女らんまと異世界冒険記 ※AIイラスト挿絵920枚付き 作:RNOVEL
オレとらんまは、遠いレスランドからウェスティリアへ帰ってきた。ウェスティリアの王に報告を済ませ、グランゼンの巨人を倒すために、技の特訓を行い始めることになった。
「達也、図書館で調べた情報によると、水神が祀られている場所はどこだって?」
らんまが、興味津々で尋ねてきた。
「ウェスティリアの西の山の滝だよ。」オレはらんまに答えた。
「それじゃあ、早速行ってみようぜ!」らんまが、力強く言った。
オレたちは、ウェスティリアの西の山の滝を目指して出発した。情報によると、オレが水の魔法で空中に魔法陣を描き、らんまが飛龍昇天波の要領で拳を高く振り上げることにより、水神のリバイアサンの力を呼び覚まし、技の威力にその力が応用できるという。
滝に到着したオレたちは、早速水着に着替えて滝に入り、特訓を開始した。冷たい水がオレたちの身体を包み込む。
この滝の名前はシルバーリーフの滝という名前だそうだ。美しい景観と清冽な水が多くの旅人や冒険者たちを魅了していて、水神が祀られているという伝承があり、その神秘的な力を秘めていると本に書かれていた。幸い、周りに人はいないので、特訓に集中できそうな場所だった。
「さて、それじゃあ、魔法陣を描くぞ!」
オレは、水の魔法を使い、空中に魔法陣を描き始めた。らんまは、それを見ながら、拳を振り上げるタイミングを計っていた。
「達也、もういいか?」
らんまが、焦り気味に尋ねた。
「待って、もう少しで…」
オレは、最後の一筆を加えると、魔法陣が完成した。
「よし、行くぞ!」
らんまが、飛龍昇天波の要領で拳を高く振り上げ、水神のリバイアサンの力を呼び覚ますために全力で拳を叩き込んだ。しかし、何も起こらない。
「なんでだ…。もう一回やってみよう!」
オレは、再び魔法陣を描き、らんまも拳を振り上げた。それでも、何も起こらなかった。
「何でだろう…。情報が間違ってるのか?」
オレは、悩みながらもう一度魔法陣を描いた。らんまも、同じように悩んでいたが、拳を振り上げる姿勢を崩さなかった。
オレたちは、何度も何度も試し続けた。しかし、どれだけ努力しても、水神のリバイアサンの力を呼び覚ますことはできなかった。
「くそっ、どうしてだ…!」
らんまは、悔しさに滝に向かって拳を叩きつけた。
オレも同じ気持ちだった。
「どうしてうまくいかないんだろう…。情報が間違っていたのか、それともオレたちがやり方を間違えているのか…。」
らんまは、しばらく無言で立ち尽くしていたが、突然顔を上げて言った。
「達也、もう一度、一からやり直してみようぜ。」
オレは、らんまの言葉に頷いた。「分かった。もう一度、最初からやり直そう。」
オレたちは、水の魔法で魔法陣を描く手順やらんまの拳を振り上げるタイミングを見直し、再度試すことにした。しかし、それでもリバイアサンの力は呼び覚まされず、オレたちは苦戦を強いられた。
夜が更けるまで、オレたちは滝で技の特訓を続けたが、結局、水神のリバイアサンの力を呼び覚ますことはできなかった。
「達也、今日はもう無理だ。明日またやり直そう。」
らんまが、疲れ切った様子で言った。
オレも同意した。「うん、今日はもう限界だね。明日、また頑張ろう。」
そう言って、オレたちは滝から出て、水着から普段着に着替えた。翌日の特訓にオレたちは、湖近くのロッジに泊まることにした。翌日の特訓に備え、身体を休めなければならない。
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夕食を終え、ロッジの部屋でくつろぐオレとらんま。しかし、今日の特訓での失敗が頭から離れず、どちらも沈んだ雰囲気だった。
らんまが、突然言った。「達也、俺たち、本当に水神の力を使えるようになれるのかな…?」
オレは、らんまの不安そうな顔を見て言った。「分からないけど、諦めずに続けるしかないよね。」
らんまは、小さく頷いた。「そうだよね。ありがとう、達也。」
その夜、オレたちはベッドで横になりながら、お互いの心配事や不安を語り合った。そして、深夜になっても眠れずにいるうちに、らんまがオレの顔に近づいてきた。
「達也…」
らんまの目が、オレの目を真っ直ぐに見つめていた。
オレは、らんまの真剣な瞳に触れると、自然と唇が重なり合った。そのキスは、どちらもお互いを励まし合い、力を与えるものだった。
キスを終えたらんまが、微笑んで言った。
「達也、ありがとう。明日も一緒に頑張ろう。今まで、達也に助けてもらってばかりだったし、今回はオレが頑張るよ」
オレは、らんまの言葉に力をもらい、笑顔で答えた。
「ううん、らんま、一緒に頑張ろう。」
その夜、オレたちはお互いを励まし合いながら、明日の特訓に向けて心を一つにし、やがて眠りについた。水神のリバイアサンの力を手に入れるため、オレたちはまだまだ修行の日々を続けることになるが、その先に見える希望を信じて、一歩ずつ前進していくことを決意した。