女らんまと異世界冒険記 ※AIイラスト挿絵920枚付き 作:RNOVEL
19♥.出航
翌朝のこと。熱く濃厚な一夜を過ごしたオレとらんまは、乗せてくれる船を探すことにした。しかし、思っていたほど簡単じゃなかった。
船に行って料金を聞けばいいのだと簡単に考えていたのだが、高校生の悲しさで社会の仕組みが全然わかっていなかった。お金を払うと言っても、ぜんぜん取り合ってもらえないのだ。近寄ることもできなくて、追い払われた船まであった。
「乗船チケットいるのかな、どこで売ってるんだろ?」
4隻目の船に断られて、呆然としながららんまが言った。遊覧船じゃないのだから、そんなものが要るのだろうか。
「ちょっと……待って、達也……少し、休ませてくれ」
らんまは朝から具合が悪そうだった。あまり喋らないし顔色も良くない。
「腹でも痛いのか?」
「痛いよ」
不機嫌そうな顔と声でらんまが答えた。
「股関節も膝関節も両方メキメキ言ってるし。お腹の中も頭もぐっちゃぐちゃ」
ゆうべは力一杯らんまの脚を抱え上げて、腰を叩きつけるようにピストンしまくったのだ。
二人で桟橋に腰を下ろして、屋台で売っていたサンドイッチをかじる。揚げた魚に辛いソースがかかっていて意外と美味い。これでコーラがあれば言うことがないのだが、そんなものはこの世界にはない。
「あんたら、船を探してるんだって?」
男がオレたちを見下ろして言った。
「お金は払うと言ってるんですけど、断られちゃって……」
「どこへ行く気だ?」
そう聞かれて、オレは答えに詰まった。目的地なんか決めていないし、そもそもこの世界のマップもいまだにわからない。
「盗賊団をやっつけてきて、次の冒険に向かうのさ。行き先はどこだっていい」
らんまが格好をつけたセリフを吐いた。でもそんなこと言って大丈夫なのか、オレの胸の中を一瞬不安が横切った。
「人なんか乗せる船はめったにないぞ、荷を運ぶ船ばっかりだからな。だが、良かったらオレが探してやる」
「えー、ホントー?」
「明日の同じ時間、ここへ来な。それまでに見つけてやるよ」
「ありがとうございます!」
何とかなりそうでホッとする。馬車を売ってしまったから、ここから陸路でどこかへ移動するのは簡単じゃない。
そして、再び、宿屋で夜を迎える。
「達也ぁ……」
夜、オレの体の下でらんまが言った。
「ん?」
オレはらんまの乳首を口にふくみながら、唸るような声を出した。
「こっちには、もう……戻る気はないのか?」
オレはらんまの胸をもむ手を止めた。
「こっち……って?」
「ここから船に乗って……」
らんまがオレの頭に手を回して、胸に押しつけた。オレの頬の下で、らんまの乳が柔らかくつぶれる。
「そしたらさ……ここに来た、ログイン? したところ。もう、行けないかも知れねぇからさ」
「あ……」
オレはそのことが、すっかり頭から抜け落ちていた。
「達也が、もう元の世界に戻る気ないんだって思ったから。オレ、達也に抱かれたんだけど……マジで、いいの? オレで」
オレはベッドに手をついて体を起こして、らんまの顔を見下ろした。
「達也に中出しされちゃったから。もう、あっちに戻っても、男にならないような気がしてるんだ……だから、達也がこっちで生きていくって決めたなら。オレはそれでもいい」
オレは背中がザワザワ寒くなったような気がした。
「ホントに……もう、男にならないのか?」
「わかんないけど……そんな気がする。中出しされて……今朝から、何だか体の中が今までと違う気がする」
らんまの言ったことが頭の中でぐるぐる回った。オレは、本気で、こっちでらんまと暮らしていく気があるのだろうか。単に、雰囲気に流されてセックスしてしまっただけなのか。
らんまとキスして舌を絡めた。
「うう……」
うっすら湿り気をおびているらんまの襞の中へ指を押し入れると、らんまが苦しそうに眉をゆがめた。
「爪、痛ぇからさ……そっと……」
指の腹で、ゆっくり襞の中を擦る。脚を大きく拡げさせて、オレはそこに唇を近づけた。
「あうっ!」
らんまが体を震わせた。下から上まで、舌先で何度も舐め上げる。
「きゃうぅぅぅぅぅ……」
らんまがオレの頭を両手で押さえつけ、爪を立てる。
「いや、いや! もうだめ!」
「挿れていい?」
「そっとね……ゆっくりだからな。きのう、体裂けるって思っちまった」
らんまの体をベッドに組み敷いた。キスしながら、固く張りつめたペニスの先端で襞の中をゆっくり擦る。
「う……う……ああ、ああん……」
らんまが唇を離して、頭をのけ反らせた。
「らんまの中に挿れる」
らんまが頭をのけぞらせたまま、小さく頷いた。ペニスの先端が、襞の奥に隠れたくぼみを探りあてた。
「あうう!」
らんまが苦しそうに呻いて、オレの下で体をよじった。ペニスの先端が、らんまをこじり開ける。
「あううううう……」
『こつん』と、ペニスの先端に固い感触。
「ううーっ!」
「ああ……」
オレは息を吐いて、らんまの体を抱きしめた。
「らんま、だいじょうぶ?」
「うん……」
無我夢中だったゆうべより、少しだけ気持ちに余裕があった。
オレの、体の一部がらんまの中に入っている。それがセックスって行為なのは知っていたけど。実際にそうなってしまうと、何て表現していいのか困るほど、とにかく感動だった。
『だから……やっちゃうと、もう離れられなくなるのか』
オレは腰を動かしながら何となく理解した。オレはらんまを自分の物にして、同時にらんまの物になってしまったのだ。
「あ、あ、あ、ああ……ああ。あ、あ、あ、ああ、ああ! ああ! ああん!」
オレが腰を動かすと、そのたびにオレの上のらんまが声を上げる。
『おれ……らんまと、シンクロ……してる』
「ああ……ああ……あ、あ……」
オレもらんまに合わせるように声を出していた。
「あ、あ、あ……あ! ああっ、あ……うっ!」
ビュッ、ビュッとオレはらんまの中に射精した。
「あっ……ああ、あっ、あっ、あ……」
ドクンとペニスが脈打って精液を吐き出すたびに、らんまが声を上げる。らんまが震えながら唇を求めてきた。舌をらんまの口の中に押し入れて、舐め回す。
「んぐうぅぅ……」
らんまがうめいて悶える。オレがまた腰を動かし始めると、二人が結合したところから卑猥な濡れた音。
「んっ、んっ、んっ……」
体でらんまを押しつぶすような状態で、おっぱいに顔を埋めてオレは腰を振る。
「あ、あ、あ、達……也……まだ……あ、あ、ああ……」
「あ、あ、ああっ!」
たて続けに二発目。オレは汗で濡れた顔をらんまのおっぱいに埋めて荒い息を吐き続ける。
「達也ぁ、もう……ダメ……もう……許し……て……」
らんまが泣くような弱々しい声を上げた。まだオレのペニスはらんまの中で固いまま、ドクドク脈打っていた。
そして、オレとらんまは裸で宿屋のベットの上で眠りついた。
翌朝
「少し……楽。最初より」
宿の食堂で、らんまがドンブリみたいなカップを抱えて言った。朝食はパンもサラダもシーフードもある。らんまは暖かいミルクティを飲んでいた。
ミルクティーはすごく甘くて、何か舌にザラザラしたものが残る。それにハーブかスパイスの香りが強くて、オレはあまり好きじゃない。
「聞いてるのかよ」
らんまが不機嫌な声で言った。
「うん」
何でらんまが不機嫌なのかはわかっている。
「やめてって言ったのに、3発もやりやがって……」
一度も抜き出さないで3連発、最後はらんまがマジ泣きしたのだ。たしかにらんまの華奢な身体にはオレのペニスは大きすぎる。
「毎晩これじゃ、体が壊れちまう。身が持たねーぜ」
航海中にメシが出るかどうかなんてわからないので、一応食料と水を手に入れて。昨日の人を待った。
「おう。人を乗せてくれる船をみつけてやったぜ」
思っていたより早くその人が現れた。
「だがここじゃなくて、隣にある漁港から出るんだ」
その人についてしばらく歩き、その漁港に着いたけど。なんだか寂れた雰囲気だ。漁港なのに船がほとんどいない、人もいない。
「ずいぶん……寂れちゃってますね」
「ここんところ魚が獲れなくなっちまったからな、みんな出稼ぎに行ってる」
2本マストのけっこう大きな船があって、もう出港の準備が始まっているようだ。
「乗せてほしいってお客人を連れてきたぜ!」
その人が声をかけたけど、船員は無愛想に頷いただけだった。雰囲気があまりよくない。
「船賃は中で船長と相談しな」
何かを言う暇もなく、渡り板が外されて船は桟橋を離れた。甲板の上は慌ただしく船員が動き回って、誰に話しかけたらいいのかもわからない。
「あの人に、お礼も言えなかったな……」
船員の一人が来て、小さな扉を指した。ハシゴで下に降りるらしい。下は真っ暗で、何だか嫌なニオイが充満している。
「あっ」
らんまが声を上げた。
「なに?」
らんまの視線を追うと、恐ろしく狭い中に人がみっしり詰め込まれている。よく見ると、みんな手をロープで縛られて繋がれている。
「これって……」
バン! と頭の上で扉が乱暴に閉じられて、中は真っ暗になってしまった。
「奴隷……売り飛ばす、船?」