※この作品はR-18です。

女らんまと異世界冒険記 ※AIイラスト挿絵920枚付き   作:RNOVEL

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5-30.グリンガムの鞭

オレとらんまは、プタゴラスに教えてもらった通りに村を出て、地図に従って北東へ進んだ。足元には土がごろごろと転がり、草木の匂いが鼻をくすぐる。

 

岩山を越えながら、らんまがプタゴラスの孫であることについて考えていた。

 

「なぁ、達也。あの、プタゴラスの孫のロランって、ほんとうに奇妙だったよな?」

 

らんまは言った。オレはロランがプタゴラスの孫であることを思い出し、少し考え込んでから答えた。

 

「そうだな、ロランはプタゴラスに似たような仕草をしてたな。血がつながってるから、仕草も似るんじゃないのか?」

。

らんまは「そうかもしれないね、でも、プタゴラスがあんなスケベだったら、ロランもスケベなのかもな」とニカっと笑い、深く考えることなく、話を終えた。

 

 

そして、大きな岩山を越えても、古代の神殿どころか、何もない。目の前に広がるのは、小麦畑が延々と続く風景だけだった。

 

「なんだよこれ…プタゴラスの話だと、もうちょいで神殿があるはずなんだけどさ」

 

らんまは、疑いの声を漏らした。

 

オレも心の中で疑問を抱いていたが、プタゴラスが教えてくれた呪文を思い出した。

 

「らんま、プタゴラスが教えてくれた呪文を試してみるか?」

 

らんまは首をかしげながらも、賛成してくれた。

 

「まぁ、試すだけ試してみようぜ」

 

オレは呪文を思い出して、ボソッと言ってみた。

 

「アルカディア・ルミナス・ヴェリタス・エクスプローラ・レスランド」

 

その瞬間、突如として小麦畑に大きな風が吹いた。風が吹き荒れる中、魔法陣が現れ、その中心から古代神殿が姿を現した。

 

「マジかよ!プタゴラスの言ってたことが本当だったんだな」

 

らんまは驚きの声をあげた。

 

オレも目を丸くして、神殿の姿を見つめた。

 

「これが古代の神殿か…すごいな」

 

神殿は巨大で、荘厳な建造物だった。壁には複雑な文様が刻まれており、何千年も経った古代の匂いが漂っているようだった。

 

「よし、じゃあ、中に入ってみるか?」

 

らんまは意気揚々と言い、神殿へと入っていった。

 

内部は洞窟のような構造になっていた。神殿の中央部分はプタゴラスの言うとおり、先らしい。

 

モンスターがいつ出るかわからない。気を引き締めていく必要がありそうだ。

 

らんまが先頭に立ち、オレはその後ろをついて進んだ。暗い中、わずかな光が石壁を照らす。この場所が何千年もの間、秘密に包まれていたと思うと、背筋がゾクゾクした。

 

道中、突然モンスターが現れた。その名はグロウラー。大きな口を持ち、牙が鋭く、目がまるで炎のように赤かった。

 

「オレがやるぜ!」

 

らんまは、手に持っていたグリンガムの鞭を振り回し始めた。グリンガムの鞭は、らんまの思いのままに変幻自在に形を変える。鞭になったり、硬い棒のようになったりと、まるで生き物のようだった。最初は鞭で戦うことに躊躇していたらんまだったが、次第にお気に入りの武器になっていた。

 

【挿絵表示】

 

「さすが、カジノの景品なだけあって、強いな、その鞭」

 

「おーーーほっほほっほ!! 女王様とお呼びーっ♪」

 

らんまが鞭をしなやかに振るい、モンスターを攻撃すると、ビシバシという音が聞こえ、それだけでも痛々しいほどのダメージをモンスターに与えた。

 

続いて、別のモンスターが襲いかかってきた。その名はヴァイパースラッシュ。体が長く、蛇のような姿をしていた。鱗が鋭い刃物のようで、触れるだけで怪我を負ってしまいそうだった。しかし、らんまは手持ちの鞭で見事にこれも倒した。

 

次々に現れるモンスターたち。クロウフィストという名の怪物は、鳥のような姿をしていて、鋭い爪で攻撃してくる。それに対しても、らんまはグリンガムの鞭で難なく倒していった。

 

オレは、らんまが鞭を自在に操る姿に見惚れてしまった。らんまの動きは俊敏で、まるでダンスのようだった。だが、その時、らんまが気づいてオレに注意を促した。

 

「おい、達也!オレを見てる暇があったら、ちゃんと周りに気をつけろよ!」

 

【挿絵表示】

 

らんまの言葉に、オレはハッと我に返った。

 

「あ、ごめんよ。ちょっと見とれちゃってさ」

 

「ぼーっとしてると、オマエのことも鞭でビシバシ叩いちまうぜ?」

 

らんまの言葉に、オレは苦笑いしながら謝った。

 

「わかったよ、気をつける。」

 

オレはらんまの言葉を受けて、周囲に気を配り始めた。神殿の中は薄暗く、足元にも気をつけなければいけない状況だった。モンスターもまだまだ現れそうだし、油断はできない。

 

オレたちがさらに洞窟の奥へ進んでいくと、次々と現れるモンスターたちとの戦いが続いた。らんまの巧みな鞭さばきでどんどん倒していくものの、オレも最善を尽くして役に立とうと奮闘した。

 

やがて、洞窟ダンジョンを抜け、神殿の中央部分に到着した。

 

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