※この作品はR-18です。

「居眠り磐音艶記゛」   作:松友 清司

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居眠り磐音艶記゛:第二十一巻 鯖雲ノ城 第五章 坂崎家の嫁 339ページ

磐音とおこん:居眠り磐音江戸双紙 第二十一巻 鯖雲ノ城 第五章 坂崎家の嫁 pp338-339

 

 

おこんは思わす湯から立ち上がり、刻々と変化を見せる神秘的な光景に目を奪われた。

それは一瞬の、自然がもたらす幻影であった。

(夢ではないかしら)

「おこん、湯あたりでもしておらぬか」

磐音の声がして、一人姿を見せた。

「あまりにも美しい光景に目を奪われていたの」

「風邪を引くぞ」

 

磐音の言葉に、おこんは湯の中で磐音に背中を晒して海を見詰めている自分に気付いた。

「あれ、恥ずかしい」

慌てて湯に浸かった。

「しっかりと温めよ」

磐音は長閑な声を上げた。

 

 

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ ここからが挿入部分です

 

 

「磐音様 一緒に入りませぬか?」

「なに? 一緒にとな。

 そうじゃな それもよいな。」

磐音は 浴衣を脱ぎ おこんの側に身を沈めた。

磐音は おこんをそっと引き寄せ。

磐音の胸に おこんの背中が 当たる形で おこんを抱いた。

磐音の手が おこんの胸に当てられる。

おこんの手も 胸に当てられた磐音の手を 上から押さえて

「気持ちいい。」

と 呟いた。

「そなたに 一緒に と誘われてよかった。

 こんなに 心が安らかになるとは。」

「私もでございます。

 本当に 不思議です。

 磐音様の 胸や 手が 肌が こんなに気持ちを 安らげて下さるものだとは。」

磐音の手に当てられている おこんの手が軽く握られ 円を描くように動かされた。

磐音も それに応え おこんの乳房を握り返した。

「あ~っ 気持ちがいい、・・・、あらっ? 磐音様のが、・・・、当たっております。」

「それはそうじゃ そなたと このようにしていれば このようになるのは 当たり前じゃ。」

「うれしゅうございます。

 磐音様は私の胸を 私は磐音様を、・・・、ふふっ、こんなになって。」

二人は それぞれに 相手の体を慈しんだ。

おこんの方が 我慢しきれなくなって

「磐音様のが 欲しい、・・・。」

と 磐音を誘った。

「ここでは横になるわけにもいくまい。

 ここは 猪も 馬も 入りに来るという野馬ノ湯じゃ。

 そこの岩に手をついて 海の方を向いてくれぬか。

 猪や 馬のようにしてみようか。」

「えっ 猪や 馬がどのようにするか 知りません。」

「犬ならば 知っているか?」

「あ~ はい 犬ならば、・・・、ふふ、・・・。

 でも 犬は 最後には 繋がったままで お互いに反対を向いてしまいます。」

「おぉ よく知っているな。

 われらは そこまではできぬ。

 よいか。」

「はい。」

おこんは 磐音に背中を見せて 海の方を向き 近くの岩に両手をついた。

前かがみになった おこんの腰を 磐音は右手で押さえ 左手で握ったそこを 膝を曲げながら おこんの脚の間にあてがった。

大きな磐音が 一尺近く低いおこんの脚の間に あてがうのは 膝をかなり曲げなくては ならなかった。

なんとか おこんの中に入った磐音は おこんの腰を両手で持ち 膝を伸ばした。

「あれ 磐音様 脚がつきませぬ。」

「大丈夫 しっかり持っておる。

 腕がつかれたら 言うのじゃぞ。

 後ろから見るそなたも 美しい。

 背から腰への形が なんとも美しい。」

おこんの腰を支えた磐音は おこんを突いた。

その度に おこんのあげる小さな声と お湯の動きがたてる音とが 磐音をさらに奮い立たせた。

しばらく 後ろから おこんを突いていたが

「腕がつかれたであろう。

 風呂の踏み石なら 座れる。

 このまま 踏み石まで行くので じっとしていてくれ。」

磐音は おこんを 後ろから抱きかかえ 踏み石まで下がり 腰を下ろした。

おこんも 磐音が入っているところに手を添えて 抜けないように助けていた。

磐音が踏み石に腰を掛け おこんは磐音の腰に座っていた。

「おこん そなたが動いてくれぬか。」

「はい」

おこんは 言われるままに 腰を動かそうとした。

「磐音様 出ていきそうで、・・・、困ったわ。」

「大きく動くことはない。

 難しいなら それがしにつけたまま 円を描くようにな。

 ・・・、うん うまいではないか。」

「そのように 言われても、・・・、恥ずかしゅうございます。」

おこんは 自分の動きに合わせて 切なげな声をあげた。

おこんが腰を動かしている間 磐音は 後ろから おこんの胸を やわらかく 揉んでいた。

「では それがしの脚を 挟むようにしてみるか?」

「こうでございますか?」

おこんは 磐音の太腿に跨った。

磐音は 膝を曲げ 脚を開いた。

それにつれて おこんの脚も 大きく開かれた。

「あれ こんな はずかしい、・・・、犬はこのような格好はいたしませぬ。」

「それはそうじゃ。

 人間だからこそ そなたと それがしだから できることじゃ。

 いやか?」

「いいえ でも どのような姿か思うと、・・・。

 それに お月様が 見ています。」

「月にみられているか。

 おぉ 三日月じゃな。

 われらの姿を見て にっこりと 笑っているような形じゃな。」

「はずかしい 、・・・、磐音様、・・・。」

磐音は おこんの言葉を聞きながら 左手をおこんの胸に回し 大きく開かれた おこんの両脚の真ん中に 右手を置き 指を クイッ クイッ と動かした。

「あっ、あ、あ、あ~。」

磐音が 指の動きを止めた時 おこんは磐音の背に体を預け ぐったりとしていた。

「おこん もう一度 湯につかり 部屋に戻ろうか?」

おこんは 辰平たちのことを 思い出し ハッとなり

「辰平さんたちが しびれを切らしているのでは?」

と 慌て気味に 尋ねた。

「大丈夫じゃ、そなたが 猿や猪と遭うと困るで 見張ってくる。

 夕餉は 若い者同士で 始めていてくれ と言ってきた。」

おこんは 顔を磐音の方に向け 安心した様子で

「磐音様の 精気を戴いておりませぬ。」

「いや 昨夜も したでな。

 今宵は これで十分じゃ。

 我慢も 必要じゃ。」

「磐音様が そうおっしゃるなら、・・・、辰平さんたちが 待っていますものね。

 こんだけ 満足したのでは 罰が当たりそうで。」

おこんは 磐音と一緒に 湯につかり 磐音の方に向き直り 唇を重ねた。

 

 

↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑ ここまでが挿入部分です

 

 

磐音とおこんは再び辺菰集落の船着場に雲次の船で到着した。

「雲次どの、しばし待ってくれ」

「好きなだけ過ごしちょくれ」

照埜が持たせてくれた、菊を入れた閼伽桶を提げた磐音は石段を眺め上げた。

石段の途中に柿の大木が何本か植えられ、熟した柿の実を烏が突いていた。

三百段の石段の二箇所に休み所の踊り場が設けられていたが、なかなか急峻な階段だった。

上方の踊り場の左手には地蔵堂があった。

そこにも柿の大木があって葉が色付き、風に散っていた。

「参ろうか」

 

 

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