※この作品はR-18です。

女らんまと異世界冒険記 ※AIイラスト挿絵920枚付き   作:RNOVEL

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3-36☆.ラブホテルでバトル

「楽京斎、待ちやがれぇえ!」

 

 らんまとの変態セックスですっかり忘れていたが、オレたちは楽京斎から白虎の勾玉を奪いに来たんだった。

 

 無人のラブホテルの廊下を逃げていく楽京斎。5階フロアの奥の部屋へと入っていった。鍵をかけられる寸前でオレとらんまも飛び込む。

 

 楽京斎が後退し、回転ベッドの上まで逃げていった。オレとらんまも、続けて回転ベッドの上に飛び乗る。

 

「気持ちいい思いしたくせに、追いかけてくるとはふてぶてしい奴らだ」

「楽京斎、勾玉とらんまの潮拓をよこせ!」

「よこせと言われて、よこすやつがおるか!」

 

 楽京斎がスイッチをオンにすると、回転ベッドが回転しはじめる。それもゆっくりな回転ではない、高速回転だ。

 

「どわぁああ~?!」

 

 振り落とされたら、大怪我しそうなくらいに速く回転し続けるベッド。

 

 回転をはじめた円形のベッドの上で楽京斎と対峙する。

 

 オレは右手にオーラソードを形成させ、つま先に体重を移動させながら、楽京斎へと攻め入った。楽京斎も八宝斎と同様に卓越した武道家だ。回転するベッドの上でもシュンシュンっと小さな身体で飛び回って、オレのオーラソードを自慢の筆であしらった。

 

 腰にはくるっと巻物のように大事そうに、先ほど、作られたらんまの潮拓を抱えている。

 

「楽京斎、覚悟ぉお!」

 

 オレはオーラソードの出力をあげ、大剣サイズにして、大きく振りかぶった。

 

「達也、そのサイズはまずい。ここは部屋ん中だ」

 

 振りかぶったオーラソードになにかがひっかかっている。

 

「しまった?! スプリンクラーか」

 

 気がついた時にはオレのオーラソードがスプリンクラーを破壊し、そこから大量の水が噴射されてしまった。

 

「ぶわっ、冷てっ……!」

 

 楽京斎も含めた、その場にいる全員が水を天井から浴びた。

 

「きっひっひっひひ、子供の姿でも戦えるんだぞ」

「子供の姿っ!」

 

 楽京斎はらんまたちと同様に呪溺泉の泉に落ちて変身体質となっていった。楽京斎が落ちた泉は『童子溺泉』

 

 今、スプリンクラーからの水を浴びたせいで、オレたちの目の前にいるのはさっきまでの妖怪じじぃではなく、子供と変わってなっていた。頰にナルト柄の描かれた子供の姿となった楽京斎の名前は楽太郎。

 

「楽京斎! ……じゃなくて楽太郎! 待ちやがれ」

「ややこしいけど、仕方ないか」

 

 楽太郎(子供の姿)となった楽京斎が回転ベッドから飛び降りて、逃げていく。らんまがその場にあったカードのようなものを投げつけた。

 

【挿絵表示】

 

「逃すか!」

 

 シュッ!シュッ!っと投げつけたカードは楽太郎に避けられ、見事、TVの横に刺さり、TVの画面からはアダルトビデオが始まってしまった。しかも洋モノ。

 

『あっはーん!! オーイェア♡ オーイエァア♡』

 

 外国人の男性が金髪の女性に絡む映像がTVから流れ出す。しかも、盛り上がっているシーンで、スパーンスパーンと男と女の肌がぶつかり合う音までスピーカーから流れ出している。

 

『カミーン! カミーン! カミンカミンカミン!アッハーア♡』

 

「どわ?! らんま、それは有料チャンネルを見るテレビカードってやつだ!」

 

「な、なんだってぇ?!」

 

 オレたちは、あまりの昭和なアクシデントに合いながらも、その場で楽京斎との戦闘を続けた。

 

「待ちやがれぇええー、楽太郎!」

 

 頰の赤らみを消すかのようにらんまが威勢よく、楽京斎を部屋の中で追いかけ回す。

 

「しつこいやつらだ。雷神猛筆拳!円陣火炎墨っ」

 

 楽太郎が筆を一振りすると炎を呼び出した。

 

 オレは炎を見るなり、廊下に消火器が備え付けてあったことを思い出す。

 

「らんま、これを使うぞ」

「おうぅ!」

 

「達也&らんま現代奥義!消火器ぃ!!」

 

 消火器から消化剤を放出し、火炎を消していく。

 

 続いて、楽太郎が行う行動にオレは予測がついている。

 

「らんま、次は鼻を摘まめ」

「わかった!」

「山葵爆煙墨っ!」

 

 楽太郎がワサビ入りの爆炎を投げつけてくる。がしかし、オレとらんまは鼻をつまんでいたので、山葵爆煙墨の爆煙を防いだ。

 

「ぐぬぬぬー、見切ったか」

 

「へっ、伊達に楽太郎、あんたと何度も戦闘してないからな。多彩な筆技はもう通用しないぞ」

「まだまだぁあー、半紙手裏剣っ!」

 

 苦し紛れに懐から出してきた半紙を楽太郎が投げつけてくる。まるで柔らかい素材の半紙でオレたちはダメージを食らうはずもなく。

 

「へへへ、もう技がないみたいだな、楽太郎」

 

「年貢の納め時ってやつか♪」

 

「くぅう……ならば、勾玉の力で倒すのみ。オマエたちで試してやろう。青龍と白虎の勾玉の力を!」

 

 楽太郎が懐から、二つの勾玉を取り出し、エネルギーを貯め始めた。目の前に青と白の巨大なエネルギーが集まってくる。

 

「勾玉だ、ま、まずいい!!」

 

「ちぃい、仕方ねぇえーー! 達也、やるぞ」

 

 らんまがオレに廊下に落ちた半紙を渡してくる。

 

「らんま、まさか……」

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