サイコレズ死刑囚が異世界転生して快楽の限りを尽くす話 作:AS
注射を打たれて、どれくらいたったんだろう?
上も下も右も左もないこの世界をひたすら漂う。
これが死ぬということなのか?
暗くて、寒くて、でも少し心地よくて。
でもそこに少しだけぬくもりが戻ってくる。
乾いた血と精液の匂い、腐った肉の匂い。どす黒く染まったオイルの匂い、ああなんだか懐かしいなぁ。
(子供のころの記憶を感じるなんて、走馬灯とでもいうのかしら。)
そこで彼女は強い何かに引っ張られる。
その先にはまぶしい闇か、暗い光か。どちらにせよ、先行きは見えない。
彼女は抵抗することもなく、それに身を預ける。
・・・・・・・・・
・・・・
・・
・
「.....ん?」
覚醒した彼女が一番に見たもの、それは木製の天井だった。
彼女は白いベッドに綺麗な服を着せられ、寝かされていた。
「....あー」
声はでる。両手を見えるように上げる。
「1.2....10..あるね..。」
「あら!」
そこに一人の女性が現れる。
「よかった!気が付いたの!」
人...にがぎりなく近いが、どこか違う。
耳の形状が少しヘンだ。でもそんなことはどうでもいい。
この女性..肌が透き通るように白くて、体つきもとても華奢で、顔が..めっちゃくちゃ可愛い...。
「あの..?大丈夫?」
「....うん」
彼女の匂いはとてもクリーミーで、マイルドで..頭がクラクラする。
「私...は...。」
「あなた...湖の畔で倒れてたの。夫が見つけてきてね。お医者様を呼んだほうがいいかとも思ったけど、ここの付近に人間を専門で見てくれる方がいなかったから。でも」
女性は彼女の右手をとる
「大したケガもないみたいだし、こうして意識も戻ったんだから。」
彼女は女性に笑みを見せる。
「ふふ、元気そうでよかった。私、エルラ。あなたは?」
「えっと..。ラビット..かな」
「ラビット?そう。よろしくね」
エルラは立ち上がる。
「こっちに来て、おなかすいてるでしょう?」
―――――――――――
ラビットに出されたその料理は、ドロドロのスープで、味は結構薄く、正直そんなに美味ではなかった。
「どうかしら、私たちのよく食べてるものなんだけど、人間のお口に合う?」
「ええ、とてもおいしかった!」
「それはよかった!」
「あの、ここってアメリカじゃないの?」
「アメリカ..?ここは、ペルセンよ?」
「ペルセン?」
「....。あなた、この辺の人間じゃないの?」
「そうかも」
「...。でも、あなた、ここの近くの湖にまでは来ていたのよね?そこまではどうやって?」
「..さぁ。何も覚えてないの..。」
ラビットは頭を抱えるふりをする。
「なんてこと..。記憶喪失だなんて...。」
口元を押さえ同情する姿に、ラビットは見とれていた。
「あなた。一度お役場に行ったほうがいいわ。ここの近くに大きな城下町があるの。そこでなら、あなたの身元が何かわかるかも。しかもそこには..あなたと同じ人間もいるから。」
「エルラは..人間じゃないの?」
「私は、エルフ族よ。でもね、このペルセンならヒトとエルフ族が共存して生きていける。ペルセンは平和な町...。私大好きなの。」
「エルフ..か..。綺麗ね。あなた。エルフ族ってのはみんなそうなのかしら?」
「!よ..よしてよ!そんな..。」
エルラはまんざらでもない表情をする。
「ごめんなさい。もう少し休んでいいかしら。」
「ええ!ゆっくり休んちょうだい!」
「....エルラもベッドまで来てくれない?私ちょっと...不安で眠れないかも。」
エルラは笑顔でラビットの手を握る。
「ええ。行きましょう。」
寝室に来た二人はベッドをベンチのようにして、並んで座る。
「エルラ...ほんとうにありがとう。私、少し元気が出てきたかも。」
「それはよかった。ここを出た後でも、つらいことがあったらいつでもいらして。」
「エルラ...。」
その瞬間ラビットはいきなりエルラに口づけをする。
「...!!」
ラビットはエルラの肩に手をまわして抱きしめるように彼女をホールドすると、口に舌を入れたりと、キスを強める。
「ちょ..ちょっと!」
エルラはラビットを無理やり引き離す。
「な...なんのつもり!」
「ふふ...エルラ..。あなたとっても綺麗..。お願い..私を慰めてよ。」
「そ..そんなこと。私、女なのよ!あなただって!」
ラビットはまたエルラにキスをする。そして左手で彼女の乳房を弄り、ベッドに押し倒した。
「性別なんて関係ないじゃない。私はあなたのこと、好きよ。」
エルラの服を引きはがすとそのまま乳房にむしゃぶりつく。
「ん!...あぁ!..駄目よ..。こんなぁ...!」
ラビットは自分の服も脱ぎ棄て、愛撫を続ける。
「ああ!いいわエルラ!あなたすごくおいしい!」
ラビットの手は、恥部に伸びる。
「!!そこは...だめっ!」
エルラは必至に抵抗するが、その必死な表情がよりラビットの劣情をそそらせる。
ラビットはエルラの下着をずり下すとそのまま恥部を舐め回す。
「だめっ!だめぇ!!そんなとこ...!」
ラビットはエルラの膣に指を入れ、陰核を下で転がすように舐める。
そしてその動きは段々と激しさを増す。
「あ...ああ!..ああああ!!!!」
絶頂を迎えたエルラは、うつろな瞳でベッドにあおむけに。そこにはもう抵抗する様子が見られなかった。
「...うぅ、こんなこと、夫に知られたら..。」
ラビットはエルラの正面に顔を持ってくる。
「そんな悲しそうな顔をしないでよ。あなたすごくよかったわよ。」
エルラはラビットをキッとにらみつけるような目をした。
「嫌だわ。そんな顔しちゃダメよ。」
ラビットはエルラの首筋に甘噛みする。そうしてそれを強く吸い付ける。
「ぷはっ!」
エルラの首筋には赤い跡だけが残る。
「うう...もうやめて...。」
「なに言ってるの?」
ラビットは耳元で囁く。
「本番はこれからよ。」
その瞬間ラビットはエルラの首元にかみついた。今度は甘噛みなどではない。本気だ。
「!!!!!!!!いや!!何するの!!!やめて!!!離して!!!!」
必死に暴れるエルラをラビットは全身で抑え込む。そして顎により一層の力を入れる。
「いやぁあああ!!!!痛い痛い痛い痛いいいいいぃぃぃぃ!!!!!!!!誰かああああ!!!!!!!!」
ラビットの歯はどんどんエルラの首元に食い込みそうして....。
ブチブチイィ!!!
となんとも言えない生々しい音を立て、それを彼女は食いちぎった。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!!」
エルラは食いちぎられた肩を押さえて悶絶する。
ベッドの白いシーツは彼女の血と尿で彩られる。
ラビットは彼女の肉片をペッとそのへんに捨てる。
「ああ!エルラ!あなたとても素敵!!いいカオしてる!!!ああ!ゾクゾクするぅ!!!」
その悶える彼女を肴にラビットは自分の陰部を弄る。
「だ....誰かぁ!!!!誰か助けてぇ!!!!助けてぇ!!!!!」
「え....エルラ!?」
何者かが寝室の扉を開けた。
そこにいたのは、大柄な男だった。猟銃を持った姿は猟に出た帰りだと推測できる。
「あ...な..た..。」
そこに映る悲惨な様は現実なのか。
自分の妻が全裸で、尚且つ血まみれでベッドに横たわって、そのそばには同じく見知らぬ女...否。昨日自分が連れてきた女だ。
「お...お前..。お前がやったのか...?」
「ぴんぽーん」
「な...なぜ...。」
「エルラ...すっごく綺麗だったんだもん。襲いたくもなるよそりゃあ。」
「あ...なた..。たす...け..」
男は猟銃をラビットに向ける。
「お前!!!俺の妻に!!」
「ヤだな。物騒なもの向けないでよ」
ラビットは素早く身をこなし、銃の射線から身をそらすと、壁を蹴って男との間合いを一気に縮める。
「う..!!」
バキィ!!と音を立てて男の頭に回し蹴りを入れる。踵からクリティカルに入るそれはもはや凶器に等しい。
「うがっ!!」
倒れこんだ男が持っていた猟銃をラビットは拾い上げる。
「へぇ、ウィンチェスターみたいだねぇ。ナルホドここで排莢かあ。」
彼女は物珍しそうにそれを弄ったあと、倒れた男の頭に銃口を向ける。
「ねぇ、これ弾入ってるの?」
「や...やめろ!」
「猟に使ってたんでしょ?ならワンチャン弾切れの可能性もあるって!」
ラビットは引き金に指をかける。
「運命は、神のみぞ知るってね」
ズドォン!!と火薬が破裂する音がその空間に響きわたる。
男の額には大きな穴が開き、彼の銃痕や鼻からはとめどなく血があふれ出る。
「い...いやぁ...!!あ....あなたぁ....!」
エルラは身を引きずりながら夫に縋る。
「そんな...いや..!起きてよ..!」
「ふーん。弾切れかぁ。おじさん運がなかったね。」
そういうラビットの銃口はエルラの方に向けられていた。
「エルラは運がよかったみたい!」
そういうとラビットは銃をすてて、台所に向かった。
エルラは既に動かなくなった夫の頬に手を添えて枯れるほど涙を流す。
「こんなの...夢よ。...ありえない...。」
「夢でもいやでしょこんなの」
ふっと顔を上げると、そこに悪魔はいた。
そしてその手には包丁が握られている。
エルラの鼓動と呼吸はかなり荒くなる。
「ああ、エルラ。ごめんね。おじさんまで殺すつもりはなかったんだけど、まぁ、しゃあないよね。続きしよっか?」
「い..いやよ!!出て行って!」
それは彼女のできる精一杯の抵抗だった。
「は?」
その言葉を浴びせられたラビットはニヤついた顔から一気に真顔になる。
その様に危険を感じないはずはない。
「いやだなぁ。エルラ。私たち友達でしょ?そんなこといわないでよ。ひっどいなぁ!」
ラビットはエルラの頭を上から押さえ込むと包丁を頸椎付近に突き刺した。
「う゛っ!!!」
その鈍い声が彼女の最期の声だった。
ラビットは何度も何度も彼女の背中を包丁で刺した。
気が付けば、自身も血で真っ赤に染まっていた。
「ああ。汚れちゃった。お風呂入らなきゃ。エルラ、お風呂借りるね!!」
と、ラビットはエルラ『だったもの』に声をかけてその場を後にした。