※この作品はR-18です。

Viola   作:守宮テイ

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0:00(導入~戦闘:エンドロール)

◆外壁区下層 "スバボーダ"の事務所

GM:『外壁区下層。中小企業と零細教団がひしめき、個人商店やカジノ、酒場、娼館なども入り乱れる混沌とした巨大歓楽街。その一角に居を構える独立系メディア"スバボーダ"の事務所で、社長のオリガから依頼を押し付けられる。』

オリガ:「裏のないシンプルな依頼だ。この程度、リハビリ代わりに片付けな」

 

●依頼内容

事件内容:連続無差別暴行事件の解決

事件現場:外壁区下層、繁華街の路地裏

達成条件:犯人の討伐か捕縛

報酬:100クレジット

期限:7 日間(168 時間)

依頼主:地元の顔役

 

オリガ:「”無理やり犯された””腕を取られた”はまだいい方で死人も出てる。武装警備員もお手上げさ」

ビオラ:『オリガからの依頼を断る選択肢は私にはない。』

「わかりました。他に犯行時間や犯人の心当たりは?」

オリガ:「詳しいことは自分で調べな。堕天特区の空気に馴染むことも必要だろう。それとパトロンからの催促もある。腹を決めるんだね。依頼の件でも情報があるから最低でも顔は出しときな」

ビオラ:「そう、ですね」

『今はもう、以前の立場ではないのだ。何もかも自分でやるしかない。そう戒める。』

「パトロン、というと座金井さんですか?」

オリガ:「ああ、そうさ。足のつかない技術者のために、宵闇区まで出向くことになってヒヤヒヤもんだったよ」

ビオラ:「その節は、ありがとうございました」

オリガ:「いいからさっさと稼いできな」

ビオラ:「では、行ってまいります」

『"スバボーダ"の事務所を出て、外壁区下層のハンターショップへと向かう。』

 

◆外壁区下層 路地裏

GM:『深夜0時。ハンターショップで依頼を受けたビオラを尾行する暗殺者の気配がある。見え透いた、試すようなわかりやすい代物である。』

ビオラ:『気配の分かりやすさが気になる。相手の意図を確かめるべく、人気の少ない裏通りに入る。』

エンドロール:「この程度は気づくわよね。滅んだ里の、時代遅れのお姫様でもさ」

GM:『姿を現したのは菫のかつての同期。実力は評価されていたものの過信、慢心の気があり、菫の暗殺対象となった大物妖怪に独断で暗殺を仕掛け失敗した過去がある。その責を問われ出奔して抜け忍となった。』

エンドロール:「いい気味。頭の固い里の連中は全滅、あとはあんたが死ねば本当に終わりね。なんなら引導を渡してあげようかしら?」

ビオラ:「あなた、里を抜けた……」

エンドロール:「今はエンドロールよ。昔の名前で呼ばないで」

ビオラ:「……あの襲撃に関わっているの?」

エンドロール:「あ、あの頃はそれどころじゃなかったわ。もし知っていたなら喜んで手を貸したけどね」

GM:『なぜか顔を赤らめている。嘘はないように見える。』

ビオラ:「??? それで、私に何か用があるの?」

エンドロール:「まあいいわ。さっき受けた仕事から手を引いて。私は調べてあと一歩のところまで来てるの」

ビオラ:「あなたもハンターだったのね」

エンドロール:「なに、先輩気取り? 運よくいくつか仕事をこなしただけのクセに調子乗ってるんじゃないわよ!」

ビオラ:「そうじゃないわ。私はこれがハンターとしての初仕事だから。答えはNOよ。初めての依頼を投げ出すわけにはいかない」

エンドロール:「ふん、くだらない嘘なんかついて。いいわ、昔の私とは違うってことを思い知らせてあげる!」

 

●戦闘:ショートレンジ

敵:エンドロール 1体

 

ビオラ:マーシャルアーツ(ゼロ/「気絶」「屈服」1/スペシャル値-2、対妖、同値の「BS:拘束」付与)

    (2D6+2) > 5[3,2]+2 > 7

エンドロール:ブレード(ゼロ~ショート/「気絶」2 /ゼロレンジダメ+1、ダメージ軽減不可)

    (2D6+2) > 3[2,1]+2 > 5

ビオラ:《フェイタル》により相手ファンブルで+2、「屈服」3ダメージ。

「あなたに私は倒せない」

『ブレードを握る腕を極め、エンドロールを路地の壁に押し付ける。』

エンドロール:「あぅ! ば、バカにしてぇ!」

    プライド:4 → 1

『激昂し、フレキシブル化した蛇腹状のブレードで死角から攻撃する。』

エンドロール:ブレード(ゼロ~ショート/「気絶」2 /ゼロレンジダメ+1、ダメージ軽減不可)

    (2D6+2) > 10[4,6]+2 > 12

ビオラ:マーシャルアーツ(ゼロ/「気絶」「屈服」1/スペシャル値-2、対妖、同値の「BS:拘束」付与)

    (2D6+2) > 5[3,2]+2 > 7

GM:GB、「気絶」4ダメージでエンドロールの攻撃が通ります。

エンドロール:「どう? 思い知った?」

ビオラ:「くっ、うぁ……」

    プライド:8 → 4

『決まったと油断していたところに予想外の方向からの斬撃を浴び、脇腹を抑えながら後ずさる。』

「まだよ!」

ビオラ:マーシャルアーツ(ゼロ/「気絶」「屈服」1/スペシャル値-2、対妖、同値の「BS:拘束」付与)

    (2D6+2) > 8[6,4]+2 > 12

エンドロール:ブレード(ゼロ~ショート/「気絶」2 /ダメージ軽減不可)

    (2D6+2) > 9[4,5]+2 > 11

ビオラ:クリティカルで「屈服」3ダメージ。

『狙いすました手刀が急所を一撃し、エンドロールの体を痺れさせる。』

「ここまでね。この依頼は私が解決する。次は、手加減しないわ」

そして、

「ビオラ……今の私はハンター・ビオラよ」

エンドロール:「くっ、まだ勝てないの……」

    プライド:1 → 0

ビオラ:カルマ:2 → 1

GM:エンドロールは意識を失います。望むなら捕縛してカルマ判定(交渉)の候補に追加できます。

また屈服での勝利なので、表面上はどうであれ最終的な意思決定は従属気味になります

 

0:00

●準備:カルマ判定(交渉)

・エンドロール

・座金井ライナ

 

◆外壁区下層 廃ビル

GM:エンドロールとエロールする場合、人脈効果の「荒事屋」の効果を得られます。

ビオラ:『もう少し安全な場所に移動し、エンドロールの持っている情報を聞き出す。』

GM:『人気のない廃ビル内で、拘束したエンドロールを尋問する。』

エンドロール:「……ぁ、うぅ……。あら、お姫様がお上品な拷問でも披露してくれるのかしら」

GM:『口ぶりだけは反抗的だが、目には怯えの影がちらつく。』

ビオラ:カルマ判定(交渉)

    (2D6>=1) > 8[2,6] > 8 > 成功

    カルマ:1 → 2

    アドバンテージ:0 → 1

    所持金:0 → 1

ビオラ:「言葉で済まないなら、そうね……」

『エンドロールの手を取り思案するが、そこで彼女がひどく過敏な反応を示すのに気づく。』

エンドロール:「な、なによ……するなら早くしなさいよ。今更失くすものなんて、もうないわ。バカみたいな潜入娼婦での暗殺までこなして、手足を機械化までしたのに、ろくなウェアも入れてない貴方に負けるなんてね……」

ビオラ:「……あなたも、大変な目にあったのね。傷つけることはしないわ。私やあなたのプライドのためじゃなく、これ以上犠牲者を出さないために、あなたの知っていることを教えて」

エンドロール:「……ふん、いつまでこの街でお上品ぶっていられるかしらね。負けは負けだから教えるわ、これよ」

『義腕から記憶媒体を取り出す。』

ビオラ:「ありがとう」

 

→●準備:カルマ判定(情報)「ヒントA」を実行可能

 

エンドロール:「ねえ、本当にこの依頼が初めてなの? 退魔忍崩れのハンターがちょくちょく依頼こなしてるらしいからお姫さまかと思ってたわ。違うの?」

ビオラ:「そうよ。ついこの前までリハビリの毎日だったから、今日が初めて。退魔忍崩れって、里の忍びなの?」

エンドロール:「時期がね、里の話のすぐ後からだったから。てっきり貴方だと思ってたわ」

ビオラ:「私は、里の生き残りは私だけだと思っていたわ。あなたのような、里の外に出た人達を除いてね。でも、もしかしたらあの襲撃から逃げ延びた人がいたのかもしれない」

エンドロール:「……どうかしら。何事も悲観的なぐらいがちょうどいいわよ、ここだと」

ビオラ:「私、その人を探してみる。可能性はゼロじゃないし。そのハンターの名前は知っている?」

エンドロール:「うまく隠しているから私は知らないわ。街になんらかの痕跡は残っているはずだけど」

ビオラ:「わかったわ。ありがとう」

『そしてビオラは立ち上がり、踵を返す。』

「あなたの実力なら、すぐに縄を抜けることはできると思う。それじゃ、気を付けて」

エンドロール:「ふん、上から目線は相変わらずね。お姫さ、……ビオラ」

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