女らんまと異世界冒険記 ※AIイラスト挿絵920枚付き 作:RNOVEL
オレは夜中の和風旅館で八宝斎の奇襲をなんとからんまと共に追い払ったものの、ジャマールの霊魂石は奪われてしまった。気を取り直し、らんまと一緒に旅館を出発し、レストランドへと向かうことにした。
レスランドへと入ると、広大な農牧地が広がっていた。
ずいぶんと田舎な国なのかと思いきや、農牧地を越えると、レスランド都市部が遠くに見えてきた。オレもらんまも、この国での食事を楽しみにしていた。レスランドはグルメな国として有名だからだ。
王都を歩きながら、最初の食事の店を探した。どうせなら、この街で一番の店が良い。直感を信じて、雰囲気も良さそうな一軒の店を選んだ。店に入ってみて、メニューを開くと、その料金に驚いた。ウェスティリアでの食事よりも、ゼロが1つ多いのだ。
「らんま、見てみろよ、こんなに高いんだぞ。」
「ああ、オレも気付いてるってば。こんな値段じゃ、とても食べられねーよ。」
あまりお金を持っていないオレたちは諦めて、他の店にしようとするが、どの店も高かった。肩を落として歩くオレたちだったが、そんなとき、カジノが目に入った。
「おい、らんま。あそこにカジノがあるぞ。」
「ん? ああ、確かに。」
オレはらんまにカジノを指差し、二人で目を輝かせた。カジノで一攫千金、大儲けをして、レスランドで食事をしようと意気投合したのだ。
「じゃあ、オレたち、カジノで稼いで食事にしようぜ。」
「いいんじゃねえか。オレ、カジノなんか行ったことねえけど、やってやるよ。」
「まぁ、この無差別格闘流の早乙女らんまに任せておきなさい」
オレたちは決意を固め、カジノに入ることにした。華やかな雰囲気に包まれたカジノで、オレたちは興奮を抑えきれなかった。
カジノの扉を開けると、目の前に広がるのは煌びやかな空間だった。シャンデリアが天井からぶら下がり、それに照らされる金色に輝く装飾が至るところにある。音楽が響き渡り、人々が陽気に踊っている様子や、ゲームに興じる様子が見える。オレたちはその光景に目を奪われながら、カジノの中へと進んでいった。
「おい、らんま。どのゲームから始める?」
「んー、オレはスロットマシンかな。あれ、どうせ運次第だろ?」
「それなら、オレはルーレットにしよう。こっちも運だけど、何となく勝ちそうな気がする。」
オレとらんまは、それぞれのゲームに挑戦することにした。スロットマシンで夢中になるらんまを見ながら、オレはルーレットテーブルへと向かった。
「おいおい、達也、勝ってるのか?」
「まだ分からないけど、なんとかなるさ。お前はどうだ?」
「オレ? まあ、イマイチだな。でも、まだ諦めねえよ。」
しばらくゲームに興じた後、オレたちはお互いの成果を確認した。オレはルーレットで若干の利益を上げることができたが、らんまはスロットマシンで大損していた。
「くそっ、オレの運はどこに行っちまったんだ?」
「落ち着け、らんま。これからだって、運が上がるかもしれない。」
オレはらんまを励ました後、二人でカジノを散策していると、モンスターバトルが行われている格闘場を見つけた。
「おい、らんま。あそこでモンスターバトルがやってるぞ。」
「モンスターバトルか。そういえば、カジノでこういうのもあるって聞いたことがある。」
興味津々で見ていると、格闘場では2体のモンスターが激しく闘っていた。1体は炎を操る赤いトカゲのような姿をしていて、名前は「ファイアーザード」。もう1体は氷を操る青い狼のような姿をしていて、名前は「アイスファング」だ。
オレはらんまと一緒にモンスターバトルの様子を見ていた。ファイアーザードの炎攻撃は強力で、一時は優勢に立っていたものの、アイスファングが氷でファイアーザードの足元を封じ、逆転勝利を収めた。
「おいらんま、アイスファング、強かったな。」
「ああ、でもさ、次の相手も楽じゃなさそうだぜ。」
次の対戦相手はサンダーコングという名前で、グランゼン出身でゴリラの姿をしていた。オレたちはアイスファングに残りのコインを賭けることにしたが、アイスファングはサンダーコングに圧倒され、大負けしてしまった。
「くそっ、また負けちまった。」
「まだ、諦めるのは早い。もう少し頑張ってみようぜ。」
オレたちはカジノの借り入れを利用して、負けを取り戻そうとルーレットやポーカーに挑戦した。しかし、結果は思うようにいかず、多額の借金を背負ってしまった。
「どうするんだよ、オレたち。こんなに借金しちまって。」
「落ち着け、らんま。なんとかなるさ。」