じない綺麗な裸姿だが、これが本主人公とはいえ他の男に触られたり吸われたりされているのが心の狭い少年にとっては許しがたい。
少年の独り善がりな怒りを股間に集め、浴室に入ってすぐに春菜に壁に手をついてお尻を突き出させるように言う。
言われた通りの姿勢を春菜が取れば、恋人でもない限りは決して異性に見せたくない部分が強調され、男の本能を刺激していく。
柔らかなお尻に手を添え、声は抑えないようにと言い残して春菜のソコに少年は口を付けて舌を入れてかき乱す。
少年判定故に《予め日記》の補正も乗って春菜は音がよく響く浴室で甘い声を響かせる。
春菜の制止する声も無視して少年は舌を動かし、時には吸い付けて、隠れるお豆部分を舌で転がす。
それを何分か続けると、耐えきれなくなったのか一際大きい声と共に春菜のソコから潮が噴き出た。
顔に直撃したのも構わず、それを準備万端ととって少年は顔を離し、今度は大きくしぱなしなソレをモノ欲しそうなソコへと合わせる。
春菜が合わせててそれはダメと止めるのだが、少年が一言入れたいと言えば春菜は許してしまう。
大きくしてるといえども子供サイズのソレを挿し入れる前に少年は魔法を唱えると、子供サイズのソレは春菜のソコにフィットサイズにまで膨張、それを春菜のソコに一気に突き立てる。
予想外の大きさと衝撃、そして純潔が散った痛みに襲われる春菜だが、少年は一切配慮せず春菜を征服しようと動かし続ける。
力任せに何度も奥を突かれる春菜。
その乱雑な行為も《予め日記》によって快楽へと変換され、先程以上に艶やかで甘い嬌声が響いている。
急な事で窓も閉めていないためご近所に丸聞こえになっているが、少年には何のデメリットもない。
そのまま一番奥に密着させて出し、春菜の中から抜くと赤と白が混じりあったのが零れていく。
その様に身勝手な憤りも収まり、次は春菜の身体をボディタオル代わりにその全身を使って洗って貰う。
全身で感じる春菜の感触に一度ならず出しながら綺麗に洗って貰うと、次は僕が綺麗にしてあげるねと言ってボディソープを絡めたその両手でその肢体を隅々まで撫でまわし、時には再び膨らんだソレにもボディソープを付けて擦りつけていく。
その過程で数発春菜にかけたりかけられたりもしながら洗い切り、湯舟は張っていなかったのでそのまま上がる。
普段以上に顔を赤らめながら上がった春菜は着替えを持ち込ませなかったのでバスタオルを巻いた姿で自分と少年の髪を乾かしリビングへといく。
すると少年が喉が渇いたと飲み物を頼んだので春菜がコップに注ごうとしたのを止め、口移しをせがむ。
こんな変態的な要求にも今の春菜は可愛い我儘程度にしか思わず、改めてコップに注いでから自分の口に含んで、少年の背丈に合わせてしゃがんで口を合わせる。
そのタイミングを逃さずに少年は舌を春菜の口へと侵入させ、絡める。
本人の技量は兎も角、これも補正によって春菜は反応し感じてしまい、互いの口の隙間から零れたのがお風呂に入ったばかりの身体と床を汚していく。
数分間続いた口移しを離せば、息を荒くしてソコからはお風呂での拭き残しの雫や汗とは違う液が再び滲んできていたが、少年は足りないと再び口移しをせがむ。
それからはどちらが望んでるのか分からない口移しを何度か交わす。
口移しにも飽きたら今度は春菜を四つん這いにさせて、ヤる。
時折お尻を平手で叩かれるのすらも快楽に変換され、ただ快楽に身を震わせ続けた。
その後は流石に疲れたのか、少年と春菜はテレビを付けて休んでいる。
付けただけで二人ともテレビの内容には興味を持っていなかったが。
その頃には既に互いにバスタオルは付けておらず、春菜はソファーで大股を開いて座っている少年のモノを床に座り込みながら丁寧にシャブっていた。
さて、今回の少年の好き勝手だが、少年がヤってきた前例二つと現状で大きく違う点があった。
犠牲者の自分がヤっている行為への認識。
千代子は植え付けられた破滅願望によって自身でナンパして望んだ事で、黒井津さんはあくまでマッサージという認識。
しかし春菜はそうではない。
《魔法事典》の効力で春菜は従ってこそいるが、している事が常識的にはあり得ない、しちゃいけない事だという認識はそのまま。
なのに自分の中の常識と相反する数々の変態行為も嫌悪を感じずに受け入れてしまう現状が春菜の脳をバグらせる。
矛盾の解消として春菜は少年に対して恋愛感情に近い強い感情を“抱いていた”という自己暗示を無意識に行い、魔法の効力とは関係なく好意を感じさせている。
でなければ、年頃の乙女には耐えきれなかったのだろう。
まぁ本編で主人公のリトが美少女・美女限定で何度も繰り返しやらかすハレンチ行為を見たりされたりしても軽蔑して冷めたりせずに想い続けてる辺り、彼女自身もたいぶ素質があったのかもしれないが。
だがそんな事には気付かず、少年の変態行為は止まらない。
テレビを見終わると春菜の自室へと向かうのだが、そこで春菜が着替えようとした下着類とパジャマに手を加える。
リビングから持ってきたハサミで乱雑に切り、ブラジャーは胸を覆う部分を失ったフレームだけになり、パンツは△状に切ってソコが丸見えに。
パジャマも胸とソコの部分を切り取って露出するようにしてパジャマの意味をほぼ成さなくさせた。
これを着た春菜だが、流石の美少女であっても傍から見て興奮を催すよりも滑稽さが際立ってしまうのだが少年は満足し、春菜をベッドに押し倒して露出したおっぱいを音を立てて吸い始い、大きくなったソレはスベスベして柔らかい太ももに突き立てて動かす。
見た目が小学生にしても下品が過ぎ、一般的な女性であれば嫌悪したり軽蔑したりするだろうそれも、受け入れて頭を撫でながら抱きしめる春菜。
少年から出されたものでパジャマもベッドも汚されても愛おしそうに少年を抱きしめ、二人はその日を終える。
朝目覚める時にはパジャマもベッドも大変な事になってるが、これはもうしょうがないものとして諦め、二人してシャワーでこびり付いた臭いを落す。
ただムラッとはしたので、朝立ち処理も兼ねて風呂で一回、裸エプロンで朝食を作らせた時にも一回、朝も春菜が遅刻しそうになるのも構わず制服姿で二回はした。
慌てて出掛けていく春菜を見送って少年も一度自分の部屋に戻って支度をして小学校へ魔法でワープし、悠々と間に合わせる。
本体の少年としてはどうでもいいだろうが、このボディを扱ってこの世界で生きていく事になった少年としては無駄に評価を下げる必要性はないのだ。
だがわざわざヒロインが固まっている高校生ではなく二度目の小学生になったのは別に天才少年を気取りたいわけじゃない。
ロリコン読者の心を鷲掴む妹ヒロイン結城美柑がいるためだった。
少年が小学生キャラ好きなのかと言うとそうではなく、特段の美少女が複数いて人気が分かれている高校よりも、小学校で美少女人気を一身に集めている美柑を公けに独占した方が優越感がありそうと下種な考えをしたから。
それに高校生組は美柑経由で結城家に行けば幾らでもチャンスがあるのもあるし、お気に入りの春菜は家を近くにして押さえているというのもある。
仕込み自体は春菜の家に上がり込む前に魔法で済ませており、これからどう楽しもうか考えながら少年は教室のドアを開いた―――