女らんまと異世界冒険記 ※AIイラスト挿絵920枚付き 作:RNOVEL
オレとらんまは、水神の盾を手に入れた後、ウェスティリアの王宮へと戻った。布のカバーを被せた水神の盾を大事に持ちながら、オレたちは意気揚々と、王の間に入りました。
水神の盾を取ってくるのは、極秘任務だったため、兵士が席を外した後、オレは布を取り、水神の盾をウェスティリア王へと見せた。盾全体に美しい青い光沢があり、水のように見える盾。それが水神の盾だ。
「ウェスティリア王、無事に水神の盾を手に入れることができました!」オレは、誇らしげに盾を差し出しました。
「おお、達也殿、らんま殿、見事な成果だ!この盾はウェスティリアを守るために必要なものだ。お前たちの活躍に感謝する。」
王は、オレたちに感謝の言葉を述べ、盾を受け取ると、大事そうに王座に置いた。
「この盾は私が大切に保管しよう。」
次の任務もあることを聞いておかねばならない。他国との戦争を止めるために独自で動くことも考えられるが、それだと、このウェスティリアからの支援が受けられない。なら、まずはウェスティリア王の駒として動くべきかと思った。
ずるい考えではあるが、もしも、オレたちの考えと任務が合わなければ、途中で変えればいいだけだ。選択肢は多いほうが良い。
「次の任務は何でしょうか、陛下?」
王はしばし、考えた後、次の任務を与えてきた。
「レスランドにも、神の復活を阻止するために様子を見に行ってほしい。」
「なるほど。レスランドですか、先日、エルフェアルも少しだけ覗きましたので、レスランドも非常に気になっておりました」
そこで、ウェスティリア王はレスランドについて詳しく説明してくれた。
「レスランドは世界の食糧庫で農牧地が広がり、食料輸出も盛んな国だ。王都も繁栄していて、まさにグルメな国と言える」
「グルメ……?! ……ごくっ」
食いしん坊のらんまが、グルメな国というワードに反応した。
「ふふふ、色々と美味しい料理もあるから、楽しむと良い。一方で、平地が多く資源が不足しており、特に木材が足りておらず、エルフェアル森伐採で過去に何度も揉めている。ただし、グランゼンほど、他国に攻めるような真似はしない」
「ふむ……、それでレスランドの神について調べてくれば良いのですね」
「そういう事になる、もしも、神が復活していれば、すぐに私へ教えてくれ」
王は、オレたちに宿泊券を渡してきた。
「これは?」
「これはウェスティリアとレスランド国境近くの旅館の宿泊券だ。達也とらんまには、大変、世話になっているからな。旅館はウェスティリア領だが、料理長はレスランド出身で味は絶品だ。ゆっくり楽しんでから、レスランドへ向かいなさい。」