※この作品はR-18です。

「居眠り磐音艶記゛」   作:松友 清司

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居眠り磐音艶記゛:第十七巻 紅椿ノ谷 第五章 法師の湯 336ページ

磐音とおこん:居眠り磐音江戸双紙 第十七巻 紅椿ノ谷 第五章 法師の湯 p336に挿入

 

 

p335

おこんは静かな湯治場暮らしのせいか、顔にかかっていた最後の薄靄も消えて、

ほぼいつものおこんに戻っていた。

それはなにより、おこんの食欲が示しているように思えた。

磐音に刺激されたわけでもあるまいが、どのようなものを供されようと、

「このように美味しいものを食べたことがなかったわ」

と平らげた。

「磐音様、おこんは太ったのでは」

深夜、一つの褥<しとね>で抱き合った後、おこんが恥ずかしそうにそのことを口にした。

磐音の胸におこんの顔があった。

「太ったとな。そなたは元々細身ゆえ、これくらいがちょうどよかろう」

「いえ、太ったわ。明日から、一緒に山歩きを始めることにします」

一旦降った雪は上州の北の斜面に五、六寸の雪を残したまま、やんでいた。

 

p336

本降りになる前、気温が少しばかり上がり、小康状態が続くという。

「このところ気候も穏やか、一緒に歩いてみるか」

「はい」

おこんが磐音の腕の中で返事をした。

 

 

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ ここからが挿入部分です

 

 

「磐音様」

「ん?」

「今一度 身体の芯から 温めてほしい。」

「うん そうじゃな 今一度な。

 そなたは太ったというが まことかどうか確かめてみようか。

 あちこち 触ってみるが よいか?」

「はずかしい、・・・、でも うれしい。」

磐音は おこんを引き寄せ 肩 腕 乳房 腹 脇腹 尻 太腿 と順に 軽く握っていった。

その度に おこんは ちいさく呻き 身体を震わせた。

「最前も言ったが そなたはこの位がよい。

 もうすこし肉がついても 良いくらいじゃ。」

磐音の掌が おこんのそこを覆い 中指が曲げられた。

しっとりとしたおこんのそこは 磐音の指を迎え入れた。

指が 曲げ伸ばしされるたびに おこんは ピクリピクリと 身体を震わせ 小さく短い声を出した。

「まいる」

と言いながら 磐音は おこんの太腿の間に身を置いて おこんのそこに 左手で握った磐音の先端をあてがった。

「磐音様が 私の中に、・・・、暖かい、・・・、気持ちがいい、・・・。」

「ゆっくりと 動くでな。

 眠気がさしたら 遠慮なく 眠ってしまうがよい。

 明日は 一緒に歩くでな。」

「はい わがままを言ってみたものの 少し眠くなりました。」

「うん そなたが 眠ってしまうまで このままでいよう。

 脚を曲げたままでは つらかろう。

 脚を伸ばしてみぬか。」

「はい このようにですか?」

「うん 少し開き気味にしてな。

 それがしの脚で そなたを挟むようにすれば 楽であろう。」

磐音は おこんの中で ゆっくりと 動いた。

「磐音様が 私の中で、・・・、気持ちがいい、・・・、暖かい・・・、。」

おこんは 独り言のように 同じ言葉を 何度か繰り返し 寝息をたて始めた。

磐音は しばらく動いていたが 動きを止めて おこんの中で小さくなっていくのを待った。

磐音のそこが おこんから追い出されるように 抜け出たあと 磐音は おこんから離れ おこんの隣に横たわった。

(長屋の大家どのを始め 江戸のみんな公認で 祝言前の我々が このようになることができた。

 おこんさんが気鬱気味となったのが 原因かもしれないが 我々は果報者だ。

 この宿命を 大事にしなくては。)

と思いながら 磐音も眠りについた。

 

 

↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑ ここまでが挿入部分です

 

 

翌日からおこんの山歩きが始まった。

むろん夜明け前から三国峠の山々や谷川を走り回る磐音に同行するわけではない。

早朝の山走りを終え、宿に戻った磐音と朝餉を摂った後、湯治宿の周りを歩くことから始めた。

そんな散策には、宿の飼い犬のしろが従ってくれた。

湯治場の単調な暮らしにそろそろ倦んでいた<う>おこんには、雪を被った山椿の咲く谷間や

突然出くわす野兎や山鳥が珍しく、磐音が思っていたより足元もしっかりとしていた。

湯治に山歩きが、日課として新たに加えられた。

「三国峠に上がり、越後国を見てみたい」

とおこんが言い出したのは、宿周辺の散策で自信をつけたせいだろう。

「越後の湯沢宿までは行けまいが、峠の頂に上ってみるか」

峠行を決行する前日、おいねに握り飯を注文し、山歩きの身仕度を整えた。

 

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