磐音とおこん:居眠り磐音江戸双紙 第十九巻 梅雨ノ蝶 第二章-不覚なり、磐音 p130 9行目に次に挿入
柳次郎はおこんと四半刻(三十分)ばかり話して今津屋を辞去した。
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柳次郎が帰った後 おこんは 磐音の頭にのせた濡れ手拭いを替え さらに 身体を動かさないようにしながら 拭けるところだけはと 濡れ手拭いを使っていった。
寝巻の前をはだけさせて 磐音の胸と両足そして腰回りを拭いていったとき 下帯の中のものが ピクリと動き 大きくなるのを感じた。
おこんは この分なら 思っているより 傷がよくなっている 熱が下がるのも 意識が戻るのも近い と確信した。
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磐音が倒れて二夜目を迎えた。
高熱は相変わらず続いていたが、九つ(午前十二時)の時鐘を聞いた頃合い、
すとん
という感じで熱が下がり、磐音は両眼を見開き、おこんに、
「喉が渇いた」
と言った。
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磐音とおこん:居眠り磐音江戸双紙 第十九巻 梅雨ノ蝶 第二章-不覚なり、磐音 p134 最終行に追加
そのとき、二人の脳裏には、行く手に真っすぐな道が一本果てしなく延びている夏の光景が映していた。
そしてそこには、二つの影がくっきりと刻まれているのだった。
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「寝巻が 汗で濡れているわ。」
熱のため かいた汗で濡れた寝巻を着替えさせようと おこんは寝巻を脱がせ 濡れ手拭いで磐音の身体を優しく丁寧に拭いていった。
寝巻を磐音の肩にかけ 袖を通すのを手伝って 磐音を横にさせた。
「下帯も取り換えるわね」と言いながら おこんは下帯の紐をほどいて 下帯を外した。
「すまぬ」
「何を言ってるの 夫婦同然なのよ」
と伝法な言葉使いで 言いながら 磐音の腰回りを 濡れ手拭いで 丁寧に拭きあげた。
磐音の身体を愛おしむようなおこんの手の動きで 磐音は気持ちの昂ぶりを覚え それにつれて 身体も反応した。
「磐音様、・・・」
「なんだな おこん」
「磐音様の熱が下がり ケガも回復すると思えたとたん こんは 磐音様のここが元気になっていくのがうれしくてうれしくて・・・」
「おこん それがしも 最前から 法師の湯でのことが 思い出されてならぬ」
「磐音様はこのまま上を向いて動かないでいてくださいまし。
動くと傷に障ります」
おこんは 磐音のそこを両手で愛しみ 口に含んで 舌を絡めていった。
「磐音様、磐音様と一つになりたくなりました。
少しの間 磐音様のお体を 貸してくださいまし。
ただ お体に障ると思いますので 最後まではいかないように 我慢をしてください。
こんも 我慢をします」
おこんは 厠に行けば誰でもがするように 着物の裾を器用に絡げ 磐音の腰に跨がった。
磐音のそれを 片手で握り おこんのそこにあてがい 前後に軽く動かしながら 磐音のその先を 正しくおこんの入り口に当たるように 探っていった。
磐音の先から出る透明な幾分ねっとりとした雫と おこんからの磐音のその先を伝う幾分白い液体が 混ざりあった。
おこんは ゆっくりと腰を落とし 磐音の堅くなったそれを 自分の体の中に迎え入れていった。
目をつぶり ゆっくりと腰を上下させているおこんを見ていた磐音は 力を入れてみた。
おこんは ハッとして
「いけません 磐音様 お体に障ります。
もう少しと思いましたが やめにしますよ」
と 磐音を睨みながら 言った。
「すまぬ おこん あまりに気持ち良いので つい
もう少しと思ったのなら 思うところまで 続けてくれぬか」
「いけない磐音様。
あとじったびで 終わりにします。
こんは 我慢をします。
こんの心は このようなことができたことで 十分満足しています。
ただ 身体の方は ・・・ 我慢します」
おこんは そう言って 磐音の腰の上で 十度 腰を上下させ 名残惜しそうに ゆっくりと体を離した。
磐音のそこが おこんから抜け出るとき 「あぁっ」 と声を上げたおこんだった。
おこんは 磐音の体を拭いたあと その手拭いで おこんの濡れたその部分を拭き 着物の前を合わせると
「もう一度 拭きに来るわ」
と磐音に言い残して部屋を出た。
磐音は この分なら 回復は早いと思い おこんの献身的な介護に 感謝をした。
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第三章 怪我見舞い