女らんまと異世界冒険記 ※AIイラスト挿絵920枚付き 作:RNOVEL
水の神殿はウェスティリアの南に位置し、美しい湖に囲まれた神秘的な場所にあるとのことだった。湖を渡るには、ウェスティリアの漁師たちが使う小舟を借りる必要があった。オレたちは漁師の村へ向かい、村の長老に水の神殿への行き方を尋ねた。
長老は船を貸してくれることに同意し、さらに水の神殿へのルートについても教えてくれた。
「水の神殿へ行くには、湖の真ん中にある小島を目指すんじゃ。そこから、神殿へ行くための地下のダンジョンへと進みなさい。ただし、魔法を使う魔物が数多く、潜んでおるから、気を付けて進めよ」
「なるほど、魔法を使う魔物ねぇ……」
「ウェスティリアの兵士たちも、近年では、あまり、こちらには来てくれんからのぉ。久しぶりに水神様の様子を見に来てくれるおぬしらが来てくれて感謝じゃ」
オレたちは長老に礼を言い、小舟で湖を渡り始めた。湖は静かで、水面が太陽の光でキラキラ輝いていた。
「なぁ? あのじいさんさ、水神の盾を持ち出すって知ったら、怒りそうじゃないか?」
「たしかに……、そうだな」
どうも、ウェスティリアの王が暴走しているようにも思えなくもない。従い続けて、戦争が悪化する可能性もあるかもしれない。なにより、ウェスティリアとこの漁師の村の関係も良さそうではない。
やがて、湖の真ん中にある小島が見えてきた。オレたちは小島に上陸する前に、布服から、水着を取り出した。無言でらんまに渡す。
「な、なんだよ、これ……」
「わかってるだろ。あぶない水着だよ。この先には魔法を使うモンスターが多くいるって長老が言ってたろ。だから、着替えて。どうせ、オレしかいないんだから」
「はぁ?達也しかいないって、これから、神聖な場所へ行くってのに、こんな変態な格好できっかよ」
「なんだと〜?! これのどこが変態な格好なんだよ。どんな魔法でも跳ね返す聖なる籠を受けた。れっきとした勇者の妻の正装備だ!」
オレは、もっともそうな事を理屈っぽく並べた。そう、この『あぶない水着』は、オレがこの冒険で最も大事にしている防具だ。なんせ、この水着を着用したときのらんまは最高だからな。これまでも、魔法系の攻撃が多い場所では、着せてきた。
「ふーん、正装備じゃなくて性装備に思えるけどね。ったく……わかったよ。着ればいいんだろ?着れば」
そういうと、らんまはビキニアーマーから、あぶない水着に着替えるのであった。
「ほら、これでどうだ?文句ねえだろ?」
らんまは恥じらいつつも、試着してしまえば、気にすることなく、そのダイナマイトなボディを見せてくれた。
「はいはい、文句ないない!」
「ふんっ……、ドスケベ勇者め……」
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