女らんまと異世界冒険記 ※AIイラスト挿絵920枚付き 作:RNOVEL
らんまとファイヤーパフォーマンスをしながら、弱点であろう勾玉がくっついた顔が出るのを待っていたのだが。
オレのオーラダガーは玄武に避けられてしまった。
すると、玄武はその場で甲羅の中に隠れてしまった。
作戦大失敗。
今の奇襲で自分の弱点がバレてしまったのかのように、玄武は反撃もせずに、ただ、ただ、その場で静かに甲羅の中にいるだけ。
恐る恐る、オレが甲羅の中を覗くと一瞬だけ、玄武と目があった。言葉は交わさずとも、絶対にここからは出ないぞ。と意思を表する目に見えた。
「わ、悪ぃ……らんま」
オレはらんまに向かって頭を下げた。自分の実力を過信していた。あのファーストクエストのときに出来たのだから、勇者の力を得て、身体能力が大幅に上がった今なら、楽勝で玄武の額にオーラダガーを突き刺せるだろうと。過信していた。
なんで、外したかはわかる。玄武が気づくのが早かったんじゃない。あの日、オークを倒したときと同じだけの緊張感をオレが持っていなかったからだ。すべてはこのオレの責任。このまま、ずっと、頭を出さないまま、何日も待つかもしれない。
頭を出したとしても、玄武は警戒しているはずだ。二度と額の勾玉部分に攻撃する事は不可能かもしれない。
四聖獣討伐の第一歩はオレの過信でチャンスを失ってしまった。
夕日が沈む浜辺で頭を下げていると、らんまの明るい声が聞こえた。
「ま、大丈夫、大丈夫♪」
オレの顔を上げさせると、ニッコリとらんまが微笑んだ。
「らんま……」
「大丈夫だって。もう一度、こいつの顔を出させるなんて、容易い♪ 容易い♪」
「そんな、また、何十分、いや、何時間待つかわからないのに……」
「どーせ、こいつ、オスだろ?」
らんまが甲羅に隠れている玄武に向かって声をかけるとピクッと甲羅が少し反応した。
「なにか、方法が……?!」
「任せろって、オレたちはニコイチだ。達也はこいつの後ろに回って、スタンバッてくれ。次こそ、チャンスを逃すなよ?」
言われるままに、オレは玄武の尻尾部分のほうに回りこんだ。オーラダガーを作り出し、握りしめた。今度は絶対に外さない。次ので必ず仕留めてみせる。
「玄武センパ~~イ、は・や・くぅ~~ん♡」
らんまがブリッ子声を玄武に向かって出すと、甲羅がビクッと反応した。
次の瞬間。
ふぁさっと、玄武の前方にビキニアーマーのブラ部分を脱ぎ捨てた。
「さ、下も脱ごっと」
そのらんまの台詞に、すっかり緩みきった玄武は、甲羅からスケベ顔を飛び出させた。
今だ!
オレはらんまの生おっぱいを見たい気持ちを堪えて、後ろから一気に……。
勾玉にオーラダガーを突き刺した。
グサッ。
鈍い音を立てながら、玄武は痛かったのか、はたまた、らんまのバストトップをじっくりと拝めなかったのか、涙を流しながら、勾玉を残して消えていった。
「やった……やった……なんとか、倒した……」
緊張感が解け、腰が抜けそうになりながらも、なんとか立っているオレに上半身裸のらんまが抱きついてきた。これも、あのとき、初めてオークを倒したときと同じだ。抱きつかれ、らんまの素肌と密着する感触も。
「やったな! 達也、めちゃくちゃ強い相手だったけど、倒せたな。オレたち二人でさ!」
四聖獣との最初のバトルに勝利し歓喜するらんま。
「ちょ、らんま……おっぱい丸出しで抱きついてくるのヤバイッて……あっ」
らんまが抱きついてきたことで、ズボンの中で一気に勃起したペニスは射精してしまった。
ドピュピュッ。
結婚しても、オレのウブなペニスはらんまと初討伐を祝ったあの日と同じだった。