まふゆの弟として生まれた俺は、とりあえず純真無垢なふりをして…… 作:ホワイト・コーヒー
朝比奈春が暁山瑞希と肉体関係を結んだ日の夜の九時ごろ。
まふゆが春を避けているのは以前変わらず。自室に籠もって勉強に集中していた。のはずだったが、あの日の夜のことを思い出し、書きかけのノートの開かれた机に向かい、部屋着のままズボンを下着ごと膝の間あたりまで下ろし、まっさらな白い秘部をさらけ出す。
そして、風呂場からこっそり持ってきた弟の下着を手に匂いを嗅ぎながら、もう片方の空いた手でさらされた秘部に指を割れ目の奥へ奥へと忍ばせ、手を溢れる透明な液で濡らす。
「すーはー、ぁっ、んはぁ、うん、ふぅ……、」
春の下着のつんとした臭いを嗅ぎながら、甘い声がこぼれる。
まふゆはあの日、春と体を結んだ日から、欲求不満でいた。
「(春とした時に、感じたあの満たされたような感覚。奏の曲では得られないこれは、何……?)」
自分でもこんなことしてはいけない。そう、分かっていてもあそこから湧き起こる疼きと求める手は止められず、毎日一人で必死に慰めることに勤しんでいた。
しかし、いくら自分でシテいても欲求が収まることはなく、より一層激しさを増して、春の肉棒を求めていた。
「こんなんじゃ、全然届かない」
もどかしさと苛立ち、ただ時間だけが過ぎて行き不満だけが日に日に募るばかりだ。
でも、時々思ってしまう。弟、春のモノさえあればと。しかし駄目だ。姉弟でそんなこと。絶対に……。
なんて、今日は気分が良い日なんだ。昼間からあの異常な性欲からは解放されたし、それにどさくさに紛れて暁山瑞希のパンツまで頂いてしまった。これでしばらくは発散できるだろう。
とか思ってたら、まふゆママから夜食をまふゆに持って行けとお願いされてしまった。
気まずいんだよなあ。すごい避けられてるし、目も合わせてくれない。一応持っていくだけ持っていくけど。
食器を運んで俺は、まふゆの部屋の前で扉をノックする。しかし、何も返事がない。
あれ? おかしいな。いつもなら何かしら、返事が来るはずなんだけど。
「夜食、置いておくよ」
うん、何も反応がないな? ちょっと会話することあっても無視はないでしょ。
俺は少し腹が立ってドアノブに手をかけると、あっさりと開いた。
扉を開けるとそこには、俺の下着を嗅ぎながら、自慰をするまふゆの姿があった。
まふゆもすぐに俺に気付くが、隠そうとしない。むしろ恍惚とした表情で俺に迫って来る。
うん? なんか怖いぞ。
あっという間に部屋に引き入れられると、扉が閉められ鍵をかけられた。
これから一体なにが起きるんでしょうねえ?
「ねえ、春。春の病気、お姉ちゃんにも移っちゃったみたい。春に治して欲しいな。それと、これは他の人には絶対にしちゃダメだからね」
そう言い、まふゆは俺のズボンを脱がす。
もう瑞希に手を出しちまった。
「うん、まふゆお姉ちゃん。約束するよ」
ただし、守るとは言っていない。
「っんく、うん、んふ、……むぐ、っぷはぁ!」
躊躇なくまふゆは俺の息子を咥える。
そんなに俺のが欲しかったのか~。もっと早くに言ってくれれば、いつでも用意してあげたのに。
まふゆは余裕がないといった様子で、俺の精液が飲みたいのか顔を激しく上下運動を繰り返す。
ちょっ、すごい積極的。
「まふゆお姉ちゃん。もう……、出る」
「んんっ、……ぅん。……んはぁ、はぁ、はぁ……」
マジか。自分から呑み込んだぞ。
「ねえ春、ここに……春の大きいおちんちんでいっぱい満たして欲しいなぁ……」
まふゆはベッドに転がり、俺に見えるように股を開いて、自らの手でまんこを広げる。
ゴクリ。
これはもう完全にオッケーということだよなあ?
俺はギンギンに勃起したちんこを、まふゆのだらだらと涎を垂らす下の口にお望み通り躊躇なく突っ込む。
まふゆのまんこは待ってましたと言わんばかりに俺の股間を包み込み、みっちりと絡みつき、俺の股間から快楽が襲う。
「き、……たぁ……!!」
そんなに欲しかったんだな。
俺は最初からフルスピードで全開ピストンを打ち込むと、まふゆの手と足が俺の体に絡みついて離さない。それに俺は興奮して肉棒をさらに膨張させ、腰をもっと早く動かす。
「あ、……ん。っはげし、……いっ……!」
まふゆはさっそく絶頂したのか、俺を強く抱きしめ全身を痙攣させる。
俺もそれにたまらず興奮して思わず、昼間、瑞希に散々吐き出したばかりの欲望を膣奥に押し付けて吐き出す。
ビュルルルルルッッ!!
「うっ……、ん、ぁ、はあ、はあ……っ!」
絶頂直後に再び、まふゆは軽くイったようだ。
当然ながら、これで終わることがなく俺のあそこも一回では収まらず、固いままだ。
それにしても、あんなに俺のことを避けてたまふゆが俺を求めるなんて、どういう心境の変化だ? そんなことを思ったが今はそれよりも目の前の極上を味わう以外考えられなかった。
射精した後も腰を振る勢いは止まらない。
俺はピストンをしながら唇を重ねようと思ったが、身長差で届かなかったのでまふゆの胸に顔を近づけてコリコリの乳首に吸い付く。もう片方の胸は手で掴んで感触を楽しむ。
「んっ……!」
まふゆはそれに応えるかのように俺の背中に手を回して、頭を撫でる。まるで赤子をあやす母親のように。赤子役の俺が腰を振り、母役のまふゆがそれで喘いでるという点に目を瞑ればそう見えるだろうが。
挿入したまま、姿勢を変えて今度はまふゆの片足を持ち上げ、俺がふとももに抱き着くような体位で行う。
空間にはぐちゅぐちゅと水音が響く音、肉がぶつかる音、まふゆの喘ぐ声が響き渡る。
「んんっ……! んっ、あんっ!」
それから、俺とまふゆは日が昇るまでお互いの体を貪り合った。疲れとか事後の事なんて忘れてただひたすらに快楽を求めた。
ただ前回と違うのは、拒絶していると思われていたまふゆが、俺の全てを受け入れたということだ。
次は奏です。