『〇〇航空001便 東京行き まもなく搭乗手続きが始まります……』
忙しなく行き交う人々の流れ。いくつもの足音やキャリーケースが擦れる音がそこかしこで響いている。
スマホの充電が切れそうなのだ。あいにく充電スポットも見当たらない。
「なによ古城、写真撮るんじゃなかったの?」
そう尋ねる
「いや、実は充電が切れそうでさ……」
「……いつも言ってるじゃないですか、充電は出る前にやって下さいって」
あきれたような顔でそう言ったのは、紗矢華の隣に立つ
恋人である二人の美少女から見つめられ、古城は慌てて言い繕う。
「いやほら、俺はすぐ帰るわけだからさ。別にいいかなと……」
「よくないですっ! 私達が獅子王機関に検査に行って……」
「……可愛いカノジョ
腰に手を当ててぷりぷり怒る雪菜と、ジト目で非難する紗矢華。
そんな二人の様子に、周囲からちらちら視線を投げられる。二人とも目立つ容姿なので人目を引きやすいのだ。
「わ、わかった、わかったよ……。じゃあ、お前たちのスマホで撮って送ってくれよ」
「はい、いいですよ」
「もう、仕方ないわねー」
二人は嬉しそうに笑ってうなずき、さっそくスマホを取り出す。カメラを起動してインカメラにし、それぞれ両側に立って腕を絡めてくる。
(か、顔近ぇよ……)
左右から迫る、むわっとするほどの美少女臭に、古城の股間に甘いしびれが走る。しかも彼女たちは、まるでアピールするかのように胸の膨らみを腕に押し付けてくる。
(うっ……こいつらやっぱいい匂いするな……やばいぞこれ……)
「なにぼーっとしてるのよ、ちゃんと写りなさいよ」
「先輩、画面見てくださいね」
いわゆる”バカップルつなぎ”というヤツだろうか。指と指を絡ませるようにぎゅっと手を握られたかと思うと、手のひらをこすり合わされる。少女たちの細く繊細な指。優しく撫で回されている感触にどきりとしてしまう。
「もっと寄りなさいってば、画面に入らないじゃない」
「そうですよ先輩、もっと近くにきてください」
そう言って、更に密着してくる二人。互いの身体の凹凸がはっきりと感じられるほどぴったりとだ。柔らかさと暖かさ、いい匂いで古城の股間はたちまちガチガチになってしまう。
そんな恋人の様子を目ざとく見抜いた雪菜が、さりげなく股間をハンドバッグで隠してくれる。天使のように可愛い黒髪女子高生が、上目遣いで悪戯っぽく囁く。
(先輩、ここ空港ですよ? そんな大きなオチンポを勃起させてたら、皆さんに見つかっちゃいますよ……♪)
反対側からはスタイル抜群のツンデレ女子高生が挑発的な笑みを浮かべる。
(そうよバカ古城、いくら何でも公衆の面前で発情しすぎよ)
たわわな胸を潰れるほど強く押し付け、巨乳JKが甘く詰る。服の上からでも分かる張りのある乳房はぐにゃりと形を変えながら胸板を圧迫してきて、その弾力と重さがダイレクトに伝わってくる。同時にふわりと香ってくる香水の匂いも相まって、否応なしに心臓が高鳴ってしまう。
「ふふっ、撮りますよ? さーん、にーい、いーち……」
「ほら、ピース♪」
──パシャッ!
シャッター音が響き、二人が離れる。撮れた画像を確認するなり、黒髪少女は満足そうにうなずいた。
「……これでよしっと。後でグループチャットにアップしておきますね」
「サンキューな、姫柊」
礼を言いながら、古城はもぞりと身体を動かす。股間が窮屈で仕方がないからだ。その動きを見て、雪菜と紗矢華が意味ありげに目配せをする。
「ねえ古城、個室の……ラウンジがあるんだけど……」
「出発前に少し時間あるし、いいですよね……?」
「……そうだな」
古城は唾を飲んでうなずき、三人並んで歩き出すのだった。
◆◆◆
「んちゅぅ……♡ んっ……んん……ふぁむ……♡」
雪菜の熱い舌が、男根を包み込むように舐め回す。唾液と先走り汁でぬるぬるになったサオを丹念にしゃぶる。カリ首に舌先を当てながらチロチロ舐め回し、裏筋をくすぐる。じゅぽじゅぽと淫らな水音を立てながら頭を上下させ、亀頭を吸い立てる。
生々しい舌使いは彼女の実直な性格を表しているようで、とても丁寧かつ熱心な奉仕だった。
「おおう……」
古城はラウンジの柔らかいソファにもたれかかり、うっとりとしながら少女の口淫に身を任せていた。
同じくソファに座った紗矢華は、そんな極上の光景をスマホで撮影していた。熱心にフェラチオを続ける少女の姿を至近距離から接写し、その
「雪菜ぁ、どう? 古城のボッキオチンポ、美味しい? みっともないくらいビンビンになってるわよ?」
積極的に卑語を口にする紗矢華の声はすっかり上ずっていた。スマホを持つ手が小刻みに震えているあたり、彼女も興奮しているらしい。AVを見る男子中学生のようなテンションで、熱心に撮影を続ける。
「んんっ……はい、とっても熱くて……♡ おつゆもすごく濃くて……いやらしい味がします……♡ れろぉ……れるれる……んはぁ……♡」
ちゅっ……ちゅっ……と愛おしそうにキスをする雪菜の頭を、紗矢華の手がそっと撫でる。柔らかな髪がさらりと流れ、甘い香りがふわりと漂う。
「本当に美味しそうに舐めるわね、雪菜。とっても可愛い……♡」
右手に持ったスマホが角度を変え、レンズがズームして少女の口元を舐めるように捉える。AIが自動で色味や明るさを調整し、肌や唇の色づき具合が絶妙な絵になるよう調整している。次々とシャッター音が鳴り響き、黒髪女子高生のフェラ顔をカメラが捉え続ける。
そこにはいつもの凛とした雰囲気の
「あーっ……すっげえエロいなぁ……姫柊……おい煌坂、動画も頼むぜっ……!」
「わかってるわよっ……ほら雪菜、こっち向いて……」
「んんっ……あむっ……ちゅううぅぅっ……」
興奮のあまり鼻息荒く指示する古城に応え、紗矢華はスマホを操作して録画機能をONにする。
「ほら雪菜、動画なんだからちゃんと実況してよね? 私達のカレシがどれくらい変態なのか説明してあげてちょうだい……」
「んくっ……あふ……♡ はいっ……あむぅっ……わかりましたっ……」
雪菜は一度ペニスから口を離すと、今度は横から咥え込み、鈴口に舌をはわせる。まるでAV女優みたいな演出にますます興奮し、古城はぐっと歯を食い縛った。
「んっ……ちゅぷっ……先輩のおちんぽは本当にヘンタイさんなんです……っ♡ 毎日私のおっぱいやお尻をジロジロ見てるし、授業中もずっとムラムラしてるんです……♡ 私が怒って見せてもぜんぜん懲りないし、すぐにエッチしたがるし……あっ♡ 最近は特にひどくて、昨日なんて一日じゅうえっちなことばっかり考えてるみたいでした……れろぉ……れるれる……♡ ……だから私、こっそりトイレに連れ込んでいっぱいおっぱい触らせてあげたんです……そうしたらすぐに興奮、んっ、ちゅぱっ……興奮してしまって、オチンポをガッチガチにしてしまいました……♡ まったくもう…………あっ、んっ、ぢゅるるっ……んっ……♡ 女の子の気持ちも考えて欲しいです……♡」
喋りながらも、休むことなく古城の肉棒にご奉仕し続ける雪菜。そんな雪菜の言葉に、ニヤニヤと笑みを浮かべる紗矢華。だがそれは馬鹿にしているとかではなく、微笑ましいものを見ているような笑みだ。
「それで結局我慢できなくなってしまって、ちゅぷ、んちゅっ……先そのままトイレでセックスしちゃったんです……♡ んっ、ちゅぶっ……♡ もう昼休み中だったんですけど、誰かに見つかるかもしれないスリルのせいでいつもより激しくなっちゃいました……♡ ……ちゅっ、ちゅばっ……おかげで授業には出られなくて、あむっ……ぐぽぐぽっ……♡ ぷはっ、仕方なく保健室に行くことになったんですが、途中でまたオチンポが、んちうぅぅッ……♡ 大きくなってしまったので、廊下でまたえっちしました……♡ 最初は私も止めようとしたんですよ……?れろ、んちゅうぅッ……♡ んくっ、あふっ♡ でも先輩がどうしてもって聞かないものですから……♡ 最低だと思いませんか……? ちゅ、ちゅっ、れろっ♡ ふーっ♡ ふぅうぅ~ッ♡ れるっ……れろおぉッ♡ こんなドスケベオチンポ持ちで私たち伴侶を幸せにできるんでしょうか……? うふ♡」
そこまで言うと、雪菜は再びペニスに舌を伸ばす。今度は亀頭部分だけを口に含み、ぺろぺろとキャンディのようにしゃぶり始める。根元の部分を両手で支え、唇で挟み込むような形で愛撫すると、カリ首の裏に舌を引っ掛けるようにして小刻みに顔を動かし始めた。
「んふっ……んっ……んんっ……ぴちゃっ、くちゅっ、くちゅっ、じゅぽっ……! 出そう? 出そうですか? いいですよ、出しちゃいましょう? 先輩、早く精液出してくださいっ♡ 私に飲ませてくださいっ♡ くちゅっ、くちゅっ、じゅぽっ……! 」
「うおぉっ……! すげっ……それやばっ……!」
「ふふっ、私が撮ってあげるから、安心してイッちゃえ♡ びゅーって雪菜のおクチまんこに種付けしちゃえっ。 びゅーって♡」
上目遣いの雪菜がカメラ目線になり、艶かしく微笑む。熱い囁きと共に、紗矢華が耳元に息を吹きかけてくる。甘い吐息を吹き掛けられて背筋がぞくぞくする。二人の美少女の献身的な奉仕と挑発的とも取れる言葉に我慢できなくなって、古城は切羽詰まった声で叫ぶ。
「姫柊ッ! 出るッ! 全部飲めよっ!」
ビュルルッ! どぴゅうっ! どくんっ! ドクンッ!
「んんっ!? んんんぅぅ~~~~~っっ♡ んんんぅ~~~ッッ♡♡♡」
突然口の中に大量の白濁液をぶちまけられた雪菜は一瞬驚きの表情を浮かべたものの、すぐにうっとりとした表情でこくりこくりと喉を鳴らし始めた。口内に流れ込んでくる粘っこい液体を一滴も逃さず飲み下していく。
「あんっ……♡ すっごい量……♡ すごい匂い……♡ 古城、気持ちいい? 雪菜のご奉仕は最高でしょ? 幸せ者ね……羨ましいわ……♡」
スマホを構えたままの少女もまた、その様をうっとりと見つめていた。嫉妬など少しもないかのように、ただひたすら目の前の光景に陶酔しているようだった。その吐息は熱く濡れており、視線にも妖しい光が宿っている。
「んあ……ああ……気持ちよかったぞ、姫柊……」
「ぷはっ……♡ せんぱい……♡ ちゅるっ……♡ んむ……♡ んふぅ……♡ んむぅ……♡」
最後の最後まで絞りつくすように、雪菜はゆっくりと尿道に残った精を吸い出す。まるでストローの先に残るジュースを飲み干すかのような丁寧なお掃除フェラだ。
最後に大きく口を開きカメラに見せつける。口の中いっぱいにため込んだ粘液を見せびらかしながら、雪菜は幸せそうに微笑んでいた。
「あ〜ん……♡」
「やだ、おいしそ……」
口を閉じた雪菜の口から、唾液と混ざったザーメンがあふれ出す。それを両手で受け皿を作り、受け止めて、手のひらを上にしてカメラの前に差し出す。紗矢華がごくりと喉を鳴らす。
「煌坂、お前も飲めよ。姫柊と一緒に俺の精液味わってくれよ」
「……もう、偉そうに言わないでよね。ちょっとエッチが上手で、スゴイ吸血鬼で、私のカレシだからって調子に乗らないで……♡」
そう言いながらも、紗矢華の目はじっと雪菜の手のひらを見つめている。そこにあふれる生臭い香りのする体液を想像しているのか、口元がだらしなく緩んでいる。
「ほら、俺が動画撮ってやるから。自分で飲んでみせてくれよ」
古城はそう言うと、スマートフォンを紗矢華の方に向け、手慣れた様子で動画撮影を始める。まだ興奮が収まらないのか、その手つきはかなり荒っぽい。
それでも紗矢華は文句を言うこともなく、むしろ嬉々として差し出された手に顔を寄せていく。
「さあ、紗矢華さん……♡ 先輩の精液おいしいですよ……♡ 一緒に味わいましょう……♡」
「んあっ……んあぁっ……♡ ああっ……やだっ……こんなにたくさんっ……♡」
紗矢華が器代わりに差し出した手に、雪菜がトロトロの白濁汁を流し落とす。たっぷりと唾液と混ざり合った濃厚な塊が紗矢華の手に落ちていき、ぼたりと音を立てた。
紗矢華はそれを舌で受け止めるように口へ運ぶと、ゆっくりと味わうようにして
「んっ……ちゅぱっ、れろっ……んっ……んっ……美味しい……♡ すごっ、こんなに濃いのはじめてかも……♡ もっと頂戴……♡ れろれろぉ……♡」
差し出された雪菜の手の平に、丹念に舌をはわせていく。滴り落ちるしずくまで残さずすくい取るよう貪欲に、そしていやらしく。舌の上で転がし、上顎に擦りつけ、歯茎の裏まで精液を塗り込んでその臭いと味をしっかりと記憶する。
「くっさ……♡ 男のザーメンってほんと最悪ね……♡ 最低の味だわ……♡ んっ、れろぉっ……♡ これ好きぃ……♡ おいしくて臭くて最低なのに大好き……♡」
「んんっ……ふぁあ……♡ 私も飲みたいです……♡ んっ、んっ……ちゅぱっ、ちゅるるっ……」
夢中になって舐めしゃぶる紗矢華を見て羨ましくなったのだろうか。雪菜は舌を伸ばして、紗矢華と共に自分の手のひらを舐め始める。ちゅうちゅうと音を立てて吸い付き、舌を器用に動かしてべっとりとこびりついた精液をこそぎ取っていく。二人分の舌がはうたびにヌラヌラと光っていく手の平は、やがてどちらのものともわからないヨダレでどろどろになっていった。
◆◆◆
雪菜と紗矢華を乗せた飛行機が、空港を離れていった。
スカイデッキには春の日差しが降り注いでいた。冬の間は冷え切っていた空気も今は心地よく暖められ、穏やかな風に乗って微かに潮の香りが漂ってくる。遠ざかる機体を眺めながら、古城はぽつりと呟いた。
「エッチし損ねた……」
雪菜に一回射精したところで、時間切れになってしまったのだ。おしぼりで綺麗に拭き取られたペニスは既に元の硬さを取り戻していたが、再び挿入することはかなわなかった。
二人は別れ際に頬にキスしてくれたが、それだけだった。お互い名残惜しそうな表情で見つめ合いながらも、そのままゲートで別れたのである。
「お?」
いよいよ充電の切れかかったスマホが振動した。チャットアプリに次々と画像が届いている。どれも、先ほど撮影されたものだった。
『先輩専用♡』
と書かれたフォルダを開き、送られてきた画像を開く。
『先輩♡』『ちゃんと家で見てね♡』『恥ずかしいです♡』『いっぱいシコシコしてね♡』
というメッセージとともに送られてきた写真の数々、それから動画。
まずはこの一枚から見ることにしよう。それは先ほどのフェラチオシーンの写真……
「あっ」
充電が切れた。
(了)