※この作品はR-18です。

「居眠り磐音艶記゛」   作:松友 清司

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居眠り磐音艶記゛:第七巻 狐火ノ杜 第三章 行徳浜雨千鳥 178ページ

おこんと吉右衛門:居眠り磐音江戸双紙 第七巻 狐火ノ杜 第三章 行徳浜雨千鳥 p178 三 の前に挿入

 

おこんの顔に硬い笑みが浮かび、それが泣き顔のように崩れる。

前方に顔を向け直すと、広小路を小走りに今津屋へと駆けていった。

磐音はおこんの背を呆然と見つめていた。

 

 

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ ここからが挿入部分です

 

 

今津屋に戻ったおこんは 気を取り直し 奥向きを仕切る奉公人の顔に戻った。

「そうだ 明日は 大安だわ。」

と呟き 何かを決心したように 一人頷いた。

吉右衛門の入浴には 大安・友引の日に 吉右衛門の背中を流し 大安には もう一つ踏み込んだ 世話をするようになっていたおこんは 吉右衛門が我慢できなくなり その時が来るのが分かるようになっていた。

翌日 浴衣の裾を絡げ 吉右衛門の後ろから 手を回して 身体を洗っていたおこんが

「旦那様 今はお艶さまと一緒にいると思っていてくださいまし。

 しっかりと目をつぶって 旦那様に触れているのは お艶さまだと 思っていてください。」

「いつも そのように思っていますよ。

 そうでないと そなたにも お艶にも 申し訳がない。」

「それでようございます。

 しっかりと目をつぶっていてください。」

吉右衛門は おこんが 今日に限って 念を押すことに 何かを感じていた。

何があっても おこんのするがままに 従おうと思った。

「それでは 失礼します。」

おこんは いつものように シャボンを手になじませると 吉右衛門のそこを握り 前後に動かしたり 左手でその根元を握り 右手を広げて 吉右衛門のその先端を くるくると撫で回したりした。

おこんに 触られることにも慣れてきたのか おこんにこのようなことをさせるのは短い時間でいい と思っているからか 吉右衛門のそこは 以前より すぐに力をつけ 大きくなっていった。

おこんは そろそろ と思い 少し強く握って 前後へ動かす手の動きを速めた。

吉右衛門も おこんがあと5・6回も動かせば と思った時 おこんは 素早く吉右衛門の前へ回り 咥えて 握った手でしごいた。

吉右衛門は

(やはり何か違ったことを)

と思いながら 我慢をすることを考えたが おこんに咥えられ 手を動かされて 自分の思いに関わりなく 果てた。

おこんは 吉右衛門のそこが ビクビクと動いている間も 頭の動きを止めなかった。

おこんに咥えられたそこは 今まで以上に固くなり 動きを止めてからも しばらくは大きなままになっていた。

おこんは 吉右衛門から離れ 口の中のものを素早く処理をして 吉右衛門の後ろに回ってから 吉右衛門のそこを握りながら

「旦那様 目を開けてもよろしゅうございます。

 お疲れさまでした。」

と告げた。

「ありがとう おこん。

 今日は いつも以上に 気持ちがよかった。

 今までとは 違うことをしてくれたようだが・・・。

 何回も 訊いていますが お艶との約束とはいえ イヤイヤしているのではありませんか。

 自分の気持ちを 殺してまでして してもらうのでは 私もつらくなります。

 そのようなことは イヤイヤでは ありませんよね。」

「はい もちろん 初めは緊張しましたが イヤイヤではありません。

 おかしな言い方かもしれませんが 旦那様のお身体の変化を 楽しませていただいています。

 ただ・・・。」

「ただ なんです。」

「旦那様が こんの方を向いて下さらないのが 残念でなりません。」

「このようなことをして貰っているのは うれしいが・・・やはり 恥ずかしい。

 前を見せるのは さらに恥ずかしい。」

「こんの方を向いていただかないと できないことがあります。

 こんは 旦那様に 気持ちよくなっていただいた後 ちゃんと洗うところまでを させていただきたいのです。」

「お艶と 入っていた時には 向かい合って お互いを洗っていましたな。

 昔のことだが・・・。

 少し・・・いや かなり恥ずかしいことだが この次は そなたの方を向いてみましょうか。

 笑わないでくだされよ。」

吉右衛門は 決心をした。

「笑うなどと 滅相もございません。

 今まで通り 目をつぶって お艶さまのとのことを 思っていてくださいまし。

 お願いいたします。」

おこんは シャボンで手を洗うと 湯殿から出ていった。

吉右衛門は 精気が飛んだあとを探したが 今までのようには見つからなかった。

やはり今日は今までと違うことをしてくれたのだと確信した。

(あの感触はお艶が口に含んでくれたときの感触と似ている。

おこんも口に含んでくれたのか 伊勢原で おこんとお艶とはどのような話をしたのだ。)

 

六日後の大安になった。

吉右衛門も おこんも 緊張していた。

とはいえ 今までと同じように 座っている吉右衛門の背中を洗い 無理をしないで後ろから洗えるところは ぬか袋を使っていった。

おこんは何も言わず 吉右衛門の前に回り 両腕や上半身を洗った。

座っている吉右衛門は 腰回りに手拭いをかけていた。

両腕と上半身を洗い 湯をかけたあと

「立ってくださいまし。」

と声をかけた。

吉右衛門は 何も言わず立ち上がった。

おこんも 無言のまま 両脚を丁寧に洗い 太ももの後ろから尻を洗っていった。

丁寧に 湯をかけてから シャボンを手になじませると 洗い残している吉右衛門のそこをつかみ 握り 持ち上げ 下から手を添えて 洗っていった。

おこんの手があまり力を入れていないせいか 吉右衛門のそこは半ば大きくはなったが 下を向いていた。

湯をかけて流して終わったおこんは 吉右衛門に顔を向けて

「目をつむって そのままでいてくださいまし。」

と告げた。

何も言わず 目をつぶった吉右衛門の前に おこんはひざまずいて 右手で下から持ち上げ 左手で握り 咥えた。

六日前には シャボンを流さないままで 咥えたので 苦かった。

今日は シャボンを流した後で なんの味もしなかった。

食べ物を口に入れると 自然に唾液が出るように 吉右衛門のそれを咥えると 自然に唾液が出てきて 口の動きを滑らかにした。

口をつぼめて 軽く吸い込みながら 頭を前後に動かした。

頭の動きを止めた時には 口の中で舌を絡めながら 左手でしごいたり 右手の中にある二つの玉を擦ったりした。

吉右衛門のそれは どんどん力をつけていった。

おこんが口をつぼめて 軽く吸いながら 頭を前後に動かしていたが 弾みがついて口の奥にまで入れてしまった。

吉右衛門のそれの先が おこんの喉に触り おこんはむせて 思わず口を離した。

吉右衛門のそこは 太く大きくなり おこんの口から出た出たとたん 弾んでしっかりと上を向いたままになった。

「おこん だいじょうぶですか。」

吉右衛門も 驚いた様子で 目を開けて おこんを見ながら言った。

おこんの目が うるんでいた。

「無理をしないで もうやめにしましょう。」

「申し訳ありません 旦那様のものが とても大きくて むせてしまいました。

 大丈夫です。」

吉右衛門のそこは おこんが口を離した後でも 太く大きなままで 上を向いていた。  

「このようになっているのを 見られるのは 恥ずかしいのですよ。」

「いいえ 殿方はこうでなくては。」

といいながら 再び 咥えて 吸い しごき 擦り 舌を絡めていった。

吉右衛門の二つの玉が きゅ~っ と引き上げられ その時が近いことを おこんに知らせた。

おこんは むせないように気を付けながら 吉右衛門のそこを根元近くまで 吸い込んだ。

「いきますよ!」

と吉右衛門が おこんに告げ 果てた。

ビクビクとした動きが おさまるまで おこんは 咥えたままにしていた。

ようやく 動きがおさまり 少し小さくなりかけた時 吉右衛門から離れたおこんは

(精気って 誰のでも 同じ味なのかしら。

 そんなに いやな味ではないわ)

と思いながら 口の中の精気を手際よく処理した。

 シャボンを使って ゆっくり丁寧に洗い 軽くしごいて 残りの精気を搾り出した。

「旦那様 大きくなり始めています。

 もう一度 いたしましょうか。」

「何を言うのです。

 今日はもう十分です。

 ありがとう。

 それにしても そなた このようなことを どこで覚えたのですか。

 私は 少々 驚いてます。」

「ふふ 深川女は 耳年増なんです。

 それに お艶さまからも いろいろお話を伺い 教えていただきました。

 『夫婦の間は お互いが嫌でなければ 何をしてもいいのですよ。

  私も 旦那さまには あれこれとしましたが あれこれとしてもいただきました。

  それはもう、・・・、幸せでした。』

 と おっしゃっておりました。」

「そのようなことまで 話していたのですか。

 お艶と そなたは 本当に 仲が良かったのですな。」

「お艶さまは 私にとって 姉様であり 母様でもあります。

 私に 初めて月のものがきたとき お艶さまは すぐに気がついてくださり とても喜んでくださいました。

 お艶さまは どのようにすればいいのか 丁寧に教えてくださって 台所の女衆に お赤飯を炊くようにいってくださり お父っつぁんと一緒にお祝いを と半日のお暇をくださいました。

 13の時に おっ母さん いえ 母を亡くしましたので 母からは何も教えてもらっていませんでしたから どんなに安心したか。

 このような お艶さまとの約束は 是非とも守りとうございます。」

 

何回かの「大安の日の行事」の後 おこんは 不用意に立ち上がったためか 立ち眩みを起こした。

ふらっとした おこんが のけぞるように 倒れかかった時 吉右衛門は とっさに おこんの背中に手を回し 支えた。

吉右衛門が 浴衣越しとは言え おこんの身体に触れたのは この時が 初めてだった。

右手で おこんの背中を支えた吉右衛門は 左手をおこんの太ももの後ろの回し 抱きかかえた。

裾を絡げた浴衣から おこんの白い脚が 力なく垂れていた。

吉右衛門は

(さて どうしよう)

と 迷った。

(ここに寝かせるよりは)

と思い 湯殿の引き戸を 左手で開け 脱衣所の床に そっと寝かせた。

(おこんの髷がつぶれては)

と考えて 吉右衛門が脱いだ着物をまるめ 枕代わりにおこんの首の下に入れた。

おこんが倒れかかった時 とっさに背中に右手を回したため 浴衣の胸前が乱れていた。

はだけた浴衣から 小ぶりの胸のふくらみと 一寸足らずの桃色の円形の中央に二分ほどの突起が見えていた。

吉右衛門は 浴衣の打ち合わせを直そうとしたが 濡れている浴衣は 扱いにくかった。

何とか浴衣の胸前を合わせ直した後 裾を絡げた浴衣を元に戻していった。

おこんの 白い脚が 艶めかしかった。

おこんを 脱衣所の床におろしたとき 脚が軽く折り曲げられていたため 絡げた浴衣から出た白い脚と膝から太ももの半分ほどが 見えていた。

吉右衛門は 絡げられた浴衣の裾を引っ張り それにつれて 脚も真っ直ぐに伸びたのを見て 浴衣の裾を合わせて

「ふぅ」

と ため息をついた。

吉右衛門が 手拭いを水に浸し ギュッと絞って おこんの額に置いた時 おこんが目を開けた。

「申し訳ありません。旦那様」

と言って 起き上がろうとしたおこんを

「もう少し このままでいなされ。

 私は もう一度 身体を流してから あがりますでな」

と 湯殿に入っていった。

おこんは 吉右衛門が胸前を直しているときに 気が付いていた。

おこんは 吉右衛門が おこんの身体のどこも触らずに 浴衣を整えてくれているのが分かった。

おこんは うれしかった。

おこんは このような状況では 身体のあちこちを 見られても 触られても 仕方ないと 思ったが 吉右衛門は 旦那様は そのようなそぶりを 全くしなかったことが うれしかった。

(これが 本当に信頼できる「男」なんだ。

 私は このような旦那様になら もっと尽くすことができる)

とおこんは 思った。

 

大安ごとの「行事」は その後も続いた。

 

 

↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑ ここまでが挿入部分です

 

 

三

 

成田参りの季節には、行徳船場行きの定期船は、鎧ノ渡しのある小網町河岸から日に六十隻も出ていた。

だが、霜月も残り少なくなった時期だ、成田参りする人も少ない。

成田街道を旅する人の足として利用されているくらいで便船は少なかった。

 

 

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