※この作品はR-18です。

滅亡   作:夢枕 七変化

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中編

 期間的に考えて、既に休みの日に入ってる筈なのにナミが来ない。前回の時に、虐めすぎて怒ったのだろうか。

 いや、ナミは俺が何をしても基本的に怒らない。一過性の怒りはあっても、困ったり悲しんだりする方が強いのだから無理がある。

 それに〝また来る〟と言っていた。約束は守る女だと考えれば、来られなくなるような何かが起きた危険性が高い。

 

 「ナミ……何処にいるんだ?」

 

 ワザと俺に心配かけるような女でもない。構ってくれなんて言う筈も無いんだ。

 何かあれば、俺が全力で迎えに行くと知って……いる、か?通常時は覚えていても、緊急時はスッカリその事を失念して、俺に迷惑かけないようにとか変な事考えてる可能性はあるな。

 ……任務が長引いて休暇が取れないか、厄介事に巻き込まれた民間人を助ける為に、己の休みを犠牲にしたのだろうか。だがもしそのどちらかなら、ナミは連絡を入れて来るよな。

 だとするなら、誘拐されたか……殺されたか。誘拐なら……そろそろ報せがあるだろう。

 ただの拉致では、やる価値が無い。いや、ナミに惚れた誰かに拉致監禁されたと言う可能性も無くは無いが……そういう類になら、ナミも俺が恋人であると告げるだろう。

 俺が恋人であるとあると知れば、慌てて解放するか、俺に繋ぎを取る筈だ。ならばこの可能性も無いと言える。

 それだとするなら、残されるのは誘拐のみ。海軍関係なら、大将達が動かされて騒動になってる筈だから、俺関連だと考えるのが自然だ。

 俺の恋人であると知っている相手に、弱点か見せしめとする為の道具として扱われるなら、生きてはいるだろう。それでも……そうなると逆に疑問が生まれる。

 可能な限り、ナミの立場も考えて隠してきたのに誰がナミと俺達の関係性に気付いたのか。そこまでの情報収集能力を持つのは……モルガンズとビッグマム海賊団だろう。

 もしも後者ならば、ナミの精神が心配だ。あの海賊団は〝家族〟でありながら、ナミの想像するような暖かなものは無い。

 俺の予想が外れて欲しいと願うのは、ある意味当然だろう。捕まった女海兵なんて……何をされるかは、女海賊が捕まった時の比ではないのだから。

 

 「ナミ……」

 

 名前を呼ばれた気がして眼をゆっくりと開けるけど、鏡の中にある鏡の空間で吊るされてる現実があるだけ。それも、足を大きく開いて、慣れさせる為という理由で差し込まれた二つの飴には明らかに媚薬が含まれてる。

 兄弟総出で縛り上げたり、辱めたりと……本当にいい趣味してるわ。でも、海軍のコートだけにされてのこれは間違いなく、海賊が海兵をと言う仄暗い感情が理由だと分かるから、必然的にアーロンを思い出してしまう。

 

 「気分はどうだ、ペロリン」

 「……良いように見えるなら、医者に頭と目を診てもらう事をオススメするわ」

 「口の減らねェ小娘だ。……そんなに、可愛がられたいか?ペロリン」

 

 言葉と同時に目の前に来て、私の顎を掴む。強制的に視線を合わせて、ニヤリと笑う醜悪なその顔。

 

 「私に、気安く触らないで!」

 

 思わず言った私から手が離れる。まるで反射的とでも言わんばかりのそれに、驚いてるのは双方同じだろう。

 何故私の言葉に従ったのか。互いにその答えが見えていない。

 それでも、呆然と眺めているのは無意味。私はフッと笑って小馬鹿にしてやる。

 

 「……そもそも、私は口がひとつしかないの。減ったら無くなっちゃうわ」

 「そんなに可愛がられたいなら、弟がお前を欲しがってたからそろそろ与えてやろう。もうココも……受け入れられる筈だ」

 

 言葉と同時に両方の飴をグリグリと動かされ、痛みに顔を歪めると小さく舌打ちされる。まだ足りないかと呟いたように聞こえたのは、どう言う意味だろうか。

 この飴、結構な質量あるのに。そう思っていたら、忌々しそうに私を睨むペロスペローが、けれども興味深そうに私を観察する。

 

 「……女海兵……最近は海兵に毒の耐性を付けさせるのか?ペロリン」

 「教えると、思うの?」

 「生意気な女は……好きじゃない。だから、飴を3倍の太さにして行ってやるよ。また、来るからそれまで、お漏らししながら反省してろ。ペロリン」

 

 その言葉と同時に、中に埋め込まれた二本の飴が太さを増す。ギチギチと中が悲鳴をあげるけど、声だけは出すまいと唇を噛み締める。

 肛門が受け入れられないと裂けて体液が溢れ出る事で、飴をゆっくりと溶かしてできた僅かな隙間から伝い落ちていく。すると、傷口から薬が直接入り込んで来て体温が跳ね上がるのを自覚した。

 

 「善がり狂う程になったら、それを愛しい男に送ってやるよ。ペロリン」

 

 その言葉に思わず睨み付ければ、生意気な女だと笑いながら去って行く。ピエロみたいなのは、見た目だけにして欲しいわと思いながら、何とか中に埋め込まれた物を弾き出せないかと考えていた。

 それから数日後、赤髪海賊団の元に一通の手紙が届けられた。断る事を許さない、ビックマム海賊団からの招待状には、強情な猫を一匹捕獲してある事が記載されていたのである。

 即座に戦争準備に入ろうとしたシャンクスを止めたのは、彼の右腕でもあるベックマンだ。だが、ただとめたのでは無い。

 彼もまた、静かに怒り狂っていた。そう……他の幹部が数歩距離を取ろうとしてしまう位、分かりやすく。

 

 「ナミに手を出すとか、龍の逆鱗に触れるのよりも厄介じゃねェか」

 「きっきーッ!!」

 「モンスターも同意見みたいだなー……。あ、もう少し塩強めが良かったか」

 

 ヤソップ、モンスター、ルーが他の幹部の影でそんな話をしているのは、勿論分かっていて無視する船長と副船長。とは言え、幹部を含めた全員、怒り心頭である事に間違いは無い。

 なんと言っても愛しい少女。全員にとって、妹や女神であり、やはり幼い少女なのだ。

 

 「……だが、ナミの映像や声、写真の一枚も付けて来ないとはな」

 「ナミが強情過ぎて、いい絵が撮れなかったんだろう」

 

 苛立ちを隠さないホンゴウと、冷静な態度を装うスネイク。そこに聞こえて来たのは、シャンクスを一時的に止める為のベックマンが放った言葉。

 

 「相手を討ち滅ぼすだけなら、問題は無くできるだろう。だが、こちらが犠牲を出せば……ナミが悲しむ。下手をすれば壊れるぞ」

 「なら、見捨てろとでも言うつもりか!!俺達が本気で暴れれば、同じ四皇それな「だからこそ、白髭を巻き込め」は?」

 「白髭には、ナミの弟がいる。一番隊の隊長……火拳のエース。ついでに言えば、ナミの予言により四番隊の隊長がその生命を喪わずに済んだと聞いている」

 「誰にだよ!?」

 

 シャンクスとベックマンの会話を受けて、ライムジュースが突っ込むものの、ベックマンは冷静な声色のまま煙草の煙と共に言葉を吐き出す。それに少し言葉を選ぶように、戸惑いを隠せない様子でガウが返した。

 そんな壮大な話は、寝耳に水。それ以前にそんな家族構成で、どうやって海軍に所属したのかと言われるのが当然と言えるだろう。

 

 「……ナミからな」

 「時々、最強ってナミなんじゃねェかって、俺思う」

 

 そんな面々に、ベックマンは頭痛を耐えるような顔で俯き、それから空を見た。まだ何かあるのかと皆が警戒する中で発せられたのは、想定外過ぎる言葉。

 幹部以外も含めて、二度とナミには逆らうまいと内心で誓うには十分過ぎるバック。その事に当人は無自覚であるだろう事実がまた、恐ろしい。

 

 「……ナミの弟が、革命軍にも居る」

 「は?」

 「革命軍のNo.2参謀総長、サボ……彼が、ナミの弟だ。例え革命軍全体が動かなくとも、サボ一人でも大きな戦力だろう」

 

 その戦力が一斉に襲って来たら、流石に俺も危険だ。明らかに無理な事をさせたり、死ぬギリギリまでベッドに繋いだりした事を思えば自然と眉が寄る。

 本気で怒った時も、悲しそうな顔で口をきかない程度の抵抗しかしなかったのは、そうなると謎だ。全てが事実ならば、ナミは己の価値を理解してないにも程があるだろう。

 

 「ナミって、なんで俺にその力使わなかったんだ?」

 「お頭を含む大切な存在のやる事は、大抵何しても許すし許容するのがナミと言う生き物だ。だが、その大切な人間に知られれば、そちらが暴れないとも限らねェぞ」

 

 その会話の中で、その上海軍に所属してて大切にされてたよな……なんて呟きが聞こえれば……やる事はひとつ。迅速な根回しのみである。

 その日のうちに白髭海賊団、革命軍、海軍に連絡を入れたシャンクスだったが、その全てが即日動きを見せた。これが……世界を揺るがす戦争の引き金となる。

 表向きは、四皇である赤髪海賊団と白髭海賊団が会うという事で海軍が動き、それを革命軍も注視して集まっている……と言うスタンスで進んだ。それでも、世界最高レベルの情報収集能力を持つビッグマム海賊団が、この事を素直に信じて騙される訳もなかった。

 世界最高峰の戦闘能力を持つ集団が動き出した時、ビッグマム海賊団はそれに対抗する為に己の弟分であるカイドウへと連絡をした。それをカイドウは面倒に思ったものの、集まった戦力にこれは殺すにしても殺されるにしても悪くは無いとばかりに動き出す。

 これに伴い、カイドウは軽い調子で電伝虫を手にした。それはビジネスパートナーたる男に通じるもの。

 

 「……どうだ、調子は」

 「フッフッフッ……どうもこうも、海軍が妙な動きをしているのが気になってるだけだ。そっちは何か掴んでるのか?」

 「どうやら、リンリンの奴が海軍のお姫さんを拉致したらしくてな、戦争になりそうだ。参加するか?」

 

 本来ならば、そちらについて戦うべきだろう。その方が闇としての立場が安定し、金にもなる。

 それでも彼には表の顔がある。そちらも無視する事はできない。

 

 「七武海として、呼ばれるかもなァ……」

 「ああ、表の仕事か。そうなれば、その時は敵だが、流石に直接は攻撃するつもりはねェ。俺は……リンリンの側で白髭の奴を始末してようかと思ってるから、サポートもできねェがな」

 

 そんな会話の後、悪のカリスマと呼ばれる男は焦りを感じていた。カイドウやビッグマムと戦うのはリスクだが、その二海賊を敵に回しても海軍が争うと決めたのならばその理由は限られると理解出来てしまうから。

 だが、もし本当にそうならば……何故、白髭海賊団が関わるのか。海軍の至宝とは隠されていた為に会えたのは一度だけで、その時に揶揄うように重ねた唇が、全てを思い出させた。

 大切な女であった事は間違いない。それでも、いや、だからこそ安易には動けないだろう。

 仕方ねェな……。調べてみるか。

 そうして腰をあげた男が、革命軍まで動いている事を知り、頭を抱える事となる。そんな事はこの時点では、誰も知らないのだが。

 所戻って赤髪海賊団の元では、先行して突入して来たエースと、そのお守りとして飛んで来たマルコが甲板でもてなされていた。酒を飲ませておかなければ、シャンクスの期限はMAXで悪くなり、覇気を垂れ流すのだから酒で沈めておこうと思われたのは当然だろう。

 

 「ナミ……ナミー……」

 「既にナミと泣く犬だな」

 

 呆れを隠さないベックマンの言葉に、マルコは苦笑を浮かべる。それは恐らく、エースもそれとほぼ同じ状態だからだろう。

 それでも、そうして弛緩した空気なのは後僅かな期間だと全員分かっていた。そんな中でも、いや、そんな中だからこそ、彼等はその空気を歓迎し楽しむ。

 そんな時に届いたのは、映像電伝虫とナミの髪。嫌な予感しかしない中で赤髪海賊団は幹部だけを集め、その嫌なタイミングで集まった海軍と革命軍のサボ、そしてエースとマルコでその映像を確認する事となる。

 それにより映し出されたのは、ナミの妖艶で韻尾な痴態。けれどもその瞳が完全に虚ろで、口にしている言葉が完全な嘘である事は慣れた者達には否応無く分かるもの。

 それでも、ナミを知らない者には堕ちたようにしか見えないだろう。そう思ったのに……。

 

 「見事な……演技力だねぃ……」

 「人の大切な姉貴に……何してくれてんだかなァ……余程、引き裂かれたいらしい」

 

 ナミとは会った事も無い筈のマルコと、記憶を取り戻した出会いの時の他は会っていない記憶が戻って間もないサボでさえ、それに気付いた。その様子に、これはビッグマム海賊団にもバレてるのだろうかと不安になる。

 だが今はそれよりも……無言を貫く他のナミ馬鹿達がヤバい。その空気だけで、世界を滅ぼしそうな勢いだ。

 とは言え、俺とていつまでも冷静なフリさえできない。ナミを揺さぶる男は、ビッグマム海賊団の次男……カタクリだろう。

 未来を予知できるレベルの見聞色の覇気を扱う男にとって、脆弱でありながら強くしなやかなのに妖艶である姿は魅力として映ったのかも知れない。だが……反射的にナミが抵抗しようとした時の抑え方が妙に甘いのが気になる。

 まさか、こいつ……素の甘っちょろいナミを見て、惚れたんじゃねェだろうな。だとしたら、厄介だ。

 阿呆な位お人好しなナミは、自分に向けられる恋愛感情には恐ろしく鈍いのに、どうしてか人の心の傷だけは敏感に感じ取る。海賊をやって名を馳せた男で、心に傷のない人間は存在しねェ。

 つまり、ナミは必然的にこいつにも甘い筈だ。……いじめ抜かれていても、相手の心に弱さを感じ取った瞬間、それを受け止めちまうのはナミの美点であり悪い所だろう。

 底無し沼に男の心を落としちまうそれは、計算ではないが故に問題だ。その上本人は、複数の男達に愛される事を望んで等居ないのだから。

 映像の終わりに意識を失ったナミの首に手を伸ばす形で終わったそれは、そうして起こしているという意味か。それとも……こちらの出方ひとつでいつでも殺せるという脅迫なのだろうか。

 どちらにしても、安い挑発だ。分かっているのに、苛立つ気持ちを上手く消化できそうもない。

 

 「……目的はひとつ。ナミを取り戻す事だ」

 「その事に異論は無いが……あんた達とナミの関係性を教えて貰いたいね。事と次第によっては、海軍としては……あの子を処罰する必要がでる」

 

 知将、つる。海軍においてナミの保護者的立ち位置にあり、ナミが素直に慕っている家族枠の相手。

 俺の言葉に賛成の立場である筈なのに、誰よりもナミを想いながら、それでも私情に流されまいとする。……ナミが、歳を重ねたらこうなるのだろうか。

 

 「俺はナミの弟分だ。ガキの頃、エースと俺、そしてルフィの三人はナミに守られて、鍛えられていた。今俺やエースが簡単な航海術を身に付けているのも、ナミが教えてくれたからだ」

 

 俺が黙っている間に、革命軍の参謀総長がそんな事を言う。そう言えば昔、ルフィを含めたこの三人が誘拐された時のナミの暴れっぷりは半端なかった。

 身内に激甘なナミの地雷は、当然身内であるこいつらだ。そんな甘くも暑苦しい愛情に浸されて育ったこいつらが、ナミに対して激しい執着心を抱くのも当然。

 それはまァ……俺も似たようなものだが。そんな事を思って自嘲した時、困りきったようなつるの声が船室に響いた。

 

 「ナミの、弟?……本当にあの子は、ガープの馬鹿はその活躍で血縁に問題の奴が多く居ても許されてるが、ナミの場合……認めさせるのは難し「助け出した後で、そこは考えたらいいだろ。まずはナミを助け出さねェと……変なもん植え付けられてからじゃ遅い」」

 

 遮るようにして言葉を告げたエースに、その場にいた全員の視線が集まる。妊娠でもさせられたら、ナミはそれを殺すなんてできないだろう。

 あれは、頭に馬鹿のつくお人好しだ。それに、俺や白髭は兎も角として、通常の海賊は闇と通じている。

 つまり、どんな薬や異物を使われるとも限らない。エースの言い分は正しい。

 俺が無言で動き出せば、マルコの鋭い声が俺を引き止める。まるでマルコも、ナミに想いを抱いているのではないかと、そんな事を想像させる程にその声は強い何かが含まれていた。

 

 「……取り戻せたとして、その時心や身体が壊れていたり、望まぬ結果が待っていたとして……それでもアンタは……ナミを愛せるのかよい?」

 「マルコ……。野暮な事、聞くなよ」

 

 ガキの頃から敵対して来た。それでも俺は、このマルコと言う男を嫌いになれない。

 生きて傍に居てくれたら、それだけでいい。壊れたナミを見て嘆く俺達の為に、姿形が変わっても、その心は必ず帰って来て俺達に寄り添うと知っている。

 取り戻しに行こう。泣く事もできずに、自ら壊れゆく道を選ぶだろう気高い女神を取り戻す為に。

 その先誰も、俺とナミの関係性を確認しようとも、何もしなかった。ガープの爺さんだけは孫達を海賊の道に誘ったと怒り続けていたが、それは俺の影響とは限らないだろうと心底思いつつ笑って進む。

 意味のわからない、奇跡のような連合隊が突き進む。大切な存在を、取り返したいと願うから。

 来るなら来いとばかりに海には何も配置していないビッグマム海賊団の様子に、退路を絶って確実に自分達の島に沈めるつもりなのだと言う意識が見える。海軍のつるが船を守る為に一般兵を残すと言いだし、俺は幹部以外は同じく船の守りとして残した。

 文句はそれ程出なかったが、ヤソップが〝ナミが帰る家を守っててくれ〟と言った事で僅かな燻りさえ消えた。そうして進む俺達に、止まる理由も止められる理屈も存在しない。

 少し遅れて到着した百獣海賊団を含めたビッグマム海賊団と、赤髪、白髭、海賊団に加えて海軍と革命軍と言うこの世界で想像しうる最悪の戦争が、幕を開ける。世界滅亡の引き金を引いた女として、後に語り継がれるだろう少女は何も知らず、ただ静かに逃げ出す隙を伺っているのだが、その辺りは次のお話で。

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