※この作品はR-18です。

女らんまと異世界冒険記 ※AIイラスト挿絵920枚付き   作:RNOVEL

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5-37☆.おさげの女恥ずかしい写真

オレたちは、街を出てプタゴラスの住む村に向かって歩いていた。そのとき、街の入り口で偶然、ロランに会った。彼は、オレたちが神に会えたかどうかを聞いてきた。

 

「神には会えたぜ。女神トリスタンにな」とオレが答えると、らんまは口を開いた。「そんなイタズラ好きな神には見えねえよ」と。

 

ロランは、にやりと怪しい笑みを浮かべて、意味深なことを言った。「まだ、気づかないのかな。それじゃあ、またな」と言って、オレたちを置いて去っていった。

 

「何のことだ?」とオレがらんまに聞くと、らんまは肩をすくめて答えた。

「世のなかには、変なやつもいるようだな、ま、気にしないようにしようぜ」

 

それから、オレたちは、プタゴラスが住む村へと戻ってきた。

 

プタゴラスの家に入ると、そこには、ロランとプタゴラスだけではなく、女神のトリスタンもいた。3人とも、髪を撫でる仕草をしていた。

 

らんまが、「なになに?!」と驚いていたが、オレにはわかった。

 

「らんま、オレたち、一杯食わされたぜ。こいつら、同じ人物だ」

 

「へっ……?!」

 

プタゴラスはにっこり笑って、正体を明かした。

 

「そうですよ。実は私、ロラン、トリスタン…全部同じ人です。私は変身の術を使って、あなたたちを試すために様々な姿に変身していたんです」

 

らんまは驚きのあまり、口を開けたまま言葉が出なかった。オレも驚いたが、なるほどと納得した。

 

3人の姿が重なり、ひとりの人間、いや、神となった。

その神は、ロプトと名乗った。

オレは、そのイタズラ好きの神のロプト尋ねた。

 

「つまり、お前はただのイタズラ好きの神様だってことか?」

 

「そうとも言えますね。でも、あなたたちが本当にこの国を救いたいという気持ちがあるかどうかを確かめたかっただけです。そして、あなたたちが素晴らしい勇気と心と知恵を持っていることがわかりました」

 

らんまはやっと言葉を取り戻し、怒りを露わにした。

 

「だったら、最初からそう言ってくれよ!オレたちは、グランゼンの巨人を倒すために必死になってるんだぜ!」

 

プタゴラスは少し申し訳なさそうに笑った。

 

「ごめんなさい。どんな願いも叶う場所があると言っても、このレスランドは食と娯楽に国。神を信じるものもいませんでした。なので、ロランとして、私の封印を解く勇者を待っていました。見事、あなたたちは、素晴らしい勇者でした。勇敢で、そして、エッチで。ここまで来たことで、私も力を貸そうと思います。リバイアサンの力は本当です。ウェスティリアの滝に行って、そこでリバイアサンの力を得られます」

 

「じゃあ、あの写真はどうすんの? あんなことまでさせやがって!」

 

プタゴラスは再びにっこり笑った。

 

「あのポラロイドカメラには特別な仕組みがあり、何度も撮影することで、二人の戦闘力が少しずつ上がっているんです。ただ、二人とももともと十分に強いので、効果は限定的ですが」

 

オレたちは一安心し、らんまもやっと怒りが収まったようだった。でも、写真の件はまだ気になっていたんだ。

 

「じゃあ、写真はどうするんだ? 受け取らないのかよ……」

 

らんまはロプトが受け取らなそうだったのが残念とでも言いたそうな表情だった。

 

ロプトはちょっと考えてから答えた。

 

「それは…達也くんが大事に保管して、必要な時に使ってもらっても構いませんよ。オナネタにでもなってくれるのなら、それはそれで、ふふふ」

 

「オナネタ??!」

 

オレは顔が真っ赤になった。その言葉には思わず反応してしまった。

 

「そんなこと言わないでくれよ!」ってオレは叫んだけど、らんまもプタゴラスも大笑いしていた。

 

それにしても、オレたちの冒険はまだこれからだ。リバイアサンの力を手に入れ、グランゼンの巨人を倒すために、ウェスティリアの滝へ向かわなければならない。

 

「じゃあ、次はウェスティリアの滝だな。行こうぜ、達也」

 

らんまが力強く言って、オレも頷いた。

 

「ああ、行こう。グランゼンの巨人を倒すために!」

 

そう言って、オレたちはプタゴラスの家を後にし、ウェスティリアの滝へと向かった。

 

*****************

 

その夜、オレは部屋でひっそりと、撮影したらんまの写真、つまり「おさげの女・恥ずかしい写真」を手に取った。心臓がドキドキしていたが、じっくりと、らんまがいないところで見ておきたかった。

オレは写真をじっくりと眺めた。撮影はオレだが、これは紛れもない「おさげの女・恥ずかしい写真」だ。らんまの照れ笑いと、恥ずかしげな表情が、オレの心をくすぐった。それに、何枚かは、らんまが心から撮影を楽しんでいるかのような表情が読み取れた。

 

【挿絵表示】

 

元の世界で、天道なびきかららんまの写真を買った時のことを懐かしく思い出していた。

 

今は、こうして、旅をして、写真も撮影するカメラマン役をこなしている事が自分でも信じられなかった。

 

「あの、トリスタンのようなイタズラ好きな神に感謝しないといけないかもな…」とオレは心の中でつぶやいた。

 

 




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