※この作品はR-18です。

女らんまと異世界冒険記 ※AIイラスト挿絵920枚付き   作:RNOVEL

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5-2.水の都ウェスティリア

船を降り、サラバトの地へ降り立ったオレとらんまはウェスティリアへと向かっていた。王宮の門をくぐり、まずはウェスティリア王に挨拶することになった。王宮は美しい建築物で、圧倒的な威容に圧倒されながら、オレたちは王の間に案内された。

 

「はじめまして、ウェスティリア王陛下。私は達也、横にいるのが妻のらんまです。お呼びいただきありがとうございます。」オレは一礼し、らんまも優雅にお辞儀をした。

 

「達也さん、らんまさん、我がウェスティリアを訪れてくれてありがとう。私たちウェスティリアは、あなたたちの冒険を聞いて感銘を受けました。是非、ウェスティリアにも力を貸していただきたいのです。」王は優しく微笑んで言った。

 

「お力になれることがあれば、喜んでお手伝いさせていただきます。」オレは真摯な表情で答えた。らんまも同意するように頷いた。

 

その後、オレとらんまはウェスティリアの街を案内されることになった。街は清らかな水で溢れており、あちこちで小さな噴水が飛沫をあげていた。子供たちが水遊びをしており、その様子を見るだけで癒された。平和そのものだった。

 

しかし、ウェスティリアの王は言った。隣国であるグランゼンからの攻撃への備えが必要だと。それがオレとらんまがウェスティリアへ呼ばれた理由だったのだ。

 

そんな緊張感とは対照的に、子供たちの水遊びは穏やかで平和そのものの光景だった。

 

【挿絵表示】

 

「達也、あのお店、美味しそうじゃね。」

ビキニアーマー姿のらんまが指差した。女性よりも女性らしい見た目とは裏腹にオレとらんまの会話は、男子高校生同士の会話となにも変わらない。

 

そんならんまが指差した方向には、魚介類が並べられた屋台があった。

 

「お、美味そうだな。そうだね、ちょっと立ち寄ってみようか?」

 

オレは提案し、らんまも嬉しそうに頷いた。オレたちは屋台に近づくと、新鮮な魚がずらりと並んでいた。店主がにっこりと笑って迎えてくれた。

 

「いらっしゃい!ウェスティリア名物の魚料理はいかがですか?」

 

「ぜひ試してみたいですね。」

 

オレは笑顔で答えた。店主は早速、絶品の魚料理をふたつ用意してくれた。オレたちはその料理に舌鼓を打ちながら、ウェスティリアの美味しいものに感動した。

 

その後も、オレたちはウェスティリアの街を散策し、様々な場所を訪れた。

 

古くからの歴史ある建築物や、美しい庭園、賑やかな市場など、どこを訪れても息を呑むような光景に出会った。らんまと仲良く、オレはこの素晴らしい国を満喫していた。

 

ウェスティリアの街で夕食を楽しんだ。昼に訪れた店と同様に夕食で入った店の料理も絶品だった。ただ、肉類はなく、魚介類はメイン。オレもらんまも魚介類は好きなほうだが、魚介類が苦手な人にとってみれば、ウェスティリアの食事は耐えられないだろう。

そんな美味しい料理とともに、地元の人たちと楽しい会話を交わした。彼らはオレたちを温かく迎え入れてくれた。

 

夜になると、ウェスティリアの街は美しいイルミネーションで彩られた。青い光が川面を照らし、まるで夜空に浮かぶ星のようだった。らんまと一緒にその光景を眺めながら、オレは改めてこの国の美しさに感動した。

 

「なぁ、達也……」

「どうした、らんま?」

「このサラトバ地方には、他にも3つの国があるって言ってたよな。みんな仲良くできないのかな?」

「うーん、確かにそうだね……。とりあえず、オレたちの役目は、このウェスティリアを守ることだから。もしサラトバ地方全体の平和がその先にあるなら、それが一番いいけど……、簡単にはいかないだろうな」

 

「難しいことは分からないけれど、オレはさ、こうやって、また達也と一緒に旅ができて嬉しいよ。これからもよろしくな、相棒!」

そう言うと、らんまは顔を綻ばせてにっこりと笑った。その笑顔は、心からの喜びと期待に満ちていた。

 

そして、オレは、この笑顔を絶対に守りたいと水の都ウェスティリアの夜景を前に、心から誓うのであった。

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